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Dr. Andrew Gallimore : DMT の静脈注射技法 : 未知の超知性体から「世界構築の機械」や「超次元の物体」を見せられた

· 約123分
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前置き

DMT の静脈注射によって体験時間を長くする技法については過去記事でも取り上げたが、その具体的な成果を Andrew Gallimore がインタビューで語っている。テキスト要約より、音声対話を聴くことを勧める。かなり面白い逸話が登場している。それに対する私の判断は末尾で述べる。

音声対話 by AI

https://notebooklm.google.com/notebook/90e95d21-1437-430c-97e7-48b75bfd8277/audio

音声対話→文字起こし

[注意:音声対話を wav ファイルに export し、それを Whisper AI で文字起こしした。Google の生成した音声対話の時点で漢字の読み上げミスがあり(例:Jung の元型 → Jung の もとけい)、さらに Whisper AI が間違って文字起こししている箇所(例:深層心理 → 真相真理)がある。]

こんにちは今回はですね神経科学者のアンドリューガリモン博士の議論をもとにして

DMTジメチルトリプタミンについて深く掘り下げていきたいと思います

はいこの物質まあ一部では世界で最も奇妙な薬物なんて呼ばれているそうですけど

博士の話を聞くとなんかそれもわかる気がしますね

そうですね今回のポイントはなぜこのまあ比較的単純な分子がですね

私たちの知っている現実とは全く違う時として非常に深遠なそういう体験を引き起こすのかというところですね

ガリモン博士が問いかけているのは単なる薬理作用だけじゃなくてもっとこう意識とか現実そのものへの問いなんですよね

まずその体験がすごく変わってるっていう点ですけど博士によるとDMTを取ってほんの数秒ですよね

本当にあっという間ですそれでもう文字通り別の現実に行ってしまう感覚だと日常とは完全に切り離されてるんですね

まさにでその世界にはですね存在がいるって多くの人が報告してるんです

存在ですか

人間でもないし動物でもない言葉にするのがすごく難しいんですけどでも明らかに知性を感じる何かがいると

それで体験者が感じる驚愕の感情っていうのがあのテレンスマッケンナが言った驚愕による死っていう言葉ありますけど

あれが決して大げさじゃないって感じるほど強烈らしいんです

それは尋常じゃないですね

しかもこのDMTがいろいろな植物に含まれててもしかしたら私たちの体の中でも作られてるかもしれないと

そうなんです難易性のDMTですね

自然界に普通にあるかもしれない物質がなぜこれほど効率的に現実認識を揺るがす体験をもたらすのかここが大きな謎です

でガリモ博士が特に問題視しているのはこの体験の何ていうか圧倒的な異質さとその存在との遭遇方角の一貫性なんです

これがパンなる脳が見せる幻覚とかあるいは真相真理の現れっていう説明だけだとちょっと足りないんじゃないかと

なるほどユング的な元方とかそういう話でも説明しきれない

体験の奇妙さを完全には捉えきれないと博士は指摘してますね

ということは博士はもしかしてこれらの存在が私たちの脳に外からアクセスしているみたいな可能性を考えてるんですか

まあそういう可能性を示唆していますね

博士の推測なんですけどこれらの存在っていうのは我々が普段アクセスできないような情報空間にいて

私たちの脳が持っている世界を作る仕組みこれに介入してくると

介入

それで私たちに認識できる形例えば元方的なイメージとかを借りて姿を見せているんじゃないかって考えてるようです

なるほどだからあの理解不能な超次元的な物体とかを見せびらかすように振る舞うみたいな報告もあるんですね

そういう報告もこの仮説とつながってくるかもしれません

その異次元空間をもっと探るっていう試みもあるんですよね

DMTXプロジェクト

ああはいはいインペリアルカレッジロンドンの

DMTを持続的に注入して体験時間を伸ばすと

そうです通常はほんの数分で終わってしまう体験を約30分まで引き伸ばすことに成功したんですね

30分もですか

目的はその異次元空間の構造をもっと詳しく調べて

もし存在がいるなら安定したコミュニケーションが取れることがどうかを探ることでした

非常に野心的な研究です

その参加者の一人アントンビルトンさんでしたっけ

その方の報告すごく印象的でした

ジンジャーブレッドマンって彼が呼ぶ存在が

なんか宝石がついたパッドみたいな技術装置を見せてきたって

ええありましたね

しかも似たような装置の話しながら過去のストラスマンの研究とか

もっと昔のティモシーリアリーの体験談にもあるっていうのは

なんか単なる偶然じゃない気がしますよね

そうですねその報告の一貫性っていうのは確かに気になります

そしてこういう強烈な体験のもう一つの重要な側面として

あのエゴの死と呼ばれる現象があります

エゴの死

はい自分の名前とか体とか自分が人間だっていう感覚すら

完全に溶けてなくなってしまうと

自己同一性の感覚の妖怪ですね

それは一体何を意味するんでしょう

意識っていうのはもしかして体がなくなっても続くみたいな可能性を示してるんですかね

うーんガリモン博士は意識が存続する可能性自体は否定してないんですが

ただそれが我々が普通に考えている

私っていう個人の自我の形で続くかはまた別問題だろうと示唆しています

なるほど

博士自身はどちらかというと物質よりも意識の方が根源的で

私たちが経験しているこの物理的な世界はある意味幻想かもしれないっていう

まあ理想主義的な考え方に傾いているようです

ただ博士は注意も促してますよね

これらの体験とか存在から得られるメッセージについて

ああそうですそうです

謙虚さとかつながりへの気づきとかポジティブな面もある一方で

ええ同時にこれらの存在がトリックスター

つまりいたずら好きで時には騙すような

そういう性質を持つ可能性も指摘してるんです

トリックスター

はいだから彼らが見せるものとか情報を鵜呑みにするのは危険だと

デフォルトの姿勢としては彼らはあなたをからかってるだけかもしれないって

疑うくらいがちょうどいいというのが博士の考えですね

なるほど安易に信じ込んじゃいけないと

そういう継承ですね

いやー不快ですね

DMTっていうのは本当に現代科学じゃ捉えきれないような

深遠な意識状態と未知の存在との接触をもたらす謎の鍵みたいなものなんですね

ええ

こんな単純な分子が私たちの現実認識の根っこを揺るがす力を持ってるっていうのは

改めて考えると本当に驚異的です

こういう極限的な意識の変化の話に触れると

あなた自身の現実に対する見方とか意識の本質あるいは知性って一体何なんだろうってことについて

どんな疑問が浮かんできますか

人類って長い間宇宙みたいな外のフロンティアを探求してきましたけど

ガリモア博士が示唆するようなDMT体験っていうのは

私たち自身の内側にある広大で未知の内のフロンティアの存在を教えてくれてるのかもしれないですね

内なるフロンティアですか

ええ

この内なる探求にもっと真剣に取り組むことが

もしかしたら私たち自身とこの宇宙についての理解を根本から変える可能性を秘めている

そんな風にも思えてきます