John Ventre : UFO 事例を語る
前置き
元、MUFON ペンシルベニア州支局長だった John Venter がゲストに登場して、証言している。
18:45 ごろに Chicago O'hare 空港で撮影されたと思しき写真が登場している。この写真についての説明がないので真偽を含め詳細は不明だが、記録しておく。

概要
ジョン・ヴェントリ氏との対談:未解明現象の研究
このソースは、超常現象研究者ジョン・ヴェントリとホストのエリック・ミンテル、ビル・バーンズとのインタビューを記録しています。
インタビューでは、ヴェントリがUPSでの職務経験から得た徹底した調査方法について言及し、彼の超常現象への関心が当初は薄かったこと、そして特にバックス郡での大規模なUFO目撃事件が彼をUFO研究に引き込んだ経緯を語ります。また、物理的証拠の重要性が強調され、あるUFO事件で樹木に残された特異な証拠や、関与した研究者たちの健康問題について議論されます。
さらに、ビッグフットやドッグマンといった未確認生物に関する報告、ヴェントリ自身の家での憑依体験、そしてUFO目撃事件における政府による情報隠蔽の事例についても触れられています。最後に、MUFON(相互UFOネットワーク)PA支部が主催する年次会議が紹介され、その目的と内容が説明されています。
目次
詳細
詳細ブリーフィングドキュメント:未解明現象研究者のジョン・ヴェントリとの対談
1. 概要
本ブリーフィングドキュメントは、ジョン・ヴェントリ氏へのインタビュー「未解明現象研究者のジョン・ヴェントリとの対談」の内容をまとめたものである。
ヴェントリ氏は、元MUFONペンシルベニア州ディレクターであり、現在は独立した研究者、会議コーディネーターとしてUFO、ビッグフット、悪魔的現象などの超常現象を幅広く調査している。
彼のキャリアはUPSでのセキュリティ責任者の経験に裏打ちされた、証拠に基づいた厳格な調査アプローチが特徴である。
2. 主要テーマと重要な事実
2.1. ジョン・ヴェントリ氏の経歴と動機
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現在の肩書きと活動: ヴェントリ氏は現在、「研究者兼会議コーディネーター」であり、以前は「PA MUFON組織のディレクター」を務めていたが、現在は引退している。引退の理由の一つは、「UFOやMUFONとはあまり関係のない悪魔的なものなど、より多くの超常現象を調査したかった」ためであり、組織の階層に縛られずに自由に研究を行えるようになったことを利点としている。(0:01:08)
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超常現象への関心: 彼は他の研究者とは異なり、幼少期にUFOを目撃したり、当初から超常現象に興味があったわけではない。「UFOに全く興味がなかった」のは40歳頃までで、むしろ「コミコン」や「フィルムランドの有名なモンスター」といったSFやホラーの分野に惹かれていた。(0:02:20)
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研究の きっかけ: UPSでの単身赴任中、退屈しのぎに2012年のマヤ暦をテーマにしたSF小説を書き始めたことがきっかけ。「多くの文化が星からの人々、空飛ぶ盾に乗った空の人々について話している」ことに気づき、UFOについて調べ始めた。(0:03:03)
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MUFONへの参加とキャリアの発展: 1998年にMUFONに入会したが、本格的に活動を始めたのは2005年か2006年頃。2008年の「大規模なバックス郡の事件」をきっかけにテレビに出演するようになり、その後州ディレクターに就任。アンダーソン・クーパー・ショー、ディスカバリー・サイエンスのUFOハンター、ヒストリー・チャンネルなどに出演し、自らを「この世界に巻き込まれた」と感じている。(0:04:00)
2.2. 主要なUFO調査事例
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バックス郡のUFO事案(Bucks County Flap):この地域で約5ヶ月間にわたり発生したUFO目撃の「短い出来事」であり、ハドソンバレーの事件に匹敵する「何千人もの目撃者」がいたと推測されている。(0:05:12)
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この期間中、ペンシルベニア州全体で年間92件だったケース報告が335件に急増した。(0:05:40)
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デニス・マーダーの樹木事案(Denise Murderer's Tree Case):デニス氏の家の上のUFOから、「金属のきらめき」(metallic sprinkles)が「雪の結晶のように」木に降り注ぎ、その後「磁石のように」吸い上げられていった。(0:06:13)
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同様の事案はメキシコやテキサスでも報告されており、テキサス州のガル ベス氏のケースでは赤外線カメラが同じ現象を捉えていた。(0:06:40)
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この「金属のきらめき」は非常に稀な現象で、「UFOの歴史全体で10件も見つけることはできないだろう」とヴェントリ氏は述べている。(0:07:06)
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科学的証拠: 樹木の葉を採取し、2つの異なる研究室に送付した。
- あるテストでは、「高い熱と放射線」の証拠が見つかり、葉にレーザーで焼かれたような「穴」があり、形も「ハート型」に変化していた。(0:08:06)
- 別のテストでは、「通常よりも約4倍高い」高濃度のホウ素が検出された。わずかなマグネシウムの上昇も確認され、これはフォース・レペティションズに記載されている「高ホウ素とマグネシウム」の痕跡に合致するとされている。(0:08:55)
- 付随現象: 樹木の巣にいたヒバリの雛が死んでいた。(0:09:31)
- この事件はヴェントリ氏の「UFO分野での名声」となり、5つのテレビ番組で取り上げられた。(0:09:59)
- 事件後、デニス氏が借りていた物件の大家が、人々の訪問を避けるためにUFOが関わった木を切り倒した。(0:10:35)
- 健康被害: この事件に関わった研究者4人のうち3人が癌を発症し、2人は死亡した。「ニック・ライダー」と「レベングッド」は癌で死亡し、「ナンシー・タルバート」も癌になったが、「フィリス・バディンガー」のみ癌にならなかった可能性がある。(0:11:09)これはナチ・ベルの実験で科学者が死亡した事例との類似性が示唆されている。(0:12:47)
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ドイルズタウンのレーダー事案(Doylestown Radar Case):退役請負業者のクリフ氏が、「20マイル/時で移動する巨大な六角形の母船」を目撃した。(0:16:44)
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ボブ・ガードナー氏がフィラデルフィア空港の管制塔に報告し、空港のレーダー記録から「トランスポンダーのない大きな物体」がクリフ氏の報告と「100パーセント一致」したことが確認された。(0:17:15)
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しかし、その後、このレーダー記録は当局によって「記録はない」と否定され、FOIA請求に対しても「記録はもうない」と回答された。(0:17:50)ヴェントリ氏は、MUFONのシュルツ氏から手続きを教わり、ディスクとメモを受け取ったものの、当局は認めようとしなかった。(0:17:50)
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これはO'Hare空港での目撃事例におけるFAAの対応(当初否定したが、FOIA請求で無線通信記録が公開された)と類似していると指摘されている。(0:18:17)
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O'Hare空港での目撃事例:管制塔の職員やパイロット、地上職員など多数が目撃したにもかかわらず、FAAは「何もなかった」「雲だった」と否定した。(0:18:17)
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しかし、シカゴ・トリビューンの交通担当記者がFOIA請求を行った結果、管制塔と職員間の無線通信記録が公開され、目撃が事実であることが判明した。(0:19:08)
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アンダーソン・クーパー・ショーで懐疑論者のジョー・ニッケル氏が「氷が落ちて穴を開けた」と主張したが、当時の気温が54度(約12℃)だったため、これは否定された。この事実は番組でカットされた。(0:19:32)
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政府の機密保持: ヴェントリ氏は、アンダーソン・クーパー・ショーで「政府は秘密を保てるのか」という質問に対し、マンハッタン計画や1976年技術のステルス戦闘機が1988年に公開された例を挙げて肯定した。この部分も番組でカットされた。(0:20:39)
2.3. その他の超常現象の関心分野
- ビッグフットとドッグマン: ヴェントリ氏はビッグフットの調査はフランク・サルガ氏が専門であり、自身はあまり関わっていないと述べている。(0:01:32)しかし、最近バックス郡でもビッグフットの目撃情報があったことに言及している。(0:01:56)また、「ドッグマン」という「直立した大型のイヌ科の生物」の報告についても触れており、これは「狼男」のことであると説明している。(0:14:04)
- 悪魔的現象/憑依: MUFONを引退した理由の一つとして、「悪魔的」な側面への関心を挙げている。(0:01:08)
- 自身の家庭で、3つの異なる家で「憑依」のような現象を経験しており、「何者かが私たちについてきた」と述べている。(0:15:21)
- 2014年6月に始まり、2015年11月に再発した現象では、「毎晩、エクソシストの映画のように、物音、動き、影の人々」があったという。(0:15:50)
- 最近では、低予算映画『The Exorcism Prayer』のために訪れた司祭が家を清めたところ、「重苦しさ」がなくなり、現象が止まった。(0:16:17)
- 個人的なUFO目撃体験の有無: ヴェントリ氏自身は22年間の調査活動やスカイウォッチを通して、「何も見たことがない」と述べている。(0:15:17)
2.4. ジョン・ヴェントリ氏の調査アプローチと信頼性
- 証拠重視: ヴェントリ氏は元UPSのセキュリティ責任者であり、その経験から「証拠」を重視するアプローチをとっている。「もし証拠がなければ、解雇も逮捕もしなかった」と述べ、自身の調査においても物理的な証拠に基づいていることを強調している。(0:22:01)
- 専門家との協力: リーブンウッド博士、ナンシー・タルバート、フィリス・バディンガーなど、複数の科学者や研究機関と協力して証拠分析を行っている。(0:08:55)
- メディアとの関係: アンダーソン・クーパー・ショーなどの主要メディアに出演したが、自身の発言が「カット」されたり、「笑われた」りした経験があり、メディアによる情報操作の可能性を示唆している。(0:19:32)
2.5. 今後の活動と会議情報
- MUFONペンシルベニア会議: ヴェントリ氏は、4月24日、25日にバックス郡のシェラトンで第13回年次会議を主催する。彼はこの会議を「シンポジウムよりも良い」と自負しており、料金も手頃で「3〜4ドル」しか利益を出していないと述べている。(0:23:18)
- 会議の参加者: ジェームズ・クルーグ(Planet X)、ジョー・フランマー(UFOs of America)、クリストファー・オブライエン(UFOデータ取得)、デイビッド・マーラー(Battle of LA)、デイビッド・パラデス(ビッグフット)、ランドール・ニコルソン(ジョン・マック事件)、ジェラルド・アーツォン(UFOと世界の変革)、ビル・バーンズ(UFO、メリーランド、JFK、エリア51)など、多様な講演者が参加する。(0:23:52)
- 無料のフィールドインベスティゲーター向けトレーニング: 13時から4時まで、4人の講演者による無料トレーニングが提供される。(0:23:47)
- 過去の成功: 初めての会議はコミュニティカレッジで開催され、250人収容の部屋に600人が集まった。その際の入場料(10ドル)が、その後の13回の会議の資金源となった。(0:25:40)
- 北東部での活動の重要性: ヴェントリ氏は、UFO分野のイベントが西海岸に集中している(MUFONの会議もカリフォルニアやラスベガスが中心)現状に対し、北東部でこれらのイベントを継続することの重要性を強調している。(0:27:55)
3. 最も重要なアイデアまたは事実
- 証拠に基づく調査の重要性: ジョン・ヴェントリ氏は、元UPSのセキュリティ責任者としての経験から、徹底した証拠収集と分析に重点を置く姿勢を貫いている。デニス・マーダーの樹木事案での詳細な科学的分析(高熱、放射線、高ホウ素の検出)はその最たる例であり、彼の信頼性の基礎となっている。「もし証拠がなければ、解雇も逮捕もしなかった」という彼の言葉は、超常現象の分野においても科学的厳密性を追求する姿勢を示している。(0:22:01)
- UFO現象における物理的痕跡と健康への影響: デニス・マーダーの樹木事案における、金属のきらめき、葉の物理的変化(レーザーのような焦げ跡、変形)、異常なホウ素濃度、そして関連する研究者の癌発症は、UFOとの遭遇が環境や人間に実際に物理的、生理学的な影響を与える可能性を示唆する重要な事実である。特に、関連する研究者の健康被害は、この分野の調査が伴う潜在的なリスクを浮き彫りにしている。(0:11:09)
- 当局によるUFO情報の隠蔽: ドイルズタウンのレーダー事案やO'Hare空港の目撃事案において、政府機関(FAAなど)が当初UFOの存在を否定し、情報公開請求に対し「記録がない」と回答しながらも、後に情報(レーダーデータや無線通信記録)が存在したことが明らかになった事例は、UFO情報が意図的に隠蔽されているというヴェントリ氏の主張を裏付ける重要な事実である。これは、「政府は秘密を保てるのか」という問いに対する彼の回答「マンハッタン計画もステルス戦闘機も秘密にされていた」という考えと一貫している。(0:17:50, 0:18:17, 0:20:39)
- 超常現象の多様性と重なり: ヴェントリ氏がUFOだけでなく、悪魔的現象(自身の家庭での経験)やビッグフット、ドッグマンといったUMAにも関心を持ち、これらを一つの会議で扱う姿勢は、超常現象が単一のカテゴリーに収まらない、相互に関連し合う多面的な現象である可能性を示唆している。彼の個人的な憑依体験は、UFO研究者が必ずしもUFO体験者であるとは限らないという事実と、個人の超常体験が研究への動機となる可能性を示している。(0:15:21)
4. まとめ
ジョン・ヴェントリ氏のインタビューは、UFOや超常現象の研究に対する彼のユニークなアプローチと、この分野における重要な進展や課題を浮き彫りにしている。特に、物理的証拠の重視、政府による情報隠蔽の指摘、そして超常現象が人間に及ぼす潜在的な影響に関する彼の見解は、この分野の議論において重要な視点を提供する。彼が主催する会議は、証拠に基づいたオープンな議論の場として、北東部の超常現象コミュニティにとって貴重な資源となっている。
バックス群の UFO 多発(2008年)
バックス郡UFOフラップ(2008年)は、その規模、期間、および収集された証拠の性質において、UFO調査の分野における特筆すべき事例として位置づけられています。この事例は、ジョン・ヴェントリのUFO調査への関与を深めるきっかけとなり、その後の彼のキャリア形成にも大きな影響を与えました。
バックス郡UFOフラップの具体的な特徴と、それがより大きな文脈でどのように理解されるかについては、以下の点が挙げられます。
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規模と期間:
- この現象は、2008年にバックス郡で発生した「大規模なケース」として記述されており、約5ヶ月間にわたって続きました。
- 特に興味深いのは、その目撃者の多さです。UFOがフィラデルフィア空港上空からバックス郡を横断し、ニュージャージー州ハンティントン郡へと移動する経路を、「何千人もの」人々が目撃したとされています。
- この目撃者の数は、ヴェントリが「ハドソンバレー」の事例(12〜13年間で7,000人以上の目撃者がいたとされる)と比較するほどで、短期間にこれほど多くの目撃があったことは驚異的でした。通常年間90件ほどのケースしか報告されなかった州で、この期間に335件ものケースが報告され、3〜4ヶ月間で3年分の報告数を超えたと記録されています。
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デニース・マーダラーのケースと物理的証拠:
- バックス郡フラップの中で特に注目されたのが、デニース・マーダラーの敷地で起きた事例です。彼女の家の上空にUFOが出現し、木に「金属の破片」(metallic sprinkles)が降り注いだと報告されています。
- これらの破片は雪のように降りてきて木に着地した後、まるで磁石に吸い寄せられるかのように再び上空に引き上げられたとされています。このような「金属のプローブや破片」が落下する現象は非常に稀で、UFOの歴史全体でも10件も例がないとヴェントリは述べています。
- この現象は、メキシコやテキサス州のガルベスという女性の飼っていたニワトリが消えたケース(赤外線カメラで同様の現象が記録された)といった他の事例とも共通点があると指摘されています。
- ボブ・ガードナーとリサ・サイモンがこのケースを調査し、ヴェントリも支援しました。彼らは、破片が付着した木の葉を採取し、他の木の葉を対照サンプルとして、2つの異なる研究室に送って分析を行いました。
- 分析の結果、高熱と放射線の証拠が発見されました。葉にはまるでレーザーで焼かれたような穴が開いており、通常の丸い形ではなくハート型に変形していました。
- また、ナンシー・タルバートとフィリス・バディンガーが関与した別のテストでは、葉から通常より約4倍も高いホウ素のレベルが検出されました。これは、フォセットの調査報告書に記載されている「高ホウ素とマグネシウム」という痕跡証拠に合致するものでした。
- さらに、この木の巣にいた子どものコマドリが、この現象の後、しぼんで死んでいたという報告もあり、奇妙な関連性が示唆されました。
- この事例は、ヴェントリにとって「UFO分野での自分の名声」となるほど重要であり、5つの異なるテレ ビ番組で取り上げられました。
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証拠の隠蔽と研究者の健康への影響:
- デニースのケースがテレビで取り上げられ、より広く知られるようになると、敷地の所有者が人が集まるのを避けるために問題の木を切り倒しました。これは、政府や関係機関がUFO関連の証拠を隠蔽しようとする broader な傾向を想起させます。
- さらに懸念されるのは、このケースに関与した4人の研究者のうち、3人が癌になったという事実です。ニック・ライダーとレヴェングッドは癌で亡くなり、ナンシー・タルバートも癌を患いました。フィリス・バディンガーだけが罹患しなかったとされています。
- これは、ナチスのベル(Nazi Bell)の実験に関与した科学者たちが死亡したという話や、植物からクロロフォルムを吸い取るような現象との類似性が示唆されており、UFO調査という分野が持つ危険性を示唆しています。
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クリフのレーダー証拠と政府の否定:
- バックス郡の「2番目に大きなケース」として、ドイルズタウンのクリフという男性の目撃談が挙げられています。彼は退役した請負業者で、時速20マイルで移動する巨大な六角形のUFOを目撃しました。
- ボブ・ガードナーがフィラデルフィアの航空管制塔に確認したところ、クリフの報告と100%一致する「トランスポンダーのない大きな物体」がレーダーに映っていたことが確認されました。
- しかし、後にこのレーダー記録を入手しようとしたジョン・ヴェントリに対して、当局は「記録がない」と回答し、ディスクを送付しても中身が上書きされていたことが判明しました。
- この事例は、FAAがO'Hare空港の目撃例(10年前に地上の乗務員やパイロットが目撃し、携帯電話で撮影もされた)を否定したというケースと酷似しており、政府機関がUFO関連の証拠を認めない傾向の典型例として語られています。ヴェントリは、アンダーソン・クーパーの番組で政府が秘密を保持できることをマンハッタン計画やステルス戦闘機を例に挙げて説明しましたが、その部分は放送でカットされました。
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UFO調査への影響とカンファレンス:
- バックス郡のフラップは、ジョン・ヴェントリのUFO調査における名声を確立し、彼がMUFONの州ディレクターになるきっかけとなりました。彼はUFOハンターズやヒストリーチャンネルなど多数のテレビ番組に出演しました。
- このケースは、MUFONの年次カンファレンスの開催を資金面で可能にしたという点で、より大きなUFO調査コミュニティに具体的な影響を与えました。最初のカンファレンスはバックス郡のケースに基づいており、600人もの参加者を集め、その収益が後の13回にわたるカンファレンスの資金源となりました。
- これらのカンファレンスは、UFO分野が西海岸に集中する中で、北東部でUFOコミュニティが知識を共有し、協力する場を提供しています。ジョン・ヴェントリは、この会議をコーディネートしており、物理的証拠に基づいた調査の重要性を強調しています。彼のUPSでの経歴が、証拠収集と分析における厳密なアプローチに繋がっています。
バックス郡UFOフラップは、単なる目撃談に留まらず、物理的証拠、それに対する科学的分析、さらには政府や当局による情報隠蔽といった、著名なUFO調査事例に共通する多くの要素を包含した、非常に重要なケースであったと言えます。また、この事例は、調査に関わる研究者たちに健康リスクをもたらす可能性を示唆しており、UFO現象の潜在的な危険性について深く考えさせるきっかけとなっています。
デニス・マーダラーの樹木事件
デニス・マーダラーの樹木事件は、バックス郡UFOフラップ(2008年)における最も注目すべき事例の一つであり、ジョン・ヴェントリがUFO調査の世界で名声を得るきっかけとなった「最良のケース」として語られています。この事件は、その物理的証拠の性質と、それに関わる研究者たちに生じた健康上の影響において、著名なUFO調査事例の文脈で非常に重要な意味を持ちます。
この事件に関してソースが述べている内容は以下の通りです。
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現象の目撃と特異性:
- デニース・マーダラーの家の上空にUFOが出現し、木に「金属の破片」(metallic sprinkles)が降り注いだ、と彼女は報告しました。
- これらの破片は「雪のように」降ってきて木に着地しましたが、その後「磁石のように」再び上空に吸い上げられたと説明されています。
- このような「金属のプローブや破片」が落下する現象は非常に稀であり、UFOの歴史全体でも10件も例がないとジョン・ヴェントリは述べています。
- メキシコや、テキサス州のガルベスという女性のニワトリが消えたケース(赤外線カメラで同様の現象が記録された)といった他の事例にも類似性があると指摘されています。
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科学的調査と驚くべき結果:
- ボブ・ガードナーとリサ・サイモンがこのケースを調査し、ジョン・ヴェントリも支援しました。
- 彼らは、破片が付着した木の葉を採取し、同じ庭の別の木や通りの向かいの木の葉を対照サンプルとして用意しました。
- 採取された葉は2つの異なる研究室に送られ分析されました。
- 最初のテストでは、高熱と放射線の証拠が発見されました。葉には、まるでレーザーで焼か れたような穴が開いており、通常の丸い形ではなくハート型に変形していました。
- ナンシー・タルバートとフィリス・バディンガーが関与した別のテストでは、葉から通常より約4倍も高いホウ素のレベルが検出されました。ジョン・ヴェントリは、この発見がフォセットの調査報告書にある「高ホウ素とマグネシウム」という痕跡証拠に合致すると述べています。マグネシウムのレベルもわずかに上昇していました。
- さらに、この木の巣にいた子どものコマドリが、この現象の後、しぼんで死んでいたという報告もあり、奇妙な関連性が示唆されています。
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証拠の隠蔽と研究者への健康被害:
- デニースのケースが「UFOハンターズ」などのテレビ番組で取り上げられ、より広く知られるようになると、敷地の所有者(デニースは借家だった)が、人が集まるのを避けるために問題の木を切り倒しました。これは、UFO関連の証拠が隠蔽される傾向があることを示唆しています。
- さらに懸念されるのは、このケースに関与した4人の研究者のうち、3人が癌になったという事実です。ニック・ライダーとレヴェングッドは癌で亡くなり、ナンシー・タルバートも癌を患いました。フィリス・バディンガーだけが罹患しなかった可能性が言及されています。
- これは、ナチスのベル(Nazi Bell)の実験に関与した科学者たちが死亡したという話や、植物からクロロフォルムを吸い取るような現象との類似性が示唆されており、UFO調査という分野が持つ潜在的な危険性を示唆しています。フィリス・バディンガーがベティ・ヒルのドレスのピンクの染みやデルフォス、カンザス州に残されたUFOの物質を分析した他の著名なケースにも関わっていたことが触れられています。
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ジョン・ヴェントリへの影響:
- この事件は、ジョン・ヴェントリにとってUFO分野における「名声」となり、彼が5つの異なるテレビ番組で取り上げられるきっかけとなりました。
- 彼はUPSのセキュリティ責任者としての経験から、証拠に基づく厳密な調査アプローチを重視しており、デニースのケースの調査もこの原則に従って行われました。彼は「これは私が信じることではなく、これこそが私が見つけたものであり、私たちが分析したものである」と述べています。
デニス・マーダラーの樹木事件は、UFO現象が単なる視覚的な目撃に留まらず、物理的な痕跡、科学的な分析、そして場合によっては調査者自身の健康に影響を及ぼしうるという、より深く、複雑な側面を持つことを示す、UFO調査事例の中でも特に説得力のあるケースと言えるでしょう。
ドイルスタウン事件 (クリフの証言)
デニス・マーダラーの樹木事件と同様に、ドイルスタウン事件(クリフの証言)も、2008年のバックス郡UFOフラップにおけるもう一つの重要な事例としてソースで語られています。この事件は、ジョン・ヴェントリが自身の調査方法論と、UFO現象に関する政府や公式機関による情報の隠蔽に焦点を当てる上で、非常に説得力のある根拠となっています。
ソースがドイルスタウン事件について述べている内容は以下の通りです。
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目撃と報告:
- この事件の証人であるクリフは、退役した請負業者で、ドイルスタウンに住んでいました。
- 彼は自分の家の上空を飛ぶ「六角形の巨大な母船」を目撃したと証言しています。
- この物体は時速約32キロメートル(20マイル)という非常に遅い速度で移動しており、飛行機のような通常の航空機ではありえない動きだったとされています。
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レーダーによる裏付けと証拠の発 見:
- ジョン・ヴェントリのチームのメンバーであるボブ・ガードナーは、9.11テロ後だったにもかかわらず、フィラデルフィア空港の管制塔から許可を得て、クリフの証言について問い合わせました。
- 管制塔の記録を確認した結果、報告された日時(例えば、5月15日午前3時)に、レーダー上には「トランスポンダーを持たない巨大な物体」がニューヨーク方面の北東に移動していたことが示されました。
- このレーダーデータは、クリフの報告と「100パーセント一致」しました。これは、目撃証言を裏付ける物理的証拠として極めて重要です。
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証拠の隠蔽と公式の否認:
- しかし、ジョン・ヴェントリは、この明確なレーダー証拠にもかかわらず、後に空港関係者にこの事実を「認めさせることはできなかった」と述べています。
- 彼は情報公開法(FOIA)に基づいて3回も情報開示請求を行いましたが、回答はすべて「記録はもうない」というものでした。
- その後、MUFONのシュルツから適切な手続きを教わり、ヴェントリは実際にレーダーデータが収録されたCDと「記録は存在する」というメモを受け取りました。しかし、そのCDのデータは「上書きされていた」とのことです。
- この状況は、ジョン・ヴェントリに、10年前に起きたオヘア空港のUFO目撃事件におけるFAA(連邦航空局)の対応を思い出させました。この事件では、 地上職員やパイロット、携帯電話の映像など、多くの目撃者がいたにもかかわらず、FAAは事実を否定しました。シカゴ・トリビューン紙の交通担当編集者(UFO調査員ではない)がFOIA請求を行った結果、管制塔の無線交信記録を入手し、物体が雲に穴を開けたことも明らかになりました。
- アンダーソン・クーパーの番組で懐疑論者がオヘア事件を「氷の落下」と説明しようとした際、ヴェントリが当日の気温が12度(54°F)だったことを指摘し、氷が形成されるはずがないと反論した部分も、放送ではカットされたと述べられています。
- さらに、ヴェントリが「政府が秘密を守れるか?」という質問に対し、マンハッタン計画やステルス戦闘機の例を挙げて肯定的に答えた部分も、「良すぎる話に聞こえ始めた」ため編集でカットされた、とヴェントリは明かしています。
- これらの経験は、UFO現象に関する公式な情報隠蔽や検閲のパターンがあることを強く示唆しています。
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ジョン・ヴェントリの調査哲学との関連:
- この事件は、ジョン・ヴェントリにとって、UPSでのセキュリティ責任者としての経験から培われた「証拠に基づいた厳密な調査」という彼の哲学を体現するものでした。彼は、「これは私が信じることではなく、これこそが私が見つけたものであり、私たちが分析したものである」と強調しており、ドイルスタウン事件のレーダー証拠は、彼のこの「物理的証拠を重視する」アプローチに完全に合致していました。
- バックス郡フラップの主要なケースとして、この事件はデニス・マーダラーの事件とともに、ジョン・ヴェントリがUFO調査分野で「名声を得る」きっかけとなり、複数のテレビ番組に出演する機会をもたらしました。
著名なUFO調査事例の文脈において、ドイルスタウン事件は、単なる目撃証言だけでなく、信頼できるレーダー証拠が存在したこと、そしてその証拠が公式に否定・隠蔽されたという証拠隠滅のパターンを示したことにおいて、非常に重要な位置を占めています。これは、UFO研究が直面する課題、特に信頼性の高いデータがどのように扱われるかという点について、貴重な洞察を提供するケースと言えるでしょう。
自宅での憑依現象
ジョン・ヴェントリ の個人的体験のより大きな文脈において、ソースは彼の自身の家での憑依現象について、彼のUFO調査とは異なる、しかし彼の人生において非常に重要な側面として語っています。彼は22年間UFO調査に関わってきたにもかかわらず、UFOを個人的に目撃したことは一度もないと述べていますが、一方で彼の個人的な超常現象の体験は、彼自身の家での「憑依現象」として明確に描写されています。
彼の家での憑依現象に関して、ソースが言及しているのは以下の通りです。
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現象の性質と影響:
- ヴェントリは、自身の経験は常に「憑依の側面」(haunting side)にあったと述べています。
- この現象は、3軒の異なる家で彼の子供たちを巻き込みながら彼らを追跡してきました。これは、現象が特定の場所にとどまらず、彼の一家につきまとっていたことを示唆しています。
- 彼は、この「何か」(whatever it was)が彼らを「追ってきた」(followed us)と表現しています。
- 現象の内容は、「エクソシストの映画のよう」であり、毎晩のように「叩き音、騒音、動き、あらゆる種類のシャドーピープル」があったと詳細に語られています。
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現象の期間と解決:
- この現象は2014年6月に始まり、一時的に「聖水や祈り」で「追い出した」(drove it out)かのように見えました。
- しかし、2015年11月に再び戻り、その後約22ヶ月間にわたる「戦い」(battle)が続きました。
- 最終的な解決は、約1年前(対談時点から見て)に、低予算映画『エクソシズム・プレイヤー』への参加がきっかけで訪れました。この映画でインタビューされた司祭の一人がヴェントリの家を訪れ、「家を清める」と申し出ました。
- 司祭は「聖油と聖水、すべての窓とドアに十字架」を用いて清めを行い、その結果、「ドカンと、消えた」(Boom, gone)とヴェントリは述べています。
- 彼の義理の娘でさえ、「ジョン、あなたの家は全く違う感じがする。あの重さがもうない」と証言し、現象がなくなってから約13ヶ月間、消えたままだとされています。
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個人的体験と調査の対比:
- この個人的な憑依体験は、彼がUFO調査に興味を持ったきっかけが、キャリアの後期にSF小説のリサーチのためだったという経緯 や、UFOの目撃経験がないこと と対照的です。
- 彼はUFO調査を「私が見つけたものであり、私たちが分析したものである」(this is exactly what I found. And this is what we analyzed.)と証拠に基づいて厳密に行っていますが、自身の憑依体験はより個人的で直接的な恐怖を伴うものでした。
- この経験は、彼が最終的にMUFONから退き、「悪魔的」(demonic)なものを含むより広範な超常現象の調査に焦点を当てるようになった理由の一つとして、彼が自身の発言について組織の「階層が何と言うか」を心配する必要がなくなったと述べていることと関連している可能性が示唆されます。
ドイルスタウン事件やデニス・マーダラーの樹木事件といった物理的証拠に焦点を当てたUFO調査とは異なり、自身の家での憑依現象は、ジョン・ヴェントリの個人的な生活に深く根ざした、もう一つの「未解明現象」との遭遇であり、彼の超常現象への関心をより個人的なレベルで形成した重要な経験であると言えるでしょう。
UPS での経験
ジョン・ヴェントリの評判というより大きな文脈において、ソースは彼のUPSでの経験が、彼が超常現象やUFOの調査を行う上での厳密な方法論と誠実さの基盤となったことを示唆しています。
ソースがUPSでの経験について述べている内容は以下の通りです。
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役職と責任:
- ヴェントリはUPSでセキュリティ責任者を務めていました。
- 彼 の管轄下には、ペンシルベニア州、ウェストバージニア州、バージニア州の3つの州が含まれていました。
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証拠に基づくアプローチ:
- 彼は、数千人の解雇と約700人の逮捕を行ったにもかかわらず、一度も訴えられたり、法廷で敗訴したりしたことがないと強調しています。
- その理由として、彼が「証拠がなければ解雇しなかった」こと、そして「逮捕者数を稼ぐために逮捕することはしなかった」と述べています。彼は「何が必要かを知っていた」と誇りを持って語っています。
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誠実な評判:
- さらに、彼は会社を解雇された人々でさえ、彼が「嘘をつかない」ことを知っていたため、性格証人として彼に電話をかけてきたと述べています。彼が会社にとって不利な証言をすることもあったにもかかわらず、人々は彼の正直さを信頼していました。
- 彼は「評判がすべて」だと考えており、その価値を重んじています。
これらのUPSでの経験は、ジョン・ヴェントリのUFO調査における物理的証拠を重視する哲学に直接繋がっています。彼はUFO調査について「これは私が信じることではありません。これはまさに私が見つけたものであり、私たちが分析したものです」と述べており、これは彼のUPSでの「証拠がなければ行動しない」という厳密な姿勢と完全に一致しています。
つまり、UPSでの彼の職務経験は、彼が超常現象の世界に足を踏み入れた後も、客観性と徹底的な証拠収集を重視する彼の揺るぎない評判を確立する上で極めて重要な役割を果たしたと言えるでしょう。
時系列
1960年代初頭: John Ventreが子供の頃、「Famous Monsters of Filmland」の雑誌を収集し始める。
1976年: ステルス戦闘機の技術が開発される(情報公開は1988年)。
1998年頃: 約40歳だったJohn VentreがMUFONに加入。この頃、UPSでの出張中に執筆を始めた2012年マヤ暦予言のSF小説のリサーチを通じて、UFOに関心を持つようになる。
2005年-2006年: John VentreがMUFONの活動に本格的に参加し始める。
2008年:
- 大規模なバックス郡UFO事件が発生し、John Ventreがメディアに登場し、州のディレクターとなる。
- この事件のUFOフライトに関する最初のMUFON会議がコミュニティカレッジで開催され、600人が参加し、その後の会議の資金源となる。
2012年: John VentreがAnderson Cooper Showに出演。
2014年:
- MUFONがCherry Hillで会議を開催(John Ventreが企画)。
- 6月:John Ventreの自宅でポルターガイストのような現象が発生し、一度は鎮静化する。
2015年11月: John Ventreの自宅で再びポルターガイストのような現象が再発し、約22ヶ月間続く。
時期不明(ただしバックス郡事件中):
- バックス郡のDenise Murdererの敷地でUFOから金属製の飛沫(「メタリックスプリンクルズ」)が木に降り注ぐ事件が発生。Bob Gardnerが葉を採取し、複数の研究所に送る。
- Dr. LevengoodとNancy Talbertが葉を分析し、高熱と放射線の痕跡、異常な形状、高レベルのホウ素(通常の約4倍)を発見。
- Deniseの家の木のそばのロビンの雛が死亡しているのが見つかる。
- Deniseの家の大家が、UFO事件の影響で人々が集まるのを避けるために、問題の木を伐採。
時期不明(ただしDeniseの事件と関連): Joe Galvezという女性のテキサスでの事件で、赤外線カメラがUFOから同様の金属製飛沫が降る様子を捉える。
時期不明(バックス郡事件中): Doylestownに住むCliffが、八角形の巨大な宇宙船を目撃し、レーダーでその存在が確認される(後に航空当局は記録の存在を否定)。
時期 不明(Delphos, Kansas事件後): Phyllis BudingerがDelphos, KansasにUFOが残した物質を分析。
時期不明(Betty Hill事件後): Phyllis BudingerがBetty Hillのドレスに付着したピンク色の染みを分析。
数年前: Nick RyderがNazi Bell(ナチスのベル)の実験を行い、高レベルの放射線を発見し、核濃縮装置である可能性を示唆する。
最近(インタビュー時より約1年前): John Ventreの自宅での超常現象が、司祭による浄化によって鎮静化する。
2019年: Stan Gordonが1973-74年の赤い光る目を持つビッグフットの目撃情報についてインタビューを受ける。
現在(インタビュー時):
- John VentreがMUFONを引退し、会議のコーディネーターおよび研究者として活動。
- John VentreがDemonic(悪魔的現象)の研究に注力。
- バックス郡でドッグマン(大型の直立した犬のような生き物、狼男とも呼ばれる)の目撃情報が報告される。
直近: バックス郡でビッグフットの目撃情報が報告される。
インタビュー当時:
- Deniseの事件に関わった4人の研究者のうち3人(Nick Ryder、Levengood、Nancy Talbert)が癌になる。Phyllis Budingerは癌にならなかった可能性が高い。
- Bucks County Paranormal InvestigationsのEric MintelとBill Burnsが、報告されたビッグフット/狼男の事件を調査する予定。
2020年4月24日-25日: Bucks Countyで第13回年次UFO会議が開催される予定。