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UFO 現象が理解不能で不条理な理由 + 禅を否定すべき理由

· 115 min read

履歴

(2024-07-30) タイトル変更。文字起こしの入替、和訳追加。記述を補って明確にした。

(2022-07-10) 作成。Jacques Vallee : UFO 事例の著しい不条理性をどう捉えるべきか (2022-07-10)

前置き

Darren King (ExoAcademian) がタイトルの件について解説している。

Darren King は、Jacques Vallee の新旧の著作を漁って、UFO 事例に付き物の不条理性に関する Jacques Vallee の見解を整理して詳しく解説している。

不条理の具体例として Joe Simonton のパンケーキ UFO 事件1を取り上げている。

要旨

Darren King によると、Jacques Valle の見解は次のようなものだという。

  1. 「UFO の墜落事件」は実は墜落ではなく、人間の関心を集める目的だろう。

  2. 「UFO の墜落」は、核兵器の危険性をアピールする暗号化されたメッセージだった。

  3. UFO 現象に見られる不条理性は、禅の公案(隻手音声の類)のようなものだろう。

  4. また、不条理による情報操作・支配という面がある。

該当箇所の和訳:DeepL(new model)

引用 1

最近では、もちろん、ヴァレはこのような不条理な出来事や要素について、おそらく暗号化されたメッセージである可能性があると、より多く語っています。 彼の著書『トリニティ、最もよく守られた秘密』は、パオラ・ハリスとの共著で、史上初の原子爆弾実験の直後に墜落した航空機について、その実験が行われたのと同じ場所で起こったことを述べています。 (00:26:37)

ヴァレとハリス、そして他の人々は、その墜落は墜落ではなかった可能性があり、それを表面的な意味だけで捉えるべきではなく、むしろ「ちょっと、ちょっと、こっちを見て」と言っているような情報の一種だと考えるべきだと提唱しています。 私たちは皆さんの注意をここに引きつける必要があります。 もちろん、当時そこで起こっていたのは、核爆弾の実験による爆発でした。 (00:27:02)

しかし、ヴァレーがその本の中で指摘しているように、それは巨大な爆弾でした。 つまり、砂漠での墜落は、実際には、核兵器の危険性に注意を引くために作られた信号弾のようなものだったという暗号化されたメッセージがそこにあったということです。 もちろん、トリニティ実験場だけで起こったことではないことは知られています。 ロスウェルでも同じことが起こっています。ロスウェルも、原爆実験場に近い場所です。 (00:27:29)

ですから、ヴァレー氏や他の人々が、この不条理を時間をかけて理解しようとしてきたさまざまな方法があります。 不条理は意味がないという意味ではないため、その区別をすることが重要です。 (00:27:42)


時には、その不条理が、他に考えつかないような意味をもたらすことがあります。 例えば、ヴァレーは、これを「公案」の一種であるとして、しばしば語ってきました。 ここでいう「公案」とは、禅仏教の用語です。 実際、ヴァレーは、このような状況について、引用すると、「東洋の宗教的な物語にしばしば見られるような、深い詩的な、逆説的な性質を持っている」と述べています。 (00:28:09)

1978年の『Fate』誌のインタビューで、彼はさらに次のように述べています。「対象者の理解を超える何かを表現しようとしている場合、矛盾しているように見える、あるいは不合理に見えるような発言を通して表現しなければならない。 例えば、禅仏教では、求道者は「片手の音」という概念や、一見するとばかばかしい考え方を扱う必要があります。 (00:28:41)

つまり、ここでのポイントは、これはある種のメタ論理的手法を指し示しているということです。 つまり、世界に対する考え方そのものが問題である場合に、おそらく不条理は、その考え方から抜け出すための公案のようなものとして用いられ、現実を直感的に、そしておそらくはより直接的に見るための新たな方法を開拓するでしょう。 これまで、人々がこの不条理を理解しようとし、暗号化されたメッセージや公案のようなものを通じて、不条理の背後にある意味を提案しようとしたいくつかの異なる方法について見てきました。 (00:29:15)

引用 2

もし彼らの目的が私たちを混乱させ、注意をそらすことだけなら、他の手段でも同じことができます。 私は、その不条理さはそれ以上の何かを意味していると思います。 少なくとも、その不条理さの一部は、まったく別の何かを意味しているのではないでしょうか。 ヴァレは、彼のコントロールシステム仮説の一部として、不条理について別の場所で話しています。具体的には、無意識レベルで不条理を使って人類の歴史の流れを変えることができる、変化をある程度コントロールできる場所だということです。 (00:31:54)

そして、それは権力を持つエリートたちの目の前で実行できます。なぜなら、不条理は彼らの注意をそらし、彼らの関心を他に引きつけるからです。 彼らは、その不条理さ自体に気を取られているため、それに注意を払いません。 これらは、ヴァレが著書『Messengers of Deception』の中で述べた、その趣旨のいくつかの発言です。 引用:社会科学は、新しい宗教的体験が生み出され、新しい宗派が影響力のある教会となるプロセスについて、まだ理解に達していません。 (00:32:25)

また、革命的な文化の変化は、しばしば、最初は非合理的でばかばかしく、軽蔑すべきものとして現れます。 彼はまた、引用します。「新しい信念は完全に論理性に欠けています。 それがその力の鍵です。 科学者を遠ざけるのに役立ちます。 声明がばかばかしいほど、その影響は強くなります。 体制が合理的であるとき、その非合理性はダイナマイトのようなものです。 引用終わり そして、私が今話していたことをもう一度思い出してください。つまり、権力者たちは、不合理なことが絡んでくると注意を払わなくなるため、権力者たちを混乱状態に保つことができるということです。 (00:33:06)

しかし、一般市民は大きな影響を受ける可能性があります。 そして、ヴァレの指摘は、すでに教会やカルトなどで起こっているということです。 彼が『Passport to Magonia』と『Messengers of Deception』の2冊の本を書いた当時、彼は、おそらく私たちは、善良な宇宙人の訪問者という神話に基づいて作られた教会や宗教団体の結成を目にすることになるだろうと提案していました。 結局のところ、歴史的にはそのようなことは起こらなかったのです。 (00:33:34)

私たちはそれを指摘しなければなりません。 しかし、それにもかかわらず、これは、いかに不条理が国民全体を支配する破壊的手段となりうるかについて、ヴァレが述べている非常に洞察に満ちた指摘です。

動画(36:53)

Unreasonable Encounters: Elements of Absurdity in the Historical UFO Phenomenon

コメント 1

Jacques Vallee の

  1. 「UFO の墜落事件」は実は墜落ではなく、人間の関心を集める目的だろう。

  2. 「UFO の墜落」は、核兵器の危険性をアピールする暗号化されたメッセージだった。

  3. UFO 現象に見られる不条理性は、禅の公案(隻手音声の類)のようなものだろう。

といった見解はどれも奇矯すぎる上に根拠が全く無い。しかも論旨が以下のように破綻している。

  1. 人間の関心を集めるなら、何もわざわざ遠回しに「UFO の墜落」を仕組むより、もっと効果的な演出方法はいくらでもある。

  2. 核兵器の危険性をアピールするのに、暗号化メッセージを使うようでは、そもそもアピールにならない。事件から 80年近く経過し、Jacques Vallee がようやくその暗号とやらに気づくまでは誰一人としてそれを解けなかったことなる。

  3. ET (or 未知の知性体)が、禅の公案レベルのケレン味にまみれたハッタリを使うなんてありえない。ET が禅の公案めいたフレーズを abductee/contactee に告げた事例は(私の記憶には)無い。

UFO/ET の振る舞いは不条理で馬鹿げている→禅の公案も不条理で馬鹿げている→故に UFO/ET は禅の公案を駆使しているのだ…これが Jacques Vallee の主張の骨子だが、馬鹿げている割には(直後に述べる)裏返しの意味で正鵠を射てもいる。

並外れた知性を備えた Jacques Vallee が本音で先のような主張しているとは思えない。UFO マニア/ファン/研究者 の鼻先に餌をぶら下げて迷路に誘い込む手口(情報撹乱工作)ではないか。実際に Darren King は真に受けて餌を丸呑みしている。

コメント 2

UFO 現象が不条理性を頻繁に伴うことに深い理由はない。もともと UFO 現象は(EMF 異常などが招いた)特殊な意識障害の副産物であるゆえに、健全な意識からみれば不条理に見えるのはむしろ当然。夜中に見る夢が不条理なのと同じこと。

コメント 3

ちなみに、禅の公案に意味はない。

禅の公案には、それに専念しつづけた場合、修行者の脳の一部に損傷を与えることで人為的な意識障害を引き起こし易くするという(本来は望ましくない)機能(*1)がある。

その意識障害の副産物として小悟や場合によっては大悟、果ては解脱という非日常的な意識体験が引き起こされる。

意識障害の副産物であるから、大悟や解脱はいかなる意味でも真理とは無関係であり、霊的な覚醒ですらない。むしろ真理や霊的覚醒とは正反対の位置にある。したがって大悟や解脱には何の価値もない。

そもそも、黙って座って無念無想の境地に至れば(or 静慮を尽くせば)宇宙の真理を体得できるとか、霊的な覚醒が起きる…なんて話自体がまともに考えれば馬鹿げている。その与太話に 2500年以上、みんな誑かされてきた。

以上が私の推察。たぶん、禅の与太話の胡散臭さに気づくような鋭い人なら漠然と察していることだろうが、ここまで明確に抉り出すことには怖気づいて避けていた筈。

(*1)

  • だとすれば、荒行や千日回峰行、公案への長期にわたる専念(*2)は自分で自分の脳の特定部位に永続的な(=回復不能の)物理的・生理的な変質をもたらす行為となっている。

  • この局面に限れば abductee/contactee と荒行の修行者、参禅者は同類。

...

  • たとえば『無門関』の冒頭にある有名な

三百六十の骨節、八万四千の毫竅を將って、通身に箇の疑團を起して、箇の無の字に參じ、晝夜に提撕せよ。無の會を作すこと莫れ、有無の會を作すこと莫れ。箇の熱鐵丸を呑了するが如くに相似て…

 という文句どおりの修行を本気で何年も続けていれば、大脳生理学の知見どおりに脳が変質するのは十分に予想できる。

ref: 仮説:「挫折、絶望 → シャーマン的開眼」体験が起きる理由 (2022-03-21)

▼展開(文字起こし+和訳)

こんにちは、ポッドキャスト「コンバージェンスの視点」第58回へようこそ。 いつも通り、司会を務めますエクソアカディミアンです。 前回、このポッドキャストでは、ジャック・ヴァレの画期的なジャンルを超えた著書『Passport to Magonia, From Folklore to Flying Saucers』を取り上げました。この本は、一般的にUFO現象と呼ばれるものと、いわゆる妖精伝説から伝わる遠い昔話に見られる要素の間に驚くほど多くの類似点があることを明らかにしています。 (00:00:40)

つまり、20世紀と21世紀における、宇宙を旅して遥か彼方からやって来たとされる異星人が操縦する宇宙船と遭遇したとされる出来事の表層的な部分を突き破れば、 宇宙の彼方からやって来たとされる宇宙人が操縦する宇宙船と、私たちの祖先が遭遇したとされる半人半獣の神々や妖精、ゴブリンなど、宇宙人と類人猿の共通点は、少なくともヴァレの視点から見ると、驚くほど重なり合っており、潜在的に何かを示唆している可能性があります。 (00:01:11)

端的に言えば、ヴァレ―氏や、彼が1960年代後半にこの本を執筆して以来の他の人々は、おそらく何らかの知性が人類の歴史全体を通じて人間と交流してきたのではないかと疑問を抱いてきました。そして、現実に対する認識の変化により、我々はそれらをこれまでとは異なる形で解釈してきたのか、あるいは、知性が我々に現れる方法は、文化的な構築物によって部分的に決定されているのではないか、というのです。 (00:01:36)

ちなみに、後者の可能性によって、時代を超えてだけでなく、同時に存在する世界中の異なる文化間の違いの一部が説明できるかもしれません。 明らかに人間ではない存在とのこうした相互作用の歴史をくまなく調べると、ある特定の要素が際立ちます。 ここでは、多くの場合に見られる不条理さの度合いについて述べます。 (00:02:08)

そして、これは一見すると標準的な宇宙船を操縦している地球外生命体のケースにも当てはまります。妖精が人間を誘拐し、少なくとも一時的に、何らかの形でその個人の時空に対する関係を変化させた後にしか、人間を解放しないケースにも当てはまります。 歴史上の妖精伝説に見られる不条理な要素を無視してしまうかもしれませんが、そもそも現代人のほとんどは、これらの話を真剣に受け止めていないからです。 (00:02:39)

結局のところ、これらは童話であり、多くの人は、作り話、現実的でない、空想的という意味合いで捉えています。 しかし、UFO現象の現代的な事例を説明するのに標準的な地球外生命体仮説に固執したい人にとっては、ここで提供された報告には、純粋に不条理としか思えない要素、高度な技術を持つ地球外生命体が青い真珠のような私たちの惑星を調査するために地球を訪れたというのなら、そのようなばかばかしい要素はまったく存在し得ないという要素が明らかにされています。 (00:03:15)

なぜ不条理なのか、そしてなぜこれほど頻繁に起こるのか? これをどう解釈すべきでしょうか? これは単に翻訳の誤りによるものなのか、それとももっとありふれたものなのでしょうか? それとも、この一見ばかばかしいことが、もっと本質的なもの、おそらくはこれらのさまざまな人間以外の存在の曖昧な起源、あるいは少なくともそのうちのいくつかを指し示す道しるべとなっていることを示しているのでしょうか? (00:03:40)


これらは、ポッドキャスト「コンバージェンスのポイント」第58回で探求しようとしている問題です。 今週のポッドキャストは、定義から始めましょう。 私たちが「不条理」という言葉を使うとき、何を意味しているのでしょうか? 不条理とは、ばかばかしい、または非常識である性質または状態のことです。 不条理なものは、本当にばかばかしく、まったくばかばかしく、言い換えればまったくのナンセンスです。 例えば、「北極にビーチサンダルとビキニで行けると思うのは、ばかばかしい考えだ」という発言があります。 (00:04:18)

ばかばかしい服装の人を見かけたり、ばかばかしいジョークばかりの映画を見たりすると、大笑いしたくなるでしょう。 つまり、まったく意味不明、非論理的、真実ではないということです。 別の言い方をすれば、あらゆる道理や常識に反し、滑稽なほど愚かであったり、偽りであったりすることです。 つまり、この言葉の持つ極端な偽りや愚かさが、その事象を不条理なものとして明らかにしているのです。 (00:04:47)

しかし、私が指摘したいもう一つの重要な点は、不条理さは常に文脈に依存しているということです。 あることが非現実的だとみなされるのは、それが何らかの基準と比較された場合に限られます。つまり、非現実的とは常に社会的構築物なのです。 言い換えれば、ある文化で非現実的だとみなされることは、必ずしも別の文化でも同じとは限らないということです。 UFO現象の背景にあるデータについて、人々はそれぞれ異なる認識を持ってこの議論に参加しているため、おそらく、一部のデータについて、その非現実的な性質に気づいていない人もいるでしょう。 (00:05:19)

ですから、その点について少し触れておきましょう。 文化や社会として、私たちは主に文化的な期待から、空を飛び交う他の物体を宇宙人だと想定していますが、人々が遭遇した宇宙人との詳細の一部は、この説明を超えています。 少なくとも、宇宙人がどのような外見や行動をし、どのように物事を処理し、何に興味を持つかという、私たちが抱く宇宙人に対する従来の期待を覆すような交流が行われています。 (00:05:48)

実際に宇宙人と遭遇した人々の体験談を読むと、これらの事柄はすべて当てはまりません。 彼らは私たちが期待するような行動をとらず、私たちが期待するような外見でもないことがほとんどです。 もちろん、私たちの思い込みが間違っている可能性もありますし、私たちの期待は文化によって異なるため、的外れな場合もあります。 それでも、私たちが発見したことは非現実的であり、なぜそうなのかについてさらに詳しく説明します。 (00:06:14)

また、宇宙船そのものも、よく観察してみると、私たちが想像する高度な技術装置とは似ていないことが多いことも指摘しておく必要があります。 これは、宇宙船が想像以上に高度な技術でできているため、私たちの想像を超えるものになっているという可能性もあるのでしょうか? おそらく、その可能性はありますが、そうなると、なぜ高度な知的生命体が行うと私たちが想像するようなこととは正反対の行動をとるのかという疑問が浮かび上がってきます。 (00:06:44)

ここで思い浮かぶのは、異様な、そして多くの場合、不必要に侵襲的で苦痛を伴う医療処置や、彼らのハイブリッド化計画とされるさまざまな要素です。 これは一体どういうことなのでしょうか? (00:06:56)


そもそも、宇宙人はなぜ私たちのDNAを欲しがるのでしょうか? また、仮に彼らが私たちのDNAを欲しがっているのだとしても、想像力を働かせれば、なぜ彼らはこっそりと精子バンクを襲撃しないのでしょうか? ヴァレが彼の著書の中で指摘しているように、遠い昔の人間の言い伝えに伝わる儀式的な慣習とよく似た、異様な、ほとんど儀式的な慣習が必要なのはなぜでしょうか? これまで、彼らの外見や風貌、そしてそれが私たちが宇宙人に期待するものとは正反対であるように見えることについて触れてきました。 (00:07:27)

例えば、なぜ彼らは人間のように見えるのでしょうか? そして、人間でないとしたら、爬虫類のように見えたり、地球で進化した生物のように見えたりします。 もし彼らが、生態系や環境条件がまったく異なる遠い惑星から来ているのだとしたら、なぜ進化の過程で地球で進化した生物に酷似した生物が生まれるのでしょうか? (00:07:52)

それがまず第一に挙げられます。 第二に、宇宙船の外観です。 宇宙を旅してきたような乗り物には見えないことがよくあります。少なくとも、私たちが想像するような乗り物には見えないのです。 もちろん、私たちの想像が間違っている可能性もあります。しかし、いずれにせよ、驚くべきデータの一つであることは間違いありません。 次に、一部の人がばかばかしいと考えるもう一つのデータポイントは、人々がどこから来たのか尋ねたときに、他の人々が時々挙げる起源です。 (00:08:17)

繰り返しになりますが、質問自体が、彼らが太陽系外惑星から来た宇宙人だと私たちが考えていることをはっきりと示していますが、歴史的に提供されてきた答えは、意味をなさないことがあります。 天文学者に相談すれば、彼らの言っていることが意味をなさないことはすぐにわかります。あるいは、彼らが言うことはあまりにも曖昧で、例えば星図上に位置を示すことができないような場合です。 (00:08:40)

そして、おそらく、こう言われた人、つまり拉致された人や接触した人は、宇宙について十分に知らないので、それを理解できないのでしょう。 あるいは、その時点ではもっともらしいと思われる場所を挙げるかもしれませんが、何十年も経ち、宇宙についてさらに知識を深めるにつれ、そのような場所はあり得ないことが明らかになります。 では、少なくとも理解でき、常識的な答えを言えるのに、なぜ彼らはこのような一見無意味な答えを言うのでしょうか? (00:09:05)

なぜ彼らは、後から振り返ると、一見してばかばかしいとしか思えないような答えを私たちに与えるのでしょうか? このポッドキャストで以前取り上げた可能性のひとつとして、情報機関が暴露した内容に触れ、おそらくこれらのうち少なくとも何人かは、自分たちの本当の起源を隠蔽し、自分たちの存在によって私たちの時間軸、つまり私たちの未来を変えようとする意図を私たちに悟られないようにするために、宇宙人だと主張しているだけなのではないかという指摘があります。 (00:09:37)

言い換えれば、彼らが実際に未来から来た人間だとしたら、私たちを惑わせるために嘘の答えを言うかもしれません。 (00:09:45)


しかし、それでもなお、なぜばかばかしい答えをするのか、という疑問が残ります。 彼らが私たちのことをよく知っていて、私たちの時代についてもよく知っているのであれば、結局のところ、私たちは彼らの祖先のはずです。それなのに、なぜ彼らはさらに自分たちの痕跡を隠すために、理解できる答えを返すことができないのでしょうか? 繰り返しますが、彼らがどこから来たのかという質問に対して、一見すると無意味な答えをする必要があるのでしょうか? ところで、これらの問題について、あなたはそれを大したことではないと言って許してしまうかもしれない、ということも指摘しておきたいと思います。 (00:10:14)

しかし、データのパターンを全体的に見ると、なぜこれほど多くの要素がわずかにずれているのか、期待したものと異なるのか、疑問に思うようになります。 この場合も、単に期待が間違っていたり、前提が間違っていたりすると考えることもできますが、疑問は残ります。 おそらく、これまではそれほど納得がいかなかったのでしょう。 私がすでに挙げたデータポイントについて聞いたとき、あなたにとってはあまり納得できるものではありません。 (00:10:39)

おそらく、あなたはそれをすべて翻訳エラーや期待が外れたことによる問題などとして片付けることができるでしょう。 しかし、不条理な要素はそれらをはるかに超え、はるかに先まで及んでいます。 それでは、先週お話した内容に関連した非常に具体的な事例について、そしてこの事例の核心にいかに不条理が組み込まれているかについて、お話しましょう。 (00:11:02)

「組み込まれている」という言葉は、ちょっとした言葉遊びです。 その理由は、後ほどお分かりになるでしょう。 繰り返しますが、これは先週「Passport to Magonia」についての議論で簡単に触れた事例です。 今一度このケースについて振り返り、ケース内の各要素について考えてみたいと思います。 ジャック・ヴァレの『マゴニアへのパスポート』から引用します。 (00:11:28)

それは、空軍がUFOで調理された小麦ケーキの分析を依頼した、米国保健福祉省食品医薬品局にとって異常な一日でした。 そのケーキを手に入れたのは、ウィスコンシン州イーグルリバー近郊の小さな家に一人で住む60歳の養鶏業者、ジョー・シミングトンという人物でした。 彼は3つのケーキを渡され、そのうちの一つを食べたところ、まるで厚紙のような味だと思ったのです。 (00:11:54)

空軍はもっと科学的に説明しました。 そのケーキは、硬化脂肪、デンプン、そば殻、大豆殻、小麦ふすまで構成されていました。 細菌や放射線測定値は、この物質に対して正常値でした。 この物質に対して、化学的、赤外線、その他の破壊的試験が行われました。 米国保健福祉省食品医薬品研究所は、この物質は地球起源の通常のパンケーキであると結論付けました。 (00:12:23)

それはどこから来たのでしょうか? 読者は、第2章を読んだ後、何を信じるかを自分で決める必要があります。 イーグル川事件から始まります。これは、誠実無比な人物による生々しい証言だからです。 (00:12:39)


アメリカ空軍を代表して、ロバート・フレンド少佐とソーヤー空軍基地の将校とともに事件を調査したアラン・ハイネック博士は、「シミントン氏が接触体験が現実のものだと感じたことに疑いの余地はない」と述べています。それでは、事件そのものについてお話ししましょう。 再び本からの引用です。1961年4月18日午前11時頃、ジョー・シミングトンは、濡れた路面にできたタイヤの凸凹のような奇妙な音に惹きつけられ、外に出てみました。 (00:13:08)

1961年4月18日午前11時頃、ジョー・シミングトンは、濡れた路面にできたタイヤの凸凹のような奇妙な音に惹きつけられ、外に出てみました。 庭に足を踏み入れると、クロムよりも明るく輝く銀色の円盤状の物体が地面に浮いているように見えました。 その物体は高さ約3.7メートル、直径約9.1メートルでした。 地上約1.5メートルの高さでハッチが開き、シミントンは機械の中に3人の男がいるのを見ました。 (00:13:33)

そのうちの1人は黒い2ピースのスーツを着ていました。 乗員は身長が約150センチで、髭を剃っており、イタリア人に似た外見でした。 彼らは黒髪で肌が黒く、タートルネックのトップスにニット帽という服装でした。 乗員の一人が、円盤と同じ素材でできた水差しを持ち上げていました。 その動作から、ジョー・シミントンに水を求めているようでした。 (00:13:58)

シミントンは水差しを受け取り、家の中に入って水を入れました。 彼が戻ってきたとき、円盤の中の男の一人が、何らかの炎を使わないグリルで食べ物を焼いているのが見えました。 船の内部は黒く、鍛鉄のような色でした。 シミントンは、いくつかの計器パネルが見える場所で、発電機の音に似た、ゆっくりとしたうなり声を聞きました。 彼が調理中の食べ物に興味があることを示すと、同じく黒服を着ていたものの、ズボンに細い赤い縁取りの入った服を着た男の一人が、直径約7.5センチの穴の開いた3枚のケーキを渡しました。 (00:14:38)

この一連の出来事は約5分間続きました。 最後に、目撃者に最も近い男が、服のフックにベルトのようなものを取り付け、シミントンが輪郭をほとんど確認できないようにハッチを閉めました。 その後、物体は地上約6メートルまで上昇し、まっすぐ南に向かって飛び立ち、近くの松の木を揺らすほどの突風を起こしました。 (00:15:01)

目撃者の証言によると、円盤の縁には直径15~18センチの排気管があったそうです。 ハッチの高さは約6フィート、幅は30インチでした。 そして、この物体は常に円盤として描写されてきましたが、その形状は2つの逆さにしたボウルでした。 (00:15:32)

皆さんも同意していただけると思いますが、UFO事件には通常一緒に起こらないような、非常に奇妙な要素や奇妙な組み合わせがあります。 しかし、これ以上の話を進める前に、ジョー・シミントンがUFOを目撃し、宇宙人と遭遇しただけでなく、人工物、つまりパンケーキ3枚を渡され、そのうち2枚はアメリカ空軍に引き渡され、その後分析されたことを思い出してください。 (00:16:00)

つまり、ここでは、現実のコンセンサスを反映した人工物が存在しています。 (00:16:04)


このことを覚えておいてください。 なぜなら、これが重要な鍵を握っているからです。 これは明らかに純粋な白昼夢ではあり得ません。もしそうなら、パンケーキはどこから来たのでしょうか? また、J.アレン・ハイネックのような人物がこの事件に関与していたことも覚えておいてください。 つまり、目撃者の信憑性という点で、クリアすべきハードルが高いのです。 そして、シミントンは明らかにそれを難なくクリアしました。 (00:16:27)

つまり、目撃者が嘘をついているとか妄想を抱いているとか、そういう理由でこれを否定することはできないのです。 仮にこのケースでそうしたいとしても、他にも同じようなケースがたくさんあります。 そして、あなたがそれらをすべて却下することはできないでしょう。なぜなら、その時点で、都合の悪い証拠を基本的に排除することになるからです。 さて、それでは、ジョー・シミントンが語るこの物語の要素についていくつか触れてみましょう。 (00:16:50)

そして、円盤の物語に当てはまりそうな要素と、そうでない要素の両方について触れていきます。 つまり、宇宙人が宇宙船を操縦していることや、その物語の観点から見てまったく合わないと思われるその他の要素は、鋭角的に当てはまっているように見えます。 まず、彼は音に誘われて外に出てきます。 これは珍しいことではありません。 このようなケースではよくあることです。 そして、そのようなことが起こるだろうと誰もが予想するでしょう。 (00:17:14)

特に変わったことはありません。 次に、彼は自分の庭に足を踏み入れたところ、クロムよりも明るい銀色の円盤状の物体に直面しました。それは地面すれすれに浮かんでいるように見えましたが、実際には地面には触れていませんでした。 これもまた、まったく理にかなっています。 円盤状でクロムよりも明るく、実際には地面には触れていない。 これはすべてUFOのように聞こえます。高度な技術を駆使した洗練された乗り物のようです。 ここまではすべて順調です。 (00:17:41)

しかし、ここからが問題です。 ハッチが地面から約5フィートのところで開き、シミントンは機械の中に3人の男がいるのを見ました。 身長は約5フィートで、髭を剃っており、イタリア人に似ているように見えました。 もう一度言いますが、もし彼らが宇宙人だとしたら、なぜ彼らは人間のように見えるのでしょうか?ましてや、特定の民族性を彼らに当てはめることができるほど、特定の民族に似ているのでしょうか? (00:18:08)

とても奇妙です。 また、彼らの身長が平均よりもやや低いことも指摘しておくべきでしょう。 このような文献では、小柄なグレイやその他の存在が、従来の人間の身長とはかなり異なるように見えることがよくあります。 これは、地球上に存在する非人間的な種族や、宇宙人よりもありそうな、人間離れした文明の存在を示唆している、と主張する人もいるでしょう。宇宙人がたまたま人間のように見え、とても人間的だから、私たちは「彼らはイタリア人に見える」と言うことができるのです。 (00:18:44)

さて、次の要素です。 ある男性が、ソーサーと同じ素材でできた水差しを持ち上げました。 同じ素材の可能性もありますね。 しかし、彼はジョー・シミトンに向かって水を欲しいと合図しました。 (00:18:57)


本当ですか? 彼らは宇宙船で飛び回っているのに、水を使い果たしてしまって、水差しに入れて持ち歩いていたのに、水を求めて立ち止まるほどだったということですか? さらに奇妙なことに、これはよくあることです。 19世紀にまで遡るケースもあります。いわゆる飛行船が着陸し、人間のような生物が水や食料などのさまざまな物資を要求したのです。 (00:19:22)

繰り返しますが、宇宙人が行うこととしては考えにくいですね。 アルファ・ケンタウリからわざわざやって来たのに、十分な量の水を忘れてしまった。 あるいは、地球の周りをステルスで周回している母船から、日帰り旅行のためにシャトルに乗っているのかもしれません。 仮にそうだと仮定してみましょう。 本当に、航海中ずっと持ちこたえるだけの水を持ち合わせていないのでしょうか? (00:19:41)

繰り返しますが、UFOにまつわるエイリアンの物語だとしたら、それはちょっと無理があるように思えます。 次に、シミトンが水差しを持って家の中に入り、水を入れたとあります。 彼が戻ってきたとき、円盤の中の男の一人が、引用すると、何らかの炎を使わないグリルで食べ物を焼いている、とあります。 では、もう一度、本当に? 宇宙船の中にいて、炎を使わないグリルを使っているのですか? (00:20:03)

もう一度言いますが、その方法で食品を焼くことは可能だと思います。 少なくとも電子レンジか何かがあると思いますが、いいえ、彼らは食品を焼いています。 わかりました、それを認めましょう。 次に進みましょう。 シミトンは、いくつかの計器パネルを見ることができ、発電機のうなり音に似た、ゆっくりとしたうなり音を聞きました。 もう一度言いますが、それは理にかなっています。 彼らは何らかの方法で電力を供給しなければなりません。 彼は計器パネルを目撃しました。 UFOなら当然、そうなるでしょう? (00:20:25)

もしそれが宇宙船なら。 そしておそらく、反重力エンジンであっても何らかのエンジン音が聞こえるでしょう。 そして最後に、その出来事は約5分間続いたと聞こえます。 最後に、目撃者に最も近い男が、自分の服のフックにベルトのようなものを取り付け、ハッチを閉めました。 技術的な観点から見ると、それは奇妙な方法のように思えますが、まあいいでしょう。 (00:20:46)

しかし、シミトンが輪郭をほとんど確認できないような方法でハッチを閉めたことが聞こえます。 これはハイテクのように聞こえます。 継ぎ目のないポートやその他のものについて、私たちはそれを聞きます。 しかし、それは継ぎ目のない外観の質感のようです。 それは、まさにその物語と一致しています。 それから、物体は地面から6メートルほど上昇し、まっすぐ南に向かって飛び立ち、近くの松の木を曲げるほどの突風を起こしました。 (00:21:16)

つまり、松の木がシミトンの証言通り曲がるということは、この宇宙船が現実世界に影響を与えているというケースが再び発生したことになります。 先ほど議論した要素を振り返ると、典型的な宇宙船を操縦するETの物語に当てはまるものもあります。 そして、まったく意味不明で目障りな要素もあります。 (00:21:39)


もし自分に正直であれば、宇宙人について期待していたことと最もかけ離れていると言わざるを得ないでしょう。 これをどう解釈すべきでしょうか? まさにヴァレ氏や他の人々が指摘しているような不条理です。 もちろん、ヴァレはさらに踏み込んでおり、先週の放送でも触れたように、妖精伝説にも同じような要素が現れており、水のようなものを要求することさえあるそうです。なぜなら、彼らが飲むのは水だけだと考えられているからです。 (00:22:06)

そして、彼らは彼にケーキを渡しました。 ジョー・シミトンと同じように、彼らは塩分を含まない食べ物をよく提供します。 そして、パンケーキを分析したところ、塩が入っていなかったそうです。 ヴァレは、この点についても類似性を指摘しています。 この出来事が妖精伝説と関係があるとは信じられない、と疑う向きもありますが、一般的な地球外生命体の仮説とはまったく合わない要素があるわけです。 (00:22:34)

そして、彼らは、遠い人間の言い伝えから聞いた妖精に関する物語に一致する要素を持っています。 なぜそのようなことが起こるのでしょうか? 私たちはそれを理解しなければなりません。 さて、誰もが疑問に思うのは、空軍はどのようにこの事件を解決するのでしょうか? 一緒に現れた奇妙な要素の奇妙な並置について、彼らはどのような結論を出すのでしょうか? さて、ヴァレーはこう言っています。「イーグル・リバー事件は解決されたことがありません。 (00:22:59)

空軍は、ジョー・シミトンは一人暮らしで、起きている間に突然夢を見て、その夢を自分が意識している身の回りの出来事の連続の中に挿入したと考えています。 オハイオ州デイトンに住む何人かの心理学者たちは、彼の説明にかなり納得しているようです。また、ほとんどの熱心なアマチュアUFO研究家たちも同様です。 残念なことに、心理学と同様に、UFO学は専門分野が狭くなりすぎて、専門家は一般教養に時間を割く余裕がなくなってしまいました。 (00:23:30)

彼らは他人の夢の解釈に忙殺され、自分自身は夢を見なくなり、童話も読まなくなりました。 もし彼らが読んでいたとしたら、ジョー・シミトンと彼のパンケーキについて、もっと詳しく調べていたかもしれません。 彼らは、上流階級や童話に出てくる食べ物について知っていたでしょう。 引用終わり。 今、ヴァレーとともに、私は、オハイオ州デイトンにいる複数の心理学者とともに、空軍が結論付けたことを奇妙で、ほとんど滑稽だと感じています。 (00:23:58)

人が夢を目覚めている間や歩いている間の出来事の連続に夢を挿入する方法について、まともな説明は何も提供されていません。 それは説明されていません。 むしろ、私たちがここで目にするのは、現実がどのように機能するかについての概念です。 夢の中で特定のことが起こり、目が覚めているときに別の特定のことが起こります。 そして、彼らがここでやったことは、夢のようなことだから、それが起きた正確な説明なしに、それらをこの目覚めている状態に一緒に混ぜ合わせよう、とだけ言うことです。 (00:24:26)

そして、世界がどのように機能するかについての私たちの一般的な理解が守られます。 オハイオ州デイトンにいる空軍と心理学者たちは、この説明に問題ないと考えています。 しかし、よく考えてみると、まったく意味不明です。 (00:24:39)


実際には何も説明していません。 現実世界で起こりうることを示す現在の主流の理解を維持するために、事後に物語を組み立てているだけです。 言い換えれば、これは茶番の捜査です。 おそらくあなたもそう思うでしょう。 もちろん、科学がどのように行われるべきかということから言えば、あなたの一般的な世界観やパラダイムに合わない外れ値データに出会った場合、それは現在のパラダイムに何か不完全な点があることを示す非常に貴重な手がかりである可能性があるため、より一層調査を行うべきです。 (00:25:15)

しかし、残念ながら、そのようなことはあまり起こりません。 多くの場合、都合の悪いデータは、単に説明されたり、無視されたり、嘲笑されたりします。 もちろん、それがUFO現象の歴史であり、何十年も経ってもほとんど進歩が見られない理由です。 ジャック・ヴァレ氏自身、この不条理な現象に対する考え方を何度か変えた、少なくとも少しはシフトさせた、と私は主張したいと思います。 (00:25:42)

これは、彼がかつて発言したことで知られています。 引用:調査を進める中で、本当に驚くべき意識の存在を感じることがあります。 その意識には、大きな不条理感と大きなユーモア感覚があります。 結論として、私はこの調査全体から何かを学んだと感じています。そして、何かを学ぶ限り、私は調査を続けるつもりです。 (00:26:10)

引用終わり 最近では、もちろん、ヴァレはこのような不条理な出来事や要素について、おそらく暗号化されたメッセージである可能性があると、より多く語っています。 彼の著書『トリニティ、最もよく守られた秘密』は、パオラ・ハリスとの共著で、史上初の原子爆弾実験の直後に墜落した航空機について、その実験が行われたのと同じ場所で起こったことを述べています。 (00:26:37)

ヴァレとハリス、そして他の人々は、その墜落は墜落ではなかった可能性があり、それを表面的な意味だけで捉えるべきではなく、むしろ「ちょっと、ちょっと、こっちを見て」と言っているような情報の一種だと考えるべきだと提唱しています。 私たちは皆さんの注意をここに引きつける必要があります。 もちろん、当時そこで起こっていたのは、核爆弾の実験による爆発でした。 (00:27:02)

しかし、ヴァレーがその本の中で指摘しているように、それは巨大な爆弾でした。 つまり、砂漠での墜落は、実際には、核兵器の危険性に注意を引くために作られた信号弾のようなものだったという暗号化されたメッセージがそこにあったということです。 もちろん、トリニティ実験場だけで起こったことではないことは知られています。 ロスウェルでも同じことが起こっています。ロスウェルも、原爆実験場に近い場所です。 (00:27:29)

ですから、ヴァレー氏や他の人々が、この不条理を時間をかけて理解しようとしてきたさまざまな方法があります。 不条理は意味がないという意味ではないため、その区別をすることが重要です。 (00:27:42)


時には、その不条理が、他に考えつかないような意味をもたらすことがあります。 例えば、ヴァレーは、これを「公案」の一種であるとして、しばしば語ってきました。 ここでいう「公案」とは、禅仏教の用語です。 実際、ヴァレーは、このような状況について、引用すると、「東洋の宗教的な物語にしばしば見られるような、深い詩的な、逆説的な性質を持っている」と述べています。 (00:28:09)

1978年の『Fate』誌のインタビューで、彼はさらに次のように述べています。「対象者の理解を超える何かを表現しようとしている場合、矛盾しているように見える、あるいは不合理に見えるような発言を通して表現しなければならない。 例えば、禅仏教では、求道者は「片手の音」という概念や、一見するとばかばかしい考え方を扱う必要があります。 (00:28:41)

つまり、ここでのポイントは、これはある種のメタ論理的手法を指し示しているということです。 つまり、世界に対する考え方そのものが問題である場合に、おそらく不条理は、その考え方から抜け出すための公案のようなものとして用いられ、現実を直感的に、そしておそらくはより直接的に見るための新たな方法を開拓するでしょう。 これまで、人々がこの不条理を理解しようとし、暗号化されたメッセージや公案のようなものを通じて、不条理の背後にある意味を提案しようとしたいくつかの異なる方法について見てきました。 (00:29:15)

もう一つの可能性として、高次元の空間における差異が考えられます。 この点について、かつて『平面国』という本が書かれていたことを指摘したいと思います。この本は、2次元空間に住む生物が、3次元空間に存在する生物の行動に困惑するという内容です。 もちろん、あなたが三次元空間に住んでいる場合、二次元の空間に住んでいる存在にとっては奇妙で不合理に見えるような行動をとることができます。 (00:29:46)

この例え話をここで使うと、もしこれが五次元空間から来た何らかの存在や知性、あるいは存在の集団であるならば、彼らの行動は私たちにとって矛盾的で奇妙、そしておそらく不合理なものに見えるだろうということです。 これは、データに表れた矛盾を意味づけようとする人々の、もう一つの試みです。 私が仮定する最後の可能性は、他の人々からも指摘されたことですが、特にグレイと遭遇した人々から指摘されたことです。最終的な目的は、秘密を守るための秘密であるということです。 (00:30:21)

これは手品のようなトリックで、ある面では私たちを惑わせている一方で、別の面ではより悪意に満ちたことを行っているのかもしれません。 つまり、この可能性によると、不条理さは私たちを当惑させ、混乱させ、実際に何が起こっているのかを曖昧にするためのものなのです。 また、これは文化的な不一致が原因だと考えることもできます。つまり、翻訳ミスがあり、それが原因で奇妙な表現になっているというわけです。 (00:30:49)

しかし、この考えと折り合いのつかない部分もあります。一部の要素は私たちの文化的な期待に合っているように見える一方で、他の要素は、そのルールに対する不快な例外となっているからです。 (00:30:58)


では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか? 私から見ると、歴史上このような遭遇に見られる不条理さの程度は、文化の違いだけでは完全に説明できません。 また、これは私たちを混乱させるために行われているだけで、もっと邪悪な秘密のことが行われているという考え方についても、私から見るとデータの最善の適合例には思えません。 (00:31:22)

もし彼らの目的が私たちを混乱させ、注意をそらすことだけなら、他の手段でも同じことができます。 私は、その不条理さはそれ以上の何かを意味していると思います。 少なくとも、その不条理さの一部は、まったく別の何かを意味しているのではないでしょうか。 ヴァレは、彼のコントロールシステム仮説の一部として、不条理について別の場所で話しています。具体的には、無意識レベルで不条理を使って人類の歴史の流れを変えることができる、変化をある程度コントロールできる場所だということです。 (00:31:54)

そして、それは権力を持つエリートたちの目の前で実行できます。なぜなら、不条理は彼らの注意をそらし、彼らの関心を他に引きつけるからです。 彼らは、その不条理さ自体に気を取られているため、それに注意を払いません。 これらは、ヴァレが著書『Messengers of Deception』の中で述べた、その趣旨のいくつかの発言です。 引用:社会科学は、新しい宗教的体験が生み出され、新しい宗派が影響力のある教会となるプロセスについて、まだ理解に達していません。 (00:32:25)

また、革命的な文化の変化は、しばしば、最初は非合理的でばかばかしく、軽蔑すべきものとして現れます。 彼はまた、引用します。「新しい信念は完全に論理性に欠けています。 それがその力の鍵です。 科学者を遠ざけるのに役立ちます。 声明がばかばかしいほど、その影響は強くなります。 体制が合理的であるとき、その非合理性はダイナマイトのようなものです。 引用終わり そして、私が今話していたことをもう一度思い出してください。つまり、権力者たちは、不合理なことが絡んでくると注意を払わなくなるため、権力者たちを混乱状態に保つことができるということです。 (00:33:06)

しかし、一般市民は大きな影響を受ける可能性があります。 そして、ヴァレの指摘は、すでに教会やカルトなどで起こっているということです。 彼が『Passport to Magonia』と『Messengers of Deception』の2冊の本を書いた当時、彼は、おそらく私たちは、善良な宇宙人の訪問者という神話に基づいて作られた教会や宗教団体の結成を目にすることになるだろうと提案していました。 結局のところ、歴史的にはそのようなことは起こらなかったのです。 (00:33:34)

私たちはそれを指摘しなければなりません。 しかし、それにもかかわらず、これは、いかに不条理が国民全体を支配する破壊的手段となりうるかについて、ヴァレが述べている非常に洞察に満ちた指摘です。 それでは、最後に、皆さんにお考えいただきたいことをいくつか述べたいと思います。 まず、私自身の考えですが、私たちが取り組むべき重要な取り組みは、私が以前から申し上げているように、データ全体の中から、異なる行為者、意図、起源を示す特定のパターンをデータから引き出せるかどうかを見極めることです。 (00:34:09)

もちろん、確認バイアスに陥らないように、見たいものだけを見るようなことがないように注意しなければなりません。 (00:34:14)


しかし、適切なチェックとバランスを適切に実施すれば、これは可能であり、効果的に行うことができると思います。 また、研究室の条件下ではUFO現象を再現することはできないものの、一般的に言えば、進化論や化石記録で私たちがやっていることと同様に、過去の事例がどのように当てはまるかを確認することで仮説を検証できることを覚えておく必要があります。 最終的には、データにできるだけ一致する仮説を支持すべきです。 (00:34:43)

UFO現象でよく見られるように、不条理な要素はできるだけ分析する必要があります。なぜなら、それらはおそらく異なる起源に起因すると考えられるからです。 もちろん、これは難しい問題です。なぜなら、このプロセスの大部分は、そもそも何が不条理で不合理なのか、あるいはそうでないのかという、私たち自身の主観的な印象に左右されるからです。 これを実行すれば、時間をかけて、UFO現象と呼ばれる全体的な現象の中に、さまざまな要素が混ざり合っていることが見えてくるかもしれません。 (00:35:19)

今、いくつかの要素は他のものよりも明確かもしれません。 私は、奇妙な要素の混ざり合ったものよりも、より明確で複雑な要素が少ないものは、おそらく異なる起源を指し示していると思います。 後者のタイプは、おそらくまったく異なる起源を指し示していると思います。それは、UFO現象を説明するために提示されたさまざまな一般的な仮説で私たちが考えるような、実際のところ通常のプレイヤーではないものです。 (00:35:49)

ここでは、地球外生命体仮説、異次元仮説、未来の人類仮説、隠された地球仮説などについてお話ししています。 この不条理な霧の中に埋め込まれた他のグループの存在を特に意味のあるものとするために提唱された代替仮説については、このポッドキャストで時間をかけて少しずつ紹介していく予定です。 今後数週間、数か月にわたってこの興味深い議論を続けていくので、引き続きご視聴いただければ幸いです。 (00:36:24)

それでは、また次回の「Point of Convergence」ポッドキャストでお会いしましょう。 このポッドキャストを支援したい方は、patreon.com/exoacadamianにアクセスしてください。 それではまた、ノースカロライナ州のブルーリッジ山脈の奥深くから、Exoacadamianがお送りしました。 (00:36:46)


Hello, and welcome to episode number 58 of the Point of Convergence podcast. As always, I am your host, ExoAcadamian. Last time on this podcast, we discussed Jacques Vallée's groundbreaking and genre-stretching book Passport to Magonia, From Folklore to Flying Saucers, which highlights striking parallels between elements found within what's commonly referred to as the UFO phenomenon and distant tales that come to us from so-called fairy lore. (00:00:40)

That is to say, once you crack the veneer of more recent 20th and 21st century encounters with what are assumed to be spacecraft being piloted by alien beings who've supposedly traveled across the vast distances of the cosmos to get here, and the stories of our ancestors' encounters with the likes of fauns, fairies, and goblins from the annals of human history, the degree of overlap is as startling as it is, at least from Vallée's perspective, potentially revealing. (00:01:11)

Put succinctly, Vallée, and others since he first penned this book in the late 1960s, have wondered if perhaps some kind of intelligence has been interacting with human beings throughout the entire course of our history, and either that we've just interpreted them differently because of our changing assumptions about reality, or that the very manner in which they appear to us is partly determined by cultural constructs. (00:01:36)

Incidentally, this latter possibility may even explain some of the differences noted not only across time, but also between different cultures existing contemporaneously around the world. When one peruses the full breadth of the history of these kinds of interactions with beings that appear to be decidedly non-human, one particular element stands out. Here I speak of the degree of absurdity, elsewhere described as ridiculousness, that arises in many of these cases. (00:02:08)

And again, this is often as true of cases of what at first glance appear to be standard extraterrestrials flying spacecraft, as it does of fairies abducting human beings and then returning them only after having altered that individual's relationship with space-time, in one way or another, at least temporarily. While we might ignore elements of absurdity apparent in historic cases of fairy lore because, after all, few modern people take these stories seriously to begin with. (00:02:39)

After all, they're fairy tales, a genre many take to mean made-up, or not real, or fantastical. However, what is disconcerting to some who like to cling to a standard extraterrestrial hypothesis to explain modern incidences of the UFO phenomenon, here too the accounts provided reveal elements of what appears to be pure absurdity, elements of ridiculousness that surely have no place if we're speaking of sophisticated, technologically superior entities traveling from exoplanets to survey our blue pearl of a planet. (00:03:15)

Why the absurdity, and why so often? What are we to make of this? Is this merely attributable to errors in translation, or something equally banal? Or is this seeming ridiculousness pointing to something more central, something serving perhaps as a signpost pointing towards the murky origin of these various non-human others, or at least some of them? (00:03:40)


These are the very matters we'll seek to explore in this, the 58th episode of the Point of Convergence podcast. Let's begin this week's podcast with a definition. What do we mean when we use this term, absurd? Absurdity is the quality or state of being ridiculous or wildly unreasonable. Something absurd is really silly, absolutely ridiculous, or total nonsense in other words. An example I found was, quote, thinking you can wear flip-flops and a bikini to the North Pole is an absurd idea. (00:04:18)

If you run into someone dressed in an absurd outfit or watch a movie full of absurd jokes, you'll probably have a good laugh. In other words, it means utterly or obviously senseless, illogical, or untrue. Another way to put it is, contrary to all reason or common sense, laughably foolish or false. So it's the extreme nature of the falseness or the foolishness here that reveals something as absurd. (00:04:47)

But another key I want to point out is that absurdity is always context dependent. Something can only be regarded as absurd in comparison with a norm, that is how it's defined in other words, which is always a social construct. In other words, what's considered absurd in one culture might not necessarily be the same in another culture. Now because people are entering this conversation with different points of familiarity with the data behind the UFO phenomenon, perhaps some people are not familiar with the absurd nature of some of the data. (00:05:19)

So we should go over some of that. Now while we as a culture, as a society, mostly because of our cultural expectations, assume these others buzzing in and around our skies are space aliens, some of the details of people's encounters with them stretch this explanation. Or at the very least the interactions defy our conventional expectations of what space aliens would look like and do, how they would conduct their affairs, and what they'd be interested in. (00:05:48)

All of these matters are stretched when you actually read about people's encounters with these supposed space aliens. They don't do what we expect them to do, they often don't look like what we expect them to look like. Now again, our assumptions could be wrong, our expectations again are culturally dependent, so those could be off. Nevertheless, what we find seems absurd, and we'll discuss more why that's the case. (00:06:14)

We should also point out that even the crafts themselves sometimes, when examined closely, don't often resemble what we assume to be advanced technological devices. Is it possible that this is because they're simply so advanced that they defy even our imagination of what such vehicles would look like? Perhaps, but this begs the question, why do they engage in other activities that seem so counter to our expectations of what an advanced alien species would do? (00:06:44)

Here we think of the bizarre and often unnecessarily invasive and painful medical procedures conducted, and various elements of their supposed hybridization programs. What is that about? (00:06:56)


Why would space aliens want our DNA to begin with? And even if they did, by some stretch of the imagination, why can't they just raid a sperm bank covertly? Why the need for the bizarre, near-ritualistic practices, which again, look quite similar to ritualistic practices from distant human lore, as Vallée has pointed out in a couple of his different books? So far we've touched on the way they look, their appearance, and how that seems to fly in the face of what we might expect from a space alien. (00:07:27)

For instance, why do they look so humanoid, and sometimes quite human? And if not human, they look reptilian, or something like a being that might have evolved on the Earth. If they're coming from a distant planet with supposedly a completely different ecosystem, different environmental conditions, why would the evolutionary process produce a being so much like one that might have arisen on the Earth? (00:07:52)

That's the first thing. The second thing is the way the craft look. Often they don't look like the kind of vehicles that have traveled across the cosmos, at least what we would expect. Now again, we could be wrong about that, our expectations could be off, but nevertheless, it's one more data point that is surprising. Now another data point that some people consider absurd is the origin that these others sometimes give when people ask them where they came from. (00:08:17)

Again, the questions themselves make it very clear that we think they're space aliens coming from some exoplanet, but sometimes the answer that has been provided, historically, doesn't make sense. Either right away you talk to an astronomer and he'll know that it doesn't make sense what they're saying, or what they say is so vague that you can't possibly place it on a star map, for instance. (00:08:40)

And perhaps the person that's being told this, the abductee or the contactee, doesn't know enough about space to know that. Or they'll give some sort of location that at the time seems plausible, but as the decades go on and we learn more about the cosmos, we find that such a location isn't likely at all. So why would they give these seemingly absurd answers when they could give answers that would at least be intelligible and commonsensical? (00:09:05)

Why do they give us these answers that in retrospect sometimes just seem absurd on the face of it? Now one possibility that we've discussed on this podcast in previous episodes touches on what some intel has exposed, suggesting that perhaps these others, at least some of them, are actually future humans who are merely telling us they're space aliens so as to cover over their true origin and to keep us in the dark as to their intention to change our timeline, our very future, by their presence in our midst. (00:09:37)

In other words, if they're actually humans from here but from the future, they might give us a false answer to throw us off their scent. (00:09:45)


But again, you would still ask the question, why give absurd answers though? If they know us well and they know our timeline well, after all we're supposed to be their ancestors, why wouldn't they be able to give an intelligible answer to cover their tracks even more? Again, why the need for seemingly absurd responses to the question as to where they're coming from? By the way, I'd also like to point out that on any one of these matters, you might excuse it and say it's not such a big deal. (00:10:14)

But when you look at the pattern of data in a totality, you begin to wonder why there's so many elements that seem slightly off, not quite what we would expect. Again, you could chalk this up to our mere expectations being wrong, our assumptions being off base, but it does make you wonder. Now perhaps so far you're just not that convinced. When you hear the data points I've brought up already, they don't add up to much in your mind. (00:10:39)

Perhaps you can excuse all of that as just being errors in translation or an issue with our expectations being off or what have you. But the elements of absurdity go much beyond those, go far beyond those. Let's now discuss a very specific case related to something we talked about last week and how absurdity seems to be baked into the very core of this case. (00:11:02)

And I use the word baked as a bit of a play on words there. You'll understand why in a moment. Again, this is a case we discussed last week in brief in the discussion about Passport to Magonia. I would like to revisit it now and then consider each of the elements within this case. Starting again from Jacques Vallée's Passport to Magonia, quote, It was an unusual day for the Food and Drug Laboratory of the U.S. Department of Health, It was an unusual day for the Food and Drug Laboratory of the U.S. (00:11:28)

Department of Health, Education, and Welfare when the Air Force requested an analysis of a piece of wheat cake that had been cooked aboard a flying saucer. The human being who had obtained the cake was Joe Simington, a 60-year-old chicken farmer who lived alone in a small house in the vicinity of Eagle River, Wisconsin. He was given three cakes, ate one of them, and thought it tasted like cardboard. (00:11:54)

The Air Force put it more scientifically. The cake was composed of hydrogenated fat, starch, buckwheat hulls, soybean hulls, wheat bran. Bacteria and radiation readings were normal for this material. Chemical, infrared, and other destructive type tests were run on the material. The Food and Drug Laboratory of the U.S. Department of Health, Education, and Welfare concluded that the material was an ordinary pancake of terrestrial origin. (00:12:23)

Where did it come from? The reader will have to decide for himself what he chooses to believe after reading the second chapter. It begins with the Eagle River incident because this is a first-hand account given by a man of absolute sincerity. (00:12:39)


Speaking for the U.S. Air Force, Dr. Alan Hynek, who investigated the case along with Major Robert Friend and an officer from Sawyer Air Force Base stated, "...there is no question that Mr. Simington felt that his contact had been a real experience." And now let's get to the incident itself. Quoting again from the book, The time was approximately 11 a.m. on April 18, 1961, when Joe Simington was attracted The time was approximately 11 a.m. (00:13:08)

on April 18, 1961, when Joe Simington was attracted outside by a peculiar noise similar to knobby tires on wet pavement. Stepping into his yard, he faced a silvery, saucer-shaped object brighter than chrome, which appeared to be hovering close to the ground without actually touching it. The object was about 12 feet high and 30 feet in diameter. A hatch opened about 5 feet from the ground and Simington saw three men inside the machine. (00:13:33)

One of them was dressed in a black two-piece suit. The occupants were about 5 feet in height, smooth-shaven, they appeared to resemble Italians. They had dark hair and skin and wore outfits with turtleneck tops and knit helmets. One of the men held up a jug apparently made of the same material as the saucer. His motions to Joe Simington seemed to indicate that he needed water. (00:13:58)

Simington took the jug, went inside the house and filled it. As he returned, he saw that one of the men inside the saucer was frying food on a flameless grill of some sort. The interior of the ship was black, the color of wrought iron. Simington, who could see several instrument panels, heard a slow whining sound, similar to the hum of a generator. When he made a motion indicating he was interested in the food that was being prepared, one of the men, who was also dressed in black but with a narrow red trim along the trousers, handed him three cakes, about 3 inches in diameter and perforated with small holes. (00:14:38)

The whole affair had lasted about 5 minutes. Finally, the man closest to the witness attached a kind of belt to a hook in his clothing and closed the hatch in such a way that Simington could scarcely detect its outline. Then the object rose about 20 feet from the ground before taking off straight south, causing a blast of air that bowed some nearby pine trees. (00:15:01)

Along the edge of the saucer, the witness recalls, were exhaust pipes 6 or 7 inches in diameter. The hatch was about 6 feet high and 30 inches wide. And although the object has always been described as a saucer, its shape was that of two inverted bowls." Now in a moment we'll get to what the Air Force concluded about this case and what psychologists in nearby Dayton, Ohio also signed off on in terms of the explanation of what actually happened. (00:15:32)

Because as I'm sure you'll agree, there are some very strange elements, strange bedfellows that you don't usually get together in a UFO incident. But before we go much further, I want to remind you that in addition to seeing a flying saucer and encountering supposedly alien beings, Joe Simington was also given an artifact, given these three pancakes, two of which were handed over to the US Air Force and those were subsequently analyzed. (00:16:00)

So we have here an artifact manifesting in consensus reality. (00:16:04)


I want you to keep that in mind because that is key. This clearly cannot be purely a waking dream because if that was the case, where did the pancakes come from? I also want to remind you that people like J. Allen Hynek were involved with this case. So there is a high bar to pass in terms of credibility of the witness. And apparently Simington passed that with flying colors. (00:16:27)

So you can't merely dismiss this as a witness who's lying or is delusional. And even if you want to do that in this case, there are many other cases just like it. And surely you can't dismiss them all because at that point you're just basically excluding evidence that you find inconvenient. Okay, now let's touch on some of the elements from this case, from this narrative that is described by Joe Simington. (00:16:50)

And we'll touch on both ones that seem to fit with a saucer narrative. In other words, ETs flying a craft and other elements that don't seem to fit at all, that seem to be jagged right angle fits in terms of that narrative. First of all, he is drawn outside by a sound. That's not uncommon. That's quite common for these kinds of cases. And one would expect that that might happen. (00:17:14)

Nothing strange there. Now next we hear that stepping into his yard, he faced a silvery saucer shaped object brighter than chrome, which appeared to be hovering close to the ground without actually touching it. Now again, perfectly reasonable. Saucer shaped, brighter than chrome, not actually touching the ground. That all sounds like a UFO, sounds like a sophisticated vehicle operating advanced technology. All good so far. (00:17:41)

But then we get to this point. A hatch opened about five feet from the ground and Simington saw three men inside the machine. About five feet in height, smooth shaven, they appeared to quote, resemble Italians unquote. Now again, if these are space aliens, why are they looking anything like humans, let alone humans that are so specific that we can even attach a certain ethnicity to them? (00:18:08)

Very strange. And we should also point out that their height, which is somewhat lower than average, is quite common in these cases as well. That's a big part of this literature, is that the beings, whether they're the small greys or what have you, often seem to be not quite the height of conventional human beings. Which again, you could argue, points more towards some sort of non-conventional human species existing on the earth or some breakaway civilization that seems more likely than space aliens who just happen to look human and so human that we can say, hey, they look like Italians. (00:18:44)

Alright, next element. One of the men held up a jug, apparently made of the same material as a saucer. Okay, that's reasonable, could be the same material. But then he motions to Joe Simiton, seeming to indicate that he needed water. (00:18:57)


Really? So they're out flying their spacecraft and they run out of water, which they keep in a jug, so much so that they have to stop and ask for some? Even stranger, this is quite common. There are cases like this going back into the 19th century even, when the so-called airships would land and beings that looked like human beings would ask for various materials, including things like water or some kind of food. (00:19:22)

Again, not what you'd expect a space alien to do. You come all the way from Alpha Centauri, but you forget to bring enough water. Or perhaps you're on a shuttle taking a day trip from the mothership that's orbiting the earth in stealth perhaps, for the sake of argument, let's say that's what's happening. Really you don't bring enough water to last a whole voyage? (00:19:41)

Again, seems like a stretch if it's the alien UFO narrative we're going with. Next we hear that Simiton took the jug, went inside the house and filled it. As he returned, he saw that one of the men inside the saucer was, quote, frying food on a flameless grill of some sort, unquote. So again, really? You're in a spacecraft and you're using a flameless grill? (00:20:03)

Again, I guess it's possible that you're frying food that way. I would think they would at least have microwaves or something, but no, they're frying food. Okay, we'll accept that. Moving on. Simiton, who could see several instrument panels, heard a slow whining sound, similar to the hum of a generator. Again, sounds reasonable. They have to power it somehow. He saw instrument panels. We'd expect that with UFOs, right? (00:20:25)

If they're space alien craft. And presumably you would hear some sort of engine, even if it's an anti-grav engine. Then finally we hear the whole affair had lasted about five minutes. Finally the man closest to the witness attached a kind of belt to a hook in his clothing and closed the hatch. That sounds like a strange way to do that from a technological point of view, but okay. (00:20:46)

But then we hear that he closed the hatch in such a way that Simiton could scarcely detect its outline. Now that does sound high tech, that the seamless nature of the ports and whatnot. We hear about that, that there's no rivets, no bolts, nothing like that. But it seems to be a seamless exterior texture. That fits with that narrative right there. Then we hear the object rose about 20 feet from the ground before taking off straight south, causing a blast of air that bowed some nearby pine trees. (00:21:16)

So once again there we have a case of manifest reality being impacted by this craft when the pine trees bend over according to Simiton's account. So looking back at the elements we just discussed, there are some that fit your typical ET flying a spacecraft kind of narrative. And other elements that stick out like sore thumbs that don't make any sense whatsoever. (00:21:39)


That if you're honest with yourself, you have to say that's the furthest thing from what you expected from space aliens. What are we to make of that? That's exactly the kind of absurdity that Vallee and others are pointing to. And of course Vallee goes further than that, and we touched on this last week, discussing these same kinds of elements showing up in fairy lore, even to the point where they would show up and ask for things like water, because that's supposedly what they drink, only water. (00:22:06)

And they handed him cakes. And just like Joe Simiton, they often provide food that is saltless, by the way. And when they did the examination, the analysis of these pancakes, they had no salt apparently. So again, Vallee draws that parallel as well. So while some are incredulous and refuse to believe that this has anything to do with fairy lore, you've got elements that don't at all fit with your typical ET alien kind of hypothesis. (00:22:34)

And they do have elements that fit with the stories we hear from distant human lore regarding the Fae. Why would that be the case? We have to make sense of that. Now one wonders, how would the Air Force resolve this case? What would they conclude about the bizarre juxtaposition of weird elements that appeared together? Well, Vallee says, quote, The Eagle River case has never been solved. (00:22:59)

The Air Force believes that Joe Simiton, who lived alone, had a sudden dream while he was awake and inserted his dream into the continuum of events around him of which he was conscious. I understand several psychologists in Dayton, Ohio, are quite satisfied with his explanation, and so are most serious amateur ufologists. Alas, ufology, like psychology, has become such a narrow field of specialization that the experts have no time left for general culture. (00:23:30)

They are so busy rationalizing the dreams of other people that they themselves do not dream anymore, nor do they read fairy tales. If they did, they would perhaps take a much closer look at Joe Simiton and his pancakes. They would know about the gentry and the food from fairyland. Unquote. Now, along with Vallee, I find it bizarre, almost hilarious, what the Air Force concludes, along with several psychologists in Dayton, Ohio. (00:23:58)

No serious explanation is offered as to how someone would insert a dream into the continuum of their waking and walking events. That's never explained. Rather, what we see here is that we have a notion of how reality works. Certain things happen in dreams, and certain other things happen when you're awake. And all they've done here is said, aha, these are dreamlike things, so we'll just smash those together into this waking state without explaining exactly how that happened. (00:24:26)

And then our prevailing understanding of how the world works is protected. Notice both the Air Force and psychologists in Dayton, Ohio, were okay with this explanation. But when you really examine it, it doesn't make any sense. (00:24:39)


It's actually not explaining anything. It's just piecing together a narrative after the fact that allows for the preservation of the current mainstream understanding of what is possible in our reality. In other words, that's a farce of an investigation. Perhaps you'll agree. Now, of course, according to how science should be conducted, when you come across outlier data that doesn't fit with your prevailing worldview, your paradigm, you should investigate all the more because this could be a very valuable clue telling you that something about your current paradigm is incomplete. (00:25:15)

Alas, that's often not what happens. Often what happens is the inconvenient data is just explained away, dismissed, or ridiculed. That's been the history of the UFO phenomenon, of course, and that's why we've made so little progress after all these decades. Now I would argue that Jacques Vallée himself has changed his perspective a few times, or at least shifted somewhat, in terms of how he deals with this absurdity. (00:25:42)

This is what he was known as saying at one point. Quote, There is a feeling that I get in the course of my investigations of being in the presence of a form of consciousness that is truly remarkable. That consciousness has a great sense of absurdity and also a great sense of humor. The bottom line is that I feel that I have learned something out of this whole exercise, and as long as I'm continuing to learn something, I'm going to continue to do it. (00:26:10)

Unquote. Now, more recently, of course, Vallée has talked more about these kinds of absurd events or elements as perhaps being a coded message. We think of his book Trinity, the best kept secret, which he co-authored along with Paola Harris, which talked about a craft that crashed very soon after the very first ever atomic bomb test and in the very same area as where that test was conducted. (00:26:37)

Vallée and Harris and others have postulated that perhaps that crash wasn't a crash at all and that we shouldn't look at it merely at face value, but rather see it as some kind of intelligence saying, hey, hey, look over here. We need to bring your attention right here. And of course, what's happening right there at that time, it's the detonating of an atomic bomb as part of a test. (00:27:02)

But again, as Vallée points out in that book, it was a massive bomb. So again, in other words, the coded message there is that crashes in the desert are actually more like signal flares designed to draw our attention to the dangers of atomic weapons. We know of course that it didn't just happen there at the Trinity test site. It also happened in Roswell, which is also close to where atomic bombs were being tested. (00:27:29)

So again, there's different ways that Vallée and others have tried to make sense of this absurdity over time. Because absurdity doesn't have to mean meaningless, and it's important to make that distinction. (00:27:42)


Sometimes the absurdity provides a kind of meaning that you couldn't arrive at otherwise. For instance, Vallée has often talked about this as being a kind of Kōan move. And here we think of Kōans in terms of Zen Buddhism. In fact, Vallée has been quoted as saying about these situations that they, quote, often have the deep poetic and paradoxical quality of Eastern religious tales, unquote. (00:28:09)

In a 1978 interview with Fate magazine, he described this further saying, quote, if you're trying to express something which is beyond the comprehension of a subject, you have to do it through statements that appear contradictory or seem absurd. For example, in Zen Buddhism, the seeker must deal with such concepts as, quote, the sound of one hand clapping, unquote, and apparently preposterous notion, which is designed to break down ordinary ways of thinking, unquote. (00:28:41)

So again, the point here is this is pointing towards some sort of metalogical device. That when the way we think about the world itself is the problem, perhaps absurdity would be used as a kind of Kōan move to break us out of that thinking, to open up intuitive ways of seeing reality differently, and perhaps more directly. So far we've covered a couple of different ways that people have tried to make sense of this absurdity, to propose meaning behind the absurdity via coded messages and things like Kōan moves. (00:29:15)

Another possibility that arises is higher dimensional space disparities. Now to bring your attention to this, I'd point out that there was a book written in the past called Flatland, which describes beings living in a two dimensional space, and they are confounded by the actions of someone who is existing in three dimensional space. And of course, if you live in three dimensional space, you can do things that end up looking bizarre and absurd to the beings living in two dimensional space. (00:29:46)

So to use that analogy here, the idea is that if this is some sort of entity or intelligence or group of beings coming from fifth dimensional space or something like that, their behavior would look paradoxical, bizarre, and even perhaps absurd to us. This is yet another way that people try to make sense of the apparent absurdity in the data. A final possibility that I would postulate that others have pointed out to me as well, specifically people who've had encounters with the Greys, is that the end goal is just secrecy for the sake of secrecy. (00:30:21)

That perhaps this is like a sleight of hand trick, where they are distracting us on one level while doing something deeper and potentially more nefarious on another level. So in other words, according to this possibility, the absurdity is just meant to confound us, to confuse us, to obfuscate what is actually going on. I would also add that you could suggest this is a cultural mismatch, that again, there are translation errors and that's why things look so bizarre. (00:30:49)

But the part that's hard to reconcile with that notion is that some elements do seem to fit our cultural expectations while others are jarring exceptions to that rule. (00:30:58)


So why would that be the case? From my point of view, cultural differences alone don't fully explain the degree of absurdity apparent in these kind of encounters over the course of history. And for that matter, the idea that this is just done to confound us while secretive things are done that are more nefarious, that also doesn't seem like the best fit of the data from my point of view. (00:31:22)

If their goal was merely to confuse us and distract us, they could do it through other means. I think that the absurdity is pointing to something more than that. At least some elements of the absurdity are pointing towards something else entirely. Now elsewhere, Vallee has also spoken about the absurdity as part of his control system hypothesis, specifically that you could use absurdity to change the course of human history on an unconscious level, that that's where you sort of lever the change. (00:31:54)

And you could do that right underneath the noses of the powerful elite because the absurdity distracts them, keeps their attention elsewhere. They don't pay attention to it because of the absurdity itself. These are a couple of statements that Vallee has made to that effect in his book, Messengers of Deception. Quote, the social sciences have not yet achieved an understanding of the process by which new religious experiences arise and new sects become influential churches. (00:32:25)

Also, revolutionary cultural changes often appear at first, as the UFO sects do today, to be irrational, absurd, and contemptible. He also said, quote, the new belief is completely lacking in logic. That is the key to its power. It serves to keep scientists away. The more absurd the statement, the stronger its effect. When the establishment is rational, the irrationality is dynamite. Unquote. And again, that points to what I was just talking about, that you can keep the establishment, the powers that be, distracted because they won't pay attention when absurdity is in the mix. (00:33:06)

But the populace can be greatly affected. And Vallee's point is that already happens with churches and cults and whatnot. And at the time that he wrote these two books, Passport to Magonia and Messengers of Deception, he was proposing that perhaps we would see the formation of churches, religious organizations, built around the mythos of these benign alien visitors. As it turns out, that didn't really happen historically. (00:33:34)

We have to point that out. But nevertheless, this is a really insightful point that Vallee is making about how absurdity can become a subversive means to control an entire populace. And now I'd like to leave you with a few concluding thoughts to consider. First off, from my point of view, a key endeavor we should engage in, as I've been saying for some time now, is to see if we can tease out of the data certain patterns indicating different actors, agendas, and origins from within the totality of the data. (00:34:09)

Of course, we have to be careful to not merely see what we want to see, i.e. confirmation bias. (00:34:14)


But with appropriate checks and balances in place, I think this can be done, and done effectively. We should also remember that, while you can't recreate the UFO phenomenon under lab conditions, generally speaking, you can test a hypothesis by seeing how historic cases fit, similar to what we do with evolution and the fossil record. Ultimately, we should favor hypotheses that fit the data as closely as possible. (00:34:43)

As we often find with the UFO phenomenon, the elements of absurdity need to be parsed out as much as possible because I believe they can perhaps best be attributed to different origins. Of course, this is tricky because so much of this process comes down to our own subjective impressions regarding what is and isn't absurd or unreasonable to begin with. Once we've done this, I feel like we might see, over time, that different elements emerge from within that blended totality we call the UFO phenomenon. (00:35:19)

Now some elements may be cleaner than others. I think these cleaner, less convoluted elements point perhaps to a different origin than those emblazoned with bizarre elements of absurdity. I think this latter kind are pointing perhaps to a different source altogether, one that is not actually one of the usual players we think of in terms of the various common hypotheses put forward to explain the UFO phenomenon. (00:35:49)

Here I speak of the extraterrestrial hypothesis, the interdimensional hypothesis, the future human hypothesis, the crypto-terrestrial hypothesis, etc. An alternative hypothesis postulated to specifically make sense of the group of others embedded within this particular fog of absurdity is something I plan to continue to roll out piece by piece over the course of time on this podcast. So I hope you'll continue to tune in as we proceed with this fascinating discussion in the weeks and months to come. (00:36:24)

And on that note, we've come to the close of another edition of the Point of Convergence podcast. If you'd like to support this podcast, you can do so by going to patreon.com slash exoacadamian. But until next time, friends, from deep within the Blue Ridge Mountains of North Carolina, this is Exoacadamian, signing out. (00:36:46)

(2022-07-10)
(2024-07-30)


Footnotes

  1. 1961-04-18, Wisconsin:Joe Simonton UFO 事例の詳細