1980年前後から大勢が目撃し始めた「巨大三角形型 UFO」 の謎を解く (書式変換)
前置き
以下で「巨大三角形型 UFO」の正体について私の仮説を述べるが、たぶん私が知らぬだけで既に誰かが同じことを述べている筈。
履歴
(2025-02-08) 書式変換
(2023-12-13) 作成。❏ 1980年前後から大勢が目撃し始めた「巨大三角形型 UFO」 の謎を解く
巨大三角形型 UFO の特徴
UFO といえば長らく円盤(稀に葉巻型)だった。それが 1980年前後から三角形型のものが急激に目撃されるようになり、目撃件数では円盤型を凌ぐほどになった。
そして三角形型 UFO の目撃報告で特徴的なのは
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(a) 地上 20-30m の超低空(*0)で、目撃者の頭上をゆっくりと通過する
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(b) 頭上を通り過ぎる時に、無音もしくは変圧器が唸るよ うな低周波音を感じる
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(c) 頭上の空全体を覆うほど巨大
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(d) 1980年前後から急に目撃事例が発生した
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(e) 機体は黒く、三角形の各頂点付近に白いライトがあり、時には中央部に赤いライトがある
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(f) 混雑した高速道路や、人口密集地の真上で目撃される事が多い
具体例
最近も以下のような具体例を Blog 記事にした。
それは極めて低い高度と速度で私たちの真上を飛んでいった。 私は石を拾ってぶつけることができたかもしれない。 それは巨大な三角形の機体で、3つのライトがついていた。 ハミングのような音を立て、空中に振動を発していた。 (00:12:33)
それは私たちを包み込み、ゆっくりと通り過ぎるときに空全体を遮った。
ref: ❏ 2003年, Tennessee : 巨大 三角形 UFO が低速で頭上すぐ上を通過した http://news21c.blog.fc2.com/blog-entry-21665.html (2023-12-10)
(*0)
David Marler : 殆どの三角形型 UFO は低空(地上数十メートル)を飛行する。 (2020-07-27)
Bigelow 傘下の NIDS が調査した結 果
NIDS が「巨大三角形型 UFO」 の事例を詳しく調査し、以下の判断を下している(*1)。
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人目につきやすい人口密集地の、それも超低空をゆっくり飛行しているので軍の先進的試作機ではありえない。
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よって、UFO が「軍の極秘の先進的試作機開発計画を(先行して)模倣している」可能性がある。
(*1)
この詳細は本日の別記事で取り上げた。
- ❏ Colm Kelleher 博士 : NIDS による 巨大三角形型 UFO の分析結果 → UFO が軍秘密試作機計画を模倣している http://news21c.blog.fc2.com/blog-entry-21682.html (2023-12-13)
「巨大三角形型 UFO」 の謎を解く
結論を先に述べる。
- 1980年前後から大勢が目撃し始めた「巨大三角形型 UFO」 の正体は、誰もが知っている SF 映画のシーン(*2)が投影されたもの。
その機序は
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(1) 目撃者は EMF 異常などによって意識障害を引き起こし 、夢想的な意識状態に陥った。
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(2) 夢想的な意識が上空に、かつて見た印象的な SF 映画映画のシーンを投影してしまった。
根拠 1
最初に挙げた「巨大三角形型 UFO の特徴」の中の以下の項目、
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(a) 地上 20-30m の超低空で、目撃者の頭上をゆっくりと通過する
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(b) 頭上を通り過ぎる時に、無音もしくは変圧器が唸るような低周波音を感じる
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(c) 頭上の空全体を覆うほど巨大
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(d) 1980年前後から急に目撃事例が発生した
が、この SF 映画のシーンにピッタリ該当する。
根拠 2
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空を覆うほど巨大なのに、近隣の住民は誰もそれを目撃していない。
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目撃証言だけで映像の証拠が皆無。あるのはすぐ捏造だとわかる映像のみ。
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上空の航空機からの目撃事例も皆無。
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着陸した「巨大三角形型 UFO」の目撃事例は皆無。
David Marler : 三角形型 UFO が着陸した事例は皆無。 (2020-07-27)
宇宙空間を飛行する巨大宇宙船のシーンが元ネタなので、それが地上に着陸するシーンを想定するのは強い違和感があるためだろう。