Elizabeth Krohn : 故人の祖父から深夜、電話があり、会話した ⇒ この謎を推測する
要旨
整理すると以下のようになる。
- 深夜 3:30 頃に(固定)電話がかかってきた。
- Elizabeth Krohn の夫が最初に電話に出たが、雑音しか聞こえなかった(*1)。
- 夫は電話を切らずに Elizabeth Krohn にかかってきたものだと思い、彼女を起こして受話器を渡した。
- 彼女が電話に出ると、相手は故人となった祖父で、短い会話をした。
- 電話を終えると、寝室には濃霧が立ち込めた。
- 小さな赤い光が見えた。
- 突然、濃霧も赤い光も消えた。
(*1)
以下の別記事参照。
Jeffrey Kripal: Elizabeth Krohn の夫が聞いた電話口の音はブーンというノイズだけだった
Whisper AI(large-v2 model) + DeepL
あなたの本の中で、私が魅力的だと感じたことのひとつに、その後、あなたの祖父があなたに電話をかけてきたという事実がある。 それについて少し話をしようか。 そう、それは1990年の春のことだった。 落雷から約1年半後のことだった。 私は第3子を妊娠したばかりで、女の子だった。 (00:23:34)
朝の3時半頃だった。 電話が鳴った。 1990年のことだ。 固定電話だった。 誰も携帯電話を持っていなかった。 そして、それはベッドの私の側にあった。 それで目が覚めなかったんだ。 かなり深い眠りについていたんだ。 一日中、2人の男の子を追い回していたし、妊娠中で疲れていた。 (00:24:00)
それで夫が私を揺すって起こし、電話に出るよう促してくれたの。 (00:24:07)
それで目が覚めた。 誰も朝の3時半にいい知らせの電話なんてかけてこないから、本当に電話に出たくなかったんだ。 でも出てみたら、祖父からだった。 でも出てみたら、また祖父の声だった。 そして今度は実際に祖父だった。 でも同じ声で、同じフランス訛りだった。 (00:24:37)
祖父はこの時点で、私はベッドに座っていた。 そして彼は、母からのメッセージを伝えたいと言った。 それで僕は、じゃあ母さんに電話してみたら? 電話番号を教えるよ。 いや、いや、母さんと話そうとしたんだけど、母さんには聞こえないんだ。 雷以来、聞こえるようになった。 この時、夫はベッドに座っていて、私に力強く言った。 (00:25:16)
誰と話してるんだ? 私は夫と話す時間を無駄にしたくないので、押し黙り続けた。 でも電話には死んだ祖父がいる。 その通りだ。 そうなんだ。 それで私は祖父に言ったんだ。 そしたら彼は、君が妊娠していることはもう知っているよ。 あなたが言われた通り、女の子だってこともね。 (00:25:43)
おばあちゃんが見つけてくれたの? 祖母は祖父のほぼ1年後に他界していたからだ。 おばあちゃんがおじいちゃんを見つけて、一緒になって、おばあちゃんは完全に戻ったって言ってた 。 祖母は認知症だったんだ。 それを聞いて、私はとても慰められた。 そして彼の声はかすれ始めた。 (00:26:14)
私は言った。 あなたの声が聞こえない。 そうこうしているうちに、夫が、誰なの? って言うから、私は手を振って見送った。 そして祖父は、この電話をかけるのにエネルギーがいるんだ、と言った。 今はもう話せない。 でも、庭にいたときに感じた無条件の愛を忘れないでほしい。 (00:26:43)
そして彼は、電話を切ったらすぐにまたその愛を感じられるよ、と言った。 私は彼が電話を切ったことにとても動揺した。 彼は電話を切った。 でも彼が電話を切るとすぐに、私たちの寝室は満たされた。 つまり、煙が充満したのではないのだ。 ある種の蒸気だった。 顔の前に手を置いても見えないような、濃い雲の中に座っているような感じだった。 (00:27:15)
夫も私も何も言わなかった。 私たちはただそこに座っていた。 私たちのベッドの位置から、廊下の両脇にある子供たちの寝室がまっすぐ見渡せた。 私たちは座って、まっすぐ前を見つめていた。 レーザーポインターみたいな赤いレーザー光線が見えたんだ。 プレゼンをしているとき、小さな赤い光がピンポイントで見えるんだ。 (00:27:46)
そしてその赤い光は、この無条件の愛を運んでいた。 (00:27:52)
圧倒されたよ。 庭で感じたのと同じ感覚を感じた。 そして突然、煙は消え、水蒸気も消えた。 すべてがクリアだった。 夫が言った。 何か見た? すると夫は、誰が電話していたんだ? 私は祖父と答えた。 すると彼は、どっちの人? って言うから、おじいちゃんって答えたの。 (00:28:32)