AI 整理 : Al Bielek が語った "Philadelphia experiment" から Montauk project そして異星への旅
前置き
Al Bielek のヨタ話については過去記事でも取り上げたが、あまりに馬鹿げているので気力が保てず、細部の紹介は省いていた。
今回は AI にその細部を整理させた。
情報源 : Youtube 動画(41:09)
Philadelphia to Montauk and Beyond | Al Bielek's Journey through Time and Space
www.youtube.com/watch?v=BzRR4Yg6B3w
AI 整理
フィラデルフィア実験とモントーク計画の真実
この動画の文字起こしは、フィラデルフィア実験とそれに続くモントーク計画という二つの主要な陰謀論を巡る物語を語ります。
第二次世界大戦中、米国は不可視化技術を求めてフィラデルフィア実験を実施し、USSエルドリッジをレーダーと肉眼から消し去ろうとしましたが、予期せぬ時間移動と乗組員への恐ろしい結果をもたらしました。生き残ったとされるエドとダンカンのキャメロン兄弟は、後に1983年のモントーク計画に巻き込まれ、精神能力と異星人技術を用いて時空間を操ることを学び、核戦争後の未来や異星の惑星を訪れることになります。
最終的に、彼らは過去に戻りフィラデルフィア実験を防ぐ任務を負いますが、この物語の語り手であるアル・ビエレクトンは、この出来事の目撃者であり、彼の記憶は政府の洗脳と映画の影響によって回復したと主張しています。
しかし、この説明は、アル・ビエレクトン自身の主張の信憑性について批判的な視点も提示しており、彼が提供した証拠の欠如と物語の変化を指摘しています。
ブリーフィング資料:フィラデルフィア実験とモントーク計画
このブリーフィング資料は、Youtube動画「フィラデルフィア実験とモントーク計画」の内容を基に、主要な出来事、経緯、主な主張、そしてそれらに対する批判をまとめたものです。
- はじめに:米国と第二次世界大戦
第二次世界大戦が勃発するまで、米国は軍事的に劣勢にありました。軍事力は世界第10位で、英国の半分程度の規模でした。この劣勢を打開するため、米国は技術革新に活路を見出します。「Building an army would take years, so that edge would have to come from technology.」
- フィラデルフィア実験(プロジェクト・レインボー)
背景と目的:
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第一次世界大戦中、ニコラ・テスラは遠隔操作技術や潜水艦探知技術で米国陸軍と協力し、兵器開発に関与していました。
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テスラは「テスラの殺人光線」と呼ばれる粒子ビーム兵器を開発したとされますが、その実証性には疑問が呈されています。
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1919年にはアルバート・アインシュタインが重力による光の湾曲を証明しており、これらの理論が実験の基礎となりました。
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ドイツの圧倒的な軍事力に対し、米国は絶望的な状況に追い込まれ、レーダーや肉眼から船を不可視にする電磁兵器の開発を目指す「プロジェクト・レインボー」を発足させました。「Desperate for an advantage, the U.S. military once again looked to science.」
最初の実験(1943年7月):
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「強力な電磁場を生成し、船の周囲の時空を歪める」という野心的な目標のもと、試作機がUSSエルドリッジに搭載されました。
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ジョン・フォン・ノイマン博士がプロジェクトを指揮し、海軍エンジニアのエドワードとダンカン・キャメロン兄弟が装置の操作を担当しました。
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装置が作動すると、船は「深いハム音」を発し、緑色の光る霧に包まれました。
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その後、エルドリッジはフィラデルフィアから約200マイル離れたノーフォーク、バージニア州に「不可解にも出現」しました。さらに奇妙なことに、「設備が作動する10分前にそこに目撃された」とされます。
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20分後、エルドリッジはフィラデルフィアに戻りましたが、実験は悲惨な結果に終わりました。
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船員たちは船体の一部に融合したり、重度の火傷や放射線病を負ったり、精神を病んだり、単に消滅したりしました。「Men were found fused to parts of the ship, screaming in agony.」「Some had severe burns and radiation sickness. Some went insane. Some men simply vanished.」
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この大惨事にもかかわらず、米海軍は実験に可能性を見出し、アルバート・アインシュタインに助言を求めました。
2度目の実験(1943年10月28日):
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修理とアップグレードの後、再びフィラデルフィア実験が行われました。
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エドワードとダンカン・キャメロン兄弟が再び装置を操作しました。
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数秒後、爆発が起こり、機械は揺れ、火災が発生しました。
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兄弟は甲板に駆け上がり、船を囲む「同じ明るい緑色の渦」を目撃し、船から飛び降りました。
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彼らが着地したのは水の中ではなく乾いた土地でした。彼らはまだ光に包まれていましたが、その光はヘリコプターとジープのヘッドライトから発せられていました。
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軍警察に連行された彼らは、ジョン・フォン・ノイマン博士と再会しましたが、博士は「非常に老けて」見えました。
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フォン・ノイマン博士は彼らに「1983年へようこそ」と告げまし た。「Van Neumann said, Welcome to 1983, boys.」キャメロン兄弟は、船から飛び降りることで安全に脱出したつもりでしたが、実際には時間を飛び越えていたのです。
- モントーク計画
フィラデルフィア実験の継続とエスカレート:
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キャメロン兄弟は、ロングアイランドのモントーク空軍基地の下にある地下施設にいました。ここは公式には退役したレーダー基地でしたが、非公式には「モントーク計画」の本部であり、フィラデルフィア実験の継続・拡大版でした。
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モントーク計画も時空間を操作できるものでしたが、今度はその操作が「サイキック能力者と地球外テクノロジー」によって制御されるようになりました。「But now the manipulation could be controlled. Controlled by what? Psychics and alien technology.」
モントーク・チェアと異星人技術:
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実験の中心は「モントーク・チェア」でした。この椅子はコンピューターを使用して電磁場を生成し、人間の脳波と相互作用するものでした。
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ニコラ・テスラの共鳴とエネルギ ーに関する理論が椅子の設計に影響を与えました。
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人間と機械を接続する技術は、UFOの技術をリバースエンジニアリングしたものでした。多くのUFOには物理的な制御装置がなく、パイロットの思考によって操作されていたとされます。
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モントーク・チェアはサイキック能力を増幅させ、被験者が物体を具現化したり、遠隔地を見たり、時間を旅行したりすることを可能にしました。「The Montauk chair amplified psychic abilities, allowing subjects to manifest objects, see distant locations, and travel through time.」
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ダンカン・キャメロンは特に才能があり、実験の中心となりました。彼はセッション中に他の世界や並行次元を見ることができ、「マルチバースは実在する」と主張しました。エドワードも時間旅行が可能でした。
未来への旅:2137年と2749年
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ある時、エドとダンカンは一緒に2137年に旅し、そこで「気に入らないもの」を発見しました。
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2020年代後半に核戦争が勃発し、地球上の主要都市はほとんど破壊され、政府は消滅し、人々は再び部族化していました。気候変動により海岸線は水没し、生存者は約1億人でした。しかし、この壊滅的な状況にもかかわらず、人々は「まだ技術を進歩させている」と希望を語っていました。
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さらに300年後の2749年に旅すると、そこは「ユートピア」でした。社会はテクノロジーと自然と調和して再建され、建物は反重力で浮遊し、エネルギーはクリーンで無限、汚染は存在せず、政府もありませんでした。
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人工知能が世界全体を管理しており、人々は平和に暮らし、不足するものはなく、お金も不要でした。教育と自己啓発が最優先され、人々は労働や生存の重荷から解放されて学習と探求に時間を費やしました。エドとダンカンはこの楽園にとどまることを決意しました。「This future was paradise. The thought of returning to Montauk's cold underground rooms was depressing. This place was blissful.」
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彼らが未来で2年間過ごしたにもかかわらず、モントークに戻ると時間は全く経過していませんでした。これは超能力であり、彼らは時間だけでなく、銀河のあらゆる世界を旅できることに気づきました。
他の惑星への旅と危機:
- エドとダンカンは、荒涼とした薄暗い紫の空の惑星や、巨大な都市がジャングルに建造された惑星を訪れました。後者では、友好的ではない「爬虫類型生物」に遭遇し、ダンカンは体調を崩しました。
タイムラインの修復と意識の転送:
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モントークに戻ったダンカンは瀕死の状態でした。フォン・ノイマン博士 は、ダンカンがタイムジャンプを繰り返すたびに悪化し、新たなタイムラインを生成し、時空の構造自体を損傷していると説明しました。
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事態を修復するため、エドとダンカンは最後に一度だけエルドリッジ号に戻り、実験装置を破壊するよう命じられました。これにより、タイムラインが修復されるはずでした。
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この任務の後、フォン・ノイマン博士は、ダンカンとエドの意識を、実験が構想される前の1920年代後半の乳児の脳に投影すると説明しました。エドのホストは「アル・ビエレク」という人物でした。彼らの記憶は抑制され、アル・ビエレクは彼らの意識がそこに存在することを知らないことになっていました。これは、彼らの知識を安全に保つための「セキュリティ対策」でした。
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意識転送が成功した後、フォン・ノイマン博士はダンカンにあるフレーズ「時は今(The time is now)」を告げると説明しました。この潜在意識に働きかけるメッセージによって、ダンカンは「別の次元から怪物を召喚」し、それがすべての装置とファイルを破壊し、関係者全員を殺すことになっていました。
- アル・ビエレクの記憶の回復と主張
ブレストン・ニコルズとの出会い:
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1970年代から80年代にかけて、アル・ビエレクは電気技師として働き、周りからは「思慮深く知的」と評されていました。し かし、彼はまた「フリンジ・サイエンス」に強い関心を持っていました。
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1985年、アルはブレストン・ニコルズの講演を聞きにモントークを訪れました。ニコルズは電磁波の応用について発表しており、助手としてダンカン・キャメロンを紹介しました。
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アルは初めて会うはずのダンカンを知っていると確信し、二人は奇妙な既視感について語り合いました。「I knew this guy from someplace.」
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ニコルズは二人を古いモントーク空軍基地に連れて行きました。アルはそこに以前来たことがあるという不気味な感覚を覚えました。
モントーク計画の記憶の回復:
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その後数年間で、アル・ビエレクはモントーク計画に関する記憶を取り戻しました。ブレストン・ニコルズも同様に洗脳され、二重生活を送っていたと主張しました。
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アルの夢には、彼がエドワード・キャメロンであり、兄弟のダンカンと船で働いていて事故に遭い、船から飛び降りるという内容が頻繁に現れるようになりました。
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1988年、HBOで映画『フィラデルフィア・エクスペリメント』を視聴したことで、アルの抑圧されていたフィラデルフィア実験の記憶が「爆弾のように」蘇りました。「it hit me like a bomb. And I started to remember the Philadelphia Experiment.」
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アルは、映画に登場する2人の主人公が自分と兄弟であると主張しました。
モントーク計画の主張内容:
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アル・ビエレクは、モントーク計画が「ブラック・オプス」の政府プログラムであり、「心理兵器」を開発するためのものだったと主張しました。
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「数千人もの人々が彼らの意志に反して実験に使用された」とし、そのほとんどは10歳から15歳の少年だったと述べました。これらの子供たちは「モントーク・ボーイズ」として知られています。「Thousands of people were used in experiments against their will. Most were boys between 10 and 15 years old.」
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モントーク・ボーイズは、ホームレスの少年たちを拾い上げ、マインドコントロールのプログラムを施した後、元の場所に戻し、使用されるのを待たせていたとされます。
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アル・ビエレクとブレストン・ニコルズは、モントーク計画が「マインドコントロール、タイムトラベル、異次元トラベル、そしてサイキック」に焦点を当てていたと主張しました。
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アルは、政府の隠蔽を暴き、人権侵害、失踪した子供たち、虐待について公衆に知らせるために、1990年から全国で講演を始めました。
- 主張に対する批判と政府の否定
政府の公式見解:
- 米国政府は、フィラデルフ ィア実験とモントーク計画に関するこれらの主張を「ばかげたもの」として否定しています。「The U.S. government denies these claims as ridiculous.」
関連する過去の政府プログラム:
しかし、動画では、関連する政府の秘密プログラムが過去に存在したことが指摘されています。
- ゲートウェイ・プロセス: 米国政府がタイムトラベルや異次元トラベルの研究を行っていたとされる。
- プロジェクト・スターゲイト: 米国政府が軍事・諜報目的でサイキック能力者を利用したとされる。
- MKウルトラ計画: 米国政府が人々の意志に反してマインドコントロール実験を行っていたとされる。
- これらのプログラムは、内部告発者によってその存在が明らかになりました。
アル・ビエレクの主張の信憑性への疑問:
動画では、アル・ビエレクの主張の信憑性について多くの疑問が投げかけられています。
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出生記録と軍務記録: アルは1927年生まれとされているが、海軍勤務の記録はなく、エドワードやダンカン・キャメロンがエルドリッジ号を含む海軍の船に勤務した記録もありません。
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エルドリッジ号の所在地: フィラデルフィア実験の日、エルドリッジ号はニューヨークにいたとされています。アルは政府が全ての記録を消去したと主張しています。
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タイムトラベルの追加: アル・ビエレクの物語は時間の経過とともに変化しており、当初1943年から1983年へのタイムジャンプだったものが、2137年、2043年、2749年など、新たな日付が追加されていきました。
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記憶の柔軟性: 批判されると、アルは「洗脳によって抑制されていた新たな記憶を発見している」と主張し、物語を修正していました。
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「エドワード・キャメロン」の存在: 「エドワード・キャメロン」という人物は実在しません。アルが「エドワード・キャメロン」として提示した写真は、プリンストン大学の卒業アルバムに載っていた別人の写真でした。
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フォン・ノイマンの生存: フォン・ノイマン博士は1957年に死去していますが、アルは彼が保護のために死を偽装し、モントーク計画で働き続けていたと主張しています。
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海軍研究局(ONR)の設立時期: アルは海軍研究局(ONR)がフィラデルフィア実験に関与したと述べていますが、ONRは実験が行われた1943年ではなく、1946年に設立されました。
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核戦争の予測時期の変更: 核戦争の発生時期に関するアルの予測は、当初の2000年から2005年、そして2015年へと何度も変更されました。
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他者の証言の取り込み: アル・ビエレクは、他者の同様の体験談を聞くと、その詳細を自身の物語に取り込んでいました。モントーク計画の要素も、元々はアルの物語には含まれていなかったものが、後から組み込まれたものです。
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物理的証拠の欠如: アル・ビエレクは、自身の主張を裏付ける物理的な証拠や確認可能な情報を提供しませんでした。
元同僚の意見:
アルの元同僚たちは、彼が「いい人で知的」であったことを認めつつも、「地下基地や政府の隠蔽、秘密の研究、UFO、地球外生命体などについて常に話していた」ため、彼の物語を聞いても驚かなかったと述べています。「I find his story pretty hard to believe, but it sure seems like a logical progression for Al from what I recall.」
- 結論と示唆
真実の探求:
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フィラデルフィア実験やモントーク計画が本当に起こったかどうかは断定できませんが、これらの物語は私たちの想像力を刺激し、タイムトラベル、サイキック現象、並行現実、宇宙の謎といった概念への関心を維持させます。「true or not, these stories spark our imagination. They keep us interested in concepts like time travel, psychic phenomena, alternate realities, and other mysteries of the universe.」
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これらの物語はまた、政府の活動に目を光らせることの重要性を思い出させます。秘密の政府研究は実在し、その事実は内部告発者によって明らかにされてきました。