Stan HO の葉巻型 UFO の写真 → ほぼ確実に捏造/HOAX
履歴
(2020-10-01) 追加 (2020-09-25) 追加 (2020-09-24) 作成前置
・Stan HO は香港在住で、多数の Orb の写真を撮影している人物。 ・Grant Cameron が彼を招いて遠隔インタビューしている。抜粋(デタラメ)
・2:30 -- 6:00 最初の UFO (葉巻型)目撃体験。これまでに何度も(9:10)。 ・7:00 明晰夢で UFO の中に。 ・9:30 女友だち(精神世界信者)いわく、私の過去世は ET だと。動画(57:56)
GRANT CAMERON with Stan HO on ORBS 2020-09-24 (2020-09-24)
(以下、2020-09-25 追加分)前置
・昨日掲載した記事(上)の 2枚目の UFO の写真(下に再掲)を見た時に、ピンと来た。そこで、確認のために調べてみたところ、やはり、ほぼ確実に捏造 UFO 写真だと判明した。 ・結果から言うと、下の UFO 写真が捏造であることは、Stan HO のインタビューでの関連の発言を何も聞かずとも、下の写真の中の情報で足りる。この写真に含まれる情報から、下のように撮影場所が特定できる。あとは中学生レベルの常識だけで捏造だと証明できる。証拠データ
・問題の捏造写真が下(再掲)。ビルに掲げられた Kodak の赤文字の K の左上に葉巻型(円柱形)の UFO が見える。 ・この写真の撮影場所を Google のストリート・ビューで探し当てた結果が下。"Hong Kong Kodak" のキーワードで直ちに問題のビルが見つかる。そしてビルの周囲の道路を少しうろつくだけで撮影地点が特定できる。以下の解説で必要なので画像は大きめにしている(クリックで拡大)。 ・以上で捏造の証明に必要な全ての情報が揃った。あとは中学生レベルの常識だけ。捏造の証拠を図解
・Stan HO がしでかした致命的なミスを図解すると…。 (作図がダルいので後日) … … …捏造の決定的な証拠
・やはり、図解はダルいので後回しにする。そのかわり、捏造の証拠を文章で説明しておく。 ・捏造の決定的な証拠は UFO の影。Stan HO の UFO 写真では円柱形 UFO の影が円柱の右下にあるが、左下であるべき(*1)。あるべき影の方向
・前回、添付した Google のストリート・ビューの写真から、問題の Kodak のビルは撮影地点(カメラの場所)から見て、ほぼ東の方向に建っている。 ・Stan HO が問題の UFO 写真を撮影したのは 2003-12-17 の 14:35 なのでほぼ冬至の午後。当然、太陽は南西の方角から差し込む。 ・さて、問題の写真の右側が南、左側が北に相当する。 UFO の影は右下なので、太陽は北側に位置していることになる。つまり、正しい太陽の方向は南西なのに、真逆の北側となってしまっている。 ・なお、写真の左側は海なので左側に高い建物は存在しない。なので、左側の建物のガラスが太陽を反射させてそれによる影が UFO 右下に生じたという言い訳も不可能。正しい影の方向は google のストリート・ビューでも確認できる
・前回、添付した Google のストリート・ビューの写真(1月の撮影になっているので季節はほぼ一致)の照明柱の影は当然、左側になっている(下図)。太陽光の角度からおおよその撮影時刻も割り出せる(下のサイトで計算できる)がダルい。ダメ押しの確認
・問題の写真の撮影日時と、撮影場所の緯度経度を元に、撮影当時の太陽の方角と高度を計算した結果が下データ諸元
香港 北緯22度31分 東経114度 Kodak House 2 hongkon address : 39 Healthy street east, quarry bay, eastern District, hongkong14:30 太陽高度 34.45 太陽方角 216.8 (北=0, 東=90) ref: 太陽高度(一日の変化) - 高精度計算サイト - https://keisan.casio.jp/exec/system/1185781259(*1)
・苦しまぎれに「あれは影ではなく、UFO の模様なのだ」という言い訳をすることも可能だが、そのような模様の UFO を目撃した事例は皆無。コメント
・たぶん Stan HO の orb 写真も全て捏造だろう。なぜなら… … … … (2020-09-25) (2020-10-01)
初出
Stan HO : 葉巻型 UFO を目撃、撮影した。 (→ ほぼ確実に捏造/HOAX)(+追加2) (2020-10-01)