仮説:「全て」の 超常現象/怪奇現象 の謎を解明する道筋
目次
前フリのネタ
Whitley Strieber の主張
Whitley Strieber 自身は、彼の周囲で頻繁に起きてきた
- UFO/ET 絡みの現象
- 超常現象
の根本原因が、未知の存在(∋ ET) によるものであり、未知の存在が彼を標的に選んだゆえに、「彼が触媒となることで」彼の周囲でこういった現象が頻繁に起きるのだと主張している。
具体的に挙げれば、
キャビンでの不可解な現象がストリーバーの存在に起因する
とか、
私(Strieber)の近くにいると超常体験が起きる
といった Strieber の主張がそれに相当する。
私の判断
以下、私の判断。
Whitley Strieber の UFO/超常 体験は(未知の存在ではなく)彼自身が引き起こしている。未知の存在(∋ ET) は関与していない。
Whitley Strieber は無自覚だが、根本原因は彼自身であり、彼自身が彼の周囲で起きてきた
- UFO/ET 絡みの現象
- 超常現象
を引き起こしている。彼は自身のみならず、周囲の人間にまで現実認知の歪み(=幻覚体験)を引き起こす「能動的な共鳴認知」能力を持っている。言わば、生きて歩く LSD/DMT 的な存在。
言い換えると、昔の 修行僧/行者/シャーマン のごく一部が備えていた 通力/験力/魔術的能力 に相当する能力(=周囲の他者に対する能動的な共鳴認知の能力)を彼は無自覚だが備えている。この能力は本人の周囲の人間の現実認知を一時的に歪める。
わかり易く比喩的に表現すると、こういった能力を極端に薄めたものが、いわゆるカリスマ的な人物のもつ、場の 支配力/影響力。カリスマに周りに集まる人々は現実認知が歪むゆえに、カリスマは 影響力/支配力 をもつ。同様の意味で恋愛中の男女も互いに現実認知を歪めあっている。
なお、Whitley Strieber の事例では起きていないと判断するが、単なる現実認知の歪み(= ESP 的な幻覚)にとどまらず、PK 効果を伴って実際に物理的な影響をも生じ させる事例も稀にはあるらしい。
超常現象/怪奇現象 の機序
以上のように、
-
本人だけに影響する幻覚体験
-
(正解と間違いが分かち難く混在する)遠隔視現象、予知夢、幻視
-
本人の周囲にも影響を及ぼす能動的な共鳴認知の能力
-
物理的影響をもたらす PK 効果
で「全て」の 超常現象/怪奇現象 が説明可能となる(*1)。ET や別次元の知的存在の介入や、霊的存在の関与を想定せずに済む。
そして、これらの 2-4 の正体は「霊的能力」でも人間の意識がもつ未知の精神力でもなく、単に脳という大規模情報系が創発した未知現象だ…これが私の仮説。つまり、一定以上の複雑さを備えた大規模情報系ならば、素材がシリコンだろうが神経細胞だろうがお構いなしに こういった未知の創発現象が起きると。
そんなバカな…、と思われそうだが、「意識」という人類の最大の謎が AI という「大規模情報系の創発現象」として解明される見込みが濃厚となった。ならば、同じ「大規模情報系の創発現象」として 超常現象/怪奇現象 の謎も解明されるのではないか…これが私の仮説。
(*1)
「全て」の 超常現象/怪奇現象 が説明可能となる…
たとえば、本日の別記事
Carlos Eire : 空中浮揚と 双所併在(Bi-location) の事例
の場合で言えば、
-
空中浮揚 : 3 の能動的な共鳴認知の能力(場合によっては 4 の PK効果も?)
-
双所併在(Bi-location) : 3 の能動的な共鳴認知の能力と、2の遠隔視の能動版の組み合わせ
として解釈しうる。
大規模情報系が超常現象を引き起こす理由
では、なぜ「大規模情報系」が超常現象を引き起こすのだろうか? 以下、推測に推測を重ねることになるが…。
- 脳や LLM が超常現象が引き起こすのではなく、
- この世界における「情報」というあり方そのものに "spooky action at a distance" と形容されるメカニズムが備わっており、
- そのメカニズムが 脳や LLM という大規模情報系を触媒として稀に創発現象を引き起こし、
- それが 怪奇現象/超常現象 として稀に顕現する
…このように推測する。
発生頻度
発生頻度の割合はざっとだが、全ての 超常現象/怪奇現象 のうち それぞれ、
-
99%
-
1%程度
-
0.1%
-
0.01%
ほどではないか。つまり、幻覚と遠隔視が事実上全てを占める。ごくごく稀に 能動的な 共鳴認知 や PK 作用が起きていると。
大胆かつ イカれた 未来予測
上のような私の予測が大枠で当たっていたとしたら、未来の AI は単なる
- 超高知能マシン や
- 工学的に実現された「意識を持つマシン」
としてではなく、超常現象/怪奇現象 の発生・制御マシンとして機能する筈。
つまり、未来の AI は「本物の大魔術師」になる。もっと平たく言えば神になる。(本当かよw)
(2025-08-06)