Greg Doyle 講演:明晰夢や OBE → 過去世、巨大 UFO、ET、エネルギー搾取
前置き
この動画の中から幾つか話題を拾って過去記事で取り上げたが、今回は AI で整理した。
講演内容は、精神世界の話題が大半だが、彼の語る体験はかなり風変わりで、普通の精神世界の話題を一捻りしたものとなっており、しかもそれに UFO や ET、黒ヘリがそれに奇妙な形で混ざり込んでいる。
注目すべきは
2011年に瞑想をトリガーとして記憶障害と意識障害がおきたと証言
している点。EMF 異常のうな外部的な要因によるものではなく、彼の生得的な脳機能におけるシャーマン的傾向が、瞑想という触媒によって過度に顕れたのだと判断する。
概要
星間覚醒:グレッグ・ドイルの体外離脱体験
提供された記録は、グレッグ・ドイルという人物による講演で、彼の体外離脱体験について詳しく述べています。
ドイル氏は、1999年に始まった彼の意識の変容を語り、その経験が彼を多次元的な存在へと導いたと説明しています。彼は肉体を超えた知覚、他の存在との遭遇、そして現実の本質に関する深い洞察について共有し、これらの出来事が彼の人生観を根本的に変え、彼が恐怖を克服し、より高い自己認識に到達するのを助けたと強調しています。
彼の体験談は、Reikiヒーリングやシャーマニズムといった概念とも繋がり、彼がこれらの出来事を書籍を通じて共有するようになった経緯も示唆しています。
目次
- 前置き
- 概要
- 詳細
- 彼の最初の体験(1999-03-13)
- 記憶喪失と執筆のきっかけ
- UFO、黒いヘリコプター、そして巨大な恐怖
- 巨大な宇宙船と ET
- 夢と技術的介入
- 契約とエネルギー搾取
- 過去生のフラッシュバック
- 笑うブッダの出現
- 時系列
- 主要関係者
- 情報源
- 文字起こし
詳細
ブリーフィングドキュメント:グレッグ・ドイル氏の体外離脱体験
目的
本ブリーフィングドキュメントは、グレッグ・ドイル氏の講演「星間覚醒:グレッグ・ドイルの体外離脱体験」における主要なテーマ、最も重要なアイデア、および事実をレビューすることを目的としています。
講演者概要
グレッグ・ドイル氏は、17年以上にわたる体外離脱(アストラル投射)の経験を持つ「アストラル・アベンジャー」として知られる人物です。彼はその経験について『Awakening the Giant Within』という書籍を執筆しており、ブリスベンで体外離脱を教えるイベントも開催しています。彼の知識は理論的なものではなく、自身の夜間の体験に 基づいたものです。彼はかつてミュージシャンとしてウィーンに住んでおり、当初はスピリチュアルな事柄やET体験には全く興味がありませんでした。瞑想は舞台恐怖症の克服のためだけに実践していました。(0:01:50, 0:05:30)
主要テーマと重要なアイデア
1. 多次元性と意識の変容
ドイル氏は、私たちはすでに多次元的な存在であると強調します。「アストラル界で意識的になることは、意識の大きな変容であり、無意識を意識的にすることです。」(0:00:59) これは、私たちが普段認識している3次元の現実を超えた存在であり、アストラル投射を通じてその多次元性を意識的に体験できることを意味します。彼のアストラル体験は、「この現実よりもはるかに現実的」であり、彼の現実認識を根本から変えました。(0:07:18)
2. アストラル投射の始まりと初期の体験
ドイル氏の最初の体外離脱体験は1999年3月13日、ウィ ーンの自宅で眠っている最中に起こりました。
- 白い光の球: 窓の方から白い光の球が現れ、彼の額に入り込みました。「それは額に入ってきて、その後、まぶたの裏にある三角形の光の破片を集めているように見えました。」(0:03:00) この光は彼の心臓にも広がり、「家にいるような、愛されているような」感覚をもたらしました。(0:03:39)
- 高速移動と未知の惑星: 光の球からの「行きたいか?」という無言の誘いを受け入れた後、彼は体がなく、耳に風を感じながらワープ速度でトンネルを移動しました。その後、非常に乾燥した惑星の大気中に放出され、そこに巨大な塔のような建物や円盤状の建物があるのを目撃しました。「それは砂漠のようなものでしたが、目の前には高い構造物、塔があり、その上には巨大な円盤状の建物が開いていました。」(0:04:33) この体験から彼は「他にも存在がいる」と感じ、同時に「故郷に帰ってきたような」不思議な感覚を覚えました。(0:04:59)
- 継続的な体験と「Gwynedd」: 最初の体験以降、毎晩のように体外離脱が続くようになりました。数日後には「Gwynedd」と呼ばれる場所で、自身の過去や存在について語る男女に出会いました。この場所は、後にウェールズの神秘的な土地として実在することが判明し、彼の体験の信憑性を裏付けるものとなりました。(0:07:54)
- 感情の気づき: アストラル界でのガイドとの対話を通じて、「グレッグ、なぜそんなに悲しいの?」と問われた際、彼は自身の内奥に深く響くメッセージを受け取り、自身の「エネルギー体」や潜在的な悲しみに初めて気づきました。これは、彼の体験にスピリチュアルな意義があることを 認識するきっかけとなりました。(0:09:22)
3. 体外離脱のメカニズムと体感
- 振動と心臓のエネルギー: アストラル投射の典型的な開始方法は、「振動」によってアストラル体が目覚めることです。(0:06:35) 特に心臓部分のエネルギーが非常に速く振動すると述べています。「心臓は非常に速く振動しています。それは物理的な心臓ではなく、心臓のエネルギー、ハートチャクラです。」(0:10:16)
- 自己認識と過去生の回顧: 体外離脱中に彼は自身の声で「私は誰か?」と問いかけ、その後、自身の姿が幼少期にまで遡るスライドショーを体験しました。さらに、中国系モンゴル人やアフリカのメディスンマン、長い頭の人物など、異なる人種や姿の過去生らしきビジョンも見ています。これらのアストラル体験は、「肉体的な記憶の移ろいゆく砂」と比較して、はるかに鮮明で記憶に深く刻まれると述べています。(0:11:08, 0:11:35)
- 身体からの離脱と肉体の認識: 意識的に体外に出ようとした最初の試みは、就寝中にトイレに起きた際に、自身の身体がベッドに横たわっているのを目撃したことで成功しました。この際、彼は自身の肉体に対して「吐き気を催す」ほどの違和感を感じました。「自分の肉体を外から見ると、それに吐き気を催します。本当に、粘土のようだからです。」(0:21:07) これは、アストラル体から見ると肉体が不完全に感じられるためです。
4. アストラル界の探索と遭遇
- 壁の通過と他者のアストラル体: 彼は壁を通り抜ける実験を行い、隣室にいるカップルの物理的な身体と、その数フィート上を漂う「スピリット体」を目撃しました。(0:22:02)
- 「オーム」の音と飛行: アストラル界では、しばしば「絶対的な黒い虚空」に遭遇し、その中で低く響く「AUM(オーム)」の音を聞きました。「それはものすごい低い、ほとんど金属的な、バスプロフォンドの男性の声のようですが、それよりもはるかに低く、巨大でした。」(0:22:48) その後、スーパーマンのように飛行し、ウィーンのミレニアムタワー上空から自身のガールフレンドがアストラル体で漂っているのを発見しました。この体験は、後に建物の実際の写真と一致し、彼の体験が「ガイドされたもの」であることを確信させました。(0:23:06, 0:23:44)
- ガイドの存在: 飛行中に、ダイヤモンドのような透明な「ファセット状の人物」に足首を掴まれていることに気づきました。この存在は、「これを知る必要はない」というテレパシーメッセージを伝えました。彼は、アストラル界では常にガイドが存在し、私たちを「飛ばしている」と感じています。「私たちがアストラルに行くとき、私たちは実際に飛ばされている。常に私たちの周りにはガイドがいる。」(0:25:28)
- 笑うブッダの出現: 彼のお腹に「笑うブッダ(布袋)」のような存在が現れて以来、彼は他人 の悲劇的な話を聞いても笑いが止まらなくなり、非反応性になりました。これは彼自身の感情的な変容を示しています。(0:25:31)
- ETとの遭遇とテクノロジー: ある体験では、夢の中から振動に移行し、銀色のボディスーツを着たアンドロジナスな存在に導かれました。その際、脳内にレーザーのような光が照射され、「歯医者のドリル」のような大きな音を聞きました。その後、視野の右上にデジタルビデオ画面が現れ、そこにヒエログリフが高速で表示され、小さなコインが脳に落ちてくるような感覚がありました。「これは、地球外生命体の知性が技術的なもので私をいじっているという初めての実感でした。」(0:28:22)
- 時間概念の非直線性: アストラル界では時間の概念が異なり、直線的ではないことを発見しました。「アストラルでの時間のことはあまり重要ではありません。それは別の…直線的ではありません。」(0:29:19)
- 大型宇宙船とトール・ホワイト: ドイル氏は、ジェット機のような金属的な振動を伴って現れる巨大な宇宙船の中にアストラル体として入る経験をしました。船内には「背が高く、白い肌、白い髪、奇妙な目をした」存在がおり、テレパシーで話しました。彼らは人間からエネルギーを得ているようで、ドイル氏の腕にはブレスレットのようなものが巻かれていました。あるトール・ホワイトは、「いつでも去っていい。自殺してもいい。私たちに必要なのはあなたのエネルギーへのアクセスであり、それは常に持っている。」と伝えました。(0:29:43, 0:30:35)
5. アストラル体験による人生の変化
- 死への恐怖の克服: ドイル氏の体外離脱体験で最も大きな変化の一つは、死への恐怖を完全に失ったことです。「あなたは本当に死への恐怖を失います。」(0:37:54) 彼はアストラル界で自身の死を体験することもできました。
- 現実の認識の変容: 地上の現実は、アストラル界に比べて「幻想」であり、「エネルギーのゲーム」であると認識するようになりました。「私にとってこれは文字通り幻想であり、それを軽んじるつもりはありません。それはエネルギーのゲームなのです。」(0:41:58)
- ヒーリングの力とマントラ: 足を負傷した際、彼はテントの中で「私は怪我をした足の幻想を否定する。私は完璧な健康に感謝する」というマントラを唱え続けました。すると、彼が目覚めているにもかかわらず、振動が始まり、体が持ち上げられ、何本もの指が彼の膝に触れる感覚がありました。結果として、彼は手術なしで驚くほど早く治癒しました。「現実が私の心の中で変化した瞬間でした。実際に魔法が起きているのだと気づき、自分もそれに関わることができるのだと。」(0:42:04, 0:43:27)
- 書籍執筆と脳機能の変化: 2011年、瞑想中に脳に奇妙な感覚を覚えた後、彼は一時的に失語症のような状態になり、家族の名前も思い出せなくなりました。この困難な時期に、文を繋げる練習として書籍を書き始めました。これは彼にとって「カミングアウト」の手段でもありました。(0:43:47, 0:44:27)
- 陰謀論と超越: アストラル界で「地球を取り巻く恐怖の帯」やUFO、黒いヘリコプターを目撃した後、「陰謀にとらわれるな」という声を聞きました。しかし、彼はその後1年間陰謀論に囚われました。この経験から、「悟りの一部は、そこにあるものを見ることですが、その後は超越しなければなりません」という教訓を得ました。(0:44:56)
- 感情の非反応性: アストラル界では感情を抱かない方が良いと彼は学びました。感情は反応的な環境を生み出し、恐怖の感情はモンスターを引き寄せると述べています。「もしあなたが何かを恐れているなら、その恐怖の原型が来て、あなたをひどく怖がらせるでしょう。」(0:47:09) しかし、「フィーリング」は常に支持的であると区別しています。
- ネガティブな存在との契約と超越: 彼は、一部のETと人間との間に、私たちを抑圧し続けるための「明確な契約」があることを目撃しました。これらの存在は私たちの怒りから栄養を得ていると述べられています。しかし、これと戦うのではなく、「超越することが鍵」だと主張します。「戦いのエネルギーに加担すれば、戦いのエネルギーを増やすだけです。戦いなど存在しないのです。」(0:48:22)
- 「悪」の概念の超越: 最も衝撃的な体験の一つとして、彼の夢の中でエネルギーボールを投げつけてくる「魔女」のような存在と何日も戦い続けた後、その魔女の顔が変容し、「グレッグ、すべては同じなのだよ」と告げられたことです。この瞬間、彼は「悪の概念は、実は私たち自身の影を通して見られた光の顔であり、その影すら存在しない」と悟りました。この気づきは、彼に「悪は存在しない」という大きな解放感をもたらしました 。(0:38:43, 0:40:10)
- 夢の時間と自己の認識: ドイル氏は、この人生は「夢」「エネルギーの遊び」であると捉えています。私たちの役割は、真の自分になり、より高い自己へと目覚めることであると語ります。(0:49:26) 最終的に、彼は自分自身の目的は「透明になること」であり、分離は存在しないと認識するに至りました。「私たち全員が同じであり、分離はないのです。」(0:50:08) 彼の人生の目的は、「喜びしかない」という真実を証明することだと結論付けています。(0:50:54)
結論
グレッグ・ドイル氏の講演は、体外離脱体験がいかに個人の意識、現実認識、そして人生観を根本的に変革し得るかを示しています。
彼の体験は、多次元的存在としての私たちの本質、肉体を超えた意識の活動、そしてアストラル界における様々な存在との交流を鮮やかに描写しています。特に、「悪」の概念の超越や、感情の非反応性、そして物理的な現実が「幻想」であるという認識は、深いスピリチュアルな洞察を提供しています。
彼のメッセージは、恐怖を手放し、自己を超越し、真の多次元的な自己に目覚めることの重要性を強調しています。
彼の最初の体験(1999-03-13)
グレッグ・ドイルの体外離脱体験のより大きな文脈において、1999年3月13日の彼の最初の体験は、彼のその後の人生と意識の変容の出発点として極めて重要なものです。
この最初の体験について、ソースが示す具体的な内容は以下の通りです。
-
発生日時と場所:
- 1999年3月13日の夜明け直前。
- オーストリアのウィーンにある小さなアパートで、彼が音楽家として生活していた場所で、眠っている間に起こりました。
-
グレッグ・ドイルの当時の状態と関心:
- 彼は当時、ET体験やスピリチュアルな事柄には全く関心がありませんでした。
- パフォーミングミュージシャンとしての舞台恐怖症を克服するために瞑想をしていましたが、それは純粋にリラックスするためであり、スピリチュアルな探求のためではありませんでした。彼は心と体の繋がり、不安からリラックスへの変化に魅了されていました。彼はこの出来事について「何が起こったのか分からなかった」と述べています。
-
体験の始まりと感覚:
- 窓の方向から白い光の球が現れ、彼を起こし、額に入り込みました。
- その光は彼のまぶたの裏にあった三角形の光の破片(フォスフェンと呼ばれる静電気のようなもの)を集め、集束した光の円を形成しました。
- 同時に、光が彼の心臓に流れ込み、彼は「本当に、本当に気分が良かった」、「まるで家にいるかのような、愛されているような」感覚に包まれました。
- 耳に風を感じ始め、言葉ではなく「来たいか?」という招待の感覚がありました。
-
体外離脱中の旅:
- 彼は体がなく、耳に非常に大きな風を感じながらワープスピードで移動しました。
- ねじれたホースのように曲がりくねったトンネル状の通路を信じられないほどの速さで進みました。
- この時、彼はこれが自分の人生における極めて重要な経験であると認識していました。
-
到達した場所と感覚:
- 彼は右側の通路から出て、非常に乾燥した惑星の大気中に約50メートルの高さでいました。
- 信じられないほど鮮明で、超高解像度の視界でした。
- 砂漠のような景色の中に、非常に背の高い建造物や塔があり、その上には巨大な円盤状の建物がありました。これらは空飛ぶ円盤ではなく、地面に固定された実際の建物でした。
- 建物には何百もの窓があり、多くは明かりがついていたり、消えていたりしました。
- 夕暮れのような雰囲気の中で、彼は「ああ、他にもいるんだ」という感覚と、自分が「家にいる」という奇妙な感覚を覚え ました。
-
帰還とその後:
- 彼は「目覚めた肉体」に戻るのを感じ、歓喜の涙を流し始めました。
- 翌日、彼は何かが起こったと確信しましたが、それが何であるかは理解できませんでした。
- その翌夜には再び光が現れましたが、彼は恐怖を感じ、今回は行かないことを選択しました。
より大きな文脈における意義:
グレッグ・ドイルは、この最初の体験について「数年前に本を書いて初めて公にした」と述べており、それまでは自身の体験について語ることに消極的でした。この体験は、彼が「既に多次元的な存在である」という認識を深めるきっかけとなりました。スピーカーは、アストラル界で意識的になることは、無意識を意識的に変えるため、意識における大きな変容であると説明しています。グレッグの夜間の体験が彼の「信じられないほどの知恵」の源であると強調されており、この最初の体験がその始まりでした。
彼の初期の体験の「超現実的」な性質は、彼が「この現実」の認識を変えるきっかけとなり、一時は狂気に近い状態に陥るほどでした。彼は後に、この現実が「幻想」であるとまで感じるようになります。
また、この最初の体験は、それ以前に彼に起こった一連の出来事と繋がっています。肩の痛みのために受けたエネルギーヒーリングがきっかけで、彼はエネルギーブロックの解放、感情的な体性感覚の解放を経験し、最終的には怒りを処理する段階に至りました。このプロセスの中で、彼はホログラフィックな黒い狼を目撃し、その後に偶然出会った霊気マスターのTシャツに同じ狼の絵が描かれていたことから、これらの出来事が彼の体外離脱体験の引き金となったと確信しています。
総じて、1999年3月13日の最初の体外離脱体験は、グレッグ・ドイルが自身の多次元的な性質に目覚め、現実の認識が根本的に変わり、その後の彼の人生、教え、そして著書「Awakening the Giant Within」の執筆へと繋がる、まさに彼の人生を決定づける始まりの瞬間であったと言えます。彼はこの体験から、人類が「肉片に過ぎない」存在ではなく、より創造的で恍惚としたエネルギーの塊であると認識するようになりました。グレッグ・ドイルの体外離脱体験のより大きな文脈において、1999年3月13日の彼の最初の体験は、彼のその後の人生と意識の変容の出発点として極めて重要なものです。
この最初の体験について、ソースが示す具体的な内容は以下の通りです。
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発生日時と場所:
- 1999年3月13日の夜明け直前。
- オーストリアのウィーンにある小さなアパートで、彼が音楽家として生活していた場所で、眠っている間に起こりました。
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グレッグ・ドイルの当時の状態と関心:
- 彼は当時、ET体験やスピリチュアルな事柄には全く関心がありませんでした。
- パフォーミングミュージシャンとしての舞台恐怖症を克服するために瞑想をしていましたが、それは純粋にリラックスするためであり、スピリチュアルな探求のためではありませんでした。 彼は心と体の繋がり、不安からリラックスへの変化に魅了されていました。彼はこの出来事について「何が起こったのか分からなかった」と述べています。
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体験の始まりと感覚:
- 窓の方向から白い光の球が現れ、彼を起こし、額に入り込みました。
- その光は彼のまぶたの裏にあった三角形の光の破片(フォスフェンと呼ばれる静電気のようなもの)を集め、集束した光の円を形成しました。
- 同時に、光が彼の心臓に流れ込み、彼は「本当に、本当に気分が良かった」、「まるで家にいるかのような、愛されているような」感覚に包まれました。
- 耳に風を感じ始め、言葉ではなく「来たいか?」という招待の感覚がありました。
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体外離脱中の旅:
- 彼は体がなく、耳に非常に大きな風を感じながらワープスピードで移動しました。
- ねじれたホースのように曲がりくねったトンネル状の通路を信じられないほどの速さで進みました。
- この時、彼はこれが自分の人生における極めて重要な経験であると認識していました。
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到達した場所と感覚:
- 彼は右側の通路から出て、非常に乾燥した惑星の大気中に約50メートルの高さでいました。
- 信じられないほど鮮明で、超高解像度の視界でした。
- 砂漠のような景色の中に、非常に背の高い建造物や塔があり、その上には巨大な円盤状の建物がありました。 これらは空飛ぶ円盤ではなく、地面に固定された実際の建物でした。
- 建物には何百もの窓があり、多くは明かりがついていたり、消えていたりしました。
- 夕暮れのような雰囲気の中で、彼は「ああ、他にもいるんだ」という感覚と、自分が「家にいる」という奇妙な感覚を覚えました。
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帰還とその後:
- 彼は「目覚めた肉体」に戻るのを感じ、歓喜の涙を流し始めました。
- 翌日、彼は何かが起こったと確信しましたが、それが何であるかは理解できませんでした。
- その翌夜には再び光が現れましたが、彼は恐怖を感じ、今回は行かないことを選択しました。
より大きな文脈における意義:
グレッグ・ドイルは、この最初の体験について「数年前に本を書いて初めて公にした」と述べており、それまでは自身の体験について語ることに消極的でした。この体験は、彼が「既に多次元的な存在である」という認識を深めるきっかけとなりました。スピーカーは、アストラル界で意識的になることは、無意識を意識的に変えるため、意識における大きな変容であると説明しています。グレッグの夜間の体験が彼の「信じられないほどの知恵」の源であると強調されており、この最初の体験がその始まりでした。
彼の初期の体験の「超現実的」な性質は、彼が「この現実」の認識を変えるきっかけとなり、一時は狂気に近い状態に陥るほどでした。彼は後に、この現実が「幻想」であるとまで 感じるようになります。
また、この最初の体験は、それ以前に彼に起こった一連の出来事と繋がっています。肩の痛みのために受けたエネルギーヒーリングがきっかけで、彼はエネルギーブロックの解放、感情的な体性感覚の解放を経験し、最終的には怒りを処理する段階に至りました。このプロセスの中で、彼はホログラフィックな黒い狼を目撃し、その後に偶然出会った霊気マスターのTシャツに同じ狼の絵が描かれていたことから、これらの出来事が彼の体外離脱体験の引き金となったと確信しています。
総じて、1999年3月13日の最初の体外離脱体験は、グレッグ・ドイルが自身の多次元的な性質に目覚め、現実の認識が根本的に変わり、その後の彼の人生、教え、そして著書「Awakening the Giant Within」の執筆へと繋がる、まさに彼の人生を決定づける始まりの瞬間であったと言えます。彼はこの体験から、人類が「肉片に過ぎない」存在ではなく、より創造的で恍惚としたエネルギーの塊であると認識するようになりました。
記憶喪失と執筆のきっかけ
グレッグ・ドイルの体外離脱体験における「書籍執筆と啓示」のより大きな文脈において、記憶喪失とその後の執筆は、彼が自身の体験を公にし、その知恵を分かち合うための重要な転機となりました。
ソースによると、記憶喪失と執筆のきっかけは以下の通りです。
-
記憶喪失の発生とその症状:
- グレッグ・ドイルは、自身の著書が刊行される18ヶ月前の2011年に、奇妙な体験をしました。
- 瞑想中に「脳に奇妙なひねり」を感じ、その後、言葉を考えることができなくなり、文章を組み立てることすら不可能になりました。
- 最も深刻だったのは、家族の名前すら思い出せなくなったことです。
- 当時の彼は、音楽を教えたり、霊気(レイキ)を行ったりしていましたが、授業前には全員の名前を事前に復習する必要がありました。
- 会話を続けることができず、かつてはおしゃべりで面白い「道化師」だった彼を、人々は「少し変だ」と感じるようになりました。
-
執筆のきっかけ:
- この困難な状況に直面したグレッグは、「文章を組み立てることができるようになるから 」という理由で、本の執筆を始めることを決意しました。
- これは、彼の人生を「奇妙な方向に」押し進める「最も奇妙な形での導き」でもありました。彼はこれを受け入れざるを得ず、「それが今の自分の人生だ」と悟ったのです。
-
「啓示」としての書籍執筆の意義:
- グレッグ・ドイルは、この本が「カミングアウト」の手段であったと述べています。それまでは、自身の体外離脱体験について公に語ることはありませんでした。
- 彼は「数年前に本を書いて初めて公にした」と語っており、この執筆が彼の個人的な経験を共有し始める契機となりました。
- この本は「Awakening the Giant Within」というタイトルで、彼が夜間に行う体外離脱体験から得た「信じられないほどの知恵」を分かち合うためのものです。
- 彼が経験した超現実的な出来事の数々や、この現実が「幻想」であるという彼の認識の変化は、この本を通じて読者にも伝えられることになります。
- 執筆は、彼自身の困難な時期を乗り越えるための手段であると同時に、彼を「意識の分野における私たち全員にとっての光の道しるべ」として、彼の知見と経験を広く共有する啓示のプロセスの一部でした。
このように、グレッグ・ドイルにとっての記憶喪失は、極めて個人的で困難な試練でしたが、それが結果的に、彼がそれまで秘めていた体外離脱体験の知恵を公に分かち合うための手段、つまり「啓示」の道を開く、重要なきっかけとなったのです。
UFO、黒いヘリコプター、そして巨大な恐怖
グレッグ・ドイルの体外離脱体験における「地球の周囲の恐怖」というより大きな文脈において、UFO、黒いヘリコプター、そして巨大な恐怖は、彼が目撃した地球を取り巻くエネルギー的な現実と、それに対する彼の洞察、そして最終的に超越の必要性を示すものです。
ソースがこの現象について述べていることは以下の通りです。
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地球周囲の「恐怖の帯」の目撃: グレッグ・ドイルは、体外離脱をして「エーテルの中へ上がっていく」体験の中で、「地球の周囲に恐怖の帯」を見たと述べています。この恐怖の帯には、UFOや黒いヘリコプターが関連しており、そこに「巨大な恐怖」が存在していたと描写しています。
-
「陰謀論にとらわれるな」というガイダンス: この目撃の際に、彼は「陰謀論にとらわれるな」という声を聞きました。しかし、彼はこの警告にもかかわらず、その後の1年間は実際に「陰謀論にとらわれていた」と告白しており、後にそれが重要な教訓であったと認識しています。
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啓示と超越の必要性: グレッグは、啓示の一部とは「そこにあるものを見る」ことだが、それから「超越しなければならない」と語っています。これは、UFOや黒いヘリコプター、そしてそれに伴う恐怖といった「陰謀論」的な要素を認識しつつも、それらに囚われず、その上を行く意識状態への移行が重要であることを示唆しています。
-
抑制の契約と怒りのエネルギー: 彼はまた、特定の地球外生命体と人類との間に「我々を抑圧し続けるための明確な契約」が存在することを見出したと述べています。この抑圧は戦うべきものではなく、「超越することこそが鍵である」と強調しています。さらに、グレッグは、我々の怒りから栄養を得る存在を実際に見ており、これらの存在が私たちの領域で怒りを永続させていると説明しています。重要なのは、この怒りが自分に触れないようにすることであり、彼はますます「透明」になって、怒りが自分に触れることがなくなったと感じています。
したがって、グレッグ・ドイルの体験は、地球を取り巻く恐怖の現実を認識しつつも、それに囚われたり、抵抗したりするのではなく、意識的にそれらを超越し、怒りや争いのエネルギーに加担しないことの重要性を教えていると言えます。
巨大な宇宙船と ET
グレッグ・ドイルの体外離脱体験における「ETとの遭遇と契約」のより大きな文脈において、巨大な宇宙船の存在は、地球を取り巻く多様な地球外生命体との相互作用、人類の抑制、そして超越の必要性を示す重要な要素として描かれています。
ソースによると、巨大な宇宙船については以下の点が述べられています。
-
地球外生命体によって人類が輸送される巨大な宇 宙船:
- グレッグは、自身が体外離脱した際に、「巨大な船」や「巨大な宇宙船」に連れて行かれたと述べています。これらの船は、彼が認識した「ジェットのような金属性の耳障りな特定の振動」によって識別されます。
- これらの船は「巨大」で、内部は「金属板のようで、かなり鋭利で、非常に現代的」だと描写されています。
- 「裸のアストラル体」である人々が、夜間にこれらの船へと運ばれていく様子を目撃しました。
- 船の乗員は「背が高く、白い肌、白い髪、奇妙な目」をしており、テレパシーで話すと述べられています。
- グレッグは船内で人々が「ゾンビのように歩き回っている」のを見ています。
-
抑制の契約とそのエネルギー源:
- 船の乗員の一人である「背の高い白い人々」の一人は、グレッグに対し「いつでも去っていい。自殺してもいい。我々が必要とするのは君のエネルギーへのアクセスだけであり、それは常に我々が持っているものだ」とテレパシーで伝えました。この言葉は、人類が何らかの形でエネルギーを供給していることを示唆しています。
- グレッグは、人類が持つ「あるレベルでの受動性」と「契約」により、自身が「何らかの形で簒奪されてきた」という感情を抱いています。
- さらに、彼は「特定の地球外生命体と人間との間には、私たちを抑圧し続けるための明確な契約がある」ことを認識しています。
- 彼は、まるでSFのようだが、「私たちの怒りから栄養を得る実際の存在」を目撃しており、これらの存在が「私たちの領域でこの怒りを永続させている」と述べています。これらの巨大な宇宙船は、この「契約」と「怒りのエネルギー」の搾取に関連している可能性が示唆されています。
-
超越の必要性:
- グレッグは、これらの「陰謀論」的な側面(UFO、黒いヘリコプター、そしてその巨大な恐怖)に「とらわれるな」というガイダンスを受けました。
- 啓示(エンライトメント)の一部は「そこにあるものを見る」ことですが、その後「超越しなければならない」と強調しています。これは、ETとの遭遇や抑制の現実を認識しつつも、それらと「戦う」のではなく、「超越することこそが鍵である」という彼の理解につながります。怒りのエネルギーに触れさせず、「ますます透明になる」ことが重要だと述べています。
-
銀河連邦の船との遭遇(対比として):
- 別の機会に、グレッグは「銀河連邦」と認識した「巨大な白いクジラのような巨大な船」を目撃しています。
- 彼は、なぜ銀河連邦が「惑星の集合体として私たちに知られていないのか」と問いかけたところ、「あなたたちが自らを殺し続けているからだ」という返答を聞きました。これは、地球 外の勢力が全て抑圧的であるわけではないが、人類が特定の条件(例えば、自己破壊的な行動)を満たさない限り、大規模な介入は行われないという視点を示しています。
このように、グレッグ・ドイルの体験における巨大な宇宙船は、人類の意識的覚醒と進化の途上における、地球外生命体との複雑な関係性、特に人類のエネルギー的な状態がどのように利用され得るか、そしてそれをどのように超越すべきかという深い洞察を提示しています。
夢と技術的介入
グレッグ・ドイルの体外離脱体験における「ガイドと自己認識」のより大きな文脈において、「夢」と「技術的介入」は、彼が自身の意識と存在の性質を深く理解し、より高次の自己へと目覚めていくプロセスにおける重要な要素として描かれています。
夢と体外離脱の関連性
グレッグ・ドイルは、夢が意識的な体外離脱体験への入り口となる可能性について言及しています。
- 通常、彼の体外離脱体験は「振動による始まり」を伴いますが、稀に夢を介して始まることもあります。彼は、夢の中で橋を渡り、銀色のボディスーツを着たアンドロジナスな存在に出会い、抱擁した後、その存在が彼を押しやり「グレッグ、何かを見せましょう」と言った後、振動が始まって目覚めたと語っています。
- 明晰夢は、意識的な体外離脱体験のための素晴らしい方法であるとされています。明晰夢から意識がより明晰になり、アストラルエクササイズを試みるとさらに明晰度が高まるという、自己永続的なメカニズムが存在します。
- 夢の中で現実よりもリアルに感じるもの、例えば人物に焦点を当ててそこを「突破する」ことで、体外離脱に移行できると説明されています。
- また、夢を通して体外離脱をコントロールする方法も存在すると述べています。
技術的介入の体験
グレッグは、自身が遭遇した、人知を超えた技術的な介入についても詳細に描写しています。この体験は、彼の自己認識、特に 「私は誰か?」という問いかけと深く結びついています。
- ある体外離脱体験において、彼は「自分の脳を通して見ているような感覚」に陥り、レーザーのような光が脳に入ってくるのを感じました。その音は「歯医者のドリルのように非常にうるさく」、不快で中断しようとしたほどでした。
- その直後、まるで「見えない回転木馬」のように、「非常に奇妙な道具や機械」が次々と現れ、現代的で興味深いものだったと述べています。
- さらに、彼の視界の右上に「小さなスクリーンがはめ込まれる」ような感覚があり、デジタルのビデオスクリーンの四隅が見えました。そこには「ヒエログリフのようなもの」が非常に速く流れ、脳の中に小さなコインが落ちてくるような感覚だったと説明しています。
- グレッグは、この体験こそが「地球外生命体の知性が技術的なもので私をもてあそんでいるという最初の本当の感覚」であったと認識しました。
- 彼は、この経験が「私が誰か?」という疑問や、エイリアンとの最初の遭遇体験に結びついていると感じ、「人間の経験の外側で何かが起こっている」ことを悟りました。彼にとって、この技術を「感じる」ことは非常に興味深いことでした。
ガイドと自己認識への関連性
これらの夢や技術的介入の体験は、グレッグが自身の存在と宇宙における位置を理解するための「ガイド」の役割を果たしています。
- 最初の白い光の球の体験は「招待」のようなものであり、後に彼はこれらの体験が単なる個人的なものではなく、「導かれた体験」であると認識しました。
- 彼の女性ガイドは、彼が「なぜそんなに悲しいのか?」と問いかけ、これにより彼は自身の内面と「エネルギー体」について深く考えるようになり、自身の体験に「精神的な意味」があることを悟りました。
- 「私は誰か?」という問いかけの後、自身が過去生で様々な姿であったこと(中国系モンゴル人、アフリカの呪医、長い頭を持つ存在など)をスライドショーのように見せられたことは、彼が肉体を超えた多次元的な存在であるという自己認識を深めるきっかけとなりました。
- 「ダイヤモンドのようなファセットのある半透明の存在」が彼を足首で持ち上げて飛行させ、「あなたはこれを知る必要はない」というメッセージを送ったことは、彼が宇宙の複雑さに「囚われすぎない」ように導かれていることを示唆しています。
- これらの体験全体を通して、グレッグは自身がすでに「多次元的」な存在であり、夜間の体験を通じて「信じられないほどの知恵」を共有する「意識の分野における光の道しるべ」であると認識するようになりました。彼は、自分の「より高次の、覚醒した自己が目覚めるのを助けている」と語り、自身の役割が「透明であること」だと理解しています。
つまり、夢やそれに続く技術的介入は、グレッグ・ドイルが自身の多次元的な性質を認識し、この現実が「幻想」であるという深い理解に至るための、意識を拡張し、自己認識を促すためのガイドされたプロセスの一部であったと言えます。
契約とエネルギー搾取
グレッグ・ドイルの体外離脱体験における「ETとの遭遇と契約」のより大きな文脈において、「契約とエネルギー搾取」は、人類が経験する特定の抑圧のメカニズムを説明する核心的な概念として提示されています。
ソースによると、これ らの概念について以下の点が述べられています。
契約の存在と目的
- グレッグ・ドイルは、特定の地球外生命体と人間との間に「私たちを抑圧し続けるための明確な契約」が存在すると認識しています。
- この契約は、人類の「あるレベルでの受動性」と「ある種の眠り」によって維持されていると示唆されています。それにより、人類は「ある意味で簒奪されてきた」状態にあると彼は感じています。
- このような契約があるため、地球外の存在が人類に大規模に介入しない理由の一つとして、「あなたたちが自らを殺し続けているからだ」という「銀河連邦」からの返答が示唆されています。これは、人類の現状が何らかの契約的条件に関連している可能性を示しています。
エネルギー搾取のメカニズム
- 巨大な宇宙船内で遭遇した背の高い白い肌の存在は、グレッグに対しテレパシーで「いつでも去っていい。自殺してもいい。我々が必要とするのは君のエネルギーへのアクセスだけであり、それは常に我々が持っているものだ」と告げました。これは、これらの存在が人類のエネルギーに恒常的にアクセスしていることを明確に示しています。
- グレッグは、人類の「エネルギー体」が、特定の存在にとって「食欲」の対象となっていることを示唆しています。
- さらに具体的に、彼は「奇妙なSFのように聞こえるかもしれないが、私たちの怒りから栄養を得る実際の存在」を目撃したと述べています。これらの存在は、私たちの領域で「この怒りを永続させている」と説明されています。
- この怒りからの栄養摂取は、人類が感情的な状態、特に負の感情によって、どのように特定の存在に利用されているかを示しています。
契約とエネルギー搾取への対応:超越の重要性
グレッグは、このような契約とエネルギー搾取の現実を認識しつつも、それらと「戦う」ことの無益さを強調しています。
- 彼は、「それと戦うのではなく、超越することこそが鍵である」と述べています。怒りのエネルギーに「触れさせない」ことが重要であり、そうすることで彼自身も「ますます透明になっていく」と感じています。
- また、陰謀論(UFO、黒いヘリコプター、そしてその巨大な恐怖)に「とらわれるな」というガイダンスも受けており、啓示の一部は「そこにあるものを見る」ことだが、その後「超越しなければならない」と強調しています。
- 彼は、「悪という概念は、私たち自身の影を通して見た光の顔であり、その影さえも存在しない。それは誤解、誤認である。それは愛の顔である」と理解しています。この認識は、「戦いはない」という彼の結論につながり、契約による抑圧やエネルギー搾取のサイクルから抜け出すための根本的なアプローチを示唆しています。
要するに、グレッグ・ドイルの体験は、人類が特定の地球外生命体との間に、受動性と特定のエネルギー(特に怒り)の供給を伴う「契約」によって抑圧されてきた可能性を示唆しています。しかし、彼の洞察は、この状況から脱却するためには、戦うのではなく、自己の意識状態を変革し、負の感情を超越することが不可欠であるというメッセージを伝えています。
過去生のフラッシュバック
グレッグ・ドイルの「アストラル体験の深化」というより大きな文脈において、「過去生のフラッシュバック」は、彼自身の存在の真の性質を理解し、この物理的な現実に対する認識を変える上で極めて重要な役割を果たしました。彼の体験が進むにつれて、彼のアイデンティティは現在のグレッグ・ドイルという個人を超えたものとして明らかになっていきます。
ソースが「過去生のフラッシュバック」について述べていることは以下の通りです。
- 「自分が誰か?」という問いから始まるビジョン: アストラル体で体験中に、グレッグは高次の周波数から響く自身の声で「私は誰だ?」という問いを聞きました。この問いの直後、彼は自分自身が3Dで2フィート離れた場所に現れるのを目撃し、その後、自分がどんどん若返り、幼い少年になり、最終的に消えていくスライドショーを見たと述べています。
- 異なるアイデンティティの連続した提示: この「スライドショー」はグレッグ自身の過去だけにとどまらず、「中国系のモンゴル人の老人」が若返り、赤ん坊になって消える様子や、「腕を広げたアフリカの呪医」が若返って消える様子、さらには「非常に長い頭と細い体を持つ男」が若返る様子など、様々な人物を彼が目撃する形で続きました。グレッグは、この「長い頭の男」の出現に「怖くなった」と述べており、当時の彼には地球外生命体に関する知識がなかったことを示しています。
- 過 去生回帰としての解釈と身体的認識: これらの体験の後、ウィーンの心理療法士が、それは「過去生回帰だったのかもしれない」とグレッグに伝えました。グレッグ自身は以前は過去生を信じていなかったものの、この言葉を聞いた際に「体全体にエネルギーが走り抜けるような感覚」を20倍に増幅したように感じたと述べ、その「関連性」を直感的に認識しました。
- 自己認識の変革: この体験を通じて、グレッグは「人生の傷跡やトラウマ」や「グレッグ・ドイルという一人の人間」以上の存在であることを深く理解しました。彼は常にどこか違和感を抱いていたものの、この認識により「人間としての自分の物語以上のものがたくさんある」ことを受け入れ、物事が「意味をなすようになった」と述べています。
このように、グレッグ・ドイルにとって「過去生のフラッシュバック」の経験は、アストラル体験の深化に伴う重要な発見でした。それは単なる興味深いビジョンではなく、自己のアイデンティティが現在の肉体的な人生に限定されない多次元的なものであるという、彼の根源的な理解を深めるきっかけとなったのです。この認識は、以前の会話で触れられた「不安からの解放」にも繋がり、死への恐れや、物理的現実が提示する様々な恐れが幻想であるという彼の悟りを強化する上で不可欠な要素となりました。彼は、自分の人生が単なる一連の出来事ではなく、より広範な魂の旅の一部であると捉えるようになったのです。