1986-11-17, Alaska : JAL 貨物機の巨大 UFO 遭遇事件:この巨大 UFO の正体を推測する

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予備知識

  ミチオ・カクが「とりわけ信頼性が高い」とみなした UFO 目撃事例 (2013-04-30)

  1986年11月17、アラスカ州、JAL 貨物機の巨大 UFO 遭遇事件:CIA が情報隠蔽したという当事者の証言 (+追加) (2016-12-29)

手抜き

  • 36:03 から JAL の巨大 UFO 遭遇事件の詳細。John Callahan (元 FAA の Division Chief で上の予備知識の記事の証言者でもある)がこの UFO からのレーダー反応(複数レーダーが記録)を証言。

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注目箇所

  • UFO から 2つの小型の UFO が分離して JAL 機の操縦室に接近し…

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(再現図)

音声書写(自動生成)

▼展開
38:46 What's interesting about this case is that they're flying side by side, this gigantic object, and it releases a smaller object. 38:53 Or at least I think it must release it because the smaller object gets in front of their cockpit. 38:59 And in fact, it's... It's two of them... where this... 39:04 The cockpit is bathed in this green light for a while. But as they're flying, these objects are pacing them. 39:10 Like they're in front of the cockpit. With maneuverability that's... Like, there's no way to explain how these objects 39:18 could do the things that they're doing. Uh, they eventually depart. You can imagine the fear. 39:24 So, Terauchi is getting permission to try to move his aircraft differently 39:29 just to get away from this thing. And the entire experience lasted for 29 minutes. 39:35 In terms of the actual observation.

DeepL 原文不完全


このケースで興味深いのは、この巨大な物体が並んで飛んでいて、それが小さな物体を放出していることです。
少なくとも、小さい物体がコックピットの前に来たから、それを放出したに違いないと思う。
そして実際、その物体は... 二人なんだ...ここで...
コックピットはしばらくこの緑の光に包まれる。しかし、飛行中、これらの物体は、彼らの間を行き来している。
コックピットの前にいるようなものだ。その機動力は...。説明のしようがないのですが、この物体がどのように
をすることができる。あー、結局出発してしまうんですね。その恐怖は想像に難くない。
だから、寺内は、自分の機体を別の方法で動かそうと許可を得ているのだ
ただ、このものから逃げるために。そして、その体験は全部で29分にも及びました。
実際に観察してみると

動画(1:13:20)

Who Saw The Men In Black (Full Movie)

コメント

  • 今回、この動画で初めてこの巨大 UFO から 2つの小型 UFO を放出したことを知った。それで思いついたのだが、この JAL 機の遭遇した巨大 UFO の正体は

  ・(仮説)EMF 異常による広範囲の発光現象を伴った orb (or 密集した orb の群れ)

ではなかろうか。つまり、極めて珍しいが自然現象。

  • この仮説では

  ・レーダー反応

  ・巨大 UFO から小型 UFO が分離

  ・無音で JAL 機に付きまとった

という事件の諸相がそこそこ合理的に説明しうる筈。

  • なお、

  ・EMF 異常による広範囲の発光現象を伴った orb (or 密集した orb の群れ)

を巨大 UFO と誤認したと思しき事例は予想外に多く生じており、たとえば

  2007年4月23日、イギリス:パイロットが全長 1マイルの巨大 UFO を目撃(全体) (2012-12-23)

なども適合する。さらに

  最も説得力のある UFO データ: NASA がスカイラブⅢ で観測した巨大 UFO (2011-12-09)

  1988年7月、ジョンストン島(太平洋):島を覆うほどの巨大 UFO が出現、日の出とともに消滅 (途中:その2) (2019-11-07)

  1976-05-15, Maryland : 幅 300m の巨大 UFO が頭上に飛来、4つに分裂し、無音で四方に飛び去った。 (2019-11-17)

  Alaska: 巨大 UFO を双眼鏡で長時間観察、直後に missing-time。大勢も光を目撃 (途中1) (2022-12-01)

  元・士官の証言 : 1991, 夜中に USS Nimitz の艦上で休憩→ 突然、全艦消灯 →巨大 UFO を目撃 → 翌日執拗な尋問 (2022-10-31)

  1951年2月10日, Canada:軍用機が巨大 UFO(直径 100m以上)に遭遇 (途中:その1) (2018-08-11)

  1951年2月10日、カナダ沖の大西洋上空:米海軍の輸送機が直径 100m の巨大 UFO とニアミス(途中:その1) (2015-01-27)

  大型店舗サイズの巨大 UFO(四角形、黒)を二人が目撃。 (2018-06-13)

  1966年、オーストラリア:巨大 UFO が高層ビルを通り抜けた。(途中:その1) (2018-03-

  2017年4月10日、アリゾナ州:"Phoenix Lights(V 字型超巨大 UFO)" に似た光群が上空に出現 (途中:その2) (2018-03-20)

  2016年2月26日、イギリス:巨大 UFO が出現。AWACS や C-130、軍用ヘリが追跡。爆発音 (2017-12-30)

  1958年、イギリス海峡:米軍艦が巨大 UFO に遭遇 (2017-12-15)

  1989年秋、ニューヨーク州:全長 100m の巨大 UFO を大勢の警察官が目撃 (2017-11-15)

  Margie Kay:超低空を飛行するマイル・サイズの巨大 UFO を複数人が目撃 (2017-11-05)

  1962年、イギリス上空:空中給油機から巨大 UFO を目撃、レーダーにも巨大物体の反応 (2017-08-15)

といった多くの 巨大 UFO 目撃事例も適合するのではないか。

  • 他にも、
・日時:1967年夏、真夜中から早朝(30年も前のことなので記憶が曖昧) ・場所:オクラホマ州(Tinker空軍基地の Strategic Air Command :戦略航空軍団) ・証言者は Stoney Campbell で 1967年当時、オクラホマの SAC 空軍基地で軍曹として B-52 の護衛任務についていた。 ・その時は夜中から早朝。空軍基地で核兵器を搭載した B-52 を護衛していた。 ・突然、B-52 の真上に、ブーメラン状の巨大な青く光る霧のようなものが出現した。それは光り輝いていたが固体には見えず、透明に見えた。B-52 の翼の全体を覆うほどの巨大なサイズだった。しばらくして突然、消え去った。 ・それはレーダーでも確認でき、大勢が目撃した。 ・未だにその正体は不明だ。 ref: 1967年夏、オクラホマ州:ブーメラン型の巨大 UFO が核兵器を搭載した B-52 の真上に出現 (2013-09-29)

の事例はレーダー反応や「光る霧」、「光り輝いていたが固体には見えず、透明に見えた」という点からも仮説に適合する。

  • さらに、以下のような UFO によって空に異次元空間ゲートが開いたという報告事例、

  1966年、南ベトナム上空: B-52 の乗員が巨大 UFO を目撃。UFO が夜空に異世界に繋がるポータルを開いた (途中:その3) (2020-10-12)

  ワームホールから UFO が出現したと思しき事例(全体+追加)

  2014年9月22日、カリフォルニア州:UFO が空に開かれたゲートを通って消えた(途中:その1) (2014-09-28)

の異次元空間の光景(別空間の青空など)の正体は

  ・EMF 異常による上空の広範囲な発光現象

ではなかろうか。


おまけ

  • 38:00 Philip J. Klass は、この 巨大 UFO の正体は木星だと主張。

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And by the way, relating to that encounter, 37:18 good old Philip J. Klass, was able to work his way with his organization, which is called CSICOP, 37:24 the Committee... Scientific Committee to Investigate Claims of the Paranormal. 37:29 They have a different name now. And they were able to get a piece in The New York Times. You know, during all of that, to debunk the whole thing and say, 37:36 "Well, it's just the planet Jupiter. "You guys don't know what you're seeing. You made a big mistake."
  • Klass は電気工学の学士号を持っていた筈なのに、彼は木星がレーダーに反応すると信じていたらしい…w。 あるいは、自説を押し通すために FAA が確認した複数のレーダー記録データを完全に無視するほど Klass は非科学的かつ傲慢な輩ということか。

  • CSICOP の他のメンバーが Klass のこの主張に反対しなかったということは CSICOP という組織の実態が透けて見える。SCICOP という組織は "Scientific Committee to Investigate" という御大層な自称に値しない。というか、論文も研究・開発実績も皆無の、素人に毛の生えた程度の電気工学学士卒と見世物の手品芸人のふたりに率いられた 「科学研究委員会」 "Scientific Committee to Investigate" なんてアリなのか? 存在自体が冗談レベルだろうに。

(2023-03-16)


初出

1986-11-17, Alaska : JAL 貨物機の巨大 UFO 遭遇事件:この巨大 UFO の正体を推測する (途中1) (2023-03-16)