AI 整理 : Douglas Dean Johnson : "Trinity UFO 墜落事件" は捏造
前置き
過去記事、
❏ Douglas Dean Johnson : 1945-08 の UFO 墜落事件は全くの捏造、Jacques Vallee は二人の証言者の捏造話に騙された (2024-06-11)
で取り上げた Douglas Dean Johnson の告発に関連する一連の Web 記事(18本)を AI で整理した。情報源の記事が 18本と膨大だが、下の音声対話を聴けば大枠が理解できる。
トリニティ墜落物語の虚偽 18 ソース
これらの資料は、ジャック・ヴァレとパオラ・ハリスが著した「トリニティ:最高機密」という本で広められた、1945年のニューメキシコにおけるUFO墜落・回収説の信憑性に関する調査報告書です。
目撃者とされるホセ・パディーラとレメ・バカの証言が、複数の事実誤認や矛盾を含んでいることが詳細に論じられています。特に、パディーラの経歴詐称(カリフォルニア州ハイウェイパトロール警官や朝鮮戦争退役軍人であるという主張)や、バカが当初語った墜落話が後に大きく変更されたこと、さらには目撃談に登場する実在の人物(エディ・アポダカやディクシー・リー・レイ知事)の関与が時間軸と矛盾することなどが証拠とともに提示されています。
資料は、ヴァレとハリスがこれらの証言を批判的に検証せず、物語を積極的に広めていると指摘し、この話が金銭や名声を得るための捏造である可能性を強く示唆しています。
本ブリーフィングドキュメントは、Douglas Dean Johnson氏による「Crash Story Files」シリーズの情報を元に、いわゆる「トリニティUFO墜落事件」を取り巻く主要テーマと重要事実を詳細にレビューするものである。この事件は、Jacques Vallee氏とPaola Harris氏の著書『Trinity: The Best-Kept Secret』によって広く知られるようになったが、Johnson氏の調査は、その物語の信憑性に深刻な疑問を投げかけている。
トリニティUFO墜落事件の信憑性に関するブリーフィング
- トリニティUFO墜落事件の概要と影響
- 主張される事件: 1945年8月、ニューメキシコ州サンアントニオ近郊のトリニティ実験場付近でUFOが墜落し、米軍によって回収されたとされる物語。この物語は、Remigio (Reme) Baca氏とJoseph Lopez (Jose) Padilla氏という2人の「目撃者」によって語られ、Jacques Vallee氏とPaola Harris氏の著書『Trinity: The Best-Kept Secret』を通じて国際的に広まった。
- 歴史的意義: この物語が真実であれば、「米国政府は1945年8月以来、墜落した地球外生命体の機体を78年以上にわたり隠蔽してきた」という非常に大きな意味を持つことになる(「"Witness" credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」)。この主張は、「2022年には、Jose Padilla氏の主張が議会で審議中の法案の条項修正にまで影響を与え、それが後に法律として制定された」とされている(「"My dad is a pathological liar"」)。
- ニューヨーク・タイムズによる報道: 2023年1月13日のニューヨーク・タイムズの記事「Did Aliens Land on Earth in 1945? A Defense Bill Seeks Answers」は、この物語が米国議会の国防権限法に盛り込まれた修正条項の背景にあると指摘している。
- 主要な「目撃者」の信頼性の崩壊
Johnson氏の広範な調査は、物語の中心人物であるJose Padilla氏とReme Baca氏の証言の信頼性を徹底的に損なっている。
2.1 Jose Padilla氏:虚偽の主張と家族の証言
- 「病的な嘘つき」: Jose Padilla氏の息子で同居人であるSammy Padilla氏は、2022年7月23日のニューメキシコ州警察官とのインタビューで、「私の父は病的な嘘つきです」と述べている(「"My dad is a pathological liar"」)。Sammy氏は、父のUFO墜落話についても「多くの人がそれがでたらめだと知っていた」と明言している(「"My dad is a pathological liar"」)。
- 虚偽の軍歴と警察官歴:
- 軍歴: Jose Padilla氏は、韓国戦争に従軍し、体内に銃弾が2発残っていると主張していた。しかし、国立人事記録センター(NPRC)の調査では、Jose Padilla氏が米軍に勤務した、または退役軍人局に請求を提出した記録は見つからなかった(「"Witness" credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」)。さらに、Sammy Padilla氏は、父親が3歳から片耳が聞こえないため、「一度も軍人ではなかった」と証言している(「"Witness" credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」)。
- 警察官歴: Jose Padilla氏は、カリフォルニア州ハイウェイパトロール(CHP)の警察官として長年勤務し、犯罪者の逮捕中に銃弾を受けたという主張もしていた。Vallee氏とHarris氏は、著書『Trinity: The Best-Kept Secret』の中で、Padilla氏のこの警察官としての経歴を彼の信頼性の証拠として繰り返し引用していた。しかし、Johnson氏の調査により、Padilla氏がCHPの現役将校であったことは一度もなく、採用基準を満たしていなかったことが判明した(「Jose Padilla's "Stolen Valor" Claims to Service in the California Highway Patrol」)。この事実が明らかになった後、Vallee氏は主張を修正し、Padilla氏がCHPの「トラック検査員」であったという新たな、しかし検証不可能な話を提示した(「"Witness" credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」)。
2.2 Reme Baca氏:物語の創作と矛盾する証言
- 「作り話の王様」「作り話の捏造者」: Reme Baca氏(2013年死去)は、物語のもう一人の中心人物であり、Johnson氏は彼を「ファンタジーの王様、作り話の捏造者」と評している(「Reme Baca (AKA Ray Baca)-- Fantasy Kingmaker, Fabricator of Tall Tales」)。
- 「喫煙銃」インタビュー: 2002年末から2003年初め にかけて、Baca氏がUFO研究者のTom Carey氏に行ったインタビューの録音は、「喫煙銃」とされている(「The Reme Baca Smoking-Gun Interview」)。このインタビューでBaca氏が語った墜落物語は、Vallee氏とHarris氏が後に出版した物語と「まったく異なる」ものであった。
- Carey氏への話では、墜落は1946年に起こり、機体は「円盤型」で、底には「大きなライト」があり、人間の宇宙船への進入は言及されていなかった。また、遺物は墜落現場とは別の場所で軍のトレーラーから盗んだとされていた。
- 対照的に、Vallee-Harris版では、墜落は1945年で、機体は「平らなアボカドのような形」で、Padilla氏の父親と州警察官が機体に入ったとされている(「The Reme Baca Smoking-Gun Interview」)。
- ディクシー・リー・レイ知事の「秘密ファイル」: Baca氏は、ワシントン州知事のDixy Lee Ray氏(元原子力委員会の委員長)が、Baca氏が知事選に貢献したことへの感謝として、極秘のUFOファイルを見せてくれたと主張していた。Harris氏とVallee氏はこの話を信じ、熱心に宣伝した。しかし、この主張は「完全に不合理」であり、知事やBaca氏自身が多数の連邦重罪を犯すことになるため、専門家によっても信憑性が否定されている(「The “Secret File” of Governor Dixy Lee Ray」)。
2.3 Eddie Apodaca氏の誤用
- Baca氏とPadilla氏は、ニューメキシコ州警察官のEddie Apodaca氏が墜落現場に現れ、彼らが既に知っている人物であり、「エイリアンの機体に入っていくのを見た」と主張していた。しかし、当時の記録によると、Apodaca氏は1945年8月にはヨーロッパにいたため、現場にいることは物理的に不可能であった(「Eddie Apodaca, the Real Policeman Who Cracked The Trinity UFO Crash Case」)。Vallee氏は、Padilla氏の「免許証のエピソードを記憶違い、あるいは単なる自慢に帰結させたい」と述べている(「"Witness" credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」)。
- その他の矛盾と不審な点
- 「エイリアンの遺物」の正体: Baca氏とPadilla氏は、墜落した機体の内部から「記念品」(ブラケット)を持ち出したと主張していた。この遺物は、当初「エキゾチックな特性」を持つとされていたが、複数の分析の結果、「一般的な地球のアルミニウム合金で、実用的な製造方法によるもの」であることが判明している。Vallee氏自身も、この遺物が「メートル法」の寸法を持つことから、メキシコ製のものである可能性を指摘している(「The “Alien” Artifact with Metric Dimensions」)。
- Billy Brophy氏の変遷する証言: William P. "Billy" Brophy氏は、自身の亡き父(William J. Brophy, Jr.少佐、元パイロット)が1945年のトリニティ墜落事件に関与していたと主張している。しかし、Billy氏は以前にも、父親を1947年と1950年の異なるUFO墜落事件に結びつけていた。彼の父親のもう一人の息子であるSean Brophy氏は、父親がUFOに遭遇した話はあったものの、UFO墜落や回収への関与については一切話していなかったと証言している(「The Morphing Fantasies of Billy Brophy About His Airman Father」)。Billy Brophy氏の証言は一貫性がなく、「無秩序な心の産物」と見なされている(「The Morphing Fantasies of Billy Brophy About His Airman Father」)。
- 第二日目の訪問の削除: Vallee氏とHarris氏の最終版の物語から、「目撃者」たちが墜落現場を2日目に再訪し、軍が部品 を穴に投げ入れているのを目撃したという要素が削除されている。この削除は、Baca氏が資金調達のためにエイリアン金属が存在することを確実にするために、この要素を物語に挿入したという見方を示唆している(「The Shifting Narratives of the Trinity UFO Crash and Recovery」)。
- 結論
Douglas Dean Johnson氏の調査は、トリニティUFO墜落事件の主要な「目撃者」であるJose Padilla氏とReme Baca氏の信頼性に対する決定的な証拠を提示している。彼らの主張は、家族の証言、公的記録、そして彼ら自身の矛盾する物語によって、虚偽であることが繰り返し示されている。Vallee氏とHarris氏が彼らの物語を積極的に推進し、Padilla氏の虚偽の経歴を信頼性の根拠として引用したことは、彼らの調査方法の杜撰さを浮き彫りにしている。
Johnson氏は、「トリニティUFO墜落事件は、現在亡き連続詐称者であるRemigio (Reme) Baca氏が考案した物語であり、彼は政治的な「キングメーカー」や知事の補佐官としての経歴を偽造し、極秘のUFOファイルを見たという話をでっち上げた。
Baca氏は、元警察官で負傷した退役軍人であると偽ったJoseph Lopez (Jose) Padilla氏を巻き込んだ。これら2人の詐称者は、実在の警察官(Eddie Apodaca)と実在の知事(Dixy Lee Ray)の名前と人物像を、彼らの粗雑なフィクションの登場人物として利用した」と結論付けている(「Crash Story: The Trinity UFO Crash Hoax」)。
トリニティUFO墜落物語に関する詳細なタイムライン
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1933年
- イタリア、マゼンタ・ミラノでのUFO墜落(伝聞): ビリー・ブローフィーによると、アイゼンハワー大統領が1954年にエドワーズ空軍基地で会談した「背の高い金髪の人々」は、1933年のイタリアでの墜落に関与していたとされる。この話は教皇ピウス11世からルーズベルトに伝えられたという。
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1936年11月24日
- ホセ・パディーヤ誕生: ニューメキシコ州サンアントニオ近郊で誕生。
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1938年10月26日
- レミヒオ(レメ)・バカ誕生: ニューメキシコ州サンアントニオで誕生。
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1942年6月
- ウィリアム・J・ブローフィー陸軍入隊: 後にパイロットとして訓練を受け、士官に任命される。
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1945年7月
- トリニティ・サイトでの世界初の原子爆弾爆発: ホセ・パディーヤは当時3歳でサンアントニオで育ったとされる。
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1945年8月
- トリニティUFO墜落(主張):ホセ・パディーヤとレメ・バカが子供時代にニューメキシコ州サンアントニオ近郊でUFO墜落を目撃したとされる。彼らの話では、米国軍がエイリアンクラフトを運び去ったという。
- ビリー・ブローフィーは、彼の父ウィリアム・J・ブローフィーが1945年8月16日にサンアントニオのウォルナット・クリーク近郊で卵形のUFOと3体のエイリアン(カマキリのような特徴を持つ)の回収を手伝ったと主張。このUFOはスタリオンサイトの通信塔を破壊したとされる。
- レメ・バカは、墜落したクラフトが通信塔に衝突したことで、エイリアンが意識を失い、軍が彼らを運び出したと主張。
- パディーヤとバカは、自分たちが知っているニューメキシコ州警察官のエディー・アポダカがエイリアンクラフトに入っていくのを目撃したと述べる。
- パディーヤとバカは、墜落現場とは異なる場所にある無人の軍用トレーラーの後ろから金属製の「お土産」(ブラケット)を盗んだと主張。
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1946年8月
- ウィリアム・J・ブローフィーが陸軍を除隊。
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1946年夏(レメ・バカの初期の物語)
- レメ・バカはトム・ケアリーに対し、彼とホセ・パディーヤがトラックでグラウンド・ゼロを訪れ、墜落したディスクに遭遇したと語る。このディスクは直径35〜40フィート、深さ5フィートで、底に大きなライトがあったという。彼の父親が翌日サイトを訪れたが、州警察官はクラフ トを見ることなく去ったとされる。この物語では、誰もクラフトに入ったとは言及されていない。
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1947年
- ロズウェル事件: 米軍の気球がニューメキシコ州ロズウェル近郊の砂漠に墜落。これは多くのUFO陰謀論の始まりとなる。
- ビリー・ブローフィーの父がUFO墜落に関与したとする主張: ビリー・ブローフィーは、彼の父がニューメキシコでの1947年のUFO墜落現場にいたと主張する手紙を2003年に書いている。
- ウィリアム・J・ブローフィーがジョージア上空でUFOに遭遇: ショーン・ブローフィーによると、彼の父ウィリアム・J・ブローフィーは1947年頃(おそらく1950年)にジョージア上空でC-47を操縦中に、金属製の円筒形クラフトが飛行経路を横切るのを目撃したと語った。
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1949年または1950年
- ホセ・パディーヤがニューメキシコ州兵に入隊したと主張: 彼が13歳の時とされており、当時、第二次世界大戦での損失のために許されていたと主張する。これは後に虚偽であることが判明。
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1950年
- ビリー・ブローフィーの父がUFO墜落に関与したとする主張: ビリー・ブローフィーは、彼の父がメキシコでの1950年のUFO墜落に曖昧に関与したと主張。
- ウィリアム・J・ブローフィーが朝鮮戦争に従軍: T-6モスキート低空攻撃機を操縦。
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1951年8月1日
- エディー・C・アポダカがニューメキシコ州警察の採用学校を卒業。
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1951年
- ホセ・パディーヤがカリフォルニアに最初に移住したと主張。
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1954年2月20日
- アイゼンハワー大統領とエイリアンの会談(ビリ ー・ブローフィーの主張): ビリー・ブローフィーは、父がアイゼンハワー大統領がエドワーズ空軍基地で「背の高い金髪の人々」と会談したと語ったと主張。
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1955年
- ホセ・パディーヤがカリフォルニアに長期移住したと主張。
- サンアントニオとサンオーガスティンの墜落に関連する会議(ビリー・ブローフィーの主張): ビリー・ブローフィーによると、ホロマン空軍基地で会議が開催された。
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1957年4月10日
- ウィリアム・J・ブローフィーが正規空軍に再入隊。
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1964年
- ソコロ/ザモラ事件: レイ・スタンフォードがソコロ事件に関連して金属スクラップを回収したと主張。
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1970年代
- レメ・バカがワシントン州の政治界で活動。
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1976年
- ディクシー・リー・レイがワシントン州知事に当選。 レメ・バカは、彼がレイ知事を当選させたことで、知事から超機密のUFOファイルを見せてもらったと主張。これは後に虚偽であることが判明。
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1977年1月12日 – 1981年1月14日
- ディクシー・リー・レイがワシントン州知事を務める。
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1995年夏
- ドナルド・R・シュミットとレメ・バカの出会い: カリフォルニア州ベンチュラ郡でのシュミットの講演後、バカはシュミットに自身が1947年の墜落の目撃者であると語る。バカはロズウェル事件に熱心だった。
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2001年頃
- レメ・バカが心臓の開胸手術を受ける。
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2002年頃
- レメ・バカがタコマ地域に引退し、幼なじみのホセ・パディーヤと再会する。
- レメ・バカがトム・ケアリーにUFO墜落物語を売り込む(2002年末または2003年初め): 30分のインタビューで、1946年に設定された物語を語るが、これは後にジャック・バレとパオラ・ハリスに語られた「トリニティ」物語と大きく異なる。
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2003年
- ビリー・ブローフィーが彼の父ウィリアム・J・ブローフィーを1947年と1950年のUFO墜落に結びつける手紙を執筆。 彼は1945年の事件については言及しない。
- レメ・バカとホセ・パディーヤのUFO墜落物語が初めて公に出版される: ベン・モフェットが執筆し、ニューメキシコ州ソコロ郡の「マウンテン・メール」紙に掲載される(10月30日と11月6日)。モフェットはバカの主張の多くに違和感があったと述べる。
- レメ・バカがUFOグループで講演し、ラジオ番組に出演し始める。
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2004年6月6-7日
- ティモシー・グッドがワシントン州でバカを訪問。 2007年の著書『Need to Know』で事件に言及。
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2005年
- レメ・バカが自身の著書『Born on the Edge of Ground Zero: Living in the Shadow of Area 51』の出版を予告。
- バカが「エイリアンの金属」をオークションに出すことを計画。
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2007年
- フランク・ウォーレンが情報公開法に基づき、ウィリアム・J・ブローフィーの軍事記録を入手。
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2009年
- ビリー・ブローフィーがパオラ・ハリスにバカ=パディーヤのサンアントニオ墜落物語を紹介。 ハリスによると、ブローフィーは「父がサンアントニオから遺体を運び出した」とメールで連絡してきたという。
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2010年
- パオラ・ ハリスがレメ・バカとバージニア・バカをインタビュー。 バージニア・バカは、レメから子供時代の経験について詳細を聞いたことがなく、UFOを信じていなかったと述べる。
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2011年
- レメ・バカが自身の著書『Born on the Edge of Ground Zero』を出版。 この本の中で、パディーヤがカリフォルニア州ハイウェイパトロールに勤務していたことに言及。
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2013年6月12日
- レミヒオ(レメ)・バカがワシントン州タコマで死去。
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2016年6月
- パオラ・ハリスが「エイリアンの金属」についてコメント: 『MUFON UFO Journal』で、「金属には何も異常な点が見当たらない」と述べる。
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2018年
- ジャック・バレがUFO学者として「ほぼ普遍的に尊敬される人物」と評価される: ジェローム・クラークの『UFO Encyclopedia 3rd Edition』に掲載。
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2020年10月16日
- パオラ・ハリスとジャック・バレがソコロでホセ・パディーヤと再会。 パディーヤは朝鮮戦争での負傷から回復中であったとされている。
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2021年
- ジャック・バレとパオラ・ハリスが『Trinity: The Best-Kept Secret』を出版。
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2021年10月21日
- ジャック・バレがジョージ・ナップとのインタビューでエイリアンのアーティファクトについてコメント: それが「井戸の注ぎ口に買えるブラケットに似ている」と述べ、「珍しいものではない」と語る。また、メートル法で作られているためメキシコ製かもしれないと推測。
- ジャック・バレがホセ・パディーヤの「カリフォルニア州ハイウェイパトロール官としての長い 経験」を彼の信頼性の証拠として挙げる。
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2022年7月23日
- サミー・パディーヤがニューメキシコ州警察官にインタビューを受ける: 父親のホセ・パディーヤを「病的な嘘つき」だと述べ、UFO物語は虚偽だと信じていると語る。ホセの「戦争の退役軍人」や「カリフォルニアでの警察官」という主張も否定。
- ニューメキシコ州警察官がホセ・パディーヤに犯罪は成立しないと判断。
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2022年8月
- ジャック・バレとパオラ・ハリスが『Trinity: The Best-Kept Secret』第2版を出版。 ホセ・パディーヤのカリフォルニア州ハイウェイパトロール官としての経歴を彼の信頼性の証拠として強調。
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2022年10月17日
- パオラ・ハリスが『The Alien UFO Podcast』でレメ・バカの「秘密ファイル」の話を繰り返す。 ディクシー・リー・レイ知事がバカに超機密のUFOファイルを見せたという話。
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2022年12月25日
- ジャック・バレがジミー・チャーチとのインタビューでホセ・パディーヤの信頼性を強調。 パディーヤを朝鮮戦争で戦い、カリフォルニアで警官として逮捕中に銃弾を受けた人物として紹介し、「最高の証人」だと述べる。
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2023年1月13日
- 『ニューヨーク・タイムズ』紙が「Did Aliens Land on Earth in 1945? A Defense Bill Seeks Answers」という記事を掲載。 新しい議会支出法案の修正案により、国防総省が1945年まで遡ってUAP(UFO)関連の歴史文書を調査する必要があることを報じる。
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2023年1月21日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンがショーン・ブローフィーをインタビュー。 ショーンは父ウィリアム・J・ブローフィーがUFO墜落について話した記憶はないが、1950年にC-47を操縦中にUFOに遭遇した話は聞いたと語る。
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2023年5月1日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンが「Crash Story Files」シリーズを公開。「Jose Padilla's "Stolen Valor" Claims to Service in the California Highway Patrol」を出版し、パディーヤがカリフォルニア州ハイウェイパトロールの将校であったという主張が虚偽であることを示す。
- 「Eddie Apodaca, the Real Policeman Who Cracked The Trinity UFO Crash Case」を出版し、エディー・アポダカが1945年にヨーロッパにいたため、墜落現場にはいなかったことを示す。
- 「Reme Baca (AKA Ray Baca)-- Fantasy Kingmaker, Fabricator of Tall Tales」を出版。
- 「The Morphing Fantasies of Billy Brophy About His Airman Father」を出版。
- 「The “Secret File” of Governor Dixy Lee Ray」を出版し、レメ・バカの「秘密ファイル」の話が不可能であることを示す。
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2023年5月9日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンがホセ・パディーヤに電話。 パディーヤはエディー・アポダカが8歳半の時に彼の最初の運転免許取得の訓練をしたと主張。
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2023年5月12日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンがホセ・パディーヤに再び電話。 パディーヤは「地獄に行け」と言って電話を切る。
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2023年5月15日
- ジャック・バレが「Trinity: The Inconvenient Reality: A response to Douglas Dean Johnson’s 'Crash Story'」を公開。 ジョンソンの報告に対し、ホセ・パディーヤを主要な、最も信頼できる証人であると述べる。
- ジャック・バレがホセ・パディーヤのハイウェイパトロー ル官という主張を修正。 彼がカリフォルニア州ハイウェイパトロールの契約者としてトラック検査官をしていたと主張し、その際に銃弾を受けたという新たな物語を提示。
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2023年5月20日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンが「The Reme Baca Smoking-Gun Interview」を出版。 トム・ケアリーが2002年末または2003年初めにレメ・バカから録音した物語が、後に発表された「トリニティ」物語と著しく異なることを示す。ジョンソンはジャック・バレにこの新しいデータへの注意を促すメールを送る。
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2023年9月16日
- パオラ・ハリスがバーチャル「マスタークラス」で『Trinity: The Best-Kept Secret』第3版の表紙を披露。 ホセ・パディーヤがカリフォルニア州ハイウェイパトロールの下請け業者としてトラック検査官をしていた証拠として、オーバーオールの写真を所有していると述べる。
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2023年9月23日
- ジャック・バレが「A Tale of Two Urchins: Truth and Consequences in New Mexico Ufology」を公開。 ジョンソンの調査方法の価値を認め、エディー・アポダカが1945年にヨーロッパにいたため墜落現場にはいなかったという点を受け入れる。パディーヤの運転免許の話は「記憶違い、または単なる自慢」とする。
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2023年9月29日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンが「My dad is a pathological liar」を出版。 サミー・パディーヤが父親のホセ・パディーヤについて語ったニューメキシコ州警察官への証言を詳述。
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2024年1月17日
- 国立人事記録センター(NPRC)がダグラス・ディーン・ジョンソンの要請に基づき、ホセ・パディーヤの米 軍勤務記録の検索結果を「陰性」と報告。
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2024年1月25日
- ダグラス・ディーン・ジョンソンが「'Witness' credibility implodes for Jacques Vallee's Trinity UFO crash tale」を出版。 ホセ・パディーヤの軍歴や警察官としての経歴に関する主張が虚偽であることを示す証拠をまとめる。
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2024年4月
- 『Trinity: The Best-Kept Secret』第3版が出版される。
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日付不明
- ホセ・パディーヤの聴覚障害: サミー・パディーヤによると、ホセは3歳の時に医者が耳に何かを取り出そうとして鼓膜を破り、片耳が聞こえなくなったという。これは1950年代の軍隊入隊資格を満たさない。
- エイリアンのアーティファクトの分析: 特定された研究所によって、通常の地球上のアルミニウム合金であり、実用的な製造方法で作られたものであることが判明。寸法はメートル法。
登場人物
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ジョセフ・ロペス(ホセ)・パディーヤ:
- 1936年11月24日生まれ、ニューメキシコ州ラホヤ在住。
- レメ・バカとともに、1945年にニューメキシコ州サンアントニオ近郊でUFO墜落を目撃したとされる主要な「目撃者」。
- 後に、カリフォルニア州ハイウェイパトロールの将校であったことや、朝鮮戦争の退役軍人であり、戦闘中に銃弾を受けたと主張。これらの主張はダグラス・ディーン・ジョンソンによって虚偽であることが暴かれた。
- 息子のサミー・パディーヤからは「病的な嘘 つき」と評されている。
- ジャック・バレとパオラ・ハリスは彼の物語の主要な情報源として彼を信頼し、『Trinity: The Best-Kept Secret』の主な「証人」としている。
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レミヒオ(レメ)・バカ:
- 1938年10月26日生まれ、2013年6月12日死去。
- ホセ・パディーヤとともに1945年のトリニティUFO墜落の「目撃者」であると主張した人物。
- 以前にトム・ケアリーに語った墜落物語は、後にジャック・バレとパオラ・ハリスに語った物語と大きく異なることが判明。
- ワシントン州知事ディクシー・リー・レイの「秘密ファイル」を見たという虚偽の主張で知られる。
- ダグラス・ディーン・ジョンソンは彼を「空想のキングメーカー、作り話の捏造者」と評している。
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サミー・パディーヤ:
- ホセ・パディーヤの息子で、彼と同居している。
- 2022年7月23日にニューメキシコ州警察官に対し、父親が「病的な嘘つき」であると証言し、UFO物語が虚偽であるという信念を表明した。
- 父親の軍歴や警察官としての主張も否定している。
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ジャック・バレ:
- UFO現象に関する影響力のある分析と考察の著者。UFO学界で広く尊敬されている。
- パオラ・ハリスと共同で『Trinity: The Best-Kept Secret』を執筆し、ホセ・パディーヤとレメ・バカの物語を広めた。
- 当初はホセ・パディーヤの軍歴や警察官としての経歴を彼の信頼性の証拠として強く主張していたが、後にその主張の一部を撤回し、新たな説明を受け入れた。
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パオラ・ハリス:
- ジャーナリストで、ジャック・バレと共同で『Trinity: The Best-Kept Secret』を執筆。
- ホセ・パディーヤの物語とレメ・バカの「秘密ファイル」の話を強く支持し、広めている。
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ダグラス・ディーン・ジョンソン:
- 「Crash Story Files」シリーズの著者で、トリニティUFO墜落物語の「目撃者」の信頼性について広範な調査を行っている。
- ホセ・パディーヤとレメ・バカの主張の多くが虚偽であることを文書で示している。
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エディー・C・アポダカ:
- ニューメキシコ州警察官(1923-2008)。
- ホセ・パディーヤとレメ・バカのUFO墜落物語の中で、彼らが知っていた警察官として、エイリアンクラフトに入ったと語られている人物。
- しかし、ダグラス・ディーン・ジョンソンによる調査で、1945年8月には彼がヨーロッパ戦線にいたため、墜落現場にはいなかったことが判明。
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ウィリアム・P・「ビリー」・ブローフィー:
- ウィリアム・J・ブローフィーの息子。
- 父親が1945年、1947年、1950年のUFO墜落に関与したとする、矛盾する複数の物語を語っている。
- パオラ・ハリスにバカ=パディーヤの物語を最初に伝えた人物。
- ダグラス・ディーン・ジョンソンからは、彼の物語が「錯乱した、空想に陥りやすい精神の産物」と評されている。
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ウィリアム・J・ブローフィー:
- アメリカ空軍のパイロット(1923-?)。ビリー・ブローフィーの父。
- ビリー・ブローフィーによって、複数のUFO墜落事件に関与したとされているが、彼のもう一人の息子であるショーン・ブローフィーは、父がUFO墜落について話したことはないと証言している。
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ショーン・ブローフィー:
- ウィリアム・J・ブローフィーの息子で、ビリー・ブローフィーの弟。
- 父親がUFO墜落について話した記憶はないが、1950年にジョージア上空でUFOに遭遇した話は聞いたと証言。
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ディクシー・リー・レイ:
- ワシントン州知事(1977-1981)。以前は原子力委員会の委員長。
- レメ・バカは、彼が彼女の知事当選に貢献した見返りとして、彼女が彼に超機密のUFOファイルを見せたと主張。
- この主張はダグラス・ディーン・ジョンソンと機密情報専門家によって虚偽であり、違法行為である可能性が高いとされている。
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ベン・モフェット:
- 2003年にレメ・バカとホセ・パディーヤの物語を最初に『マウンテン・メール』紙に掲載した新聞記者。
- バカの主張の多くに「違和感があった」と述べている。
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トム・ケアリー:
- UFO作家で、ロズウェル事件に関する専門家。
- 2002年末または2003年初めにレメ・バカをインタビューし、彼のUFO墜落物語を録音した人物。この録音は、後の物語と大きく矛盾することが判明。
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ドナルド・R・シュミット:
- UFO関連の多くの本の著者。
- 1995年にレメ・バカと出会い、バカが自身を1947年の墜落の目撃者であると語った。
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ティム・マクミラン:
- 『The Debrief』の事務局長。機密情報に関する法律や慣行について広く執筆している。
- レメ・バカの「秘密ファイル」の物語が、ディクシー・リー・レイ知事とバカ自身の双方にとって、違法行為であり極めて高いリスクを伴うものであったと指摘。
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フランク・ウォーレン:
- ベテランUFO研究者で、『The UFO Chronicles』の編集者兼発行人。
- ウィリアム・J・ブローフィーの軍事記録を情報公開法を通じて入手した。
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バージニア・バカ:
- レメ・バカの家族の一員。
- パオラ・ハリスとのインタビューで、レメから子供時代のUFO体験について詳細を聞いたことはなく、UFOを信じていなかったと語っている。
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レイ・スタンフォード:
- ソコロ事件に関連して金属スクラップを回収し、それが非地球外起源であると主張した人物。ジャック・バレは彼の主張を『Trinity: The Best-Kept Secret』で詳しく述べている。
情報源
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-the-trinity-ufo-crash-hoax/
https://douglasjohnson.ghost.io/witness-credibility-shredded-for-vallee-trinity-tale/
https://douglasjohnson.ghost.io/trinity-ufo-crash-fictions-clash-with-real-atomic-history/
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-my-dad-is-a-pathological-liar/
https://douglasjohnson.ghost.io/ryan-wood-trinity-most-likely-a-hoax
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-reme-baca-smoking-gun-interview/
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-sources-of-the-trinity-tale/
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-looking-for-a-payday-p
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-secret-file-of-governor-dixy-lee-ray
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-suppressed-tale-of-the-captured-alien
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-alien-artifact-with-metric-dimensions
https://douglasjohnson.ghost.io/crash-story-file-the-baca-ufo-sighting-of-july-1994-p
(2025-06-20)