Chris O'Brien : 非キリスト教国からの cattle mutilation の報告は無い ⇒ この理由を推測する （書式変換＋和訳）

はじめに

今年の 1月に行われた Chris O'Brien の講演動画の中からタイトルの件に絞って取り上げる。

（全ての） cattle mutilation を UFO に乗った ET の仕業と見なすのは無理だ…これが Chris O'Brien の立場。真相はもっと複雑怪奇だ、なぜなら…というのが彼の長年の現地調査に基づく主張。

履歴

(2025-02-21) 追加。

(2018-08-26) 作成。 Chris O'Brien：非キリスト教国からの cattle mutilation の報告は無い。

抜粋

13:00 これは私が発見したことだが、非キリスト教国では cattle mutilation 事例が何も報告されていない。

講演動画(1:43:46)

Chris O'Brien (01-16-18) Stalking the Herd

(2018-08-26 end)

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(2025-02-21 begin)

前置き

該当部分の和訳をつけておくが、DeepL 訳は以下の

I have a really interesting fact about the sacred Brahma cattle of India. I have yet to find a single case of mutilation in a Brahma cow, calf, steer, or bull. (0:13:39)

肝心の箇所を完全に無視しており、使えない。

この理由を推測する

インドを含め、牛肉消費量が非常に少ない国で cattle mutilation の被害報告が無視できるほど少ないとすれば、それは

• 単に食肉用に飼育されている牛が桁違いに少ないからであり、
• キリスト教文化圏は牛を大量に食べる食文化が一般的だから

で説明できる。

また、インドなどでも少数ながら牛の cattle mutilation 被害が生じても、気温が高く衛生環境も良くないため腐敗が急速に進行する。そのため、牛の死骸の異常な切断痕跡が注目されづらいのだろう。

また、気温の低いロシアやモンゴルでは、牛を飼育している遊牧民が被害の牛を見かけても、広すぎて調査を依頼したり、被害を届け出る公的機関など近場に存在しないのではないか。つまり、cattle mutilation の被害はあっても、事実上、通常の猛禽類による被害として処理するしかない筈。だから統計データにあがってこない。

FasterWhisper AI(large-v2 model) + DeepL(2024-07 model)

東南アジアの一部では牛肉をあまり食べませんが、ヨーロッパでは食べます。ロシアやモンゴルでは、ここにあるように牛肉をたくさん食べます。しかし、切断の報告が最も多い国がキリスト教国であることは興味深い。キリスト教を信仰していない国では、切断は見られない。 (0:13:13)

また、一人当たりの牛肉消費量が非常に少ない国でも、切除は見られません。もうひとつ、牛が神聖視されているインドで非常に興味深かったことがあります。 インドの神聖なブラフマー牛について、とても興味深い事実があります。

（0:13:39）

インドの神聖な牛には、無免罪カードがあります。そして世界中に何百万頭もの梵天牛がいる。

And in parts of Southeast Asia, they don't really eat much beef, but in Europe, they do. And obviously, in Russia, and Mongolia eats a lot of beef, as you can see here. But it's interesting that the countries that have the most cases of mutilation reports are Christian countries. Number one, you won't find any mutilations in non-Christian countries, which I find interesting. (0:13:13)

You also won't find mutilations in countries that have a very low per capita amount of beef consumption. Another thing that I found very interesting in India, where cows are sacred, we're going to talk about this a little bit. I have a really interesting fact about the sacred Brahma cattle of India. I have yet to find a single case of mutilation in a Brahma cow, calf, steer, or bull. (0:13:39)

関連

Chris O'Brien による Cattle mutilation の解説講演(2018-01-16) : 文字起こし＋和訳

(2025-02-21 end)