John Ventre の講演:Hitler/UFO/オカルト その真相
前置き
過去記事、 John Ventre の講演:悪魔に取り憑かれた Hitler。UFO/ET の正体:全文+文字起こし (2024-12-02)
で取り上げた John Ventre の講演 動画を AI で整理した。
概要
Hitler, UFO, オカルト:その真相
ヒトラー、UFO、そしてオカルトに関する講演は、アドルフ・ヒトラーが悪魔に憑依されていたという主張と、彼の信念体系について述べています。講演者は、ヒトラーが運命の槍という歴史的遺物に魅了され、それが彼に不敗の力を与えると信じていたことを強調します。
また、彼はニーチェやワーグナーの思想、そして東洋哲学やニューエイジ運動から影響を受けていました。さらに、講演はトゥーレ協会やヴリル協会といったオカルト団体がヒトラーに与えた影響、そして彼がアーリア人種やホロウアースといった概念に固執していたことを論じています。
目次
- 前置き
- 概要
- 詳細
- 時系列
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主要関係者
- ジョン・ベントレ (John Ventre):
- ガブリエル・アモルト (Gabriel Amorth):
- トレヴァー・ロスクロフト (Trevor Rosencroft):
- ヴァルター・シュタイン (Walter Stein):
- フィニアス (Phineas of Greece):
- ヨシュア (Joshua):
- サウル王 (King Saul):
- ヘロデ大王 (Herod):
- コンスタンティヌス帝 (Constantine):
- ユスティニアヌス帝 (Justinian):
- シャルルマーニュ (Charlemagne):
- オットー大帝 (Otto the Great):
- ガイウス・カッシウス / ロンギヌス (Gaius Cassius / Longinus the Spearman):
- ワーグナー (Wagner):
- ニーチェ (Nietzsche):
- エルンスト・プレッチ (Ernst Pretsch):
- ディートリッヒ・エッカート (Dietrich Eckhart):
- アルフレッド・ローゼンベルク (Alfred Rosenberg):
- アレイスター ・クロウリー (Aleister Crowley):
- カール・ハウスホーファー (Karl Hosshoffer):
- マリア・オルシック (Maria Orsic):
- ハインリヒ・ヒムラー (Himmler):
- ボアマン (Bormann):
- ゲッベルス (Goebbels):
- ウィンストン・チャーチル (Churchill):
- カール・セーガン (Carl Sagan):
- L・ロン・ハバード (L. Ron Hubbard):
- アニー・ジェイコブソン (Annie Jacobson):
- ドワイト・D・アイゼンハワー (Eisenhower):
- リン・コトー (Lynn Coteau):
- ジャック・ヴァレー (Jacques Vallee):
- ジョン・A・キール (John A. Keel):
- ジョン・ミルトン (John Milton):
- ジョルジオ・ツォウカロス (Giorgio A. Tsoukalos):
- アルビノの女性 (Albino-looking female):
- Hitler の悪魔憑き説
- 「運命の槍」の歴史と Hitler
- エルンスト・プ レッチ:黒悪魔とドラッグ
- ディートリヒ・エッカート:トゥーレ協会と儀式魔術
- アルフレート・ローゼンベルク:シオン賢者の議定書
- カール・ハウスホーファー:ヴリル協会と血統儀式
- 槍の奪取とパットン将軍の関心
- UFOの性質:次元間存在説
- 政府機関とUFO/超常現象
- アルビノの女
- 講演動画(1:09:50)
- 文字起こし
詳細
ジョン・ヴェントレ講演要約ブリーフィング資料:「ヒトラー、UFO、オカルト:その真相」
このブリーフィング資料は、ジョン・ヴェントレによる講演「ヒトラー、UFO、オカルト」の主要なテーマ、重要な考察、および事実をレビューするものです。講演は、ヒトラーの行動、第二次世界大戦、オカルト現象、UFO、そして現代社会における超常現象の根源に、悪魔的影響と異次元的実体が深く関わっているというヴェントレの信念に基づいています。
主要テーマと重要な考察
ヒトラーの悪魔憑きとオカルトへの傾倒:
ヴェントレは、ヒトラーが悪魔に憑依されていたと強く主張しています。彼はこれを「なぜヒトラーはあのようなことをしたのか?なぜユダヤ人を標的にしたのか?」という問いに対する答えだと捉えています。ローマ教皇の祓魔師ガブリエル・アモルトの著作もこの見解を支持していると述べています。
- 「運命の槍」の影響: ヒトラーはウィーンのホーフブルク宝物館で「運命の槍」を初めて見た際に「少年として入って大人として去った」と感じ、世界的な指導者としての自身の運命のビジョンを見たとされます。彼は自身が槍を前世で持っていたと信じ、それを持つことで「無敵」になると確信していました。
- オカルト思想の吸収: ヒトラーはニーチェやワーグナーの思想に傾倒し、ワーグナーは「ルシファーを崇拝」し、「ユダヤ人絶滅の最終解決」を信じていたとされます。ニーチェの「神は死んだ」という思想や反キリストへの崇敬もヒトラーに影響を与えました。彼は「裏切り者のキリスト教を人類の汚点」とみなし、非暴力は弱さだと考えていました。
- 悪魔的メンターと結社: ヒトラーは「黒魔術の達人」である書店員エルンスト・プレッチュに出会い、占星術や錬金術を学びました。彼のメンターであるディートリッヒ・エッカートは「最高の悪魔的達人」であり、ヒトラーを「儀式魔術」に引き入れたとされます。ヴェントレによれば、初期のナチス幹部(トゥーレ協会)は全員がオカルト主義者であり、「397件の政治的殺人」に関与しました。
- 反ユダヤ主義の増幅: ユダヤ人が世界を支配しようとする計画を記したとされる「シオンの議定書」(実際には偽書)が、ナチスによって大量に印刷・配布され、ユダヤ人への憎悪を煽りました。ヴェントレは「悪魔は何をするだろうか?悪魔は旧約聖書に選ばれし神の民を狙うだろう」と述べ、ユダヤ人迫害の根源を悪魔の仕業と解釈します。
第二次世界大戦とオカルト的信念:
ヒトラーは「運命の槍」を手に入れたことで自身が無敵であると信じ、ロシアやアメリカを同時に打ち破れると錯覚したとされます。
- 奇妙な軍事行動: ヴェントレは、ヒトラーがヴィル協会から得た「地底空洞説」や、南極にアトランティスの住民が住むというSF小説の説を真に受け、レーダーなどの貴重な軍事資源を「私たちが地底空洞の中にいることを証明するため」に使ったという逸話を挙げ、彼の狂気を強調します。
- ナチスのオカルト局: ナチスにはヒムラーが率いる「ナチス・オカルト局」が存在し、SSが世界中でオカルト的な遺物を探し回ったという事実が述べられています。「インディ・ジョーンズ」や「キャプテン・アメリカ」といった映画で描かれるナチスのオカルトへの関心は「本当のこと」だとされます。
- 劣等人類の絶滅: ヒトラーの信念には、アーリア人が超人であり、「劣等な人間は絶滅されるべき」という優生学的な思想が含まれていました。彼はダーウィンの進化論と、その従兄弟であるフランシス・ゴルトンの優生学理論に強く影響を受けたとされます。
UFOと超常現象の異次元的・悪魔的起源:
ヴェントレは、UFO現象の大部分は地球外生命体によるものではなく、「異次元的」であり、「悪魔的」な起源を持つと主張します。
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クロウリーによる「グレイ」の召喚: オカルト主義者アレイスター・クロウリーが1918年に悪魔的儀式を通じて「最初のグレイ」を召喚したという話が紹介され、今日のグレイ型エイリアン(大きな目を持つ)はそれ以前には文献に登場しなかったと指摘されます。これはUFO現象が悪魔的実体と関連している可能性を示唆しています。
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ドイツ起源のUFO技術: 1936年にドイツの黒い森でUFOが墜落し、ナチスがその技術を回収・研究したという説を提唱します。そして、第二次世界大戦後、アメリカは「ペーパークリップ作戦」を通じてその技術を手に入れ、MKウルトラやNASAの宇宙計画に繋がったとされます。これは、現代のUFO目撃情報の多くが「我々の軍事技術」であるという主張の根拠となっています。
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米情報機関の認識: ヴェントレは、CIAの秘密部門である「コリンズ・エリート」がUFOや超常現象を調査し、「UFOは存在せず、すべて超常現象である」と結論づけたと述べます。彼らはUFOが「異次元的」で「悪意のある」ものであると認識し、悪魔的な力を利用して敵と戦うための「プロジェクト・オーファン」やマインドコントロールの研究(MKウルトラ)を行ったとされています。
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CERNと異次元ポータル: スイスのCERNが「異次元へのポータルを開こうとしている」とされ、その建設場所がローマの悪魔アポルリオンに捧げられた場所であり、建物の外に悪魔シヴァの像があることを指摘し、オカルト的な意図があると示唆します。
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UFO研究者の結論:ヴェントレは、UFO現象の専門家であるジャック・ヴァレーやジョン・キールが、「UFO現象は昔からある悪魔的な現象のマイナーなバリエーションに過ぎない」と結論づけていることを紹介し、自身の見解を裏付けてい ます。
現代社会の精神的衰退とオカルトの台頭:
ヴェントレは、現代社会が「金銭志向で唯物論的」になり、「精神世界から切り離されている」と批判し、これが「戦争に繋がった」と述べます。
- ヨーロッパの「闇堕ち」: ヨーロッパの多くの国々が「闇の側」に傾倒しており、秘密結社やオカルトが現実のものとなっていると強く指摘します。「イルミナティ」や「ビルダーバーグ・グループ」といった存在がヨーロッパでは「本物」であるとされます。
- キリスト教への弾圧と逆主の祈り: SSやゲシュタポは「キリスト教の擁護者」を殺害し、SSは「主の祈りを逆さまに唱える」、つまり「黒ミサ」を行っていたとされます。
- 現代のオカルト現象の蔓延: 現代社会では「ルシファーが良い人」として描かれたり、ウィジャ盤が子供向けに販売されたり、ハリー・ポッターのような「オカルト的」な作品が人気を博していることを挙げ、社会がその方向に進んでいると懸念を表明します。
- 個人的な超常体験: ヴェントレ自身もUFO研究に関わって以降、「超自然的な活動」や「超常現象」を経験しており、自宅で「シャドウ・ピープル」に娘が襲われたり、家族が異常な現象に遭遇したりしたと語ります。彼はこれを「悪魔的なマーカー」と呼び、「エイリアンの誘拐」ではないと断言します。
最も重要なアイデアまたは事実
- ヒトラーの行動の根源は悪魔憑きとオカルト: ヴェントレの講演の中心は、ヒトラーのユダヤ人迫害や戦争への衝動が悪魔憑きとオカルトへの深い傾倒に起因するという主張です。特に「運命の槍」が悪魔的な力を授けるものと信じられていたことが強調されます。
- UFO現象は異次元的・悪意のある実体によるもの: ヴェントレは、UFOのほとんどが宇宙からの訪問者ではなく、悪魔的な異次元の実体であると主張します。これは、アレイスタ・クロウリーが「グレイ」を召喚したという話や、アメリカの情報機関がUFOを異次元的と結論付けたという話で補強されます。
- ドイツ起源の現代UFO技術と「ペーパークリップ作戦」: 1936年のドイツでのUFO墜落がナチスの技術革新の源となり、戦後「ペーパークリップ作戦」を通じてアメリカがその技術を入手し、現代の宇宙開発や隠された軍事技術の基礎となったという陰謀論的な主張は、UFO現象の起源に関するヴェントレの独自の解釈を示しています。
- 現代社会の精神的衰退とオカルトの危険性: ヴェントレは、唯物論と世俗主義が進む現代社会が精神的なつながりを失い、「闇の側」に傾倒していると警鐘を鳴らし、オカルトの実践は魂を失う危険性があると警告しています。