Jerome Clark の暗黒史: 球電を否定し、UFO 目撃者を人格攻撃
· 約14分
要旨
Jerome Clark が 2009-04 に公開した Web 記事で
- UFO 目撃者を露骨に人格攻撃し、
- 球電の存在を否定
しているのを見かけたので、UFO 研究の暗黒史の事例として記録しておく。
彼の記事にある UFO 目撃者に対して「不適合者」と断定した人格攻撃の箇所、
目撃者はフリンジ・パーソナリティ、具体的には、注目を浴びたい負け犬、精神障害者、慢性的な嘘つき、社会病質者、狂信者、偏執狂、低学歴、迷信家、田舎者、その他の不適合者である。
は近年見かけないレベルの酷さだが、末尾の
The thinness of the evidence for flying discs, like that for ball lightning, will ensure that no respectable person ever takes up the issue, except to recall it as a moment in the history of social pathology.
にも呆れる(この箇所の DeepL の和訳は頼りないので原文で示す)。
2009年の段階で、球電が実在しないと断定してしまうようでは、彼は UFO 研究者としての資質に重大な欠陥がある。端的に言えば失格。
こんな酷いレベルの記事を掲載した "magonia" という Web magazine(既に廃刊)は実質上、「放し飼い」が編集方針になっていたようだ。