Steve Mera 自身の体験 : 3年前、伝説のバンシー(女の死霊)が飛来 → 間近で対面 → 直後の1~2分間、通常の思考ができなかった (書式変換)

(バンシーの仕草をマネている Steve Mera)
履歴
(2024-12-31) 書式変換
(2023-09-21) 追加。Google 謹製の文字起こしを Whisper に差替、DeepL 訳も追加。 ❑ Steve Mera 自身の体験 : 3年前、伝説のバンシー(女の死霊)が飛来 → 間近で対面 → 直後の1~2分間、通常の思考ができなかった (+差替、追加)
(2023-01-02) 作成。 Steve Mera 自身の体験 : 3年前、伝説のバンシー(女の死霊)が飛来 → 間近で対面 → 直後の1~2分間、通常の思考ができなかった (2023-01-02)
注目箇所
何が起こったのか説明するのは難しいんだけど、何かが横切って飛んできたんだ。 (00:32:23)
それは地面から15-20フィートしか離れていなくて、僕らの目の前に来て、僕はこの中に時計を置いていたんだけど、それは15-20フィートくらい上空を横切って、この石垣の後ろに降りてきて、ちょうどこのバンを持っている男の前を通り過ぎたんだ。 僕がこれを追っていたので見ていると、それは飛び出してきて、白い手をしていて、大きなひょろひょろの髪をしていた。顔は真っ白で、大きなうぶ毛が生えていた。 (00:32:50)
彼の顔は真っ白で、ただ黒いだけで、目は見えなかったし、口はとても大きく開いていて、黒かった。正直なところ、その瞬間は何をしていたのか、何を考えていたのか覚えていないんだ。
コメント
Steve Mera は、自身のこの体験を
I have no explanation for it absolutely no explanation for it for this day. 今に至るまで、この体験は全く理解不能(=説明不能)だ。
と述べている。だが、現場の EMF 異常による意識障害で説明がつく。
現地周辺では昔から怪奇生物の目撃事件が数多く起きている。つまり、地理的に EMF 異常が発生しやすい場所だった筈。
Steve Mera は、その EMF 異常により意識障害を引き起こし、伝 説の「女の死霊」の幻覚を見たのだろう。(凸凹道を車でゆっくり移動していたので)現場の EMF 異常のピーク地点から離れるまでの間はその意識障害が継続していた。それゆえに目撃直後の 1~2分間は通常の思考ができなかった(=思考プロセスが正常ではなかった)。
Steve Mera も
本当にわからないけど、私は普通に行動することを許されなかった。 (00:37:24)
本当にわからないけど、普通に行動することは許されなかったんだ。一体何が起こっているんだ? でも、もしそのようなものが目撃されているのなら、超常現象、つまり、パワーノーマル、つまり、幻覚のようなものが目撃されている、UFOが目撃されている、いろいろな種類のものがある。私はそれを現象学と呼んでいる。いろいろなことに関連している分野なんだ。 (00:37:53)
私はそれを現象学と呼んでいる。それは、私の仕事において私が認識している限りでは、多くの異なるタイプの事柄と鋭く関連している分野です。 (00:38:05)
と言う通り、UFO/Bigfoot/missing-411 の事例でも同様に目撃者の意識が正常に機能しなくなったという報告は多数ある。過去記事でそれを何度も取り上げた。たとえば…
Paul Sinclair の証言: Bigfoot に遭遇。遭遇の最中は思考プロセスが正常ではなかった。遭遇終了後に異常な体験だったと気づいた。 (2022-05-28)
- 実際に、Missing-411 被害者の意識が正常ではなかったという証拠は幾つもある。下の過去記事でも取り上げた。
David Paulides : 何千回 も通った自分の所有地で突然、前後不覚になって迷った事例 (2022-02-10)
Steve Stockton 自身の体験: 山中で、なぜか見知らぬ場所にいた。 (2021-12-05)
David Paulides:通話中に突然、謎の行方不明となった事例は多い。(途中:その2) (2018-06-20)
David Paulides :携帯電話機で通話中に行方不明となった事例 (全体) (2016-07-26)
David Paulides :不可解な行方不明者が残した不気味な音声メール (途中:その1) (2016-07-18)
Missing-411 : 行方不明者が消える直前に電話で現在地がわからないと。 (2020-04-06)
ref: Missing-411 被害者には赤い服装が多い → この理由を説明する別の仮説 (2022-06-05)
この意識が正常に機能しなくなる(=思考プロセスが正常でなくなる)レベルがもう一段進むと、意識の機能の停止(=気絶)に至ることが予想できる。そしてそのような気絶を大勢の abductee が報告している。それは下の過去記事で取り上げた。
同様に、ET に見つめられたので気絶した…そう語る abductee の証言は無数にある(*1)。ET が未知のパワーで abductee の意識を失わせたのだと。
だが、これらの証言の因果関係は逆ではなかろうか。つまり、次のような機序が作用しているのではないか。
最初に(現場の電磁界異常などの)未 知の自然現象がきっかけで abductee の意識が正常状態から若干、逸脱しだしたが故に ET や UFO あるいは Bigfoot や幽霊に遭遇した。
そして意識の正常状態からの逸脱がより深まった場合は、abduction 現象を体験する。壁や窓をすり抜けて UFO 内部に連れこまれ、身体検査を受ける。ET から様々なメッセージをテレパシーで受け取る…これらの体験は意識の正常状態からの中程度の逸脱を示している。
その意識の正常状態からの逸脱が一定の限界を超えた段階で、意識活動は一時停止となる。つまり気絶する。
(*1)
いくつか例を挙げると…
3:00 18歳の時(1973-10)に山(5,000ft)で瞑想。後ろに気配。鹿が後ろ足で立っていたのかと思ったが、よく見ると ET だった。肩を軽く叩かれた。スキージャケットに凹みが生じた(*: 幻覚ではなく、現実だ…と言いたいらしい)。気絶。 UFO の中に数時間。
ref : Steven Greer : 最初の UFO/ET 接近遭遇体験を語る (2020-05-24)
BEK/BEC に対面し気絶。後に恋人の目も時折真っ黒に変化。 (2020-07-12)
事例 B : 妻が気絶し、夫が妻を腕に抱きかかえていた。その間、妻は空中に浮かび UFO に連れ込まれて ET に対面し、やがて元の部屋に戻ってきた…そう体験していた。だが、妻の体は夫が始終、抱きかかえていた。
ref: John Mack の調査:対極と なるふたつの abduction 事例 (途中1) (2021-10-03)
22:30-- 白昼、庭で洗車していたら何者かに持ち上げられ、直後に気絶した。すぐに意識を取り戻したが、周囲に UFO や不審な人影は皆無だった。
ref: 白昼、庭で洗車していたら空中に持ち上げられ、直後に気絶 (2021-11-13)
夏休み。二人の娘。庭、音楽、3倍の大きさの回転木馬、1m 地上から。地面に影。明かりが無数に。音楽がうるさいほどに。寝そべってみていたら気絶。
ref: Terry Lovelace : UFO, missing-time, Missing-411 の謎を解く鍵となるかも?…な別の事例 (途中:その2) (2021-01-22)
冒頭。 UFO が銀河系の外に向かう時、加速度が強烈で気絶。本のページをめくるような感じで移動。一秒も経たない内に移動が済んでいた。UFO の正面にふたつのそれ(銀河系)が見えた(I could see the TWO, the front of the ship. ... the Milky Way galaxy both in the distance.)。
ref: Ron Johnson : UFO に搭乗、一瞬で銀河系外に移動。この銀河系を外側から眺めた。 (+追加2) (2020-11-10)
この被害者は球電に遭遇したのだろう。頭上の星々を覆う UFO のシーンは気絶から回復した時点で無自覚のうちに生み出された解釈的映像なのではないか。
ref: 1952-08-19, FL : UFO が放った orb に接触。帽子に焼け穴、頭部に軽い火傷。 (2021-11-19)
2009年。Elbie の出現の仕方。寝室に床から天井に至る光の柱が出現。それは別次元へのドアが開いたようなもの。その中で何かが前後に動いているのが見える。その直後、私は気絶して睡眠状態に。次に Elbie と直に対面している。加速度を感じる。天井の隅に立方体が見え、それが床に降りてくる。その立方体から Elbie が出てくる。
ref: Ron Johnson : Elbie の出現のしかた (+追加) (2020-03-22)
23:00 私の番。テーブルの上。強烈な光を浴びて。(そのせいで、全身に日焼けしたらしい)拘束具はなかったが、身動きできず。腰の下部に何かをされ、地獄の責め苦のような痛みを感じて肺の奥から絶叫したが、なぜか声は出なかった。昆虫型の ET (カマキリ型)が見下ろしていた。そいつが白衣を着ているのを心の目で見た。小柄なグレイが手伝っていた。カマキリET は私の叫びを疎ましく感じているようだった。それで、私の腰に何かしていた作業を停止して私に向き直って明瞭なテレパシーで「なぜ叫ぶのだ? 叫ぶのを止めろ。危害を加えないことはわかっている筈だ」と告げた。そして緑色の指で私の頭頂部を叩いた。それで気絶した。
ref: Terry Lovelace : UFO 内部でカマキリ型 ET から地獄のような責め苦を受け、絶叫した。 (2020-03-10)
Brent Raynes : ET の手にした銀色の玉が目の前に迫り気絶。後に起きた奇妙な出来事。 (2019-12-14)
Jim Sparks も ET によって頻繁に気絶させられている。
ref: Steve Boucher : ET に回転する螺旋図形を見せられ気絶 (2022-01-19)
コメント 2
この Mera の体験は UFO/ET/Bigfoot/幽霊/abduction 遭遇体験と共通する構造となっている。
この事件の場合、
実在する伝説のバンシー(女の死霊)が客観的実在として顕現したから、Mera とその仲間がそれを目撃し、その死霊の霊的影響力によって意識が朦朧となった
のではない。
一時的な意識障害によって、無自覚のまま現地の悪霊伝説を想起し、その生々しい幻覚を脳内で生み出した。現地に昔から普及している伝説だから、Mera に同伴した女も一緒に幻影を見た。
これと同じ構造が UFO/ET/Bigfoot/幽霊/abduction 遭遇体験にも見て取れる。轍を通る馬車と同じように、意識障害中の人間は、既に確立し伝説となった怪物の姿を見る。確立した伝説から大きく逸脱した新規の怪物の姿を生み出すのは困難ゆえ稀。
逆に伝説がまだ未確立である初期の時点では、意識障害によって生み出される幻覚の姿も定まらず、大きくブレる。それゆえに(abduction 事件の発端となった) Betty/Barney Hill が目撃した ET の容姿は、後に一般的となったグレイのそれとは異なっていた。
Travis Walton が 1975年に遭遇した ET は
- (a) 1950年代に流行った北欧型 ET と
- (b) 1960年代の Betty/Barney Hill が遭遇した ET