Jimmy Akin : Carlos Castaneda の捏造を詳しく解説:文字起こし+和訳
前置き
Jimmy Akin が Carlos Castaneda の捏造を詳しく解説している。既に
- Castaneda の捏造の詳細
はある程度、知られているが、
- Castaneda が彼の内輪の信奉者をどう扱ったか
- Castaneda の死によって彼の内輪の信奉者がどのように行動したか
といった情報は目新しい筈。
コメント
Castaneda については過去記事、
Michael H. Brown:Carlos Castaneda とヒッチハイカー (2024-08-17)
で私の見解を述べたが、Castaneda という精神世界に巣くった詐欺師そのものよりも、彼の捏造した「ミーハーに受けそうなチャチなオハナシ」にマンマと釣られた 文化人/知識人/精神世界ファン があまりにも多いことに呆れる。
シャーマニズムに関する文化人類学や民俗学の入門レベルの知識があれば即座に捏造だと見抜ける筈。本物のシャーマンがあんなインテリめいた言葉や概念を操るなんてありえない。インテリの対局に位置するのがシャーマン。住んでいる世界も見えている世界 も全く違う。
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動画(1:16:00)
Carlos Castaneda: Godfather of the New Age (Death Cult?) - Jimmy Akin's Mysterious World
www.youtube.com/watch?v=6oRed4VlWyw
動画概要欄
8,600 views Dec 11, 2020 Jimmy Akin's Mysterious World In the late 1960s, Carlos Castaneda claimed to reveal the drug-fueled, mystical teachings of a Native American sorcerer, launching the New Age movement. Jimmy Akin and Dom Bettinelli explore who Castaneda was and what he taught and the truth behind the mysteries surrounding him.
FasterWhisper AI(large-v2 model) + DeepL(2024-07 model)
このエピソードでは、カルロス・カスタネダとヤキ族の魔術師ドン・ファンについて話しています。私はドム・ベッティネリ、今日はジミー・エイキンです。やあ、ジミー。やあ、ドム。皆さん、エピソードの最後までお付き合いください。先日の呪いについてのエピソードについて、皆さんのご意見を伺います。その前に... 1968年、アメリカは心を拡張する新しい哲学を試していた。前年の「サマー・オブ・ラブ」では、ヒッピームーブメントが花開いた。 (0:01:43)
ある者は悟りへの道としてネイティブ・アメリカンの文化を探求し、多くの者はサイケデリック・ドラッグを追求していた。 1968年、人類学の学生カルロス・カスタネダは、これらのテーマをひとつにまとめた『ドン・ファンの教え、ヤキ族の知識の道』という本を出版した。 この本は、ドン・ファンという魔術師の秘密の教えを明らかにすると主張している。この本はベストセラーとなり、多くの続編と合わせて、カスタネダの本は2,800万部以上売れ、数え切れないほどの求道者にインスピレーションを与えた。 (0:02:13)
タイム誌はカスタネダをニューエイジ・ムーブメントの名付け親と呼んだ。 しかし、カスタネダの周囲には暗い謎があった。その謎は彼の死後も深まり、今日に至っている。では、カルロス・カスタネダとは何者だったのか?彼は何を教え、彼を取り巻く謎のうち、私たちはいくつ解き明かすことができるのだろうか? 今回の「ジミー・エイキンのミステリアス・ワールド」では、そんな話をしよう。ジミー、あなたがカルロス・カスタネダのことを知ったのはいつですか? (0:02:40)
彼の本が人気絶頂だった1970年代にさかのぼる。 当時私は少年で、魔法や超自然的なものに興味があったので、そのテーマの本には何でも興味を持った。また、ネイティブ・アメリカンの文化にも興味があったので、これら両方の興味を併せ持つカスタネダの本にもかなり興味を持った。 (0:03:03)
サイケデリック・ドラッグには興味がなかった。実際、そのような側面には不快感を覚えたが、深く読むことはなかったとはいえ、少なくともざっとは読んだ。 では冒頭から、カルロス・カスタネダとは何者なのか? タイム誌によれば、カスタネダは1935年12月25日、つまりクリスマスの日にブラジルのサンパウロで生まれたという。カルロス・アラナとして生まれたが、後にカスタネダと名乗り、1951年にアメリカに移住したという。彼は彫刻の素養があり、芸術家になることを望んでいた。 (0:03:40)
ロサンゼルス・コミュニティ・カレッジの学生となり、創作、文学、哲学の授業を受けた。 (0:03:45)
1957年にアメリカに帰化し、1959年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に入学、カリフォルニアの民俗学を学ぶ。UCLA在学中の課題のひとつが、ネイティブ・アメリカンへのインタビューだった。彼は、ジムソン草の儀式的使用について無名の男性にインタビューした内容を記した論文を提出した。ジムゾン・ウィードの有効成分はアトロピンで、さまざまな効果がある。 (0:04:19)
ジムゾン・ウィードは、その幻覚作用のために、一部のネイティブ・アメリカンのグループによって儀式に使われている。カスタネダはこの論文でAを取ったが、この論文は後のドン・ファンに関する作品の原型となったらしい。1960年、彼はメキシコでマーガレット・ラニヨンという女性と結婚したが、長くは続かなかった。カスタネダは金欠のため学校を中退し、砂漠に行くと言ってかなりの期間姿を消すようになった。 (0:04:50)
夫婦の別離にもかかわらず、カスタネダはマーガレットの息子C.J.を養子に迎えたが、父親は別の男性だった。やがて彼はUCLAに戻って人類学を学び、ドン・ファンとの仕事につながった。カスタネダはどのようにしてドン・ファンと出会ったのだろうか? 彼は、アリゾナ州ノガレスというメキシコ国境の町のバス停で、ドン・フアン・マタスというヤキ族の老人に出会ったと報告している。ヤキ族はメキシコ北部とアメリカ南西部に住むアメリカ先住民である。ドン・ファンは植物にとても詳しく、カスタネダはペヨーテを試させてくれるよう懇願した。 (0:05:27)
ペヨーテは棘のないサボテンで、いくつかの精神活性化合物、特にメスカリンを含んでいる。石膏草と同様、ペヨーテには幻覚作用があり、さまざまなネイティブ・アメリカンのグループが伝統的に薬用や宗教的な目的で使用してきた。ドン・ファンは渋ったものの、最終的にカスタネダにペヨーテを試させた。ドン・ファンは、この犬が実はメスカリートだと説明した。ペヨーテ の名前のひとつがメスカルなので、メスカリートは小さなメスカル、あるいは小さなペヨーテという意味になる。 (0:06:05)
このように、メスカリートはカスタネダの前に現れたペヨーテの精であった。ドン・ファンは、彼がカスタネダの前に現れたということは、彼、カスタネダが選ばれた者であり、ドン・ファンがこれから彼にヤキの魔術の方法を教えることを意味していると言った。 ドン・ファンのように、カスタネダも魔術師、スペイン語で言うところのブルジョになるのだ。 こうして彼はドン・ファンに師事し、『ドン・ファンの教え』となるものを書き始めた。これはもともと一般向けの本だったのですか? (0:06:38)
いや、もともとはカスタネダの修士論文として提出されたものだった。Salon.comはこの本をこう評している。教え』の大部分は、師であるドン・ファンと生徒であるカルロスとの対話であり、入念に準備されたハーブやキノコの混合物の摂取によって中断される。カルロスは、ドン・ファンに諭されてもなお、幻覚だと思い続ける不思議な体験をする。ある時、カルロスはカラスに変身して空を飛ぶ。その後、口論になる。 (0:07:10)
客観的な現実というものは存在するのだろうか、それとも現実とは知覚と、それを表現するさまざまな、等しく妥当な方法にすぎないのだろうか。この本の終盤で、カルロスは再びメスカリートに出会うが、彼は今や幻覚ではなく現実として受け入れている。教え』の中でカスタネダは、50ページに及ぶ構造分析を加えることで、人類学の慣例に従おうとした。妻のラニヤンによれば、彼の目標はオルダス・ハクスリーのようなサイケデリック な学者になることだった。彼はもう一人のヒーロー、ティモシー・リアリーに幻滅していた。彼はパーティで出会ったとき、カスタネダを馬鹿にし、生涯の恨みを買ったと言われている。 (0:07:51)
ティモシー・リアリーについて私が聞いた他の話とも一致する。本を完成させた後、カスタネダはそれを教授に見せると、教授はカリフォルニア大学出版局に持ち込むよう勧め、1968年に出版された。何千人もの麻薬中毒のヒッピーが登場する中、この本は大きく売れた。 (0:08:13)
カスタネダは文芸エージェントを雇い、すぐにサイモン&シュスター社が『ドン・ファン』の出版権を獲得した。彼はその後、1971年の『A Separate Reality, Further Conversations with Don Juan』、1972年の『Journey to Ixtlan, The Lessons of Don Juan』を皮切りに、ドン・ファンに関する複数の続編を出版した。1973年、カスタネダは表舞台から姿を消し始めるが、出版活動は続けていた。 (0:08:34)
1974年、『力の物語』を出版。1977年、『第二の力の指輪』を発表。1981年には『鷲の贈り物』を発表。1984年には『内なる炎』を発表。1987年には『沈黙の力』、『ドン・ファンのさらなる教え』を発表。1993年には『アート・オブ・ドリーミング』を発表。1998年には『魔法のパス』(The Practical Wisdom of the Shamans of Ancient Mexico)が発売された。そして1998年には『The Wheel of Time, Shamans of Ancient Mexico(時の輪、古代メキシコのシャーマンたち)』がリリースされ、それは彼が亡くなった1998年のことだった。1999年には『The Active Side of Infinity』が死後に出版された。全部で12冊の主要な本を出版し、どれも同じようなテーマで書かれている。 (0:09:21)
その本の中で 何が起こるのですか?どれもドン・ファンに関するものですか?ある意味ではそうですが、最初の本のようにすべてがドン・ファン中心というわけではありません。Salon』誌によれば、これらの本は次のように書かれている。1971年に出版された『A Separate Reality』では、カルロスはドン・ファンに新刊『ドン・ファンの教え』を贈るためにメキシコに戻る。ドン・ファンはその贈り物を断り、トイレットペーパーとして使うことを提案する。 (0:09:43)
新たな徒弟制度のサイクルが始まり、ドン・ファンはカルロスに見る方法を教えようとする。新たな登場人物、特にドン・ファンの友人で魔術師仲間のドン・ジェンナーロが登場する。A Separate Reality』とそれに続く2冊の本『Journey to Ixtlan』と『Tales of Power』では、アクセス不能になる、個人の歴史を消す、世界を止めるなど、数多くの新しい概念が登場する。 (0:10:14)
マジックの見せ場もある。ドン・ジェンナーロはカルロスの隣に立っていたが、次の瞬間には山の上にいた。ドン・ファンは見えない力を使って、カルロスがエンストした車を発進させるのを助ける。そして、悟りを開いた仏教徒のようにエゴを排除した存在でありながら、よりニーチェ的に言えば、無駄で無意味な人生を送る普通の人間よりも優れていることを知っている、戦士になる方法を教えようとする。 (0:10:36)
ドン・ファンはまた、カルロスに夢の世界、つまりアステカから取ったスペイン語でナフアルとも呼ばれる別個の現実に入る方法を教えようとする。後にカスタネダはこの言葉の意味を変え、別個の現実だけでなく、ドン・ファンや最終的にはカスタネダ自身のようなシャーマンをも意味するようになる。 (0:11:01)
『イクスランへの旅』では、カルロスが新たな見習いを始める。ドン・ファンはもうドラッグは使わないと告げる。麻薬はカルロスが初心者の時だけ必要だったのだ。多くの人が、UCLAでカスタネダの博士論文となった『イクスラン』を、彼の最も美しい本だと考えている。また、この本は彼を億万長者にした。この本の最後に、カルロスは光り輝くコヨーテと話すが、彼はまだナフアルに入る準備ができていない。最後に、『力の物語』の最後で、ドン・ファンとドン・ジェンナーロはカルロスを崖っぷちへ連れて行く。 (0:11:30)
飛び降りる勇気があれば、ついに一人前の魔術師になれる。 今度こそ、カルロスは引き返さない。奈落の底に飛び込む。 これでカスタネダは飛べる一人前の魔術師となったわけだ。そして、それは良いことだった。なぜなら、彼はドン・ファンをもう長くは連れていないのだから。次の本『第二の力の指輪』が1977年に出たとき、カスタネダはドン・ファンがもう私たちの中にはいないことを明かした。 (0:11:57)
しかし、彼は死ぬのではなく、光の玉になって、ナフアル(別個の現実)に入った。私たちの現実に戻ると、カスタネダの本は非常な人気を博し、ニューエイジを求める人たちの熱狂的な支持を得ただけでなく、批評家からも多くの賞賛を受けた。 (0:12:17)
冒頭で述べたように、カスタネダの本は2800万部以上売れたので、彼は金持ちになった。そして彼は、ウエスト・ロサンゼルスのウェストウッドという栄えた地区にあるパンドラ・アベニューに、何棟もの屋敷を買った。 カスタネダは本を出版する以 外に何かしていたのだろうか? 1990年代、彼はテンセグリティと呼ばれる自己啓発テクニックを教え始めた。 (0:12:42)
そして1995年、カスタネダと彼の信奉者数人は、テンセグリティを広めるためにクリアグリーン・インコーポレイテッドという会社を設立した。テンセグリティという言葉は建築から来ている。バックミンスター・フラーによる造語で、メリアム・ウェブスター辞典ではこう定義されている。 ワイヤーなどの連続した引張部材と、金属管などの不連続な圧縮部材を持つ骨格構造の特性。 (0:13:13)
つまりテンセグリティとは、構造体の異なる部分に属する張力と圧縮が、剛性のある形を効率的に生み出すことを意味する。カスタネダはこの言葉を、パスと呼ばれる一連の身体の動きやエクササイズに応用した。これらの身体の動きを使うことで、さまざまな目的のために働かせることができる精神的なエネルギーを蓄積することができる。つまり基本的に、これはカスタネダの言うインドのヨガ体操や中国の太極拳や気功に相当する。 (0:13:48)
ただし、ネイティブ・アメリカンをテーマにしていた。なぜならカスタネダは、25世代にわたってトルテカのシャーマンに受け継がれてきた一連のエクササイズに基づいているからだ。基本的な動きはドン・ファンや他のシャーマンたちから教わったものだ。テンセグリティのウェブサイトによると、このエクササイズを使うことで、エネルギー、活力、幸福のレベルを最適化し、肉体のコアのバランスをとって強化し、精神的な覚醒を体験し、新鮮な新しい洞察を見つけ、最高の自分と再会し、ストレスを解放し、落ち着いてベッドに入り、夢を呼び起こし、人生の主導権を取り戻すことができるという。 (0:14:27)
クリアグリーンは、様々な手段でテンセグリティの指導を行っている。世界中のさまざまな場所で数日間にわたって行われるワークショップや、ビデオを含む自宅学習コースなどです。 あなたは、カスタネダとその信奉者たちがクリアグリーンを設立したと言いました。どのフォロワーのことですか? 1973年以降、カスタネダは公の場からほとんど姿を消していた。実際、彼は自発的に写真を撮らせることはなかったので、それ以降の彼の写真はほとんどありません。 (0:14:54)
しかし、彼は依然として人々との接触を保ち、親密な信奉者の輪を持っていた。 このサークルに誰が属していたかは時代とともに変化し、人々が出入りした。 しばらくの間、アメリカの作家エイミー・ウォレスもその一員だった。彼女は人気小説家アーヴィング・ウォレスの娘で、彼とその弟とともに『ピープルズ・アルマナック』や『ブック・オブ・リスト』シリーズを執筆し、70年代から80年代にかけて大人気となった。私はこれらの本をすべて持っていたし、読んだ。実際、『Book of Lists』の1巻と3巻は今でも持っている。基本的に整理されたトリビア集なので、楽しくて軽い読み物になる。 (0:15:34)
しかし、ウォレスはカスタネダと決別したので、彼女は最後には彼の信奉者の一人ではなかった。彼の側近は、自分たちを魔女と呼ぶ女性たちのグループだった。彼女たちは文字通りの意味で、カスタネダがドン・ファンから受け継いだ教えに基づいて、実際に魔術を実践していたからだ。その教えの中には、アクセス不能になるとか、個人の歴史 を消すといった概念があったことを思い出してほしい。カスタネダ自身は、1973年に表舞台から姿を消した後、近寄りがたい存在になり始めたが、彼がどれほど個人史を抹消したかは、その理由の項で述べる。魔女たちもそれに倣った。 (0:16:13)
彼らもまた、ほとんどアクセスできなくなった。彼らは彼のウェストウッドの屋敷に移り住み、彼らの大半は二度と家族とは口をきかなかった。彼らは個人的な歴史も消した。彼らは新しい名前を名乗り、髪を短く切り、頻繁に金髪に染めた。 (0:16:30)
カスタネダの側近として、魔女たちはクリアグリーンのテンセグリティ・ワークショップを指導し、会社の役員を務めた。彼らはまた、晩年のカスタネダへの接近を管理していた。カスタネダの死因は?1997年の夏、彼は肝細胞がん、要するに肝臓がんと診断された。これは肝硬変の人に多い死因で、肝炎やアルコール中毒などによる慢性的な肝臓の炎症と関連している。 (0:17:06)
カスタネダは1998年4月27日に亡くなった。これから見ていくように、彼の主要な信奉者たちの謎めいた失踪によって、物事は奇妙に、あるいはより奇妙になり始める。私たちが答えなければならないのは、カスタネダはいったいどこまで嘘をついていたのかということだ。
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カルロス・カスタネダとその信奉者について、どのような説がありますか? 理由の観点からは、議論しなければならない事柄が山ほどある。 まず、彼はどれだけ嘘をついていたのか?それには、彼自身の伝記、彼が著書に書いたこと、そして彼のテンセグリティの教えについてが含まれる。 (0:18:56)
第二に、彼の信奉者 たちを見ていく必要がある。彼と彼らの関係はどうだったのか? 彼の最期には何があったのか?その後、彼らに何が起こったのか? また、信仰の観点からいくつかの事柄を見ていく必要がある。 そして最後に、カルロス・カスタネダの遺産についても見ていく必要があるだろう。 わかった。理性の観点からカルロス・カスタネダについて何が言えるだろうか? 1970年代、私が初めてカスタネダの本に出会ったとき、これらのノンフィクション作品とされるものがどれほど正確であるかという疑問があることを私は知らなかったからだ。 (0:19:34)
そして、欺瞞の可能性に最初に気づかせてくれたのはグリンダ叔母だった。だからこのエピソードを彼女に捧げたい。 とても素晴らしい。では、彼は初期の経歴についてどの程度の嘘をついたのだろうか? 1973年の『タイム』誌の記事で、彼は1935年のクリスマスに生まれたと主張していたことを思い出してほしい。 (0:19:55)
しかし、彼は別のところでは1931年生まれだと主張していた。41歳くらいだろう。ニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、彼は1915年生まれで、その場合57歳である。しかし、ほとんどの情報源は、彼が1925年生まれであることを示している。 (0:20:15)
彼がブラジルのサンパウロで生まれたと主張していたことも思い出してほしい。しかし、アメリカの移民記録では、彼はペルーのカハマルカで生まれたことになっている。また、カスタネダという名前を名乗ったのは人生の後半になってからだという。しかし、彼の移民記録は、彼の出生名がカルロス・セザール・アラナ・カスタネダであることを示している。さらに、い つ妻と離婚したのかも明らかではない。 (0:20:47)
1960年という情報もあれば、1973年という情報もある。離婚はしていないという情報もある。そして彼の死亡証明書には結婚していなかったと書かれている。 つまり、カスタネダがさまざまな時期に、出生年、出生地、出生名、結婚歴について嘘をついていた証拠があるのだ。彼はまた、兵役や父親の職業についても嘘をついていたようだ。 (0:21:13)
というわけで、期待できるスタートではない。1973年の『タイム』誌の記事では、彼は謎に包まれた、トルティーヤに包まれた謎だと表現されている。タイム』誌のサイケデリックな表紙の肖像画のポーズをとるのに、彼が代役を使ったという記述さえある。そして、記者が彼の個人的な生い立ちの矛盾について質問したとき、彼はこう言った。 それは実際にはあまり意味がないことだが、物事をはっきりさせたいという願望を明確に否定するものだった。 (0:21:44)
また、彼はタイム誌にこうも語っている。つまり、自分は信頼できないということを公然と認めているわけだ。 前から後ろから。1973年の『タイム』誌の記事で彼の主張の問題点が指摘された後、カスタネダは公の場から姿を消し、さらに秘密主義に走った。これは、魔術師が自分の個人的な歴史を消すというドン・ファンの教えに従ったものと思われる。 しかし、彼は単に、自分の主張が公に検証され、ノンフィクションであるはずの彼の本のマーケティングに悪影響を与えたくなかったのだとも考えられる。 (0:22:34)
また、彼の性格の中に純粋に偏執的な一面があり、それが次第に現れ始めたのかもしれない。いずれにせよ、批評 家たちは彼の著作の問題点を指摘し始めた。そのひとつが、私の叔母が指摘してくれたことだった。ご想像の通り、彼の著書とドン・ファンという謎めいた人物の人気は、多くの人々が焼き魔術師に会いたがるきっかけとなった。 (0:22:58)
多くの人が彼と一緒にハイになって、魔術師にもなりたがった。だから叔母が私に指摘したように、人々はドン・ファンを探して砂漠を探し回った。ドン・ファン・マトゥスは偽名だったようだが、カスタネダは十分な手がかりを与えていたので、本物のドン・ファンを特定することは可能だったはずだ。しかし、そうではなかった。誰も彼を見つけることができず、彼は実在せず、カスタネダが作り出した架空の人物に過ぎないという指摘につながった。他のこともこのことを示唆していた。 (0:23:30)
カスタネダの最も激しい批評家は心理学者のリチャード・デミルであった。リチャード・デミルは有名なハリウッドの映画監督セシル・B・デミルの息子で、『十戒』など多くの映画を監督した。Salon.comの記事によれば、USC出身の彼はフリーランスの知識人のようなものだった。最近のインタビューで、彼は「大学とは関係ないからこそ、ストレートに物語を語ることができた」と語っている。アカデミーの人々はそれをしない、と彼は言った。 (0:24:01)
彼らは体制側に恥をかかせることになるからだ。特にUCLAの教授たちは、デミルによれば、最初からデマだと知っていた。しかし、そのデマは、デミルが簡潔に要約した彼らの理論を裏付けるものであった。 (0:24:13)
現実は存在しない。全ては人々が互いに言い合うことなのだ。 1976年に出版されたデ ミルの最初の暴露本『カスタネダの旅』において、彼はカスタネダの現地レポートには多くの内部矛盾があり、説得力のある詳細がないことを指摘した。 ドン・ファンと共に9年間植物を採集し、動物を狩猟している間、カルロスはどんな植物や動物についてもインディアンの名前をひとつも覚えていない、とデミルは書いている。 (0:24:41)
本はまた、ありえないような詳細に満ちていた。例えば、カルロスとドン・ファンは、砂浜を絶え間なく歩き回りながら、厳しい条件下では慎重な人が遠ざかってしまう季節でも、通常砂漠のハイカーを苦しめる害虫にまったく悩まされることなく過ごしている。デミルはまた、数多くの盗作を発見した。ドン・ファンが口を開くと、特定の作家の言葉が出てくる。 (0:25:12)
1980年に彼が編纂した『ドン・ファン・ペーパーズ』には、ドン・ファンからの引用と、ウィトゲンシュタインやC.S.ルイスから無名の人類学雑誌の論文に至るまで、その出典を47ページにわたってまとめた用語集が収められている。その一例として、デミルはまず、神秘主義者ヨギ・ラマチャラカの一節を引用している。人間のオーラは、サイキックな観察者には、光り輝く雲として見え、卵型で、硬い剛毛のような細い線が四方八方に浮き出ている。 (0:25:39)
別の現実では、人間は循環する繊維の人間の卵のように見え、腕や脚は四方八方にはじけ飛ぶ光り輝く剛毛のようである。このような事例の積み重ねから、デミルはカルロスの冒険の起源はソノラ砂漠ではなく、UCLAの図書館にあると結論づけた。 デミルは、それまで同情的だった多くの読者に、ドン・ファンは存在しないと確信 させた。 (0:26:03)
おそらく最も顕著な証拠は、ヤキ族はペヨーテを使わないということ、そしてドン・ファンはヤキ族のシャーマンであり、ヤキ族の知識を教えていたということだった。ニューヨーク・タイムズ』紙でさえ、デミルの調査は疑念を抱く者を納得させるはずだと断言している。Carlos Castaneda, Academic Opportunism, and the Psychedelic Sixties』の著者であるJ.T.Fikesは、カスタネダはネイティブ・アメリカンと接触していたと信じているが、彼はデミル以上に激しい批判者で、彼の物語がネイティブの人々に与えた影響についてカスタネダを非難している。 (0:26:40)
この教えの出版後、何千人もの巡礼者がヤキ族の領土に押し寄せた。彼らはヤキ族はペヨーテを使わず、ホイチョル族が使うことを知ると、メキシコ南部のホイチョル族の故郷に向かい、そこで深刻な混乱を引き起こしたとファイクスは言う。 ファイクスは、あるホイチョルの長老が、石を投げつけられた外人によって殺害された話を憤慨とともに語っている。 人類学者の間では、このことはもはや議論になっていない。 (0:27:08)
イェール大学人類学科長のウィリアム・W・ケリー教授が私に言った。「私の世代の人類学者で、カスタネダを巧妙な詐欺師以外の何物でもないと思っている人はいないでしょう。それはデマであり、ドン・ファンは彼の著書のような人物としては存在しなかったに違いない。おそらく多くの人にとっては、素朴な学者の騙されやすさを示す面白い脚注なのだろうが、私にとっては不穏で許しがたい倫理違反であることに変わりはない。 (0:27:32)
わかったか?ヤキ族はペヨーテを使わない。しかし、それ がカスタネダのドン・ファンとの最初の体験の基礎となった。そしてカスタネダは、哲学者のルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインやイギリスの作家C.S.ルイスなど、他の作家の引用に基づいたことをドン・ファンの口癖にしている。また、カスタネダとドン・ファンとの会話はスペイン語だけで行われたと言っているにもかかわらず、ドン・ファンはスペイン語にそのまま当てはめることのできない英語の慣用句を使っているなど、彼の著書には事実無根の批判が多いことも指摘されている。 (0:28:17)
もしカスタネダがこれら全てについて嘘をついていたとしたら、ドン・ファンは全くの架空の人物であり、本に書かれているような出来事は何も起こらなかったということになるのでしょうか?本の内容はかなりフィクション化されていると思いますが、1973年に『タイム』誌は、だからといってドン・ファンがまったくの作り話だということにはならないと主張しました。以下はその内容である。 (0:28:35)
たとえば、手の込んだ学者のやらせの動機はどこにあったのか?この教えは大学の出版社に提出されたもので、ベストセラーになるとは考えにくい。それに、UCLAで人類学の学位を取るのは、研究を避けるためだけにこれほど膨大な捏造をするほど難しいことではない。多少のごまかしはあるかもしれないが、教えのように、商業的な成功の見込みのない無名の学生が書いたような全システムではない。このあたりは楽観的すぎるのではないだろうか。 (0:29:07)
まず、スローンの記事でも触れられているように、UCLAのプレスは薬物関連の本が大きく売れることを期待していた。従って、カスタ ネダが大成功を収めることを期待していなかったとしても、彼はこの本が売れてお金になり、カウンターカルチャーの人々の間で評判になることを期待していたかもしれない。結局のところ、彼の妻は、彼がオルダス・ハクスリーやティモシー・リアリーのようなカウンターカルチャーの教祖になりたかったことを認めている。第二に、不誠実な学生は、課題を簡単にするために盗作や捏造をして宿題をごまかすものだが、カスタネダは、博士号を含む上級学位を取得するために、これらの作り話を学術論文として提出したのだから、明らかに不誠実な学生であった。 (0:29:50)
第三に、カスタネダのような学生が、メキシコ北部の灼熱の砂漠で何ヶ月も何年もかけて大規模なフィールドワークをしたり、粗末な小屋でブルジョと暮らしたりするのを避けたいと思うのは容易に想像できる。冷房の効いた南カリフォルニアでくつろぎ、図書館で必要なものを手に入れる方がずっと簡単だろう。 そして第四に、もしカスタネダが病的な嘘つきであったなら、そうすることで得るものが少なくても嘘をつくだろう。 (0:30:25)
つまり、これは病的な嘘の定義のひとつであり、目的とはまったく不釣り合いな改ざんなのだ。そして、カスタネダは自分が嘘をつくこと、たくさん嘘をつくこと、そして嘘をつくことを楽しんでいることを認めている。だから、彼は嘘をつく嘘つきであり、独立した検証なしに彼の言うことを信用できるとは思えない。 ドン・ファンの話には、そのようなものは一切ない。 (0:30:50)
彼のテンセグリティの教えについてはどうだろう?それ以上の根拠はあるのだろうか? テンセグリ ティのビデオで、その起源と目的がどのように説明されているのか聞いてみよう。 古代メキシコに住んでいた、意識を扱うことを専門としていた男女は、人間は最も奇妙な二元論の見者であると信じていた。彼らが言っていたのは、肉体と精神、物質と精神といった伝統的な二元論ではなく、自己と、彼らがエネルギー体と呼んでいたものとの間の二元論だった。 (0:31:24)
彼らは自己を、身体と心、物質と精神の両方を一緒に含む全体的な単位だと考え、エネルギー体を、私たち一人ひとりに属するエネルギー場の特定の集合体であり、自己の完全な複製に変化する能力を持ち、その逆もまたしかりだと定義した。 彼らは、自己はエネルギー・ボディの完全なレプリカ、つまり薄っぺらいエネルギー・フィールドの集合体に変容する能力を持っていると信じていた。 (0:31:53)
古代メキシコの男女は、この二重の変容を成し遂げるのに十分な予備エネルギーを蓄えるのに役立つ一連の動きを発明し、発展させた。だから古代メキシコのある人々は、自己とエネルギー体と呼ばれるものとの間の、珍しい形の二元論を信じていたはずなのだ。 (0:32:14)
自己は肉体と精神の両方を含み、エネルギー体はエネルギー場の集合体である。そして、古代メキシコの人々が、1800年代まで西洋科学が発展させるのにかかったエネルギー・フィールドという概念を持っていたこと、ましてやエネルギー・フィールドの集合体という概念を持っていたことを示す資料が欲しい。 (0:32:53)
それから、これらの人々が、自己はエネルギー体に完全に似せることができ、エネルギー体は自己に似せることができると信 じていたという文書が欲しい。彼らが、肉体と精神からなる自己をエネルギー・フィールドの集合体に変えることができると信じていたこと、そのためにはエネルギーを蓄えるための身体運動が必要であったことを示す人類学的な資料が欲しい。 (0:33:24)
これらはすべて、ニューエイジの作者によって古代人に後向きに投影された科学的なお伽話のように聞こえる。ビデオによると、これから紹介する動きは、エネルギーを集めるための12の基本的なパスと呼ばれるものだという。この動きは膨大な一連の動きの一部であり、そのような男女の長い連鎖の最後のリンクとして私たちに教えられたのです」。 (0:33:42)
つまり、テンセグリティのインストラクターたちは、この知識が受け継がれてきた鎖の最後の輪なのだ。あるレベルでは、それはテンセグリティの練習生を特別な存在と思わせようとする努力のように聞こえる。別の側面では、この主張の独立した検証を見つけることができないことを示唆している。もし彼らが最後のリンクであるなら、この内容を検証できる人が他にいないからだ。 (0:34:12)
特にカルロス・カスタネダに教えられたのは、彼の直属の師であるドン・ファン・マトスと、ルハンという別の修行者だった。つまりカスタネダは、私たちが存在しなかったと考える理由のある、検証不可能な情報源からそれを得たのだ。エネルギーへの12の基本パスを実行するのは、カイリー・ルンダール、ナイム・ムレス、レネ・ムレスである。この3人は、古代メキシコの人々が「チョクミュール」(エネルギー・スポットの獰猛な守護者)と呼んでいた存在に属する。テンセグリティのインストラクター、カイリー・ルンダールの名前を思い出してほしい。彼女はカスタネダの中心的な弟子の一人で、この物語の後半で重要になってくる。 (0:34:49)
とりあえず、やっと調べられるネイティブ・アメリカン用語ができたことを祝いたい。 チョコミュール。ビデオでは「エネルギー・スポットの獰猛な守護者」と定義されており、このビデオに登場する3人の女性は、人間でありながらこの部類に属すると書かれている。エネルギー・スポットの獰猛な守護者と表現されるのは光栄なことだろうが、私はむしろ滑稽だと思う。 (0:35:16)
幸いなことに、チョクミュールはメソアメリカ文化において実際に存在するものであり、考古学者はそれについて教えてくれる。考古学者の話は、ビデオの話とどの程度一致しているのだろうか?そうではない。実際のところ、チョクミュールはマヤやアステカのような民族が使っていた彫刻の一種である。チョクミュールという言葉は、1875年にイギリス系アメリカ人の考古学者オーガスタス・ル・プロンジョンによって初めて使われるようになった。チョクミュール、少なくとも彼がチョクミュールと名づけたものは、仰向けに寝て膝を曲げ、肘で体を支え、横を向いてこちらを見ている人を描いた彫像であろう。 (0:36:10)
リンクを貼っておくので、チョクミュールの写真を見てほしい。この仰向けの姿勢は、獰猛な保護者からは想像できない。 (0:36:16)
実際、リンク先の記事には、無防備な受身の姿勢であると書かれている。 この無防備な受身姿勢は、考古学者の間では戦時中に捕らえられた人々の姿勢を表していると考えられている。仰向けに 寝ているため、チョックミュールのお腹は平らで、お腹の上にお椀を持っていることもある。お椀は、アルコール飲料のプルケをはじめ、タマーレス、トルティーヤ、タバコなど、神への捧げ物を受けるために使われたと考えられており、アステカのチョクミュールの場合は、人間の心臓がお椀に入れられた。 (0:36:58)
お椀の乗っていない平らなお腹を持つチョクミュールは、捕虜を横たわらせ、人身御供の一部として心臓を切り取るための生け贄の石であることが示唆されている。チョックミュールは寺院の外から発見されたことはあるが、寺院の内陣から発見されたことはない。それが、彼らが権力の場所の守護者であったというテンセグリティの主張の根拠なのかもしれない。 (0:37:24)
しかし、無力な受動的姿勢が示すように、彼らは守護者ではなかった。その代わり、神官たちが人身御供を含む神々への供え物を捧げるときに使う、戸口を渡るような境界的な存在だった。獰猛な守護者というよりは、無力な犠牲者の象徴なのだ。そしてこのことは、テンセグリティがいかに歪んでいるかを物語っている。カスタネダはチョクミュールという言葉を、エネルギー・サイトの獰猛な守護者という彼独自の意味に変えたようだ。 (0:37:59)
しかし、チョクミュールという言葉は1875年までしかさかのぼらないし、メソアメリカ人がこれらの人物に使っていたわけではない。そして、彼らは守護者ではなく、犠牲者を表しているのだ。テンセグリティー・ビデオのイントロダクションはこう締めくくられている。 意識を扱う専門家である古代メキシコの人々にとって、知覚のパラメータを拡大するこ とは、真に包括的な新しい世界に入ることを意味した。 すべてを包含するということは、彼らにとって、知覚された新しい世界が単なる心の連結体ではなく、人が生き、死ぬことができる世界であることを意味していた。 (0:38:35)
彼らにとって、新しい世界に入ることは魔法の専門知識の核心であった。この場合、魔法という言葉は最も不適切なもので、どうしようもない否定的な意味合いを含んでいるからだ。実践者たちは、自分たちの魔法は単に知覚の操作にすぎないと主張することで、この否定的な意味合いを回避した。私たちは自らの経験から、それは確かに知覚の操作であるが、最も大胆で平静な男女だけがそれを成し遂げることができるような大きさの操作であることを発見した。 (0:39:05)
だから古代メキシコの修練者たちは、彼らの言語では否定的な意味合いを持つはずのないマジックという言葉の否定的な結果を回避したのである。私たちの言語では、魔法は否定的な意味合いを持つが、もしあなた方の文化が超自然的なことを実践していたとしても、あなた方にとっては単なる儀式に過ぎない。だから、彼らの修行が別の現実に移行できる知覚の操作に関係していると主張することで、否定的な意味合いを迂回したというのは筋が通らない。 (0:39:37)
ナレーターは、これは確かにそうなのだが、それを成し遂げようとするならば、最も大胆で冷静な人物の一人でなければならないと言う。だから、テンセグリティーを学ぶ君たちは、大胆で冷静であることを褒めてもいいが、実際に異世界にシフトできるほど大胆で冷静でなくても、私たちを責めないでほしい。 (0:40:04)
ビデ オはその後、12の基本的なパスやエクササイズを紹介し始めるのだが、最初のパスについてカイリー・ルンダールはこう語っている。最初の動きは細かい動きで、免疫の流れを助けます。黒のエクササイズスーツに身を包んだ彼女は、前傾姿勢になり、片腕を背中に回し、もう片方の手で人差し指をあごの下に置く。そして指を前後に振って免疫の流れを促す。 (0:40:31)
これを片手、もう片方の手、そして両手の順で行う。この動きは、人を目覚めさせるエネルギーの部位を刺激します。唾液の流れを刺激します。顎の下にある毒素を流す腺も刺激します。まず右手、次に左手、そして両手で行います。 (0:40:53)
このようにビデオは続き、50分かけて基本的な12の動きを見せてくれる。他にも2つのビデオを見つけたが、1つは1時間、もう1つは1時間半のものだ。最初の動きの目的は眠気覚ましかもしれないが、くだらない姿勢、指導の単調な語り口、ジャズをかける音楽がないことなどが、私がこれまで見たエクササイズ・ビデオの中で最も退屈なものにしている。 (0:41:21)
ご感想は様々でしょう。ビデオのインストラクターはカイリー・ルンダールだとおっしゃいましたね。彼女とカスタネダの側近の他のメンバーについて、私たちは何を知る必要があるのでしょうか?まず、カイリー・ルンダールは本名ではありません。実際、カスタネダの側近である魔女たちは皆、個人的な歴史を抹消するという師匠の教えに従って新しい名前を名乗った女性たちだった。 (0:41:42)
彼女たちはまた、同じような服装をし始め、髪を金髪に脱色し、同じように短い刈り上げスタイルにし、近寄りがたい教えの一 環として家族との関係を断ち切った。そして彼らは皆、彼の死後すぐに姿を消した。 (0:41:53)
サロンのコメントはこうだ。 カスタネダの運動の中心には、強烈に献身的な女性たちのグループがあった。彼女たちは魔女として知られ、そのうちの2人、フロリンダ・ドナー=グラウとタイシャ・アベラーは、クリアグリーンのアマリア・マルケス会長とテンセグリティの指導者カイリー・ルンダールとともに、カスタネダの死の翌日に姿を消した。数週間後、カスタネダの養女であり恋人でもあったパトリシア・パートンも姿を消した。 (0:42:29)
2006年2月、カリフォルニア州デスバレーで発見された骸骨が、DNA鑑定によってパートンのものと特定された。カスタネダの元関係者の中には、失踪した女性たちの自殺を疑う者もいる。彼女たちは失踪する直前の発言を引用し、カスタネダが個人的なグループミーティングで自殺について頻繁に議論していたことを指摘している。 彼らは、崇高な死を選ぶことによって超越を達成することは、長い間彼の教えの中心であったと主張している。 (0:42:56)
魔女たちはカスタネダとともに、厳重な秘密のベールに包まれていた。彼らは多くの偽名を使い、写真を撮られることを許さなかった。 信者たちは、彼らの背景について絶えず変化する話を聞かされた。 カスタネダの死後になって初めて、彼らの人生に関する本当の事実が明らかになり始めた。 これは、3人の元信者の働きによるところが大きい。彼の元信奉者の一人は、先に述べたエイミー・ウォレスである。 (0:43:19)
彼女はやがて、『魔術師の弟子、カルロス・カスタネダとの私の人生』とい う、カスタネダとの体験を綴った本を出版した。サロンノートによると、カスタネダは彼女に、彼らは精力的に結婚していると言った。ある日の午後、彼は彼女を魔術師の屋敷に連れて行った。帰り際、ウォレスは場所を覚えるために道路標識に目をやった。カスタネダは激しく彼女を非難した。戦士なら見るはずがない。 彼は彼女にバークレーに戻るよう命じた。彼女はそうした。
(0:43:49)
しかし魔女たちは、戻るために必要な魔術の手順をウォレスに教えた。 彼女は執着を手放さなければならなかった。ウォレスは猫を処分した。それでもだめだった。 カスタネダは電話で、彼女を自己中心的で甘やかされたユダヤ人と呼んだ。彼は彼女にマクドナルドで働くように命じた。代わりに、ウォレスはベッド&ブレックファストでウェイトレスをした。半年後、彼女は復帰を許された。 (0:44:16)
ウォレスによれば、アコライトは家族に「お前を地獄に送ってやる」と言うように言われたという。ウォレスは、グループの初期に、ホロコーストの生存者である母親を殴るようカスタネダに命じられた若い女性のことを語っている。 何年も経ってから、その女性は泣きながら私に言った。彼女はカスタネダが超能力者だから、殴らなければわかると思ったから殴ったのだ」。最も困難だったのは、自分の立ち位置がわからないことだとウォレスは信じている。 (0:44:42)
彼は誰かを選んで冠をつけ、48時間で追い出すことも、10年引き留めることもできた。だからいつも不安と嫉妬に満ちていた。入門者たちは、カプチーノ(カスタネダ自身が大量に飲んでいた)を飲むなど、精神的に曖昧な罪を犯 して追放されることもあった。 彼らはもう屋敷に招かれることはなかった。 (0:45:05)
電話もつながらない。一時は秘密の魔術一家に入れたのに、突然断ち切られるのだ。このパターンがトラウマになっている人もいるとウォレスは信じている。変な言い方をすれば、愛され、愛され、虐待され、虐待され、ルールもなく、ルールは変わり続け、決して正しいことはできないのに、突然キスをされるような最悪なことが起こるのだと彼女は言う。 (0:45:26)
それが最もクレイジーな行動修正であり、カルロスが得意としたことだ。彼はバカではなかった。つまり、この男は単なる悪だったのだ。彼の最期には何があったのか?誰もがそうであるように、彼もやがて病気になった。これは大きな問題だった。なぜなら、不安を実践していれば、病気とは無縁のはずだったからだ。前かがみになって腕を後ろに回し、人差し指を顎の下で振るだけで、免疫が刺激されるんだ。だから、免疫システムが厄介な肝臓がん細胞をすべて処理してくれるはずなんだ。 (0:45:58)
しかし、それにもかかわらず、病気になると大変なことになる。カスタネダの信奉者の一人で、オレンジ・スカウトと呼ばれたタイコという女性の例がそれを物語っている。彼女は潰瘍性大腸炎だった。カルロスに病気を知られたら罰せられるから、彼女はそれを秘密にしようとしていた。 (0:46:24)
治療に行けば追い出されるから。タイコの病気が発覚すると、タイコはグループから追放されたとウォレスは言う。それでも1997年の夏、彼は肝臓がんと診断された。魔術師は病気になってはいけなかったので、彼の病気は厳重に守られた秘密 のままだった。魔女たちが伝統的な治療法や代替療法を必死に追求する一方で、ワークショップは何事もなかったかのように続けられたが、カスタネダはしばしばそこにいなかった。魔女の一人、アベラルはヨットを視察するためにフロリダに飛んだ。 (0:46:52)
元信者のグダーは、当時のメモの中で、なぜ彼らはボートを買うのだろう?たぶんカルロスはグループと一緒に出て、広い海で誰にも気づかれずに姿を消したいのだろう。ボートは購入されなかった。カスタネダは衰え続けた。彼はますます衰弱し、目は黄色く黄疸が出ていた。彼はほとんど屋敷から出なくなった。ウォレスによると、カスタネダの現在の信奉者であるティッグスは、魔女が銃を購入したと彼女に話したという。 (0:47:21)
ナフアルがモルヒネの点滴で寝たきりになり、戦争のビデオを見ている間、側近たちは彼の書類を燃やした。悲嘆に暮れるアベラルは酒を飲み始めていた。 (0:47:27)
今アルコール中毒になる危険はない、と彼女はウォレスに言った。ウォレスはこう書いている。彼女は彼女なりに、死ぬつもりだと私に話していたのだ。ウォレスはまた、テンセグリティ・ビデオのスターであり、失踪した女性の一人であるルンダールとの会話も回想している。
(0:47:49)
あなたと私がこの世界に残るには遅すぎる。私の言っていることがよくわかるでしょう 1998年4月、グダーは側近たちが家を片付ける様子を撮影した。その翌週、カスタネダは72歳で亡くなった。カルバーシティ霊安室で火葬された。彼の遺灰がどうなったかは誰も知らない。 数日のうちに、ドナー、グラウ、アベラール、パートン、ルン ダール、マルケスは電話がつながらなくなり、姿を消した。数週間後、パートンの赤いフォード・エスコートがデスバレーのパナミント砂丘に乗り捨てられているのが発見された。内部の人間でさえ、カスタネダの死を知る者はほとんどいなかった。噂は広まった。 (0:48:28)
多くの人が絶望した。ナフアルは内側から燃えて光の玉になったわけではなかったのだ。 ジェニングスがそのことを知ったのは2週間後、ティッグスからカスタネダがいなくなったと電話で聞かされた時だった。 魔女は別の場所にいると彼女は言った。だからカスタネダは死に、魔女は消えた。 魔女たちはどうなったのか?一人の例外を除いて、わからない。自殺したという説もあれば、まだ生きているという説もあり、両方の可能性もある。 (0:48:57)
私たちが知っている一件は、パトリシア・パートンだ。記事にもあったように、彼女の車はわずか数週間後の1998年、デスバレーで乗り捨てられた状態で発見された。2003年、パートンが乗り捨てたフォードがあった場所の近くで骸骨が発見された。インヨー郡保安官事務所は、それが彼女のものであると疑った。 しかし、乾燥した状態であったため、新しいDNA技術が利用できるようになった2006年2月まで、身元を確認することはできなかった。 (0:49:27)
ウォレスは、カスタネダがパートンに、もし無限に上昇する必要があるなら、小さな赤い車を持って砂漠に全速力で突っ込め、そうすれば上昇できる、と言ったことを思い出す。そしてウォレスは、まさに彼女がそうしたのだと信じている。 彼女は小さな赤い車で砂漠に行き、昇天することなく、降りて歩き回り、脱水症 状で気を失った。 (0:49:50)
そして可能性はそれだけではない。彼女は故意に自殺した可能性もあるし、野生動物に襲われた可能性もある。デスバレーのあるインヨー郡は、西部開拓時代の前哨基地がそのまま残っているような、実にワイルドな場所である。人里離れた場所で暮らしたい人、変わり者、個人主義者、サバイバリスト、犯罪者、尊敬されるべき人々、そして場合によっては恐れられる人々がたくさんいる。 (0:50:19)
第54話で取り上げたテイト・ラビアンカ殺人事件の後、マンソン・ファミリーが潜伏した場所でもある。ということは、彼女がそこで事故死、自殺、動物に襲われた、あるいは悪ふざけで死んだ可能性もある。もしテンセグリティを推進するクリア・グリーン社がまだ存在しているとしたら、魔女に何が起こったのか、それは何を意味するのだろうか?サロンによれば、クリアグリーンのウェブサイトでは、彼女たちは出発していないと主張している。 (0:50:41)
しかし、引用者注:今のところ、彼らはワークショップに個人的に登場するつもりはない。というわけで、彼らは死んでいないと書いてあるが、多くの人は死んでいると思っているし、自殺したと思っている。実際、我々は自殺した一人の女性を知っているが、彼女は魔女のインナーサークルのメンバーではなかった。 (0:51:03)
彼女はカスタネダの有名な山からの飛び降りを真似しようとした。2002年、カスタネダの信奉者でワークショップに参加していたニューメキシコ州タオスの女性ジャニス・エメリーが、リオ・グランデ峡谷で飛び降り自殺した。サンタフェの『ニューメキシカン』紙によると、エメリー はガンが原因で頭を負傷していた。エメリーの友人の一人が新聞に語ったところによると、エメリーはカスタネダの仲間と一緒にいたかったという。 (0:51:27)
別の人は、彼女は本当に飛んでいけると思っていたのだと思う、と言った。つまり、この人たちにとって自殺は現実的な可能性なのだ。その一方で、カスタネダの重要な教えの中には、アクセスできなくなること、個人史を消去することがあった。 (0:51:39)
したがって、もし彼らが単に消えてグリッドから外れたいと思えば、彼らはまさにその方法についてやる気も知識もあるような人々なのだ。だから、彼らはまだどこかで生きていて、隠遁しているかもしれない。当局は彼らを見つけようとしたのだろうか?サロン』によれば、驚くべきことに、少なくとも3人の失踪については何の捜査もされていないようだ。 ドナ・グラウを除いて、彼らは全員、何年も家族と疎遠になっていた。 (0:52:07)
彼らが失踪してから数ヶ月間、他の家族は誰も何が起こったのか知らなかった。 それで、元フォロワーのグダーによれば、誰も彼らの失踪を届け出なかった。サロンは、公文書や以前の住まいへの電話を頼りに、行方不明の3人の居場所を突き止めようとしたが、現在の彼女たちの痕跡は見つからなかった。ロサンゼルス市警とFBIは、ドナ・グラウ、アベラール、ルンダールの失踪について公式な調査が行われていないことを確認した。しかし、マルケス事件については未解決のファイルがある。 (0:52:40)
これはルイス・マルケスのたゆまぬ努力によるもので、彼は1999年に初めて妹の失踪届を出そうとしたとサロンに語った。しかしロス市警は何度も彼を無視したという。年後、彼と妹のカルメンは行方不明者課に手紙を書いた。ここでも返事はなかった。マルケスによれば、ロス市警がアマリアに関するファイルを開いたのは、2006年にパルティンの遺骨が確認されてからだという。今日に至るまで、ロサンゼルス市警はクリア・グリーンを訪ねることも、質問をすることも拒んでいる、と彼は言った。彼自身がクリアグリーンから情報を得ようとしても徒労に終わっている。 (0:53:13)
マルケスによれば、彼が聞かされているのは、女性たちが旅行中であるということだけだという。マルケス事件を担当するリディア・ディラード刑事は、これは未解決の捜査であるため、クリアグリーンの誰かが事情聴取を受けたかどうかは確認できないと述べた。というわけで、魔女の運命は謎のままである。では、信仰の観点からカルロス・カスタネダについて何が言えるだろうか? サイケデリックな植物の使用など、本の中にあるネイティブ・アメリカンのスピリチュアリティの要素についてはどうだろうか?これらの要素は、多くの人々がオルタナティブなスピリチュアリティを探求していた60年代から70年代にかけて、カスタネダの本を流行させるのに役立った。 (0:53:48)
どんな宗教にも、少なくとも真理の要素は含まれている。教父たちの言葉を借りれば、そのような接点は福音の種となるのです。したがって、ネイティブ・アメリカンの霊性には尊重されるべき真理の要素が含まれているが、それらはまた、私たちがイエス・キリストにおいて持っている完全な啓示によって修正され、完成される必要がある。サイケデリックの使用に関しては 、今後のエピソードで詳しく説明しよう。 (0:54:17)
しかし今のところは、それらは真理を見つけるための信頼できる方法ではないということだけ言っておけば十分である。 幻覚剤は、信頼できない幻覚を引き起こすものである。 また、この問題をネイティブ・アメリカンの視点から見るべきだ。 この男は彼らの文化や信仰について嘘をついた。彼は、彼らが神聖視しているものを含む彼らの文化の要素を掴み、それを自分の考えと組み合わせ、大衆に嘘をついたのだ。 (0:54:49)
彼は、ネイティブ・アメリカンのコミュニティで「整形シャーマン」と呼ばれているようなもので、その文化や宗教的伝統とは何の関係もないにもかかわらず、自分をスピリチュアルな指導者として見せかけようとする人物だ。つまり、カトリックの司教でないにもかかわらず、自分をカトリックの司教だと偽ろうとする人がいて、カトリックの教えや実践を大々的に誤って伝える本を何百万冊も売ったとしよう。 (0:55:18)
カスタネダがネイティブ・アメリカンの信仰に対して何をしたかは、これでおわかりいただけるだろう。カスタネダが明らかに多くの嘘をついたという事実はどうでしょうか?それに対する弁明はあるのだろうか? (0:55:25)
あなたの嘘についての理論によって、嘘をつくことが絶対に許されると考えるかどうか が決まります。屋根裏にユダヤ人を隠しているかどうかについてナチスに嘘をつくことは許されるから、例えば命を救うためには合法的なことかもしれない、という意見もあるでしょうが、カスタネダがしたような嘘を擁護する方法はないと思います。 とはいえ、それでもやろう とする人はいる。 (0:55:48)
カスタネダのファンの中には、カスタネダがアメリカ先住民の民話に登場するトリックスターのような存在であるという考えに興奮する人もいるようだ。 また、たとえ作り話であったとしても、彼の著書には深遠な精神的真理が含まれているという理由で彼を擁護する人もいる。私はどちらも信じない。カスタネダは単なる戯れのトリックスターではなかった。 (0:56:11)
彼は高度な学位を得るために学歴詐称を行い、金持ちになるために嘘を吹き込んで人々の精神的・感情的生活を操った。それらは遊びのトリックではなく、容認できない道徳的な犯罪だ。 イエスが霊的真理を伝えるために非文字の物語を用いたという主張についてはどうだろうか? 結局のところ、イエスはたとえ話で人々に教えた。 真理を伝えるために非文字の物語を使うことは可能だが、そうするのであれば、象徴を使っていることを何とかして聴衆に伝える必要がある。 (0:56:43)
イエスのたとえ話は文字通りの説明ではなく、象徴的なものだと誰もが認識していた。福音書記者たちは、彼がたとえ話で教えたとさえ言っている。 しかしカスタネダはそうではなかった。彼は自分の本をノンフィクションとして発表した。彼はUCLAで博士号を取得するために本を提出した。これは真っ当な嘘だ。そして、嘘をついているとわかっている人物に、自分の現実認識を託すべきではない。 (0:57:14)
だから、自分の世界観やスピリチュアルな生き方を伝えるためにカスタネダの本を信頼すべきではない。嘘つきとわかっている人にスピリチュアリティを教わるのは危険極まりない。そしてそれは、魔女 を含む彼の弟子たちのケースでも証明されているようだ。彼は弟子たちを操り、精神的に虐待した。彼は彼らの家族との関係を破壊し、愛する人との関係を断ち切っただけでなく、家族に地獄に落ちろと言わせたり、ある女性には母親を殴らせたりもした。 (0:57:51)
すべてが悪だ。そして結局、彼の最も親しい信者の何人かが、いやおそらく全員が、自殺に導かれた。愚かにも彼に身を任せた後、彼は彼らを死へと導いたのだ。このエピソードの最後に、カルロス・カスタネダの遺産を見てみよう。それについて何が言えるだろうか?彼は非常に影響力があり、人々が気づいていない方法でより広い文化に影響を与えた。 (0:58:15)
このエピソードの序盤では、カスタネダの本が、彼が砂漠に住む強力な魔術師の弟子になり、その魔術師がしぶしぶ彼を引き受け、教え、試練を与えるまでを描いていることについて話した。 そして修行の後、魔術師は消えて霊界に入る。 それがスター・ウォーズのルーク・スカイウォーカーやベン・ケノービやヨーダに起こったことに似ていると思うなら、それには理由がある。 (0:58:46)
ジョージ・ルーカスは、カスタネダの本やその他の民間伝承や神話に書かれていることを、これらのキャラクターのベースにしている。ところで、『スター・ウォーズの秘密』の仲間にエールを送ろう。スター・ウォーズの背景の一側面として、ミステリアス・ワールドのこのエピソードをリスナーに知らせたいのかもしれない。しかし、カスタネダの遺産のすべてがそのように穏やかなものではない。 (0:59:08)
魔女の件はさておき、カスタネダは彼の本を読んだ何百万人もの人々を欺き、多くの人々がいまだに彼の本を真実で有効な精神性の道だと思い込んでいる。この悲劇は、サイモン&シュスター社によって幇助されている。サイモン&シュスター社は、彼の著書が人類学的に信用されず、デマであると認識されているにもかかわらず、いまだに彼の著書をノンフィクションとして出版しているのだ。そしてそれはUCLAにも幇助されている。UCLAは、カスタネダの学位が詐欺によって取得されたものであるにもかかわらず、それを取り消すような措置をとったことはない。 (0:59:48)
こうして彼らは、彼の支持者のために、彼の虚偽の遺産に学問の美名を与えて支え続けているのだ。ジミー、カルロス・カスタネダについての結論は? (0:59:53)
カルロス・カスタネダは詐欺師だった。自分の経歴を偽った。学位を取るために嘘をついた。 金持ちになるために嘘をついた。彼は信奉者を感情的に操り、最終的には死へと導いた。 彼の作品には、特にカウンターカルチャーやニューエイジ・ムーブメントにおいて、多くの人々の心を打つエキゾチックなアイデアが含まれているかもしれないが、だからといって、彼が行った悪事を補うことはできない。 (1:00:17)
では、このテーマについて、リスナーの皆さんにさらにどんなリソースを提供できるでしょうか? 何冊かの本へのリンクがありますが、断っておきますが、私はカスタネダの本は何冊かざっと読みましたが、これからお勧めする本を全部読んだわけではありません。そのため、不穏なことが書かれているかもしれませんので、ご注意ください。カスタネダの本、リチャード・デミルの本『カスタネダの旅』、『ドン・ファン文書』という複数の著者の本、カスタネダのさらなる論争、エイミー・ウォレスの本『魔術師の弟子』、引用したサロンの記事、1973年のタイム誌の記事、1973年の記事を見つけるのを手伝ってくれたセント・ヴィンセント・アーチ修道院のマティアス神父(OSB)に感謝します。 (1:01:04)
カルロス・カスタネダ、ヤキ族、ジムソンウィード、ペヨーテ、テンセグリティ・クリアグリーンのウェブサイト、私たちが聞いたテンセグリティのビデオ、病的な嘘についての記事、チョックミュールについての記事、プラスチック・シャーマンについての記事へのリンクがあります。とてもいい。このフィードバックは、呪いに関する最近のエピソードから来たものです。 (1:01:31)
... 以下、話題が逸れているので省略...
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Jimmy Akin's Mysterious World is brought to you by the StarQuest Production Network, and is made possible by our many generous patrons. If you'd like to support the podcast, please visit sqpn.com slash give. Jimmy Akin's Mysterious World is also brought to you in part through the generous support of Aaron Ferguson Electric and Automation, making connections for life for your automation and smart home needs in North and Central Florida at aaronv.com and by rosaryarmy.com. Have more peace. (0:00:33)
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In this episode, we're talking about Carlos Castaneda and the Yaqui sorcerer Don Juan. I'm Dom Bettinelli, and joining me today is Jimmy Akin. Hi, Jimmy. Howdy, Dom. Folks, be sure to stick around for the end of the episode, as we'll have your feedback on our recent episode on curses. But first... In 1968, America was experimenting with new, mind-expanding philosophies. The previous year's Summer of Love saw the hippie movement blossom. (0:01:43)
Some were exploring Native American culture as a path to enlightenment, and many pursued psychedelic drugs. In 1968, an anthropology student named Carlos Castaneda published a book called The Teachings of Don Juan, A Yaqui Way of Knowledge, which brought these themes together. It claimed to reveal the secret teachings of a sorcerer named Don Juan. It became a bestseller, and together with its many sequels, Castaneda's books have sold over 28 million copies and inspired countless seekers. (0:02:13)
Time Magazine dubbed Castaneda the godfather of the New Age movement. But there were dark mysteries surrounding Castaneda, mysteries that deepened after his death and that remain to this day. So who was Carlos Castaneda? What did he teach, and how many of the mysteries surrounding him can we solve? That's what we'll be talking about on this episode of Jimmy Akin's Mysterious World. Jimmy, when did you first become aware of Carlos Castaneda? (0:02:40)
It was back in the 1970s, when his books were at the height of their popularity. I was a boy at the time, and I had an interest in magic and the supernatural, so I was interested in any books on that subject. I also had an interest in Native American cultures, so I was quite interested in Castaneda's books, which combined both of these interests. (0:03:03)
I was not interested in the psychedelic drugs they involve. In fact, I remember being uncomfortable with that aspect of them, but I at least skimmed the books, even though I didn't read them in depth. So, starting at the beginning, who was Carlos Castaneda? According to Time magazine, Castaneda said he was born December 25th, so Christmas Day, in 1935 in Sao Paulo, Brazil. He said he was born Carlos Arana, but adopted the name Castaneda later and immigrated to the United States in 1951. He had a background in sculpture and hoped to become an artist. (0:03:40)
He became a student at Los Angeles Community College, where he took classes on creative writing, literature, and philosophy. (0:03:45)
In 1957, he became a naturalized U.S. citizen, and in 1959, he enrolled in the University of California, Los Angeles, UCLA, where he studied California ethnography. While at UCLA, one of his assignments was to interview a Native American. He turned in a paper describing an interview with an unnamed man about the ceremonial use of Jimson weed. The active ingredient in Jimson weed is atropine, which has a variety of effects. (0:04:19)
Jimson weed is used in ceremonies by some Native American groups for its hallucinogenic properties. Castaneda got an A on his paper, and it's apparently a prototype of his later work about Don Juan. In 1960, he married a woman named Margaret Runyon in Mexico, but the couple didn't stay together long. Castaneda dropped out of school due to lack of money and took to disappearing for significant stretches of time, saying he was going to the desert. (0:04:50)
Despite the couple's separation, Castaneda adopted Margaret's son, C.J., though another man was the father. Eventually, he returned to UCLA and studied anthropology, which led to his work with Don Juan. How did Castaneda meet Don Juan? He reports that he was at a bus stop in the Mexican border town of Nogales, Arizona, when he met an old Yaqui named Don Juan Matus. The Yaqui are a Native American people who live in northern Mexico and the American Southwest. Don Juan was very knowledgeable about plants, and Castaneda begged to let him try peyote. (0:05:27)
Peyote is a spineless cactus that contains several psychoactive compounds, most notably mescaline. Like gypsum weed, peyote has hallucinogenic effects, and various Native American groups have traditionally used it for medicinal and religious purposes. Although reluctant, Don Juan eventually let Castaneda try peyote, and he had a most remarkable vision in which he saw a large black dog. Don Juan explained that this dog was actually Mescalito. One of the names for peyote is mescal, and so mescalito would mean little mescal or little peyote. (0:06:05)
Mescalito was thus the spirit of the peyote who had appeared to Castaneda. Don Juan said that the fact he appeared to Castaneda meant that he, Castaneda, was a chosen one, and that he, Don Juan, would now train him in the ways of Yaqui sorcery. Like Don Juan, Castaneda would now become a sorcerer, or to use the Spanish word, a brujo. He thus began studying under Don Juan and began writing what would become The Teachings of Don Juan. Was this originally intended as a book for the general public? (0:06:38)
No, it was originally submitted as Castaneda's master's thesis. Here's how Salon.com describes the book. The Teachings is largely a dialogue between Don Juan, the master, and Carlos, the student, punctuated by the ingestion of carefully prepared mixtures of herbs and mushrooms. Carlos has strange experiences that, in spite of Don Juan's admonitions, he continues to think of as hallucinations. In one instance, Carlos turns into a crow and flies. Afterward, an argument ensues. (0:07:10)
Is there such a thing as objective reality, or is reality just perceptions and different, equally valid ways of describing them? Toward the book's end, Carlos again encounters Mescalito, whom he now accepts as real, not hallucination. In The Teachings, Castaneda tried to follow the conventions of anthropology by appending a 50-page structural analysis. According to his wife Runyan, his goal was to become a psychedelic scholar along the lines of Aldous Huxley. He'd become disillusioned with another hero, Timothy Leary, who supposedly mocked Castaneda when they met at a party, earning his lifelong enmity. (0:07:51)
And that jives with other things I've heard about Timothy Leary, who could apparently be a kind of prickly guy. After completing the book, Castaneda took it to his professor, who encouraged him to take it to the University of California Press, and it was published in 1968. With thousands of drug-crazed hippies on the scene, it sold big time. (0:08:13)
Castaneda got a literary agent, and soon Simon & Schuster had picked up the rights to the He then published multiple sequels dealing with Don Juan, starting with A Separate Reality, Further Conversations with Don Juan in 1971, and Journey to Ixtlan, The Lessons of Don Juan in 1972. In 1973, Castaneda began to withdraw from public view, but he continued publishing. (0:08:34)
In 1974, he published Tales of Power. In 1977, he released The Second Ring of Power. 1981 saw The Eagle's Gift. 1984 had The Fire from Within. 1987 had The Power of Silence, Further Lessons of Don Juan. 1993 had The Art of Dreaming. 1998 had Magical Passes, The Practical Wisdom of the Shamans of Ancient Mexico. And 1998 also had the release of The Wheel of Time, Shamans of Ancient Mexico, and that was the year of his death, 1998. In 1999, The Active Side of Infinity was published posthumously. All told, he published 12 major books, all on similar themes. (0:09:21)
And what happens in the books? Do they all deal with Don Juan? In one way or another, but they're not all centered on Don Juan the way the first book is. Here's how Salon describes them. In A Separate Reality, published in 1971, Carlos returns to Mexico to give Don Juan a copy of his new book, The Teachings of Don Juan. Don Juan declines the gift, suggesting he'd use it as toilet paper. (0:09:43)
A new cycle of apprenticeship begins, in which Don Juan tries to teach Carlos how to see. New characters appear, most importantly Don Juan's friend and fellow sorcerer, Don Gennaro. In A Separate Reality and the two books that follow, Journey to Ixtlan and Tales of Power, numerous new concepts are introduced, including becoming inaccessible, erasing personal history, and stopping the world. (0:10:14)
There are also displays of magic. Don Gennaro is at one moment standing next to Carlos, at the next he's on top of a mountain. Don Juan uses unseen powers to help Carlos start his stalled car. And he tries to show him how to be a warrior, a being who, like an enlightened Buddhist, has eliminated the ego, but who, in a more Nietzschean vein, knows he's superior to regular humans who lead wasted, pointless lives. (0:10:36)
Don Juan also tries to teach Carlos how to enter the world of dreams, the separate reality, also referred to as the Nahual, a Spanish word taken from the Aztecs. Later, Castaneda would shift the word's meaning, making it stand not only for the separate reality, but also for a shaman, like Don Juan and eventually Castaneda himself. (0:11:01)
In Journey to Ixlan, Carlos starts a new round of apprenticeship. Don Juan tells him they'll no longer use drugs. These were only necessary when Carlos was a beginner. Many consider Ixlan, which served as Castaneda's PhD thesis at UCLA, his most beautiful book. It also made him a millionaire. At the book's conclusion, Carlos talks to a luminous coyote, but he isn't yet ready to enter the Nahual. Finally, at the end of Tales of Power, Don Juan and Don Gennaro take Carlos to the edge of a cliff. (0:11:30)
If he has the courage to leap, he'll at last be a full-fledged sorcerer. This time, Carlos doesn't turn back. He jumps into the abyss. So, Castaneda was now a full-fledged sorcerer capable of flight. And it was a good thing, because he wouldn't have Don Juan with him for much longer. When the next book, The Second Ring of Power, came out in 1977, Castaneda revealed that Don Juan was no longer among us. (0:11:57)
However, instead of dying, he turned into a ball of light and entered the Nahual, or separate reality, with which he was in contact. Back here in our reality, Castaneda's books were insanely popular and received tons of critical praise, as well as having a devoted following of New Age seekers. (0:12:17)
As we said at the top of the show, Castaneda's books have sold more than 28 million copies, so he became rich. And he bought a multi-building compound on Pandora Avenue in the prosperous neighborhood of Westwood in West Los Angeles, which is where he was living at the end of his life. Did Castaneda do anything besides just publish books? In the 1990s, he began teaching a self-help technique that he called tensegrity. (0:12:42)
And in 1995, Castaneda and several of his followers created a company called Clear Green Incorporated to promote tensegrity. The word tensegrity comes from architecture. It was coined by Buckminster Fuller, and here's how Merriam-Webster's Dictionary defines it. The property of a skeletal structure having continuous tension members, such as wires, and discontinuous compression members, such as metal tubes, so that each member performs efficiently in producing a rigid form. (0:13:13)
So tensegrity involves the tension and compression belonging to different parts of a structure to produce a rigid form efficiently. Castaneda applied this term to a set of bodily movements or exercises that he referred to as passes. By using these bodily movements, you can accumulate spiritual energy that can be put to work for various purposes. So basically, this is Castaneda's equivalent of Indian yoga exercises or Chinese Tai Chi or Qigong exercises. (0:13:48)
Except it had a Native American theme, because Castaneda said it was based on a set of exercises handed down through 25 generations of Toltec shamans. And the basic movements were taught to him by Don Juan and other shamans. According to a tensegrity website, you can use the exercises to optimize your level of energy, vitality, and well-being, balance and strengthen your physical core, experience more mental alertness, find fresh new insights, reconnect with your best self, release stress, go to bed calm and inviting of your dreams, take back control of your life. (0:14:27)
Clear Green offers instruction in tensegrity through a variety of means. These include multi-day workshops at different sites around the globe, and home study courses, including videos. You said Castaneda and his followers founded Clear Green. What followers are we talking about? After 1973, Castaneda had largely withdrawn from public view. In fact, he never voluntarily let his picture be taken, so there are very few pictures of him after that time. (0:14:54)
However, he still maintained contact with people, and he had a close circle of followers. Who belonged to this circle changed over time, with people coming and going. For some time, the American author Amy Wallace was part of it. She was the daughter of the popular novelist Irving Wallace, and with him and her brother, she wrote the People's Almanac and the Book of Lists series, which was very popular in the 70s and 80s. I had and read all of these books, in fact, I still have volumes 1 and 3 of the Book of Lists. They're basically organized trivia collections, so they make for fun, light reading. (0:15:34)
However, Wallace broke with Castaneda, so she wasn't one of his followers at the end. His inner circle was a group of women that called themselves the Witches. They meant that literally, because they did in fact practice sorcery, based on the teachings Castaneda inherited from Don Juan. Among these teachings, you'll recall were concepts like becoming inaccessible and erasing personal history. Castaneda himself began becoming inaccessible after his withdrawal from the public eye in 1973, and we'll discuss in the reason section how much he erased of his personal history. The Witches followed suit. (0:16:13)
They also became largely inaccessible. They moved into his Westwood compound and cut ties with their with most of them never speaking to their families again. They also erased their personal histories. They took new names, and they cut their hair short and frequently dyed it blonde. (0:16:30)
As part of Castaneda's inner circle, the Witches helped lead the clear green tensegrity workshops, and they served as the officers in the company. They also managed access to Castaneda in his final years. How did Castaneda die? In the summer of 1997, he was diagnosed with hepatocellular cancer, in essence, liver cancer. This is the most common cause of death with people who have cirrhosis of the liver, and it's associated with chronic liver inflammation, such as caused by hepatitis or alcoholism. (0:17:06)
Castaneda died on April 27th, 1998, and this is where things start to get weird, or weirder, with the mysterious disappearances of his key followers, as we're going to see. Among the questions we'll need to answer is just how much of all of this was Castaneda lying about? Before we get to our theories and faith and reason perspective, I do want to take a moment to thank our patrons who make this show possible, including John M., Jerry M., Craig B., Peter D., and Father Chris C. Their generous donations at sqpn.com slash give make it possible for us to continue Jimmy Akin's Mysterious World and all the shows at Starquest. You can join them by visiting sqpn.com slash give. (0:17:59)
Jimmy Akin's Mysterious World is also brought to you in part through the generous support of Aaron Ferguson Electric and Automation, making connections for life for your automation and smart home needs in North and Central Florida at aaronv.com and by rosaryarmy.com. Have more peace. Visit rosaryarmy.com and get a free all-twine knotted rosary, downloadable audio rosaries, and more. (0:18:27)
Make them, pray them, give them away at rosaryarmy.com. And by Colchester Curry House, helping people make authentic Indian cuisine from the comfort of their own home. Find authentic Indian spice blends and recipes at colchestercurryhouse.com. So, Jimmy, let's continue. What theories are there about Carlos Castaneda and his followers? From the reason perspective, we've got a bunch of matters we'll need to discuss. First, how much did he lie about? That includes about his own biography, what he wrote in his books, and his tensegrity teachings. (0:18:56)
Second, we'll need to look at his followers. What was his relationship with them? What happened in his final days? And what happened to them afterwards? We'll also need to look at several matters from the faith perspective. And finally, we'll need to look at Carlos Castaneda's legacy. All right. What can we say about Carlos Castaneda from the reason perspective? I want to give props to my aunt, because back in the 1970s, when I first encountered Castaneda's books, I had no idea that there was a question of how accurate these supposed nonfiction works were. (0:19:34)
And it was my Aunt Glinda who first alerted me to the possibility of deception. So I want to dedicate this episode to her. Very nice. So how much did he lie about his early biography? You'll recall that in the 1973 Time magazine article, he claimed to have been born on Christmas Day in 1935, which would have made him around 38 years old. (0:19:55)
But he elsewhere claimed to have been born in 1931, which would have made him around 41. A New York Times article even indicated he was born in 1915, in which case he would have been 57. But most sources indicate that he was born in 1925, in which case he would have been around 47 at the time of the interview. (0:20:15)
You'll also recall that he claimed to have been born in Sao Paulo, Brazil. But his US immigration records indicate that he was born in Cajamarca, Peru, which would make him Peruvian rather than Brazilian. And he said he only took the name Castaneda later in life. But his immigration records indicate that his birth name was Carlos Cesar Arana Castaneda. Furthermore, it's not clear when he divorced his wife. (0:20:47)
Some sources say 1960, others 1973. Some indicate he never divorced her at all. And his death certificate says he was never married. So we have evidence that at various times Castaneda lied about his year of birth, place of birth, birth name, and marital history. He also apparently lied about his military service and his father's occupation. (0:21:13)
So that's not a promising start. The 1973 Time article describes him as an enigma wrapped in a mystery, wrapped in a tortilla. There's even some indication that he used a stand-in to pose for his psychedelic cover portrait for Time magazine. And when the reporter challenged him about the discrepancies in his personal life history, he said, That doesn't actually make much sense, but it was a clear denial of any desire to clear things up. (0:21:44)
He also told Time magazine, So, an open admission that he's unreliable. From front to back. Even though doubts had been publicly raised earlier, after the 1973 Time article pointed out some of the problems with his claims, Castaneda withdrew from public view and became even more secretive. This was supposedly in keeping with Don Juan's teachings about a sorcerer erasing his personal history. But you can also suppose that he simply didn't want to feed public examination of his claims and harm the marketing of his supposedly non-fiction books. (0:22:34)
Also, he may have had a genuinely paranoid streak in his personality that began to manifest increasingly. Whatever the case may be, critics started pointing out problems with his writings. One of them was something my aunt noted for me. As you might suppose, the popularity of his books and the enigmatic figure of Don Juan led to many people wanting to meet the yaki sorcerer. (0:22:58)
Lots of people wanted to get high with him and become sorcerers too. So, as my aunt pointed out to me, people had been combing the desert looking for Don Juan. Don Juan Matus apparently was a pseudonym, but Castaneda gave enough clues that it should have been possible to identify the real Don Juan. But it wasn't. Nobody could find him, leading to the suggestion that he didn't exist and was just a fictional figure created by Castaneda. Other things also suggested this. (0:23:30)
Castaneda's fiercest critic was psychologist Richard DeMille, son of the famous Hollywood director Cecil B. DeMille, who directed The Ten Commandments, among many other films. The Salon.com article notes, from USC, was something of a freelance intellectual. In a recent interview, he remarked that because he wasn't associated with the university, he could tell the story straight. People in the academy wouldn't do it, he remarked. (0:24:01)
They'd be embarrassing the establishment. Specifically, the UCLA professors who, according to DeMille, knew it was a hoax from the start. But a hoax that, he said, supported their theories, which DeMille summed up succinctly. (0:24:13)
Reality doesn't exist. It's all what people say to each other. In DeMille's first exposé, Castaneda's Journey, which appeared in 1976, he pointed to numerous internal contradictions in Castaneda's field reports and the absence of convincing details. During nine years of collecting plants and hunting animals with Don Juan, Carlos learns not one Indian name for any plant or animal, DeMille wrote. (0:24:41)
The books were also filled with implausible details. For example, while, quote, incessantly sauntering across the sands and seasons when harsh conditions keep prudent persons away, Carlos and Don Juan go quite unmolested by pests that normally torment desert hikers, end quote. DeMille also uncovered numerous instances of plagiarism. When Don Juan opens his mouth, the words of particular writers come out. (0:25:12)
His 1980 compilation, The Don Juan Papers, includes a 47-page glossary of quotations from Don Juan and their sources ranging from Wittgenstein and C.S. Lewis to papers in obscure anthropology journals. In one example, DeMille first quotes a passage by a mystic, Yogi Ramacharaka. The human aura is seen by the psychic observer as a luminous cloud, egg-shaped, streaked by fine lines like stiff bristles standing out in all directions, end quote. (0:25:39)
In a separate reality, a man looks like a human egg of circulating fibers, and his arms and legs are like luminous bristles bursting out in all directions. The accumulation of such instances leads DeMille to conclude that Carlos's adventures originated not in the Sonoran Desert, but in the library at UCLA, end quote. DeMille convinced many previously sympathetic readers that Don Juan did not exist. (0:26:03)
Perhaps the most glaring evidence was that the Yaqui don't use peyote, and Don Juan was supposedly a Yaqui shaman teaching a Yaqui way of knowledge. Even the New York Times came around declaring that DeMille's research should satisfy anyone still in doubt. J.T. Fikes, author of Carlos Castaneda, Academic Opportunism, and the Psychedelic Sixties, believes Castaneda did have some contact with Native Americans, but he's an even fiercer critic than DeMille, condemning Castaneda for the effects his stories have had on Native peoples. (0:26:40)
Following the publication of the teachings, thousands of pilgrims descended on Yaqui territory. When they discovered that the Yaqui don't use peyote, but that the Huichol people do, they headed to the Huichol homeland in southern Mexico, where, according to Fikes, they caused serious disruption. Fikes recounts with outrage the story of one Huichol elder being murdered by a stoned gringo. Among anthropologists, this is no longer a debate. (0:27:08)
Professor William W. Kelly, chairman of Yale's anthropology department, told me, I doubt you'll find an anthropologist of my generation who regards Castaneda as anything but a clever conman. It was a hoax, and surely Don Juan never existed as anything like the figure of his books. Perhaps to many it is an amusing footnote to the gullibility of naive scholars, although to me it remains a disturbing and unforgivable breach of ethics. (0:27:32)
Got that? The Yaqui people do not use peyote. But that was the basis of Castaneda's initial experience with Don Juan. And Castaneda has a habit of putting things on the lips of Don Juan that are based on quotations of other authors, including the philosopher Ludwig Wittgenstein and British author C.S. Lewis. Also, it's been pointed out that despite the fact Castaneda says his and Don Juan's conversations took place exclusively in Spanish, Don Juan uses English idioms for which there is no straightforward Spanish equivalent, and there are many other criticisms of his books as factually inaccurate. (0:28:17)
If Castaneda was lying about all these things, does that mean Don Juan is an entirely fictional character and nothing like the events in the books ever happened? I think the books are heavily fictionalized, but in 1973 Time magazine argued that this didn't mean Don Juan was entirely made up. Here's what they had to say. (0:28:35)
Where, for example, was the motive for an elaborate scholarly put-on? The teachings was submitted to a university press, an unlikely prospect for bestsellerdom. Besides, getting an anthropology degree from UCLA is not so difficult that a candidate would employ so vast a confabulation just to avoid research. A little fudging perhaps, but not a whole system in the manner of the teachings, written by an unknown student with, at the outset, no hope of commercial success. I think they're being overly optimistic here. (0:29:07)
First, as the Sloan article mentioned, the UCLA press did expect the drug-related book to sell heavily, and so even if Castaneda didn't expect the megastardom he got, he could have expected it to sell well, make him money, and build his reputation with the counterculture set. After all, his wife admitted he wanted to become a counterculture guru like Aldous Huxley or Timothy Leary. Second, dishonest students do cheat on their homework by plagiarizing and fabricating to make their assignments easier, and Castaneda was demonstrably a dishonest student since he turned in these fictionalized accounts as academic papers in fulfillment of his advanced degrees, including his doctorate. (0:29:50)
Third, I can easily imagine a student like Castaneda wanting to avoid spending months and years doing extensive fieldwork in the hot desert of northern Mexico, living with a brujo in a squalid shack. It would be much easier to chill out in air-conditioned Southern California and pick up what you needed from sources available in the library. And fourth, if Castaneda was a pathological liar, he would lie even if he didn't get much from doing so. (0:30:25)
I mean, that's one of the definitions of pathological lying, falsification that's entirely disproportionate to any discernible end in view. And we have Castaneda freely admitting that he lies, that he lies a lot, and that he enjoys lying. So, he's a lying liar who lies, and I don't think we can trust anything he says without independent verification. And we don't have any of that for the Don Juan story. (0:30:50)
What about his tensegrity teachings? Do they have any greater basis in fact? Let's listen to how a tensegrity video describes the origins and purposes of the practice. Men and women who lived in Mexico in ancient times, whose expertise was to deal with awareness, believed that human beings are the beholders of a most peculiar dualism. They were not referring to traditional dualism such as body and mind or matter and spirit, but to the dualism between the self and something they called the energy body. (0:31:24)
They considered the self to be a holistic unit which includes both body and mind, matter and spirit together, and they defined the energy body as a particular conglomerate of energy fields belonging to each of us individually that has the capability of being transformed into a perfect replica of the self and vice versa. They believed that the self has the capability of being transformed into a perfect replica of the energy body, that is to say a conglomerate of sheer energy fields. (0:31:53)
Those men and women of ancient Mexico invented and developed a series of movements which helped them to store enough spare energy to accomplish this dual transformation. So some people in ancient Mexico are supposed to have believed in an unusual form of dualism between the self and something they called the energy body. (0:32:14)
The self includes both the body and the mind, while the energy body is a conglomeration of energy fields. Already I want to know which Mexican peoples believed these things, I want to know what the words for these concepts were, and I want to see documentation that ancient Mexican people had the concept of energy fields, a concept it took western science until the 1800s to develop, much less that they had the concept of a conglomeration of energy fields. (0:32:53)
Then I'd like to see documentation that these people believed that the self could be made to perfectly resemble the energy body, and that the energy body could be made to resemble the self. I'd like to see anthropological documentation that they believed the self, composed of body and mind, could be transformed into a conglomeration of energy fields, and that they needed to do physical exercises to store energy to do this. (0:33:24)
All of this sounds like scientific mumbo-jumbo being projected backwards onto ancient peoples by a new age author. The video then says, the movements you are about to see were called the 12 basic passes to gather energy. They are part of a vast series of movements, which were taught to us the last links of a long chain of such men and women. (0:33:42)
So the Tensegrity instructors are the last links in the chain of this knowledge being handed down. On one level, that sounds like an effort to make Tensegrity practitioners feel special, because you're one of the last links. On another level, it suggests that we won't be able to find independent verification for these claims, since if they're the last links, there aren't other people around who can verify this stuff. (0:34:12)
They were taught especially to Carlos Castaneda by his immediate teacher, Don Juan Matos, and by another practitioner named Lujan. So Castaneda got them from unverifiable sources we have reason to think never existed. The persons who are going to execute the 12 basic passes to energy are Kiley Lundahl, Naim Murez, and Rene Murez. The three of them belong to a class of beings that those people of ancient Mexico called Chocmules, or the fierce guardians of energy sites. Remember the name of the Tensegrity instructor, Kiley Lundahl. She was one of Castaneda's core disciples and will become important later in our story. (0:34:49)
For the moment, I want to celebrate the fact that we finally have a Native American term that can be checked out. Chocmule. The video defines it as a fierce guardian of an energy site, and it says that the three women in this video belong to this class of beings even though they're human. I guess they would have been flattered to be described as fierce guardians of energy sites, but I find it rather comical. (0:35:16)
Fortunately for us, Chocmules are actual things in Mesoamerican culture, and archaeologists can tell us about them. How well does what archaeologists have to say correspond to what the video says? Not well. In actuality, a Chocmule is a kind of sculpture that was used by peoples like the Maya and the Aztecs. We don't really know what these people called the sculptures, as the term Chocmule was only applied to them in 1875 by the British-American archaeologist Augustus Le Plongeon. A Chocmule, or at least what he named Chocmules, would be a statue that depicts a person lying on his back with his knees bent and propping himself up on his elbows, turning his head to look at you sideways. (0:36:10)
We'll have a link so you can see pictures of Chocmules. This flat-on-the-back posture is not what you would expect from a fierce guardian. (0:36:16)
In fact, the article we'll link notes that it is a defenseless passive posture. This defenseless passive posture is thought by archaeologists to represent the posture of people captured in wartime. Since they're lying on their backs, Chocmules have flat stomachs, and sometimes they hold bowls on their stomachs. It's thought that the bowls were used to receive offerings for the gods, including the alcoholic drink pulque, as well as tamales, tortillas, tobacco, and in the case of Aztec Chocmules, human hearts would be put in the bowls. (0:36:58)
Chocmules that have flat stomachs with no bowl on them have been suggested to be sacrificial stones on which you'd make a captive lie down so you could cut out his heart as part of a human sacrifice. Chocmules have been found outside but never inside the inner sanctuary of temples. That may be the basis of the tensegrity claim that they were guardians of places of power. (0:37:24)
But they weren't guardians, as their helpless passive posture indicates. Instead, they were liminal figures, like crossing a doorway, that priests used in making offerings to the gods, including human sacrifices. Rather than being fierce guardians, they represent helpless victims. And this shows you just how much distortion there seems to be with tensegrity. Castaneda apparently took the term Chocmule and gave it his own meaning, where it's a fierce guardian of an energy site. (0:37:59)
But the term Chocmule only goes back to 1875, and it was not used for these figures by Mesoamericans. And they don't represent guardians, but victims. Here's how the introduction to the tensegrity video concludes. For those men and women of ancient Mexico, experts in dealing with awareness, to enlarge the parameters of perception meant entering into bona fide all-inclusive new worlds. All-inclusive meant to them that those perceived new worlds were not mere concatenations of the mind, but worlds in which one can live and die. (0:38:35)
For them, entering into new worlds was the core of their magical expertise. Magic is a most inadequate term in this case, for it is loaded with insurmountable negative connotations. Those practitioners bypassed this negative slant by maintaining that their magic was merely a maneuver of perception. We have found out from our own experience that it is indeed a maneuver of perception, but a maneuver of such a magnitude that only the most daring and level-headed men and women can accomplish it. (0:39:05)
So the ancient Mexican practitioners bypassed the negative consequences of the term magic, a term whose equivalent shouldn't have had a negative connotation in their language. Magic has a negative connotation in our language, but if your culture practices something supernatural, to you it's just a ritual. So it doesn't make sense to say they bypassed the negative connotations by claiming their practices involved a maneuver of perception that lets you shift to alternate realities. (0:39:37)
The narrator says that this is indeed what it is, but that you'll have to be one of the most daring, level-headed persons if you're going to accomplish it. So you, the tensegrity student, can compliment yourself on being daring and level-headed, but don't blame us if you're not daring and level-headed enough to be able to actually shift into other worlds. (0:40:04)
The video then starts showing you the 12 basic passes or exercises, and here's what Kylie Lundahl says about the first. The first movement is a minor movement, helping the flow of immunity. Dressed in a black exercise suit, she then leans forward, puts one arm behind her back, and uses her other hand to put her index finger under her chin. She then waggles her finger back and forth to stimulate the flow of immunity. (0:40:31)
And she does this with one hand, then with the other hand, then with both hands, after which she says... This movement stimulates sites of energy that keep one awake. It stimulates the flow of saliva. It also stimulates glands under the chin that flush toxins out. Do the movement with the right hand first, then with the left, then with both hands. (0:40:53)
And the video goes on like that, taking 50 minutes to show you the basic 12 moves. I also found two other videos, one of which is an hour long, and one of which is an hour and a half long. While the purpose of the first movement may be to help you keep awake, I found the silly posture, the monotone delivery of the instruction, and the absence of any music to jazz things up, all contributed to making this the most boring exercise video I've ever watched, and I didn't watch all of it. (0:41:21)
Your mileage may vary. You mentioned that the video instructor was Kylie Lundahl. What do we need to know about her and the other members of Castaneda's inner circle? For a start, Kylie Lundahl wasn't her real name. In fact, all of Castaneda's inner circle of followers, the witches, were women who took new names in keeping with their master's teaching about erasing personal history. (0:41:42)
They also started dressing alike, bleaching their hair blonde, wearing it in the same short crop style, and cutting ties with their families as part of the becoming inaccessible teaching. And they all disappeared immediately after his death. (0:41:53)
Here's what Salon had to say. At the heart of Castaneda's movement was a group of intensely devoted women, all of whom were or had been his lovers. They were known as the witches, and two of them, Florinda Donner-Grau and Taisha Abelar, vanished the day after Castaneda's death, along with clear green president Amalia Marquez and tensegrity instructor Kylie Lundahl. A few weeks later, Patricia Parton, Castaneda's adopted daughter as well as his lover, also disappeared. (0:42:29)
In February 2006, a skeleton found in Death Valley, California, was identified through DNA analysis as Parton's. Some former Castaneda associates suspect the missing women committed suicide. They cite remarks the women made shortly before vanishing, and point to Castaneda's frequent discussion of suicide in private group meetings. Achieving transcendence through a death nobly chosen, they maintain, had long been central to his teachings. (0:42:56)
The witches, along with Castaneda, maintained a tight veil of secrecy. They used numerous aliases and didn't allow themselves to be photographed. Followers were told constantly changing stories about their backgrounds. Only after Castaneda's death did the real facts about their lives begin to emerge. This is largely due to the work of three of his ex-followers. One of his ex-followers was Amy Wallace, who we mentioned earlier. (0:43:19)
She eventually published a book about her experiences with Castaneda called The Sorcerer's Apprentice, My Life with Carlos Castaneda. Salon notes, Castaneda told her they were energetically married. One afternoon, he took her to the sorcerer's compound. As they were leaving, Wallace looked at a street sign so she could remember the location. Castaneda furiously berated her. A warrior wouldn't have looked. He ordered her to return to Berkeley. She did. When she called, he refused to speak to her. (0:43:49)
The witches, however, did, instructing Wallace on the sorceric steps necessary to return. She had to let go of her attachments. Wallace got rid of her cats. This didn't cut it. Castaneda, she wrote, got on the phone and called her an egotistical, spoiled Jew. He ordered her to get a job at McDonald's. Instead, Wallace waitressed at a bed-and-breakfast. Six months later, she was allowed back. (0:44:16)
According to Wallace, acolytes were told to tell their families, I send you to hell. Wallace tells of one young woman who, in the group's early years, had been ordered by Castaneda to hit her mother, a Holocaust survivor. Many years later, Wallace told me, the woman cried about it. She'd done it because she thought he was so psychic he could tell if she didn't. The most difficult part, Wallace believes, was that you never knew where you stood. (0:44:42)
He'd pick someone, crown them, and was as capable of kicking them out in forty-eight hours as keeping them ten years. You never knew, so there was always trepidation, a lot of jealousy. Sometimes initiates were banished for obscure spiritual offenses, such as drinking cappuccino, which Castaneda himself guzzled in great quantities. They'd no longer be invited into the compound. (0:45:05)
Phone calls wouldn't be returned. Having been allowed for a time into a secret magical family, they'd be abruptly cut off. For some, Wallace believes, this pattern was highly traumatic. In a weird way, she said, the worst thing that can happen is when you're loved and loved and then abused and abused and there are no rules and the rules keep changing and you can never do right, but then all of a sudden they're kissing you. (0:45:26)
That's the most crazy-making behavioral modification there is, and that's what Carlos specialized in. He was not stupid. So, this man was simply evil. What happened in his final days? Like everyone, he eventually got sick. And this was a big problem, because if you practiced insecurity, you were supposed to be immune from illness. You know, all you gotta do is lean forward, put your arm behind your back, and waggle your index fingers under your chin to stimulate immunity. So, your immune system should take care of all those nasty liver cancer cells. (0:45:58)
But, nevertheless, it was a big problem if you got sick, as illustrated by the case of one of Castaneda's followers, who was a woman named Tycho, or the Orange Scout. She had ulcerative colitis, Wallace told me. She was trying to keep it a secret because if Carlos knew you were sick, he'd punish you. (0:46:24)
If you went for medical care, he'd kick you out. Once Tycho's illness was discovered, Wallace said, Tycho was expelled from the group. Nevertheless, in the summer of 1997, he was diagnosed with liver cancer. Because sorcerers weren't supposed to get sick, his illness remained a tightly guarded secret. While the witches desperately pursued traditional and alternative treatments, the workshops continued as if nothing was wrong, although Castaneda often wasn't there. One of the witches, Abelar, flew to Florida to inspect yachts. (0:46:52)
Former follower, Guder, in notes taken at the time, wondered, why are they buying a boat? Maybe Carlos wants to leave with his group and disappear unnoticed in the wide open oceans. No boats were purchased. Castaneda continued to decline. He became increasingly frail, his eyes yellow and jaundiced. He rarely left the compound. According to Wallace, Castaneda's current follower, Tiggs, told her the witches had purchased guns. (0:47:21)
While the Nahual lay bedridden with a morphine drip, watching war videos, the inner circle burned his papers. A grieving Abelar had begun to drink. (0:47:27)
I'm not in any danger of becoming an alcoholic now, she told Wallace, because I'm leaving, so it's too late. Wallace writes, she was telling me, in her way, that she planned to die. Wallace also recalls a conversation with Lundahl, the star of the tensegrity videos and one of the women who disappeared. If I don't go with him, I'll do what I have to do, Wallace says Lundahl told her. (0:47:49)
It's too late for you and me to remain in the world. I think you know exactly what I mean. In April 1998, Guder filmed the inner circle packing up the house. The next week, at age 72, Castaneda died. He was cremated at the Culver City Mortuary. No one knows what became of his ashes. Within days, Donner, Grau, Abelar, Parton, Lundahl, and Marquez had their phones disconnected and vanished. A few weeks later, Parton's red Ford Escort was found abandoned in Death Valley's Panamint Dunes. Even within the inner circle, few knew that Castaneda was dead. Rumors spread. (0:48:28)
Many were in despair. The Nahual hadn't burned from within and turned into a ball of light. Jennings didn't learn until two weeks later, when Tiggs called to tell him Castaneda was gone. The witches, she said, were elsewhere. So Castaneda died, and the witches vanished. And what happened to them? With one exception, we don't know. Some think they committed suicide, some think they're still alive, and it could be some of both. (0:48:57)
The one case we know about was Patricia Parton. As the article mentioned, her car was found abandoned in Death Valley just a few weeks later, in 1998. In 2003, a skeleton was discovered near the site of Parton's abandoned Ford. The Inyo County Sheriff's Department suspected it was hers. But due to its desiccated condition, a positive identification couldn't be made until February 2006, when new DNA technology became available. (0:49:27)
Wallace recalls how Castaneda had told Parton that if you ever need to rise to infinity, take your little red car and drive it as fast as you can into the desert, and you will ascend. And Wallace believes that's exactly what she did. She took her little red car, drove it into the desert, didn't ascend, got out, wandered around, and fainted from dehydration. (0:49:50)
And that's not the only possibility. She also could have deliberately committed suicide, she could have been attacked by a wild animal, and she could have met with foul play. Inyo County, the location of Death Valley, can be a really wild place, a surviving outpost of the Wild West. It's got lots of people who want to live off the grid, eccentrics, individualists, survivalists, criminals, people who are to be respected, and in some cases, feared. (0:50:19)
It's also where the Manson family hid out after the Tate LaBianca murders we discussed in Episode 54. So it's possible she got out there and died by accident, suicide, animal attack, or foul play. If Clear Green, the company that promotes tensegrity, still exists, what does it say about what happened to the witches? Salon notes, on its website, Clear Green maintains that the women didn't depart. (0:50:41)
However, quote, for the moment, they are not going to appear personally at the workshops because they want this dream to take wings, end quote. So it says they're not dead, but many people think they are, and that they committed suicide. In fact, we know of one woman who did commit suicide, though she wasn't a member of the inner circle of the witches. (0:51:03)
She tried to imitate Castaneda's famous leap from a mountain. In 2002, a Taos, New Mexico woman, Janice Emery, a Castaneda follower and workshop attendee, jumped to her death in the Rio Grande Gorge. According to the Santa Fe, New Mexican, Emery had a head injury brought on by cancer. One of Emery's friends told the newspaper that Emery wanted to be with Castaneda's people. (0:51:27)
Said another, I think she was really thinking she could fly off. So suicide is a real possibility for these people. On the other hand, among Castaneda's key teachings were becoming inaccessible and erasing personal history. (0:51:39)
Therefore, if they wanted to simply vanish and drop off the grid, they're exactly the kind of people that would be motivated and knowledgeable about how to do that. So they could still be alive somewhere and in seclusion. Have the authorities tried to find them? According to Salon, remarkably, there seems to have been no investigation into at least three of the disappearances. Except for Donna Grau, they'd all been estranged from their families for years. (0:52:07)
For months after they vanished, none of the other families knew what had happened. And so, according to former follower Guder, no one reported them missing. Salon attempted to locate the three missing women, relying on public records and phone calls to their previous residences, but discovered no current trace of them. The Los Angeles Police Department and the FBI confirmed that there's been no official inquiry into the disappearances of Donna Grau, Abelard, and Lundahl. There is, however, a file open in the Marquez case. (0:52:40)
This is due to the tireless efforts of Luis Marquez, who told Salon that he first tried to report his sister missing in 1999. But the LAPD, he said, repeatedly ignored him. A year later, he and his sister Carmen wrote a letter to the missing persons unit. Again, no response. According to Marquez, it wasn't until Partin's remains were identified in 2006 that the LAPD opened a file on Amalia. To this day, he told me, they still refuse to ask any questions or visit Clear Green. His own attempts to get information from Clear Green have been fruitless. (0:53:13)
According to Marquez, all he's been told is that the women are traveling. Detective Lydia Dillard, assigned to the Marquez case, said that because this is an open investigation, she couldn't confirm whether anyone from Clear Green had been interviewed. So the fate of the witches remains a mystery. So what can we say about Carlos Castaneda from the faith perspective? What about the elements of Native American spirituality in the books, including the use of psychedelic plants? These helped make Castaneda's books popular in the 60s and 70s, when many people were exploring alternative spiritualities. (0:53:48)
Every religion contains at least some elements of truth. You know, such points of contact serve as seeds of the gospel, to use a phrase from the church fathers. Therefore, while Native American spiritualities contain elements of the truth that should be respected, they also need to be corrected and completed by the fullness of revelation we have in Jesus Christ. When it comes to the use of psychedelics, we'll discuss that more in future episodes. (0:54:17)
But for now, suffice it to say that they are not a reliable way of finding the truth. Hallucinogens are just that, things that induce unreliable hallucinations. Also, we should look at the matter from a Native American perspective. This man lied about their culture and their beliefs. He grabbed elements of their culture, including things they hold sacred, then combined them with his own ideas and lied to the public about them. (0:54:49)
He's what some in the Native American communities refer to as a plastic shaman, an individual who tries to pass himself off as a spiritual leader, even though he has no real connection with the culture and the religious tradition he's claiming to represent. I mean, imagine a person trying to pass himself off as a Catholic bishop, even though he's not, and he then sells millions of books that wildly misrepresent Catholic teaching and practice. (0:55:18)
That will give you an idea of what Castaneda did with Native American beliefs. What about the fact that Castaneda apparently lied about so much? Is there any defense for that? (0:55:25)
Your theory of lying will determine whether you think it's ever okay to lie. Some would argue that it would be permissible to lie to the Nazis about whether you're hiding Jews in your attic, so it might be legitimate to save lives, for example, but I don't see any way to defend the kind of lying Castaneda did. Though that hasn't stopped some people from trying. (0:55:48)
Some of his fans seem to get a charge out of the idea of him being a trickster, like the trickster figure in some Native American folklore. Some also have defended him on the grounds that even if he made stuff up, his books contained profound spiritual truths. I don't buy either of these. Castaneda wasn't simply a playful trickster. (0:56:11)
He committed academic fraud in order to obtain advanced degrees, and he manipulated the spiritual and emotional lives of people by feeding them lies in order to get rich. Those aren't playful tricks, they're unacceptable moral offenses. What about the claim that he used non-literal narratives to communicate spiritual truths? After all, Jesus taught the people in parables. You can use non-literal narratives to communicate truths, but if you're going to do that, you need to somehow communicate to the audience that you're using symbols. (0:56:43)
Everybody recognized Jesus's parables were symbolic rather than literal accounts. The gospel writers even say he taught them in parables, so this was obvious to everybody. But that's not what Castaneda did. He presented his books as works of non-fiction. He even submitted them to get his Ph.D. from UCLA. That's straightforward lying. And you should never trust your perception of reality to a person you know to be lying to you. (0:57:14)
So you shouldn't be relying on Castaneda's books to inform your worldview or your spiritual life. Trusting a known liar to teach you spirituality is dangerous in the extreme. And that seems to have been borne out in the case of his disciples, including the witches. He manipulated and emotionally abused them and his other followers. He destroyed their relationships with their families, including not only cutting them off from their loved ones, but having them tell their families to go to hell and even having one woman strike her mother. (0:57:51)
All that's just evil. And eventually some, and perhaps all, of his closest followers were led to commit suicide. So after foolishly entrusting themselves to him, he led them to death. Let's close this episode by looking at Carlos Castaneda's legacy. What can we say about that? He was very influential and had an influence on the broader culture in ways people don't realize. (0:58:15)
In the early part of this episode, we talked about how Castaneda's books recount him becoming the apprentice of a powerful sorcerer who lives in the desert, who reluctantly takes him on, teaches him, and puts him through tests. And then after the training, the sorcerer vanishes and enters the spiritual world. If that sounds like what happened with Luke Skywalker and Ben Kenobi and Yoda in the Star Wars films, there's a reason for that. (0:58:46)
George Lucas based these characters in part on things in Castaneda's books, as well as other things from folklore and mythology. And by the way, shout out to our colleagues at Secrets of Star Wars. Maybe you want to let your listeners know about this episode of Mysterious World as an aspect of the background to Star Wars. But not all of Castaneda's legacy is as benign as that. (0:59:08)
Setting aside what happened with the witches, Castaneda misled millions of people who read his books, with many people still thinking that they're a truthful and valid path of spirituality. That tragedy is aided and abetted by Simon & Schuster, which still publishes his books as non-fiction titles, even though they've been discredited and are recognized as a hoax in anthropological circles. And it's aided and abetted by UCLA, which has never taken actions to revoke Castaneda's degrees, even though they were obtained by fraud. (0:59:48)
They thus continue to prop up his legacy of falsehood by giving it a patina of scholarship for his supporters. So Jimmy, what's your bottom line on Carlos Castaneda? (0:59:53)
Carlos Castaneda was a conman. He lied about his personal history. He lied to get academic degrees. He lied to get rich. He emotionally manipulated his followers and ultimately led them to death. His works may contain exotic ideas that struck a chord with many people, especially in the counterculture and the New Age movement, but that doesn't make up for the evil that he did. (1:00:17)
So what further resources can we offer to the listener on this subject? We'll have links to several books, and I should say that I haven't, you know, I've skimmed some Castaneda's books, but I haven't read all the ones we're going to recommend. So caveat emptor, they may contain disturbing things. We'll have links to Castaneda's books, also Richard DeMille's book, Castaneda's Journey, also a multi-author book called The Don Juan Papers, further Castaneda controversies, Amy Wallace's book, The Sorcerer's Apprentice, the Salon article that we quoted, also the 1973 Time Magazine article, and thanks to mysterious irregular Father Matthias, OSB from the St. Vincent Arch Abbey for helping me find the 1973 article. (1:01:04)
We'll have links to articles on Carlos Castaneda, the Yaqui, Jimson Weed, Peyote, the Tensegrity Cleargreen website, also the Tensegrity video we heard from, an article on pathological lying, an article on chockmules, and an article on plastic shamans. Very good. So we move to our mysterious feedback, and as I said, this feedback comes from our recent episode on curses. (1:01:31)
(2024-12-08)