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1974-02-04, メキシコ: 一家3人の UFO 搭乗事例

· 49 min read

前置き

Preston Dennett の収集した UFO 搭乗事例集から。case 1 相当。0:00-- 14:40 が該当。

退行催眠によって無自覚のまま創作された「UFO 搭乗体験」だと私は判断する。

概要

AI

異星の宇宙船搭乗: 5つの第一級体験

本動画は、UFO研究者プレストン・デネットが、‌‌地球外生命体の乗り物での遭遇事例‌‌に焦点を当てたものです。デネットは、これらの‌‌「搭乗」体験‌‌をUFO研究の最先端と位置づけ、目撃者が実際に宇宙船の内部にいたため、その信憑性が高いと主張しています。

動画では、メキシコで1974年に起こった、家族が誘拐され、船内で地球外生命体からメッセージを受け取ったとされる‌‌詳細な第一級事例‌‌が紹介されています。この事例は、‌‌行方不明の時間‌‌、‌‌催眠回帰‌‌、そして地球の未来に関する‌‌不吉な予言‌‌を特徴としています。

目次

  1. 前置き
  2. 概要
  3. 詳細
    1. 1. 概要と事例選定の重要性
    2. 2. ソノラ・メキシコ事例(1974年2月4日):「I Have No Fear」
    3. 3. 主要なテーマと重要なアイデア/事実
  4. 事件の概要
  5. 時系列
  6. 主要関係者
  7. 情報源
  8. 文字起こし

詳細

AI

詳細ブリーフィング資料:異星の宇宙船搭乗体験

このブリーフィング資料は、プレストン・デネットの解説動画「異星の宇宙船搭乗: 5つの第一級体験」から得られた情報に基づき、異星の宇宙船搭乗体験における主要なテーマ、最も重要なアイデア、および事実をレビューするものです。特に、動画で最初に紹介される1974年のソノラ・メキシコでのロジャー一家の事例に焦点を当てます。

1. 概要と事例選定の重要性

プレストン・デネットは、宇宙船搭乗体験を「UFO研究の最先端」と位置付け、これらのケースが「全く否定できない」ものであると強調しています。なぜなら、「人々が実際にこれらの乗り物の内部にいるため、誤解する可能性はありえない」からです。今回選ばれた5つの事例は「非常に広範」であり、目撃者は「かなりの量の情報」を受け取っています。

特筆すべきは、3つの事例が複数の目撃者によるものであり、情報量の多さと信頼性の高さが重視されています。これらの事例は、「これらのETは誰なのか、どこから来たのか、そしてなぜここにいるのか」といったUFO現象を取り巻く多くの疑問に答えるものとして、デネットは非常に興味を示しています。

2. ソノラ・メキシコ事例(1974年2月4日):「I Have No Fear」

この事例は、メキシコ・ソノラ州の非常に遠隔地で1974年2月4日に発生しました。ロジャー(父)、メアリー(母)、デイビッド(息子、13歳)の家族3人が関わる複数の目撃者による搭乗体験です。当初は「行方不明の時間」として謎に包まれていましたが、催眠療法後に詳細が明らかになりました。デネットはこの事例を「いくつかの本当に深遠な啓示をETから受けた非常に並外れたケース」と評しています。

2.1. 前兆と発見

  • 奇妙な電子音: 家族は深夜2時頃に「電子音のようなビーという音」で目覚めました。音は「クリアでシャープ、約1秒間隔」でした。ロジャーは当初、トラックのラジオやCBの消し忘れを疑いましたが、どちらもオフでした。
  • 妻の予感と身体的変化: 翌朝、妻メアリーは特に理由もなく「もしかしたら昨夜、UFOが訪れたのかもしれない」と発言しました。その直後、彼女は突然の月経が始まりました。
  • 行方不明の時間: 事件の記憶は不明瞭で、ロジャーは5年半後に研究者レオナルド・ストリングフィールドに手紙を書き、「UFOと関連してビーという音を聞いたことがありますか?」と尋ねました。

2.2. 催眠療法による記憶の回復と搭乗体験

ストリングフィールドの勧めで、家族全員が催眠療法を受け、搭乗体験を思い出しました。

  • ETの出現: ロジャーは、全員が不安感とともに目覚めた後、「4、5体の背の低い人影」が現れ、トラックの周りを歩き始めたと回想しています。彼らは「身長約4フィートで、ヘルメットをかぶった宇宙服を着ていた」と描写されています。
  • 宇宙船の描写: ロジャーは、まばゆい光に導かれ、巨大な宇宙船の下にいることに気づきます。船は「地上から少なくとも15フィートの高さ」にあり、「底部は湾曲し、4本の脚がアーチ状に伸びて船を支えている」と表現されています。「船の腹部から地上へ階段が伸びている」のが見えました。
  • 恐怖の消失と色覚の変化: 船内に入ると、ロジャーの「全ての恐怖が消え」ました。彼は「初めて色を経験」し、「全てが水色」であることに気づきます。船内の素材は「固体だが、いくらか半透明」でした。
  • 船内の様子:星図: 部屋には「非常に濃い青色の長方形の壁」があり、そこに「多くの黄色い点」が見え、ロジャーはこれを「星図」だと感じました。彼はそれを記憶しようとしましたが、ぼやけてしまいました。
  • 指揮官とのテレパシー通信: ロジャーの前に「ぼやけた輪郭の男」が現れ、彼は「船の指揮官」だと感じました。指揮官は言葉を発しませんでしたが、ロジャーは「彼が何を言っているのか理解」しました。通信はテレパシーで行われました。

2.3. ETからのメッセージと警告

指揮官はロジャーにいくつかの重要なメッセージを伝えました。

  • 核爆発の警告: 最初に、指揮官は「漠然とした白黒の絵」を精神的に送りました。「高層ビルはすべて黒く、その背後には輝くような白い空」が見え、ロジャーは「それが核爆発だ」と直感しました。場所は「ニューヨーク」だと感じましたが、不確かでした。この絵は「警告」でした。
  • 個人の行動への言及: 指揮官は、「妻と私が私たちの仕事(キャビンを建てて食料を貯蔵すること)を正しく行っている」と伝えました。
  • 中東の紛争と「最も危険な場所」:指揮官は、机の上の地図(「肥沃な三日月地帯と黒海の北側」を含む東地中海地域)を示しました。この地図は見るたびに詳細になったり簡略化されたりする不思議なものでした。
  • 肥沃な三日月地帯の最上部に示された「X」について、ETは「重要な戦いがそこで戦われるだろう」と告げました。ロジャーは、イスラエルの国境での戦いを予想していたため、これに驚きました。この戦いは「後の戦いまたは大惨事を引き起こす」ものであり、「最初の戦いが起きたら、私たちは準備すべきだ」と伝えられました。
  • さらに、指揮官は黒海北側の川沿いにある「キエフ」という場所を指し、「これが最も危険な場所である」と告げました。「そこからミサイルが来る」とロジャーは連想しましたが、それは「真の姿ではないかもしれない」と感じました。彼はまた「暗殺」も連想しました。
  • 指揮官は「キエフで悪いことが起こっている、そして私はそれを止めなければならない」と述べました。
  • ロジャーの抗議とETの反応: ロジャーは「私はロシアのことなど何も知らないし、そこで何が起こるかについて全く影響力がない」と抗議しました。ETは「イライラした」様子で、「悪いことが止められなければ、壊滅的な戦争が起こるだろう」と返答しました。ロジャーが「いつ?」と尋ねると、ETは「6年後」と答えました。

2.4. その他の家族の記憶と出来事の現実性

  • メアリー(妻): 催眠療法で思い出せたのは、「宇宙船の下に一人で立ち、開いたハッチを見上げている」ことだけでした。
  • デイビッド(息子、13歳): 船内についていくつかの印象を思い出しました。「異常に長い頭、巨大な目、灰色の肌を持つ、身長約4フィートの存在」を見たと言います。また、「学ぶべきだと感じた文字を示したような、一種の結晶装置」も記憶していました。
  • 予言の現実性: ETがロジャーに告げた「6年後に起こるはずだった壊滅的な出来事」は、1980年に起こるはずでした。興味深いことに、イラン・イラク紛争が1980年9月に本格的な戦争へとエスカレートし、約8年間続きました。しかし、これは「キエフ」や「ロシア」に関する直接の言及とは異なるため、予言の解釈は依然として曖昧です。
  • ロジャーの疑念: ロジャーは事件後も、「私、妻、息子は本当に1974年のあの夜、UFOに搭乗したのか、それとも息子と私が作り話をしたのか?」という疑問を抱き続けています。これは、これらの体験が目撃者にどれほど深く影響を与え、混乱させるかを示しています。

3. 主要なテーマと重要なアイデア/事実

  • 宇宙船搭乗体験の信憑性: デネットは、内部からの目撃情報が「全く否定できない」ものとして、UFO研究において最も信頼性が高いと強調しています。
  • 行方不明の時間と催眠療法の役割: 多くの搭乗体験は当初、「行方不明の時間」として認識され、その詳細が催眠療法によってのみ思い出されることが多いです。これは、ETの能力や目撃者の記憶処理の性質を示唆しています。
  • ETの多様性とテレパシー通信: この事例では、身長約4フィートの宇宙服を着た存在や、ぼやけた輪郭ながらテレパシーでコミュニケーションを取る「指揮官」が登場します。ETの身体的特徴やコミュニケーション方法は多様である可能性が示唆されます。
  • 警告としてのメッセージ: ETは、核爆発や、キエフおよび肥沃な三日月地帯での「重要な戦い」とそれに続く「壊滅的な戦争」といった、地球の未来に関する重大な警告を伝えています。これは、ETが人類の未来に関心を持っている、あるいは影響を与えようとしている可能性を示唆しています。
  • 特定の個人への使命/情報伝達: ロジャーが個人的な行動について言及されたり、キエフの状況を「止めなければならない」と促されたりする点は、ETが特定の個人にメッセージや使命を託すことがあるという可能性を示唆しています。
  • 体験がもたらす心理的影響: ロジャーが長期間にわたり、体験の現実性について疑問を抱き続けたことは、UFO遭遇が目撃者の精神に深く、持続的な影響を与えることを示しています。
  • 予言の曖昧さと解釈の難しさ: 1980年の戦争の予言はイラン・イラク戦争と一致するものの、場所の特定が曖昧であるため、ETからのメッセージの解釈は複雑であり、必ずしも一義的ではありません。

このブリーフィング資料は、プレストン・デネットが紹介した事例がいかに詳細で、UFO研究において重要な問いを提起するかを示しています。特にロジャー一家の事例は、搭乗体験の深さ、ETとのコミュニケーション、そして人類の未来に関する彼らの関心を浮き彫りにしています。

事件の概要

AI

‌事例1: 私は恐れない の詳細と文脈:‌

  • ‌事例の名称と発生日:‌‌ この事例は「私は恐れない」と名付けられており、‌‌1974年2月4日‌‌に発生しました。
  • ‌場所と目撃者:‌‌ メキシコ、ソノラ州のエル・デセンボケと呼ばれる遠隔地の先住民の村を訪れていた家族3人(父R.D.ことロジャー、母G.D.ことメアリー、息子M.D.ことデビッド、当時13歳)が関与しています。Dennett氏は、この事例がソノラ砂漠の真ん中という非常に辺鄙な場所で起こったことを強調しています。
  • ‌初期の出来事と発見:‌
    • 当初、この出来事は‌‌失われた時間‌‌に包まれていましたが、数年後にロジャーが研究者レナード・ストリングフィールドに手紙を書き、ストリングフィールドの勧めで催眠退行が行われた結果、詳細が明らかになりました。
    • 1974年2月4日の夜、ロジャーたちは就寝して約2時間後、「電子的なビープ音」のような奇妙な音で目を覚ましました。
    • ロジャーはラジオやCB無線を確認しましたが、どちらもオフでした。彼は、思ったほど孤立していないのか、あるいは近くに中継局があるのではないかと考えました。
    • 翌朝、ロジャーと息子が周囲を見渡しても何も見当たりませんでしたが、妻のメアリーが突然、その夜にUFOに訪問されたような気がすると発言し、その後‌‌突然の月経‌‌が始まりました。
    • この出来事の5年半後、ロジャーはストリングフィールドに手紙を書き、UFOとビープ音の関連性について尋ね、その結果、催眠退行を受けることになりました。
  • ‌催眠退行で想起された体験:‌
    • ‌ロジャーの体験:‌
      • 催眠下で、ロジャーは家族全員が不安感とともに目を覚ましたことを思い出しました。
      • その後、背丈約120cmの4、5体の背の低い人物(宇宙服とヘルメットを着用、一人の顔はつり目)が現れ、トラックの周囲を歩き始めました。
      • ロジャーはこれらの人物に導かれ、目の前の‌‌目がくらむほど明るい光‌‌の方へ向かい、その後に巨大な乗り物の下へと進みました。この乗り物は地面から少なくとも約4.5メートル上方にあり、底部は湾曲し、4本の脚で支えられ、下腹部から階段が伸びていました。
      • 乗り物の中に足を踏み入れると、ロジャーの‌‌全ての恐怖は消え去りました‌‌。彼は自分が妻や息子から離れているにもかかわらず、彼らへの恐怖も感じませんでした。
      • 内部はすべて‌‌ライトブルー‌‌で、固いが半透明な素材でできていました。部屋には船体の構造リブがあり、壁には約60cm×90cmの非常に濃い青色の長方形があり、多くの黄色い点が見え、彼はそれを‌‌星図‌‌だと感じました。
      • 彼の左側にはデスクが設置されており、目の前には彼と同じくらいの大きさの‌‌司令官らしき人物のぼやけた輪郭‌‌がありました。
      • 司令官はロジャーに直接話しかけませんでしたが、ロジャーは彼が何を言っているのか理解できました。彼は‌‌テレパシーで2つのメッセージ‌‌を受け取りました。
        • ‌最初のメッセージは警告でした:‌‌ 司令官は「漠然とした白黒のイメージ」として、黒い高層ビルと輝く白い空を示し、ロジャーはそれを「原子爆発」、場所は「ニューヨーク」だと感じました。
        • ‌2番目のメッセージ:‌‌ 司令官はロジャーと妻が「自分たちの仕事(小屋を建てて食料を蓄えること)を正しくこなしている」と伝えました。
      • 催眠中、ロジャーは意識の途切れを経験しましたが、再び司令官と同じ部屋に戻り、星図を研究しようとしました。司令官は彼に星図を忘れるように言い、デスク上の別の‌‌奇妙な地図‌‌を示しました。
      • デスク上の地図は‌‌東地中海地域‌‌、特に「肥沃な三日月地帯」と「黒海の北」を指していました。この地図は、時には都市や山脈の名前まで詳細に表示され、時には「肥沃な三日月地帯」と「黒海」の輪郭のみで表示されました。これは、司令官がロジャーに見せたい重要なポイントがあるかのようでした。
      • 「肥沃な三日月地帯」の最上部にある「X」の箇所について、ETは「‌‌そこで重要な戦いが繰り広げられるだろう‌‌」と伝えました。ロジャーはイスラエルの国境で次の戦いが起こると考えていたため、これに驚きました。この最初の戦いが、後の戦いまたは大惨事を引き起こすとされました。
      • その後、司令官は黒海の北、川沿いの「キエフ」という場所に点を指し、「‌‌ここは断然最も危険な場所だ‌‌」と告げました。ロジャーはロケットの発射や暗殺を思い描きましたが、司令官は「キエフで悪いことが起きている、それを止めなければならない」と強調しました。
      • ロジャーは自分がロシアについて何も知らないし、そこで起こることに何の権限もないと抗議すると、司令官は苛立った様子で「‌‌悪いことが止められなければ、壊滅的な戦争が起こるだろう‌‌」と述べ、「‌‌6年後‌‌」に起こると告げました。
    • ‌メアリーの体験:‌‌ 催眠下で彼女が思い出せたのは、乗り物の下に一人で立ち、開いたハッチを見上げていたことだけでした。
    • ‌デビッド(息子)の体験:‌‌ デビッドは乗り物の内部の印象を思い出し、異常に長い頭、大きな目、灰色の肌を持つ約120cmの存在を見たこと、また彼が学ぶべき文字を示す「結晶のような装置」を見たことを語りました。
  • ‌事例の帰結とDennett氏のコメント:‌
    • ETがロジャーに語った「6年後」に起こる壊滅的な出来事(1980年)は、‌‌1980年9月にイラン・イラク紛争が全面戦争にエスカレートしたこと‌‌と興味深く一致しています。
    • 催眠セッション後も、ロジャーと家族は答えよりも多くの疑問を抱えていました。ロジャーは、実際にUFOに搭乗したのか、それとも自分たちが物語を作り出したのかという疑問を何度も自問したと述べています。
    • Dennett氏は、この事例がいかに目撃者たちに‌‌長期間にわたって深い影響を与えたか‌‌を強調しています。

この事例は、Dennett氏が選んだ「非常に広範な」5つのケースの1つであり、目撃者が「かなりの情報」を受け取り、「ETとかなり長い会話」を交わすことができる例として挙げられています。また、複数の目撃者がいることで、その信頼性と情報の豊富さが際立っています。この事例は、ETが誰であるか、どこから来たのか、そしてなぜここにいるのかといったUFO現象を取り巻く多くの疑問に答える情報を含んでいるとされています。特に、ETが地球上の特定の地理的地域や未来の出来事(核爆発の警告や戦争の予測)に関心を示している点は、彼らの目的や関与の性質に関する深い洞察を提供しています。

時系列

AI

‌1974年2月4日‌

  • 夜: R.D.(ロジャー)、G.D.(メアリー)、M.D.(デヴィッド)の一家がソノラ砂漠のエル・デセンボケへ向かう途中で野営。電子的なビープ音によって目覚める。ロジャーはラジオやCBをチェックするが、どちらもオフになっている。夜中もビープ音は続く。

‌1974年2月5日‌

  • 朝: ロジャーとデヴィッドは小高い岩山に登るが、数マイル以内に何もないことを確認。メアリーは突然、前夜にUFOに訪問されたような気がすると発言し、その後、予期せぬ月経が始まる。

‌1979年8月頃 (5年半後)‌

  • ロジャーが研究者レナード・ストリングフィールドに手紙を書き、UFOと関連するビープ音について尋ねる。

‌1979年後半以降‌

  • ストリングフィールドが一家との面会を要請し、催眠回帰を提案。

  • 一家全員が催眠回帰に同意し、搭乗体験を思い出す。

    • ロジャーの記憶(催眠下):3人とも不安感とともに目覚める。
    • 4、5体の背の低い人影が現れ、トラックの後ろを歩き回る。身長約4フィート、宇宙服とヘルメットを着用。一人の顔にはつり目。
    • 眩しい光が現れ、2体の背の低い人影に腕を掴まれ光へ導かれる。
    • 巨大な宇宙船の下にいることを認識。船体は地面から少なくとも15フィートの高さにあり、底部は湾曲し、4本の脚で支えられている。船体から伸びる階段を上る。
    • 宇宙船内に入ると、恐怖心が完全に消え去る。全てが淡い青色に見える。固体だが半透明な素材でできている。
    • 部屋にいる。右側に船の構造的な骨組みが見える。壁には非常に濃い青色の長方形(約2フィート×3フィート)があり、多くの黄色い点が見えるため、星図だと考える。
    • 左側には垂直な壁にデスクがある。目の前には自身のサイズと同じくらいのぼんやりとした人影(司令官)がいる。この人物に対する恐怖はない。
    • 星図を記憶しようとするが、ぼやけてしまう。
    • 司令官から精神的なメッセージを受け取る。高層ビルが黒く、空が真っ白なモノクロの映像。原子爆発を意味すると理解し、ニューヨークと思われる場所での警告だと考える。
    • 「妻と私(ロジャー)は私たちの仕事を正しくこなしている」というメッセージを受け取る(キャビンの建設と食料の貯蔵についてだと解釈)。
    • 意識が途切れ、再び司令官のいる同じ部屋にいる。星図を再び研究しようとするが、「それがここに来た理由ではない」と言われる。
    • デスク上にある別の奇妙な地図を見る。中東、特に肥沃な三日月地帯と黒海の北側が印象的。最初は詳細で都市名や山脈がカラーで表示されているが、見直すと肥沃な三日月地帯と黒海だけが強調されている。
    • 肥沃な三日月地帯の最上部に「X」があるのを発見。「そこで重要な戦いが繰り広げられるだろう」と告げられる。この戦いが後の戦いや大災害の引き金になると警告され、その時が来たら準備するよう促される。
    • 司令官が黒海の北側、キエフと書かれた川沿いの点を示す。「ここは群を抜いて最も危険な場所だ」と告げられる。ロジャーはロケットや暗殺を想像する。
    • 「キエフで悪いことが起こっており、止めなければならない」と言われる。ロジャーはロシアのことに何も知らないと抗議するが、司令官は「悪いことが止められなければ、壊滅的な戦争が起こるだろう」と苛立った様子で告げる。
    • ロジャーが「いつ?」と尋ねると、司令官は「6年後」と答える。
  • メアリーの記憶(催眠下):宇宙船の下に一人で立ち、開いたハッチを見上げていることしか思い出せない。

  • デヴィッドの記憶(催眠下):異常に長い頭、巨大な目、灰色の肌を持つ約4フィートの存在を見た。

    • 学ぶべき文字を示されたと感じる一種の結晶状の装置を見た。

‌1980年9月‌

  • ETがロジャーに警告した「6年後」の壊滅的な出来事(1980年)に一致するかのように、イラン・イラク紛争が全面戦争にエスカレートし、約8年間続く。

‌1988年8月‌

  • イラン・イラク戦争が終結。

‌体験後(催眠回帰後も続く)‌

  • ロジャーと家族は、体験が実際に起こったのか、それとも作り話なのかという疑問を抱え続ける。

主要関係者

AI

‌プレストン・デネット (Preston Dennett)‌:UFO研究家。「UFOs and the Paranormal」のホスト。UFO搭乗体験、特に第一級の目撃証言に焦点を当てている。彼の解説動画「On-Board in Extraterrestrial Craft, 5 Fantastic First-Hand Cases」からの抜粋がこの情報の主要なソース。

‌R.D. / ロジャー (R.D. / Roger)‌‌:匿名の一家(父親)のイニシャル。1974年のソノラ砂漠でのUFO搭乗体験の主要な目撃者の一人。催眠回帰によって詳細な記憶を取り戻し、ETからの重要なメッセージを受け取ったとされている。

‌G.D. / メアリー (G.D. / Mary)‌‌:匿名の一家(母親)のイニシャル。1974年のUFO搭乗体験の目撃者の一人。催眠回帰では、宇宙船の下に立ち、開いたハッチを見上げたこと以外はほとんど記憶がなかった。

‌M.D. / デヴィッド (M.D. / David)‌‌:匿名の一家(息子)のイニシャル。体験当時13歳。1974年のUFO搭乗体験の目撃者の一人。催眠回帰で、奇妙なETの外見や、文字を学ぶよう示された装置についての印象を覚えている。

‌レオ・スプリンクル博士 (Dr. Leo Sprinkle)‌:UFO研究者。ロジャー一家のケースを彼の私的な出版物「The Proceedings of the Rocky Mountain Contactee Conference」に初めて掲載した人物。

‌レナード・ストリングフィールド (Leonard Stringfield)‌‌:著名なUFO研究者。ロジャーが5年半後に連絡を取った相手。一家に催眠回帰を提案した人物。

‌宇宙人司令官 (The Commander / ET Commander)‌‌:ロジャーが宇宙船内で遭遇した、ぼんやりとした姿の存在。ロジャーに精神的にメッセージを送り、核戦争の警告、地球の地図上の重要な場所(肥沃な三日月地帯、キエフ)での将来の紛争、そして「6年後」に起こる壊滅的な戦争について伝えたとされる。赤いズボンを着用していた。

‌背の低い宇宙人 (Short Figures)‌‌:ロジャー一家がトラックの周りで遭遇し、ロジャーを宇宙船へと導いたとされる約4フィートの身長の存在。宇宙服とヘルメットを着用し、一人はつり目をしていたと記憶されている。

‌異常に長い頭の宇宙人 (Being with an abnormally long head)‌‌:デヴィッドが宇宙船内で見たと記憶している存在。巨大な目と灰色の肌を持っていたとされる。

情報源

動画(1:08:51)

ONBOARD AN EXTRATERRESTRIAL CRAFT FIVE FANTASTIC FIRSTHAND CASES

文字起こし

展開

(以下、Preston Dennett の解説動画の文字起こし。)

Hello everyone, my name is Preston Dennett, and thank you for joining me for a new episode of UFOs and the Paranormal. I have a very special episode for you today. It's a nice long one, all about on-board UFO encounters. This one is called On-Board in Extraterrestrial Craft, 5 Fantastic First-Hand Cases. I love this aspect of UFO encounters. I think it's the cutting edge of UFO research. It's cases like these that are absolutely undeniable. (0:00:33)

People could not possibly be misperceiving because they are actually inside these craft. The five cases I've chosen for you today are extraordinarily extensive. In every single one of them, the witnesses receive quite a bit of information. Some of them actually hold fairly long conversations with the ETs. And also, of these five cases, three are multiple witness cases. (0:01:08)

And really, another one does have an outside witness, so one technically is just a single witness case. These cases do come from quite a wide variety of areas, including Minnesota, Pennsylvania, Wisconsin, Mexico, and Chile. I really am very interested in these kinds of cases. I think they contain the most information. They really answer a lot of the questions that surround this subject, such as who are these ETs, where do they come from, and why are they here? And yeah, these cases are very, very extensive and do involve a wide variety of extraterrestrial types. So let's just get started. (0:01:51)

In the first case I'd like to talk about, I call, I Have No Fear. This one occurred in February 4, 1974, in a very remote area of Sonora, Mexico. This involves a family of three who were taken on board. It was initially shrouded in missing time, but after a hypnosis session, the details came back, and it's quite an extraordinary case with some really profound revelations from the ETs. This case comes from Dr. Leo Sprinkle, and it first appeared in his private publication, The Proceedings of the Rocky Mountain Contactee Conference. This case involves a family, a father, mother, and son, all of who shared an on-board encounter. (0:02:40)

They are anonymous, and are known only by their initials, R.D., G.D., and M.D. For the purposes of this video, I will call them Roger, Mary, and David. David is the son, and he was 13 years old at the time of this encounter. The three of them were on vacation in Sonora, Mexico, and in February of 1974, they decided to visit the remote and somewhat primitive Indian village called El Desemboque. This is located along the Gulf of California, in the middle of the Sonoran Desert, which is quite vast. (0:03:18)

So to get there, they left the town of Coborca, and headed southwest towards this village, and then began to drive through the backcountry. They drove throughout the day, and when night arrived, they found themselves in the middle of nowhere, with the nearest ranch about 30 miles away. There were still quite some distance from this village, so they parked their truck at the foot of a small rocky hill, cooked dinner over a campfire, and went to bed in the camper shell on the back of their pickup truck. (0:03:51)

It was about two hours later, again on the night of February 4, 1974, that something very strange happened to them. And I'll just quote the father, Roger, directly. As he says, We were jolted awake by beeping noises that sounded electronic. The noises were clear and sharp, about one second apart. We looked out of the windows to locate the source of the noise. (0:04:18)

The night was clear and moonlit, but because of the heavy desert brush, we could see only 40 or 50 feet. The beeping continued. (0:04:23)


So Roger wondered if this beeping noise was because he had forgotten to turn off the radio or the CB in his truck, but he checked them and both were off. So he wondered then if perhaps they weren't as isolated as he thought, and that there might be some kind of relay station near their camp. (0:04:44)

He vowed to check the next morning, but throughout the night he awoke a few times to still hear this strange beeping noise. Now the next morning, he and his son climbed up to the top of this small rocky hill, and there was nothing visible for miles around them except the vast, featureless Sonoran Desert. Now weirdly, as they ate breakfast, Roger's wife Mary announced out of the blue that she felt as though they had perhaps been visited by a UFO that night. (0:05:17)

She had no reason to say that, but later that morning, she began her menstruation cycle. This was sudden and unexpected. And that was it, or so they thought. But as Roger says, we sometimes wondered about the strange events that night in the desert. But how does one find answers to this type of question? Had we been visited by UFOs? It was five and a half years later that Roger felt compelled to write to researcher Leonard Stringfield, and he asked him in his letter, Do you ever hear about beeping noises in connection with UFOs? Stringfield requested a meeting with the family, and after meeting with them, he suggested hypnotic regression. (0:06:00)

So they all agreed to give it a try. And under hypnosis, they remembered an on-board experience. Roger recalled that all three of them woke up with a sense of anxiety. Then, without warning, four or five short figures appeared and began to walk around the back of their truck. As Roger says, they were about four feet tall and dressed in spacesuits with helmets. (0:06:25)

One of the figures places his face against the right side of the window. The face has slanted eyes. So this was under hypnosis, and the next thing Roger recalled seeing under hypnosis was a blindingly bright light in front of them, slightly above the ground. Two of these little short figures are leading him by his elbows towards this light. (0:06:50)

The next thing he knows, he is underneath it. And as Roger says, it is huge. The body of the craft is at least 15 feet above the ground. The bottom is curved. Four legs arch down and support the craft. Something is still at each elbow guiding me. A stairway extends from the belly of the craft to the ground. (0:07:10)

We walk towards it. Now, Roger was feeling some fear at this time, but the next thing he knows, he's actually inside this craft and all of his fear was gone. Again, as Roger says in his own words, I am walking up a curved stairway. I have been in the craft for some time. For the first time, I experience color. (0:07:30)


Everything is light blue. Also, for the first time, I have lost my fear. I neither fear for myself, nor for my wife or son, who are not with me. I must explain the blue. Everything is made of a material that is solid, but which is somewhat translucent. I am standing in a room. Everything is still blue. (0:07:58)

To my right, the structural ribs of the craft come out of the floor and the wall and arch overhead. In the wall is a rectangle of very dark blue, about two feet by three feet. I think it is a star map, as I can see many yellow dots on it. By my left side is a desk attached to a vertical wall. (0:08:20)

Before me is the fuzzy outline of a man about my size. I feel that he is the commander of the craft. I have no fear of this man. I think of my wife and son, but also have no fear for them. I am quite content to be here. So at this point, Roger knew he was having a very strange experience and he stared at the star map and tried real hard to memorize it. (0:08:39)

But he found that it all became a blur in his mind. It was at this point that the commander of this craft gave Roger a message. As Roger says, he doesn't actually speak to me, but I know what he is saying. The picture he gives me mentally is indefinite black and white. The skyscrapers are all black. Behind them, the sky is a brilliant white. (0:09:08)

I think, no, I know, it is an atomic explosion. I think the place is New York, but I'm not sure. The picture is a warning. So the figure continued to speak telepathically to Roger and as he says, there is another message. The figure tells me that my wife and I are handling our chore correctly. (0:09:30)

I think he means about building the cabin and storing food there. So throughout this hypnosis session, Roger did experience lapses of awareness. The next thing he knew, he was back in this same room with the commander, again trying to study the star map and remember it. He did recall seeing three stars on the left side with sort of tails trailing behind them. (0:09:50)

But the commander then told him to forget the map, as that was not why he was here. He then showed him another unusual looking map which lay on the desk beside them. And as Roger says, I feel that it has been there all the time. (0:10:10)

And if I hadn't been looking at the star map, I would have noticed it. The map on the table is one of the reasons for me being here. The commander is now beside me. We are leaning over the desk studying the map. He is now less fuzzy. He is wearing tight red pants. The rest of him is still unclear. (0:10:30)

I recognize the region of the map. It is the eastern Mediterranean area. There are two regions on the map that impress me. The Fertile Crescent and north of the Black Sea. The map is strange. As I look at it one time, it is very detailed with the names of each city, village, and mountain range, and is in color. (0:10:49)

But as I look at it again, it is very plain with only the Fertile Crescent and the Black Sea outlined. It is as though these are the important points he wants me to see. Roger did notice an X located at the extreme top of the Fertile Crescent, at which point the ET told him, quote, an important battle will be fought there. (0:11:10)

As Roger says, I am surprised because I think the next battle in that region would be fought on one of the borders of Israel. The battle will trigger a later battle or catastrophe. When the first battle occurs, we should prepare. Then the commander points to an area north of the Black Sea. On a river is a dot with a dark circle around it and the word Kiev. The commander tells me that this is by far the most dangerous place. (0:11:42)

I picture rockets coming from there, but that may not be the true picture. I also picture an assassination. The commander says that bad things are happening in Kiev and I must stop them. So at this point, Roger protested and told the man, quote, I know nothing of Russia and have absolutely no control over what happens there. (0:12:02)

For Roger, the man seemed to become irritated and told him, if the bad things are not stopped, a catastrophic war will occur. Roger then asked when and the man replied in six years. That is really all Roger was able to recall. He woke up the next morning with no memory of the event other than that strange beeping noise. Now his wife Mary also went under hypnosis and she could remember very little. (0:12:29)

Really the only memory she was able to bring back was standing alone under the craft and looking up at the open hatch. Now their son David, age 13, did recall some impressions of the interior of the craft. He said he saw a being with an abnormally long head, huge eyes, gray skin, about four feet tall. He also recalled seeing a sort of crystalline device which he said showed him letters that he felt he was supposed to learn. (0:12:58)

Now the catastrophic event that the ETs told Roger about, that was supposed to occur six years later, was supposed to occur in 1980. Interestingly, the Iran-Iraq conflict escalated into outright war in September of 1980 and endured for almost eight years, finally ending in August of 1988 with no clear winner but the loss of over a half million lives. (0:13:27)

Now following this hypnosis session, Roger and his family are really still left with more questions than answers. As Roger says, were my wife, my son, and I actually taken on board a UFO that night in 1974 or did my son and I create for ourselves the story? I have asked myself this question countless times. What an amazing case that is and you can see how profoundly it affected the witnesses for a very long time. (0:13:56)

(2025-08-17)