Nick Kyle が「David Paulides の主張する Missing-411 は誤りだ」と主張 ⇒ Nick Kyle も現象を見誤っている
· 約7分
前置き
"The Missing Enigma" の Nick Kyle が David Paulides の主張を細かく検証し、その記述内容の重要な箇所が 歪んでいる/正しくない と指摘している動画。
Nick Kyle は当初、David Paulides の Missing-411 の主張を信じていたが、自ら個別事例を調査するに連れ、もはや信じられなくなったと言う。
彼は現在、
- 大半の Missing-411 事例は怪奇現象としてではなく、ありふれた要因による不幸な出来事として捉えるべきだ
としている。
Youtube 動画(51:29)
Missing 411 & The Future Of Missing Person Research
コメント
Nick Kyle は丹念な調査を積み重ねてきた
Nick Kyle は Missing-411 の具体的事例を幾つも詳しく調査してきた。当時の新聞報道はもちろん、FOIA 資料請求や、現地を訪れたり、関係者から話を聴いたりしてもいる。
落とし穴
だが、そういった詳細調査にも落とし穴がある。比喩的に言えば、
- 「木を見て森を見ず」に陥り易い
PC のモニタ画面を直近から高倍率のズーム・カメラで見るようなもので、個々の RGB 発光素子の光は見えるが、文字や絵面はもう認識できなくなる。
つまり、Nick Kyle はミクロ面(=個々の出来事のありふれた面)は見逃していないが、マクロ面(Missing-411 事例に通底する統計的にも異常な面)は、もう見えなくなってしまっている。
だから、Nick Kyle がいくら個々の事例の細部のデータを持ち出して、
- 何も不可解な出来事は起きていない
と主張しても、Missing-411 に関心のある人々の多くは納得しない。そして彼の主張に納得しない人が多いことは Nick Kyle 自身がこの動画の最初で認めてもいる。