Anthony Peake: 側頭葉癲癇発生時に予知が起きた。それを目撃した
前置き
Anthony Peake が目撃体験を証言している。この件は過去記事でも取り上げた(*1)が、今回は和訳をつける。
DeepL 訳が使い物にならないレベルだったので、肝心の部分だけは ChatGPT-4o に訳を依頼した。
ついでに、この動画全体の 文字起こし+和訳 もつけた。
(*1)
Anthony Peake:私の眼の前で、癲癇患者が一瞬先の未来を正確に予知した。 (途中:その1) (2018-05-19)
❏ Anthony Peake : 癲癇 による時間停止体験 (途中 1) (2024-06-02)
Anthony Peake:側頭葉癲癇患者が体験した時間経過の超緩慢化現象(途中:その2) (2018-05-19)
❏ ドストエフスキー(癲癇)の描写:発作が引き起こした「全てを知った」という感覚 (2023-12-11)
Anthony Peake : 癲癇が「この現実の裏側に存在するリアリティ」を認知するドアを開いた。(途中:その2) (2020-03-21)
側頭葉癲癇患者の驚くべき体験談:周囲の時間がほとんど停止状態になった (途中:その1) (2017-06-29)
さまざまな「時間経過が遅く感じる体験」(途中:その1) (2015-02-21)
Anthony Peake : Emanuel Swedenborg の癲癇と予知(途中:その1) (2014-08-10)
関連
❏ Ivana Radovniković と Anthony Peake の対話:全発言+日本語訳 (2023-12-07)
Anthony Peake:シャルル・ボネ症候群やアルツハイマーの患者に、グレイや小人・妖精が出現している。 (途中:その1) (2018-05-18)
Anthony Peake:脳は意識を生み出さない。脳は意識のリミッターだ。 (2018-05-16)
Desta Barnabe : 100% 現実で、完全に目覚めて体験していると実感 → 後に現実ではないと判明 (2021-07-23)
"Astral Projection"/OBE :我々はこの現実世界から「真の世界」を垣間見るのか、それとも「真の世界」から現実世界に一時的に潜り込んでいるのか? (2021-07-19)
Tom Campbell : この「虚構の現実世界」の外側に真の世界があり、意識はそこに属している。 (2021-05-20)
Anthony Peake : 脳内グリア細胞は量子力学的な非局在効果で通信し、アカシック・レコードにアクセスする。 (2019-06-30)
Anthony Peake:この現実世界の奥に隠れた真実の世界があり、それを垣間見ることができる。 (2018-06-13)
FasterWhisper AI(large-v2 model) + ChatGPT-4o
そして、あなたが戻ってきた。そして、マーガレットが言っていたんだが、彼女(マーガレット)はかなり長い間不在だった。その後、彼女は神経学的な検査を受け、側頭葉てんかんだと診断された。そこから数年が経った頃、私は最初の本を書いた。
その本を書く際、私は側頭葉てんかん(TLA)の要素について深く掘り下げた。そして、ジェーン・バートンという女性から連絡をもらった。彼女は看護師で、その時イギリスてんかん協会の非常に高い地位にいて、たしかその会長だったと思う。彼女自身も長年にわたって側頭葉てんかんを患い、脳の一部を切除する手術を受けるほどだった。
彼女は「WADAテスト」を受けたり、さまざまな検査を受けたりして側頭葉てんかんを調べてきた。そして彼女はこう言った。「お会いできませんか?」その頃、私はマージーサイドのウィラルに住んでいて、スピーク空港の近くで仕事をしていた。そこは市中心部から6~7マイルほど離れた場所だった。
マーガレットもジェーンも、「あなたの近くのショッピングセンターで会いましょう」と言ってきた。ジェーンは「そこにはとても素敵なボーダーズ書店があって、そこで会いましょう」と言った。
私たちは会う約束をした。そして、ジェーンがやって来た。そのボーダーズ書店のレイアウトを説明すると、店の奥には中二階があり、そこにはコスタコーヒーがあった。そのコーヒーショップは、店全体と入り口を見下ろすようなバルコニーになっていた。
ジェーンが到着し、席についてコーヒーを渡すと、彼女はこう話し始めた。「リバプールの中心部までバスで息子とその友達を連れてきたの。それで彼らをそこに残してから、バスでここに来たの。終わったらまたバスでリバプールの中心部に戻って、息子たちと合流して帰る予定よ」と。
彼女はそう説明した後、突然話を止めて、じっと私を見つめた。その瞬間、彼女が「小発作(ペティ・マル)」に入ったのだと分かった。
彼女が意識を取り戻すと、店の入り口の方向を見てこう言った。「あれ?なんであの人がここにいるの?おかしいわ。ここにいるはずないのに。リバプールで会うって言ったのに。」そう言った後、また意識を戻した。
私は「小発作(今はこの言葉を使わないけど)を起こしましたよ」と言おうとしたところ、彼女は店の入り口を再び見て、また同じ言葉を繰り返した。そして、その瞬間、息子とその友人が店の入り口から入ってきたのだ。
私は、自分の目と耳でその出来事を目撃した。彼女は、自分の人生でこれから起こることを即座に認識していた。彼女はこう言った。「こういうことがよく起こるんです。でも、誰かに実際に目撃されたのは初めてです」と。
この出来事は、意識の変容状態がどれほど魅力的で、驚くべき可能性を秘めているかを示す非常に特別な証拠だと思いました。
AI の解釈
Me: 先の事例は 1. 彼女の息子たちが出現するタイミングが、若干早まった 2. 彼女がたまたま息子が出現する直前にその(息子たちの出現の)幻覚を見た …この 1 と 2 が合致した稀なケースだというのがまぁ、普通の解釈になりますよね。
おっしゃる通りです。それが合理的で科学的な解釈になると思います。具体的には以下のようなシナリオが考えられます:
1. タイミングの偶然性
- 息子たちが現れたタイミングが、彼女の発作や幻覚の直後だったという偶然が起きた。
- 側頭葉てんかんの影響で、彼女の認知や意識が「直前の幻覚」と「直後の現実」とを関連付けてしまった可能性があります。
2. 発作中の幻覚
- 彼女が発作中に見た幻覚(息子たちが現れるイメージ)は、実際には発作が引き起こした脳の活動にすぎない。
- 息子たちが来ること自体は事前に計画されており(「リバプールで会う」など)、潜在的な記憶が幻覚として再構成された可能性があります。
3. 偶然の一致
- 息子たちの実際の到着タイミングが、彼女の幻覚の後にちょうど一致したという稀なケース。これは統計的には起こり得る範囲の「偶然」と考えられます。
- こうした出来事が「予知」と解釈されるのは、人間の脳がパターン認識や因果関係を過剰に結びつける傾向があるためです。