Dr. Andrew Gallimore : DMT の静脈注射技法 : 未知の超知性体から「世界構築の機械」や「超次元の物体」を見せられた

前置き
DMT の静脈注射によって体験時間を長くする技法については過去記事でも取り上げたが、その具体的な成果を Andrew Gallimore がインタビューで語っている。テキスト要約より、音声対話を聴くことを勧める。かなり面白い逸話が登場している。それに対する私の判断は末尾で述べる。
https://notebooklm.google.com/notebook/90e95d21-1437-430c-97e7-48b75bfd8277/audio
音声対話→文字起こし
[注意:音声対話を wav ファイルに export し、それを Whisper AI で文字起こしした。Google の生成した音声対話の時点で漢字の読み上げミスがあり(例:Jung の元型 → Jung の もとけい)、さらに Whisper AI が間違って文字起こししている箇所(例:深層心理 → 真相真理)がある。]
こんにちは今回はですね神経科学者のアンドリューガリモン博士の議論をもとにして
DMTジメチルトリプタミンについて深く掘り下げていきたいと思います
はいこの物質まあ一部では世界で最も奇妙な薬物なんて呼ばれているそうですけど
博士の話を聞くとなんかそれもわかる気がしますね
そうですね今回のポイントはなぜこのまあ比較的単純な分子がですね
私たちの知っている現実とは全く違う時として非常に深遠なそういう体験を引き起こすのかというところですね
ガリモン博士が問いかけているのは単なる薬理作用だけじゃなくてもっとこう意識とか現実そのものへの問いなんですよね
まずその体験がすごく変わってるっていう点ですけど博士によるとDMTを取ってほんの数秒ですよね
本当にあっという間ですそれでもう文字通り別の現実に行ってしまう感覚だと日常とは完全に切り離されてるんですね
まさにでその世界にはですね存在がいるって多くの人が報告してるんです
存在ですか
人間でもないし動物でもない言葉にす るのがすごく難しいんですけどでも明らかに知性を感じる何かがいると
それで体験者が感じる驚愕の感情っていうのがあのテレンスマッケンナが言った驚愕による死っていう言葉ありますけど
あれが決して大げさじゃないって感じるほど強烈らしいんです
それは尋常じゃないですね
しかもこのDMTがいろいろな植物に含まれててもしかしたら私たちの体の中でも作られてるかもしれないと
そうなんです難易性のDMTですね
自然界に普通にあるかもしれない物質がなぜこれほど効率的に現実認識を揺るがす体験をもたらすのかここが大きな謎です
でガリモ博士が特に問題視しているのはこの体験の何ていうか圧倒的な異質さとその存在との遭遇方角の一貫性なんです
これがパンなる脳が見せる幻覚とかあるいは真相真理の現れっていう説明だけだとちょっと足りないんじゃないかと
なるほどユング的な元方とかそういう話でも説明しきれない
体験の奇妙さを完全には捉えきれないと博士は指摘してますね
ということは博士はもしかしてこれらの存在が私たちの脳に外からアクセスしているみたいな可能性を考えてるんですか
まあそういう可能性を示唆していますね
博士の推測なんですけどこれらの存在っていうのは我々が普段アクセスできないような情報空間にいて
私たちの脳が持っている世界を作る仕組みこれに介入してくると
介入
それで私たちに認識できる形例えば元方的なイメージとかを借りて姿を見せているんじゃないかって考えてるようです
なるほどだからあの理解不能な超次元的な物体とかを見せびらかすように振る舞うみたいな報告もあるんですね
そういう報告もこの仮説とつながってくるかもしれません
その異次元空間をもっと探るっていう試みもあるんですよね
DMTXプロジェクト
ああはいはいインペリアルカレッジロンドンの
DMTを持続的に注入して体験時間を伸ばすと
そうです通常はほんの数分で終わってしまう体験を約30分まで引き伸ばすことに成功したんですね
30分もですか
目的はその異次元空間の構造をもっと詳しく調べて
もし存在がいるなら安定したコミュニケーションが取れることがどうかを探ることでした
非常に野心的な研究です
その参加者の一人アントンビルトンさんでしたっけ
その方の報告すごく印象的でした
ジンジャーブレッドマンって彼が呼ぶ存在が
なんか宝石がついたパッドみたいな技術装置を見せてきたって
ええありましたね
しかも似たような装置の話しながら過去のストラスマンの研究とか
もっと昔のティモシーリアリーの体験談にもあるっていうのは
なんか単なる偶然じゃない気がしますよね
そうですねその報告の一貫性っていうのは確かに気になります
そしてこういう強烈な体験のもう一つの重要な側面として
あのエゴの死と呼ばれる現象があります
エゴの死
はい自分の名前とか体とか自分が人間だっていう感覚すら
完全に溶けてなくなってしまうと
自己同一性の感覚の妖怪ですね
それは一体何を意味するんでしょう
意識っていうのはもしかして体がなくなっても続くみたいな可能性を示してるんですかね
うーんガリモン博士は意識が存続する可能性自体は 否定してないんですが
ただそれが我々が普通に考えている
私っていう個人の自我の形で続くかはまた別問題だろうと示唆しています
なるほど
博士自身はどちらかというと物質よりも意識の方が根源的で
私たちが経験しているこの物理的な世界はある意味幻想かもしれないっていう
まあ理想主義的な考え方に傾いているようです
ただ博士は注意も促してますよね
これらの体験とか存在から得られるメッセージについて
ああそうですそうです
謙虚さとかつながりへの気づきとかポジティブな面もある一方で
ええ同時にこれらの存在がトリックスター
つまりいたずら好きで時には騙すような
そういう性質を持つ可能性も指摘してるんです
トリックスター
はいだから彼らが見せるものとか情報を鵜呑みにするのは危険だと
デフォルトの姿勢としては彼らはあなたをからかってるだけかもしれないって
疑うくらいがちょうどいいというのが博士の考えですね
なるほど安易に信じ込んじゃいけないと
そういう継承ですね
いやー不快ですね
DMTっていうのは本当に現代科学じゃ捉えきれないような
深遠な意識状態と未知の存在との接触をもたらす謎の鍵みたいなものなんですね
ええ
こんな単純な分子が私たちの現実認識の根っこを揺るがす力を持ってるっていうのは
改めて考えると本当に驚異的です
こういう極限的な意識の変化の話に触れると
あなた自身の現実に対する見方とか意識の本質あるいは知性って一体何なんだろうってことについて
どんな疑問が浮かんできますか
人類って長い間宇宙みたいな外のフロンティアを探求してきましたけど
ガリモア博士が示唆するようなDMT体験っていうのは
私たち自身の内側にある広大で未知の内のフロンティアの存在を教えてくれてるのかもしれないですね
内なるフロンティアですか
ええ
この内なる探求にもっと真剣に取り組むことが
もしかしたら私たち自身とこの宇宙についての理解を根本から変える可能性を秘めている
そんな風にも思えてきます