1897-04-17, Texas Aurora: 墜落現場の金属片の磁気特性
前置き
よく整理されたドキュメンタリー動画。
現場で発見されたという金属片に関する情報は初耳。
金属片に関する情報
20:00 あたりから、現場から見つかったという金属破片(ごくありふれたものに見える)の話題。物理の専門家の調査結果だが、その専門家は冶金学の専門家に意見を聞く必要があると述べている。つまり冶金の専門ではないので明確な判断はできないと。
現在カンザス州立大学の名誉教授であるトム・グレイ博士に送られた別のサンプルがそうだった。ある日、私の家のドアがノックされ、一人の紳士が入ってきた。彼は1897年に報告された宇宙船の墜落現場で見つけた破片を持っていた。グレイ博士の同僚は、これがオーロラ宇宙船の破片かどうかを調べるために、彼にサンプルの分析を依頼した。 (00:21:44)
あなたが見ているのは、実際に検査された遺物である。 (00:21:51)
分析が終わった数日後、義父にこの破片を見せた。 それで、これは宇宙船から来たもの ではないと確信したんだ。 最初のサンプルの出所がありふれたものであることがわかると、グレイ博士は残りの2つの金属片をテストし始めた。 その破片が主に鉄であることがわかると、彼は珍しい発見をした。 (00:22:21)
磁気特性をチェックするために、基本的に磁石のあるところに置いてみた。 困惑したグレイ博士は、自分の不可解な発見についてセカンド・オピニオンを与えてくれる公認冶金学者を探した。 その結果、鉄亜鉛合金は冷却の仕方によって非磁性にも磁性にもなることがわかった。
切り出し静止画
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コメント
金属破片はこの事件とは無関係だと判断する。磁気特性も
困惑したグレイ博士は、自分の不可解な発見についてセカンド・オピニオンを与えてくれる公認冶金学者を探した。 その結果、鉄亜鉛合金は冷却の仕方によって非磁性にも磁性にもなることがわかった。
とあるから、異常なものではない 。
総合的に判断すると、町ぐるみの作り話だと私には思える。この事件当時、既に謎の飛行船が各地で話題になっていた。この話題に絡めた作り話だと思える。
当然ながら、当時の現地住民はこの事件の真実を知っていたはず。この事件が現地の新聞記者を巻き込んだ町ぐるみの作り話1ではなく、現実の出来事なら、一過性の新聞記事にとどまらず、事件を目撃した町民や現場に駆けつけた町民が事件の後でも、当事者や目撃者として証人となる筈。だが、そのような証人はいない。これは極めて不自然。
さらに、この動画でも説明があるが、町は全体として墓地の調査を頑なに拒み、(残骸が投げ込まれたという)井戸の調査要望にも全く応じていない。これは現在の町民も作り話の可能性が高いことを自覚していることを示唆している。
動画(43:11)
UFO - Texas' Roswell (full length ep)
www.youtube.com/watch?v=q5sXJqrCccs