「捏造したオカルト物語」の動画が Youtube に蔓延っている
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前置き
昨日の記事、
スコットランド高地の怪談(その 3): サイクリング中に、すでに存在しない城を目撃した ⇒ この謎を解く
スコットランド高地の怪談(その 2): 狭い道路を疾走する黒い幽霊車 ⇒この謎を解く
スコットランド高地の怪談(その 1): 壁に額を打ち付ける生霊を若い夫婦が目撃 → 意外な結末
はどれも捏造と判断できるが、この動画の制作者が捏造したのではない(*1)。
これらの動画の元ネタは、別の Youtube 動画から引用したものなので、それらの元ネタの動画を記録しておく。記録はしておくが、それらの元ネタの動画を視聴して分析するほどの価値を認めない。どうせ幼稚な捏造なので時間の無駄。
上の記事にある動画の末尾のスタッフ・ロールを視ればわかるが、動画作成には多大な人件費がかかっている。その人件費に見合うほどのカネが動くから、Youtube という共鳴箱の中でネタを捏造し、互いにその捏造ネタを互いにナァナァで共有する仕組みが自然発生していても不思議はない。
怪奇現象の事例収集家という建前で、ネタを捏造し、有料で提供する「専門家」もすでに存在する筈。利用する側もその専門家のやっていることを察しているが知らぬふり。捏造がバレても責任転嫁できる。
ネタを捏造する専門家、そのネタを有料で買って Youtube 動画を作成する専門家 、捏造ネタの動画を見て真に受ける視聴者…効率的な分業生産体制と消費市場が見事に確立しているw