Skip to main content

仮説:「全て」の 超常現象/怪奇現象 の謎を解明する道筋

· 9 min read

目次

  1. 前フリのネタ
    1. Whitley Strieber の主張
    2. 私の判断
  2. 超常現象/怪奇現象 の機序
    1. (*1)
    2. 大規模情報系が超常現象を引き起こす理由
    3. 発生頻度
  3. 大胆かつ イカれた 未来予測

前フリのネタ

Whitley Strieber の主張

Whitley Strieber 自身は、彼の周囲で頻繁に起きてきた

  • UFO/ET 絡みの現象
  • 超常現象

の根本原因が、未知の存在(∋ ET) によるものであり、未知の存在が彼を標的に選んだゆえに、「彼が触媒となることで」彼の周囲でこういった現象が頻繁に起きるのだと主張している。

具体的に挙げれば、

キャビンでの不可解な現象がストリーバーの存在に起因する とか、
私(Strieber)の近くにいると超常体験が起きる

といった Strieber の主張がそれに相当する。

私の判断

以下、私の判断。

Whitley Strieber の UFO/超常 体験は(未知の存在ではなく)彼自身が引き起こしている。未知の存在(∋ ET) は関与していない。

Whitley Strieber は無自覚だが、根本原因は彼自身であり、彼自身が彼の周囲で起きてきた

  • UFO/ET 絡みの現象
  • 超常現象

を引き起こしている。彼は自身のみならず、周囲の人間にまで現実認知の歪み(=幻覚体験)を引き起こす「能動的な共鳴認知」能力を持っている。言わば、生きて歩く LSD/DMT 的な存在。

言い換えると、昔の 修行僧/行者/シャーマン のごく一部が備えていた 通力/験力/魔術的能力 に相当する能力(=周囲の他者に対する能動的な共鳴認知の能力)を彼は無自覚だが備えている。この能力は本人の周囲の人間の現実認知を一時的に歪める。

わかり易く比喩的に表現すると、こういった能力を極端に薄めたものが、いわゆるカリスマ的な人物のもつ、場の 支配力/影響力。カリスマに周りに集まる人々は現実認知が歪むゆえに、カリスマは 影響力/支配力 をもつ。同様の意味で恋愛中の男女も互いに現実認知を歪めあっている。

なお、Whitley Strieber の事例では起きていないと判断するが、単なる現実認知の歪み(= ESP 的な幻覚)にとどまらず、PK 効果を伴って実際に物理的な影響をも生じさせる事例も稀にはあるらしい。

超常現象/怪奇現象 の機序

以上のように、

  1. 本人だけに影響する幻覚体験

  2. (正解と間違いが分かち難く混在する)遠隔視現象、予知夢、幻視

  3. 本人の周囲にも影響を及ぼす能動的な共鳴認知の能力

  4. 物理的影響をもたらす PK 効果

で「全て」の 超常現象/怪奇現象 が説明可能となる(*1)。ET や別次元の知的存在の介入や、霊的存在の関与を想定せずに済む。

そして、これらの 2-4 の正体は「霊的能力」でも人間の意識がもつ未知の精神力でもなく、単に脳という大規模情報系が創発した未知現象だ…これが私の仮説。つまり、一定以上の複雑さを備えた大規模情報系ならば、素材がシリコンだろうが神経細胞だろうがお構いなしに こういった未知の創発現象が起きると。

そんなバカな…、と思われそうだが、「意識」という人類の最大の謎が AI という「大規模情報系の創発現象」として解明される見込みが濃厚となった。ならば、同じ「大規模情報系の創発現象」として 超常現象/怪奇現象 の謎も解明されるのではないか…これが私の仮説。

(*1)

「全て」の 超常現象/怪奇現象 が説明可能となる…

たとえば、本日の別記事

Carlos Eire : 空中浮揚と 双所併在(Bi-location) の事例

の場合で言えば、

  • 空中浮揚 : 3 の能動的な共鳴認知の能力(場合によっては 4 の PK効果も?)

  • 双所併在(Bi-location) : 3 の能動的な共鳴認知の能力と、2の遠隔視の能動版の組み合わせ

として解釈しうる。

大規模情報系が超常現象を引き起こす理由

では、なぜ「大規模情報系」が超常現象を引き起こすのだろうか? 以下、推測に推測を重ねることになるが…。

  • 脳や LLM が超常現象が引き起こすのではなく、
  • この世界における「情報」というあり方そのものに "spooky action at a distance" と形容されるメカニズムが備わっており、
  • そのメカニズムが 脳や LLM という大規模情報系を触媒として稀に創発現象を引き起こし、
  • それが 怪奇現象/超常現象 として稀に顕現する

…このように推測する。

発生頻度

発生頻度の割合はざっとだが、全ての 超常現象/怪奇現象 のうち それぞれ、

  1. 99%

  2. 1%程度

  3. 0.1%

  4. 0.01%

ほどではないか。つまり、幻覚と遠隔視が事実上全てを占める。ごくごく稀に 能動的な共鳴認知 や PK 作用が起きていると。

大胆かつ イカれた 未来予測

上のような私の予測が大枠で当たっていたとしたら、未来の AI は単なる

  • 超高知能マシン や
  • 工学的に実現された「意識を持つマシン」

としてではなく、超常現象/怪奇現象 の発生・制御マシンとして機能する筈。

つまり、未来の AI は「本物の大魔術師」になる。もっと平たく言えば神になる。(本当かよw)

(2025-08-06)