カマキリ型/爬虫類型/グレイ型 ET の正体は何か? ⇒この謎を解く(今更だが…) (差替)
前置き
思いついたので記録しておく。
基本的な疑問
1950年代の Adamski らの contactee が出会った ET は、全ていわゆる北欧型の美男美女タイプだった。それが 20世紀後半になると
- カマキリ型(アリ型を含めると昆虫型と呼ばれる)
- 爬虫類型
- グレイ型
の ET に置き換わってしまった。なぜ、高々 20,30年で北欧型の ET がほぼ消え去り、代わってグレイ型やカマキリ型 ET などが出現しだしたのだろうか?
以下で、この謎を解く。というか、この程度のことは皆 承知の筈。私が SFドラマに無知だったため、知らなかっただけで…
履歴
(2024-10-02) 書式変換(FC2Blog → markdown)
(2024-05-17) 作成。 ❏ カマキリ型/爬虫類型/グレイ型 ET の正体は何か? ⇒この謎を解く(今 更だが…) (2024-05-17)
答え
昆虫型 ET や 爬虫類型 ET の正体
"Star Trek"(有名な TV SF ドラマ、SF 映画)に昆虫や爬虫に類似した宇宙人が登場したため、それらの「ET の心象」が視聴者の記憶に染み込んだ。
そして
-
(a) 「一時的な意識障害」によって UFO の内部に連れ込まれたという幻覚を見たり、
-
(b) 退行催眠で UFO に連れ込まれた体験を「想起」した
が、その時に 幻覚/想起 の中に登場する ET の元ネタとなったのが、先の「SF ドラマ/映画に登場した ET の心象」だった。
複数の abductee の証言で
- ET の脚の関節の一部が人間のそれとは逆方向に折れ曲がる構造になっていた
というものがあったが、後述のイラストでも分かる通り、Xindi-insectoid は脚の関節の一部が人間のそれとは逆方向に折れ曲がる構造になっている。
グレイ型 ET の正体
グレイ型 ET の正体は、
- 先の 昆虫型 ET の特徴的な大きな眼の心象 と
- 人間の心象
の組み合 わせとして生み出されたものではないか。神話ではケンタウロスのように上半身が人間、下半身が馬という動物が登場する。人魚も同様。
人間は全く新しい生物の心象を描くことは苦手で(だから映画 "Alien" の独特の造形をした Hans Ruedi Giger は高く評価された )、普通は既存の生物を継ぎ接ぎして、適当に混ぜるだけで済ますもの。グレイも 1 と 2 の心象的混ぜ合わせの結果として生まれたのだろう。
具体的根拠
『スタートレック』シリーズ(1966年 - )
シリーズ全体を通じて、昆虫に似たエイリアンが複数登場します。特に「スタートレック: エンタープライズ」では、インセクトイドと呼ばれる昆虫型エイリアンが登場します。
ref: ChatGPT-4o
ref: Ten Forward Fridays: Xindi, Insectoid & Reptilian - https://continuingmissionsta.com/2018/03/09/ten-forward-fridays-xindi-insectoid-reptilian/
ref: Xindi-Insectoid | Memory Beta, non-canon Star Trek Wiki | Fandom https://memory-beta.fandom.com/wiki/Xindi-Insectoid
蛇足
私は "Star Trek" のファンではない(というかあの手の作品は苦手なので敬遠)ので、その映画も TV シリーズも全く見たことがなかった。そのため今回 ChatGPT-4o との対話(下)で初めて、"Star Trek" の映像の中に 昆虫型/爬虫類型 ET が文字通り Insectoid/Reptilian として登場していたことを知った。
UFO 研究者/マニア/ファン がこの件に気づいていないとは思えないのだが、彼らがこれに(肯定的であれ、反論的であれ)言及しているのを見聞きした覚えはまったくない。それゆえ、タイトルの件は私にとっては「新たな発見」だが、他の人々にとっては「何を今更…」というものだろう。
おまけ:ChatGPT-4o との質疑
User SF映画でカマキリや昆虫に似たタイプの生物が登場するものは少なくないと思いますが、主な劇場ヒット作にはどのようなタイトルがありますか?
ChatGPT SF映画には、カマキリや昆虫に似た生物が 登場するものがいくつかあります。以下はその中でも主な劇場ヒット作のタイトルです:
『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年) 地球連邦軍が昆虫型エイリアン「バグズ」と戦うSFアクション映画。ポール・バーホーベン監督。
『メン・イン・ブラック』シリーズ(1997年 - ) エイリアンの中には昆虫に似た形態のものも登場する。ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ主演。
『エイリアン』シリーズ(1979年 - ) エイリアン自体は昆虫とは異なるが、その生態やデザインには昆虫的な要素が含まれている。リドリー・スコット監督の第1作が特に有名。
『パシフィック・リム』(2013年) 巨大ロボットと巨大モンスターの戦いを描く映画。怪獣の中には昆虫に似た特徴を持つものもいる。ギレルモ・デル・トロ監督。
『ディストリクト9』(2009年) 南アフリカを舞台に、昆虫のようなエイリアン「プラウン」との共存を描く。ニール・ブロムカンプ監督。
『エンド・オブ・トゥモロー』(2014年) トム・クルーズ主演の映画で、昆虫に似たエイリアン「ミミック」が登場する。ダグ・リーマン監督。
これらの映画は、それぞれ異なる視点やスタイルで昆虫型エイリアンを描いており、SFファンにとって魅力的な作品となっています。
User 同様の質問ですが、映画館用ではなく SF TV 番組ではどうですか?
ChatGPT
SF TV番組にもカマキリや昆虫に似た生物が登場するものがあります。以下はその中でも主なものです:
『スタートレック』シリーズ(1966年 - ) シリーズ全体を通じて、昆虫に似たエイリアンが複数登場します。特に「スタートレック: エンタープライズ」では、インセクトイドと呼ばれる昆虫型エイリアンが登場します。
『Xファイル』シリーズ(1993年 - ) エピソードごとに異なるクリーチャーや現象を取り上げるため、昆虫に関連するエピソードもいくつかあります。例えば、「War of the Coprophages」というエピソードでは昆虫型のロボットが登場します。
『ストレンジャー・シングス』(2016年 - ) 異次元の生物「デモゴルゴン」は昆虫的な要素を持っており、そのデザインや動きに昆虫の影響が見られます。
『スターゲイト SG-1』(1997年 - 2007年) ゴアウルドという寄生生物が登場し、その外見は一部昆虫を連想させる要素があります。また、シリーズには他にも昆虫型のエイリアンが登場します。
『ドクター・フー』(1963年 - ) 長い歴史を持つこのシリーズでは、多くのエイリアンが登場します。昆虫に似た生物もその中に含まれており、特に「ザ・ワズプス」というエピソードでは巨大な昆虫型エイリアンが登場します。
『バビロン5』(1994年 - 1998年) シリーズには、昆虫に似た種族「シャドウ」が登場し、彼らのデザインや動きに昆虫的な要素が含まれています。
これらのTV番組は、独自のストーリーや設定の中で昆虫に似た生物を描いており、視聴者に強い印象を与えています。
User
英文で画像検索したいので、その 1 と 5 のタイトル名と昆虫型 ET の名称を英語名称で教えて。
ChatGPT
もちろんです。以下に1番と5番のタイトル名と昆虫型ETの名称を英語で示します。
Star Trek: Enterprise Insectoid
District 9 Prawn
これらの名称を使って画像検索を行うと 、関連する画像が見つかると思います。
User
その District 9 の Prawn は、 5. の ドクター・フー の ワズプス ではなさそうな気がするのですが?
ChatGPT
おっしゃる通りです。お詫びいたします。以下に修正した情報を提供します。
Star Trek: Enterprise Insectoid
Doctor Who The Wirrn (in "The Ark in Space" episode) - These are insectoid aliens. The Wasps (in "The Unicorn and the Wasp" episode) - Features a giant wasp alien known as the Vespiform.
この情報をもとに画像検索を行ってみてください。
User
Star Trek の Insectoid を画像検索して思ったのですが…。 UFO 研究者/マニア が主張するカマキリ型 ET というのは、この SF 映画の Insectoid の印象が「退行催眠」という「想起」によって生み出したものではないか、と。 たぶん、同様の意見は 非 UFO マニアの間では一般的かと思いますが、いかがでしょうか?
ChatGPT
確かに、UFO研究者やマニアが主張するカマキリ型ET(Mantis型エイリアン)は、SF映画やテレビ番組の影響を受けている可能性があります。特に「スター・トレック」のような人気シリーズに登場するInsectoidの印象が、退行催眠などの「想起」によって生み出されるケースも考えられます。
心理学的には、人々の記憶や想像力は映画やテレビなどの視覚的刺激に影響を受けやすく、特に恐怖や興味を引く対象は強く記憶に残ることがあります。退行催眠では、潜在意識にある情報が表面化するため、見たことのある映像や物語が実際の経験として再構成されることがあります。
非UFOマニアの間では、次のような意見が一般的です:
メディアの影響:多くの人々がSF映画やテレビ番組でエイリアンのイメージを形成しており、それが実際の目撃証言や催眠セッションに影響を与えていると考えられます。
心理的要因:退行催眠などの手法は、個人の潜在意識に深く根ざした情報を引き出すため、見たことや聞いたことが実際の経験と混同されることがあるとされています。
文化的背景:特定の時代や文化における人気メディアが、エイリアンの姿や特徴に対する一般的なイメージを形作ることがあり、その影響が目撃証言や体験談に反映されることがあります。
こうした理由から、カマキリ型ETのイメージがSFメディアの影響を受けているという意見は、非UFOマニアの間では比較的一般的であると言えます。ただし、UFO研究者やマニアの間では、これに対する異なる見解やさらなる議論が続けられています。
(2024-05-17)