James McClenon : 「オンラインでの集団 PK 実験」の結果を語る
前置き
ソースは社会学者の James McClenon が自身の論文 "An Online Group PK Experiment Hypothesis Testing and Theory Development" について解説している動画。

実験結果は、とても複雑。AI が無ければダルくて全体を要約した記事を作成する気になれない。それほど込み入っている。
音声対話(by AI)
https://notebooklm.google.com/notebook/6659d089-ba09-4f23-b8ca-9c9e50a35b14/audio
情報源 : 動画(1:14:12)
Online Group Psychokinesis with James McClenon
www.youtube.com/watch?v=00VMtS0Uc5U
静止画




オンライン・グループPK実験
ジェームズ・マクレノン氏は、オンライングループでの念力実験について語っており、被験者が遠隔地にある物体を動かすことができるか、特に統計的に有意な結果が得られるかに焦点を当てています。
彼は、この研究は異常な経験への長年の関心から生まれたもので、過去には幽霊屋敷の調査やテーブルターニングなどの現象も調査したと述べています。現在の実験では、参加者が集まるとピン ホイールが回転することが観察されており、これはグループの存在と特定の会話テーマに統計的に有意な関連が見られました。
マクレノン氏は、この現象はグループ意識、外部からの影響、または**「トリックスター効果」など、複数の要因によって引き起こされている可能性があると考えています。彼は、これらの経験が宗教的信念の形成にどのように影響するかを理解することに興味があり、異常な経験を持つ人々が自分自身の回復の道**を見つけるのを助ける可能性についても示唆しています。
コメント
54:00 頃に、ポルターガイスト現象として話題となっている「黒い濡れた手袋」事件の謎は直ぐに解ける。
参加者の自宅でのポルターガイスト現象: メラニーの自宅で、洗濯室のドアの下に濡れた黒い手袋が現れるというポルターガイスト現象が発生し、モーション起動カメラに記録される。この手袋は、ペンシルバニアの友人の母親の葬儀のために送られたものと同じ種類であった。

ビンが台から落ちた現象も同様。これらの正体は下の猫の犯行。

あなたが提供されたソースは、社会学者であり研究者であるジェームズ・マクレノン氏が、自身が行ったオンライングループサイコキネシス(PK)実験について解説しているYouTube動画のトランスクリプトです。
この動画は、「New Thinking Allowed with Jeffrey Mishlove」というYouTubeチャンネルで公開されたもので、マクレノン氏は自身の論文「An Online Group PK Experiment Hypothesis Testing and Theory Development」について詳しく話しています。
動画の中で、マクレノン氏は以下の点について述べています。
- 彼がなぜサイコキネシス、特にグループPKに関心を持ったのか。長年のアノーマラスな経験の収集と、それが人々の信念形成に与える影響についての研究から始まっています。
- ケネス・バチェルダー氏のグループサイコキネシス(テーブルティッピング)の研究に影響を受けたこと。バチェルダー氏は、現象が起こるためには恐れを克服し、現象が自身の行動由来ではないと考える「所有権抵抗」を克服する必要があると仮説を立てました。
- 自身のテーブルティッピンググループの試みが難航したこと。
- インターネットの発明により、アノーマラスな経験への素質を持つ人々を集めることが可能になったこと。
- オンライングループを組織し、当初はフィリップ実験のような形式を試みたこと。
- ピンホイールを使ったサイコキネシス実験に焦点を移したこと。これは参加者の一人であるプロのサイキックの提案でした。
- 実験のセットアップ:アルミホイル製のピンホイールを針の上に置き、モーション起動カメラで監視しました。当初は自身が瞑想する部屋に設置しました。
- 初期の観察と結果:グループがオンラインで集まっている最中にピンホイールが回転し始めたこと。その後、会議中でない時間帯にも回転が観測されるようになりました。特に、最初の参加者が到着した時や、特定の会話トピック(サイキカル研究、オカルトの伝統など)について話している時に回転が速くなる傾向が見られました。
- 仮説の形成と統計的有意性:これらの観察から、「グループミーティングが回転を促進する」「特定の会話トピックが回転を速くする」という仮説が生まれました。この仮説は、グループがミーティングしている時間帯とそうでない時間帯のカメラ作動回数を比較することで検証されました。統計的に見ても、グループがミーティングしている時の方がピンホイールの作動が有意に多かったことが確認されています。p値が0.05を大きく下回る、非常に強力な関係性が見られたとのことです。
- 懐疑的な説明への対応:空気の対流などが原因ではないかという懐疑的な意見に対し、換気口を塞いだり、ドアを閉めたり、部屋の温度差を記録したりといった対策を講じました。しかし、これらの懐疑的な説明を排除しようと制御を厳しくするほど、現象が弱まる、あるいは消える傾向が見られました。ガラスドームで覆う実験ではピンホイールが回転しなくなりました。これは、バチェルダー氏が発見した「制御を厳しくすると現象が遠ざかる」という傾向(現象の「隠れる性質」)を支持するように見えます。
- ポルターガイスト現象とトリックスター効果:グループメンバーの家で個別にポルターガイスト現象が発生した事例が多数報告されています。マクレノン氏自身の家でも、予期しない時間に物が落下する現象(「トリックスター効果」と表現されています)がピンホイールの回転と同時に発生しました。ある参加者の家では、亡くなった人物に関連すると思われる濡れた黒い手袋がビデオに記録された事例もあります。
- 現象の性質についての考察:現象はグループの意識に反応するようにも見えますが、同時に独自の意志を持っているかのように、実験者の意図に反する行動(例: 会議中でない時間に活発になる、特定のコマンドで常に反応するわけではないなど)も見せます。感情的な話や特定の人物(故人を含む)の名前が言及された時に反応することもありました。現象は「ペットの犬のように」いつでもパフォーマンスできるわけではなく、むしろ人間を実験しているのかもしれない、という見方も示唆されています。
- 衰退効果:実験を繰り返す中で、現象の活動が全体的に低下する「衰退効果」が見られるようになりました。これはサイキカル研究においてよく見られる現象であり、研究者や懐疑的な観察者の存在が影響する可能性(オブザーバー効果)も議論されています。
- 他の研究との関連:リン・マクタガート氏の意図実験や、UFO/UAP現象におけるグループでの現象喚起との関連性にも触れています。
- 研究のモチベーションと示唆:マクレノン氏は、この研究の目的が現象の証明だけでなく、現象を通じて現象自体や、それが古代の人々の宗教的信念形成にどう影響したかを理解することにあると述べています。また、これらのアノーマラスな経験を持つ人々へのアドバイスとして、科学的説明よりも自己回復の道を探求することの重要性や、グループでの交流や友情の価値についても語っています。
この動画は、オンライングループPK実験の具体的な方法、得られた統計的に有意な結果、そして現象の不可解で「隠れる」性質、ポルターガイスト現象やトリックスター効果などの関連現象について深く掘り下げた内容となっています。
要約:オンライン・グループ念力実験に関するジェームズ・マクレノン氏の講演
ジェームズ・マクレノン氏との「オンライン・グループ念力(サイコキネシス)実験」に関する講演は、オンラインで集まったグループが遠隔地で物理的な物体を動かすことができるか、また、その統計的に有意な結果が得られるかを探求した氏の研究について詳細に説明している。マクレノン氏は社会学者として、異常体験、特に宗教的信念や集団体験との関連に長年関心を持ってきた。彼は、超心理学者が通常研究する個人的なパフォーマンスではなく、集団による現象に注目した。
主なテーマと重要なアイデア:
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経験が信念を生む: マクレノン氏の研究の中心となる理論の一つは、信念が経験から生じるというものである。多くの人が懐疑的であっても異常体験をすることから、信念が体験を生み出すのではなく、体験が信念につながると主張している。
- 引用: 「それは人々の経験だった…経験が信念を生み出していたのであって、信念が経験を生み出していたのではありません。」
- 引用: 「なぜ人々がこの種のことを信じるようになるのか、そして理論は経験が信念につながるということです。」
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集団念力(PK)の探求: マクレノン氏は、故ケネス・バチェルダー氏によるテーブル・ティッピング実験の研究に触発された。バチェルダー氏は、現象が非超常的な成果から始まり、集団がサイ(超能力)への恐怖と所有抵抗(現象が自分たちの行動から生じていると考えたがらない傾向)を克服するのに役立つと仮説を立てた。マクレノン氏は自身のテーブル・ティッピング・グループを試みたが、バチェルダー氏が述べたほど成功しなかった。
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インターネットによるグループ結成の可能性: インターネットの登場により、マクレノン氏は異常体験を起こしやすい人々を集めることができるようになったと考え、2019年にオンライン・グループを結成した。彼は、フィリップ・グループの実験のように、集まって物語を作り、異常体験が始まることを期待していた。
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実験と制御の難しさ: マクレノン氏は、特に超心理学者から、自身の実験が適切に制御されていないという批判に直面していることを認めた。しかし、彼の研究の目的は現象が起こることを証明することではなく、「現象を発生させること」であった。バチェルダー氏の研究と同様に、厳密な実験制御を行うと現象が消えてしまうという観察に、マクレノン氏も直面した。
- 引用: 「超心理学者から『あなたのグループは適切に制御されていない。科学的な安全対策が整っていない。』という批判がたくさんありました。」
- 引用: 「しかし、目的は現象が起こることを証明することではありません。考えは現象を発生させることです。」
- 引用: 「そして、バチェルダーは研究の中で、実験制御を厳密にすると現象が消えることを発見しました。」
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ピンホイール実験と統計的有意性: グループのメンバーの一人が提案したピンホイールの使用は、研究に定量的な側面をもたらした。アルミホイルでできたこれらのピンホイールは、微細な空気の流れに敏感になるように設計されている。マクレノン氏はピンホイールの隣にカメラを設置し、セッション中にピンホイールが回転すると録画された。
- 最初は、マクレノン氏が観察しようとするとピンホイールが回転を止めるという「隠れる性質」が現象に見られた。
- モーション起動カメラを使用することで、グループがセッション中にピンホイールがより頻繁に回転する傾向があることが記録され、統計的に有意な結果が得られた。彼らの結果は、偶然による可能性が100分の1未満であることを示していた。
- 引用: 「統計的に有意な、調査済みの結果として、グループがオンラインで集まることで、遠隔地の物理的な物体を念力で動かすことができるでしょうか?もしそうなら、どうすればよいでしょう?」
- 引用: 「そして、私たちの成功のレベルはそれをはるかに上回りました…それは高い有意性でした。偶然による結果が起こる確率は100分の1未満です。」
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仮説の形成と検証: マクレノン氏は、社会学的調査方法に従い、観察に基づいて仮説を立て、それを検証した。
- 仮説1: グループミーティングはピンホイールの回転を促進する。これは統計的に強く裏付けられた。
- 仮説2: 特定の会話テーマ(超心理学、オカルトの伝統、特定の人物、笑い)はピンホイールの回転を速くする。これも裏付けられたが、時間の経過とともに一貫性は失われた。
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非会議時の現象とトリックスタ効果: 驚くべきことに、ピンホイールはグループが会議していないとき、特に深夜にも回転し始めた。ある有名な出来事では、マクレノン氏が自宅で会議をしていない間に、棚の上のアルコールボトルが落下、破損、直立するというポルターガイスト現象が起こった。この現象とピンホイールの活動は同時期に発生していた。
- 引用: 「そして、私が気づいたのは、深夜の午前1時、午前2時にピンホイールが非常に非常に活発になっていることでした。そして実際、それらの時間帯は通常の会議中よりも速く回転していました。」
- マクレノン氏は、これが「トリックスタ効果」、つまり現象がその独自の知性や意図を持っているかのように振る舞い、期待を裏切ることを示していると解釈した。
- 引用: 「そして、私はこれをトリックスタ効果と呼んでいます。それは、このような面白いことをすることができる、奇妙なことをすることができると私に見せているかのようでした。」
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グループの意識と外部の力: マクレノン氏は、現象の原因について決定的な結論は出していないが、グループの意識プロセスと何らかの外部の力の両方が作用している可能性があると考えている。超心理学者の一部は観察者効果を信じており、研究者や参加者の存在が結果に影響を与える可能性がある。
- 引用: 「私たちは集団意識プロセスを持ち、そして何らかの外部の力がやってきています。」
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現象の隠れる性質と 衰退効果: マクレノン氏は、特に文書化しようとすると現象が隠れる傾向があることを指摘した。また、現象は時間の経過とともに強度が低下する「衰退効果」も示しているようだった。マクレノン氏は、超心理学協会での自身の発表が最近の現象の衰退を引き起こした可能性があると推測した。
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感情と特定の人物への反応: ピンホイールは、感情的な話や特定の故人や存命の人物への言及に反応するようだった。これは、意識やエネルギー、あるいは特定の存在とのつながりが現象に関与している可能性を示唆している。
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個人の感受性と分析的思考の障害: マクレノン氏は、異常体験を起こしやすい人々がいること、そして分析的思考が現象を妨げる可能性があるという考えについて述べた。自身の過去のテーブル・ティッピング実験の失敗や、自身の分析的な存在が以前の研究者の実験を妨げた可能性を指摘した。
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ポルターガイスト現象と個人的な体験: グループの多くのメンバー、特にボリスとメラニーは、自宅で個人的なポルターガイスト現象を報告している。これらの現象には、物体の移動、音、説明のつかない出来事が含まれる。メラニーの黒い手袋の出来事は、モーション起動カメラでビデオに記録された特に説得力のある事例であった。手袋は、死亡した友人の母親と、その地域で発生した洪水に関連しているようだった。
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現象の目的と個人の癒しへの道: マクレノン氏は、現象を単なる科学的説明の対象としてではなく、個人的な癒しと回復への経路を見つけるために利用できるものと見なすことができると示唆した。異常体験を起こし やすい人々、つまり「特別な人々」は、自身の独自の道を認識し、追求する必要があるかもしれない。
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他の現象との関連性: マクレノン氏は、自身の実験と、意図によって変化を起こす他の事例(リン・マクタガートの意図実験など)や、人々の集まりによって報告されているUFO/UAP現象との潜在的な関連性について言及した。
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謙虚さと好奇心: マクレノン氏は、現象の性質について多くの質問が残っていること、そして彼の研究は進行中の実験であることを強調した。彼の主な動機は、現象を理解し、それがどのように現れるかを受け入れることへの好奇心である。
全体として、マクレノン氏の講演は、オンライン・グループ念力実験へのユニークな社会学的アプローチと、統計的に有意な結果をもたらしたこの現象の複雑さととらえどころのない性質を浮き彫りにしている。また、科学的合理性と説明のつかない現実との間の緊張、そして異常体験が個人の信念と癒しに与える影響についても考察している。
詳細なタイムライン
- 1972年: フィリップス・グループがトロントで結成される。当初は空想上の人物であるフィリップの霊を呼び出そうと試みるが失敗。
- 不明(1972年以降1988年以前): フィリップス・グループがケネス・バチェラーと連絡を取り、セッション型の環境を取り入れるよう助言を受け、成功する。
- 不明(1988年以前): ジェームズ・マクレノンがケネス・バチェラーと文通を開始する。
- 1988年: ケネス・バチェラーが死去するまでマクレノンとの文通を続ける。
- 1982年: セラート・グループがミズーリで活動を開始する。エド・コックスがセラート・グループの活動を発表しようとするが、妨害される。この後、セラート・グループの現象は弱まる。
- 不明(過去): マクレノンは、人類学の学生に異常な体験の事例を収集させる調査を長年行う。これにより、数千件の事例が集まり、体験が信念を形成することが明らかになる。
- 不明(過去): マクレノンは、セラート・グループや自身の4つのテーブル・ティッピング・グループで実験を行うが、自身のグループではあまり成功しない。
- 不明(過去): マクレノンは、マスワキ・キヨタと共にスプーン曲げの実験を行う。ある実験では、熱で形状記憶するニトロノールワイヤーを超接着剤で貼ったスプーンが、マスワキによって曲げられた後、マクレノンが事前に定めた証拠となる量だけ元に戻るという現象を経験する。
- 2019年: マクレノンが、異常な体験を起こしやすいとされる人々を集め、オンライン・グループPK実験を開始する。当初の目的は、フィリップス実験の再現であった。
- 最初のグループミーティング: ポルターガイスト現象が発生する(参加者の女性のペストマスクがマントルピースから落ちる)。
- グループミーティングの数週間後: グループは対立を抱え、一部のメンバーが脱退し、新しいメンバーが補充される。悪魔の干渉を恐れるメンバーもいた。
- ある参加者(プロのサイキック)の提案: アルミホイルで作られたピンホイールを使うことを提案する。
- マクレノン、ピンホイールで練習: 自宅でピンホイールの実験を行うが、うまく回らない。
- グループミーティング中のピンホイール実験: マクレノンが設置したピンホイールが、グループミーティング中に回転を始める。
- 懐疑的な意見への対応: 通気口にテープを貼ったり、ドアを閉めたり、部屋に入る前に30分待ったりするなどの制御策を導入する。
- 2週目のミーティング: 最初の参加者が到着すると、ピンホイールがすぐに回転し始める。
- ビデオ撮影の試み: マクレノンは、現象をビデオに収めようとするが、カメラを向けるとピンホイールの回転が止まるという「隠蔽効果」が見られる。
- モーション起動カメラの導入: 参加者のメラニーの提案でモーション起動カメラ(Blinkカメラ)を設置する。当初は回転が止まるが、数週間後に回転し始め、カメラが作動するようになる。