AI 整理 : Simon 一家の世代を引き継ぐ abduction 体験 ⇒ この謎を解く
前置き
Preston Dennett が著書で取り上げた事例が、彼の podcast 動画で詳しく取り上げられていた。1時間以上かけて詳しく事件を語っている。
これを AI(NoteboolLM plus)で整理させたが、手こずった(*1)。
動画(1:05:57)
MOTHER AND SON ONBOARD A UFO
12,032 views 2025/05/17
この事件の謎を解く
この事例の当事者の証言を Preston Dennett は丸呑みしているが、証言には、明白な捏造が含まれている。
したがって、この事例の証言は信憑性に乏しく、この事例は丸ごと破棄するのが妥当。 この事例を自ら調査してきた Preston Dennett のような UFO 研究者にとっては、破棄は困難だろうが。
証言に含まれる 捏造の箇所
Me:
この逸話についてさらに詳しく確認しますが、ヘビースモーカーの患者のレントゲン写真を見て医者が "Your lungs should show some kind of graying." と言う、つまり、ヘビースモーカーの肺ならレントゲンに灰色の映像が見えるはずだと言うことは、かなりの作話、作り話が入っているということですね?
はい、その可能性が非常に高いと言えます。
医師がレントゲン写真を見て「ヘビースモーカーの肺なら何らかの灰色の映像が見えるはずだ」と言うのは、医学的な表現としては不自然です。
レントゲン写真は、X線の透過性の違いを白黒の濃淡で表現します。肺は空気を多く含むため、基本的に黒っぽく写ります。喫煙による影響が現れる場合でも、それは「灰色」というよりも、以下のような表現に近いことが多いで す。
- スリガラス状陰影: 肺胞壁の肥厚や炎症により、肺全体が薄いベールがかかったように見える。
- 線状影、網状影: 肺の間質という部分に線状や網目状の影が見られる。
- 肺門部のリンパ節腫大: 肺の入り口付近にあるリンパ節が炎症などで腫れて見える。
もちろん、長年のヘビースモーキングによって肺に様々な変化が起こり、それがレントゲン写真に何らかの影として現れることはあります。しかし、「灰色に見えるはずだ」という断定的な言い方は、レントゲン写真の原理や肺の病変の現れ方から考えると、かなり誇張された表現である可能性が高いです。
そのようなセリフが出てくる逸話は、医学的な正確性よりもドラマチックな展開を重視したフィクションである可能性が高いと考えられます。
(*1)
NotebookLM Plus は世間の評判が高いが、
添付ソースは UFO 研究者である Preston Dennett が podcast で語った UFO/ET 絡みの事例です。この事例を整理して。できるだけ憶測や想像の部分はのぞき、「実際に起きたとされる出来事」を抽出して。
AIシステムは回答できませんでした。
というようなイマイチなところもある。プロンプトを
添付ソースは動画の文字起こしです。1of2 が前半で 2of2 が後半の文字起こしに相当します。このソースの内容から主要な出来事を抽出して。
とすることで、ようやく整理ができた。この件のようにソースが複雑な場合は、込み入ったプロンプトはまだ上手く扱えないようだ。
AI 要約
このソースは、プレストン・デネットによるポッドキャストの抄録であり、イネス・サイモンと彼女の息子リチャードが共有したUFO搭乗体験について語られています。 ポッドキャストでは、リチャードが7歳の時に始まった原因不明の不眠症から話が始まり、後に彼自身が体験した不可解な時間の経過を伴う遭遇や、母親と共に催眠療法を受けて自身の幼少期のUFO搭乗体験を思い出した出来事が詳細に語られています。
さらに、イネスもまた幼少期に同様の体験をしていたことが明らかになり、驚くべきことに、リチャードの娘も7歳の時に鼻腔に説明のつかない物体が見つかったことが語られ、その後の医師の対応から政府がこうした物体に関する情報を隠蔽している可能性が示唆されています(*2)。
この一連の出来事は、 単なる個人の体験を超え、複数の世代にわたるUFOとの接触の可能性を提示しています。
(*2)
この implant の件については
医者から見せられた政府からの「正体不明の implant を摘出するな」という通達 : ⇒ この証言の謎を解く (2025-03-15)
で取り上げた。後述の捏造証言を考慮すると、上の過去記事で述べた医師の implant に関する政府からの通達の話も Richard Simon らの捏造である可能性も浮上する。
主要な出来事
提供されたソースは、ポッドキャストのエピソード「母子のUFO搭乗体験」(1of2)と「世代を超えるコンタクト」(2of2)の文字起こしです。これらのソースには、イネス・サイモンと彼女の息子リチャード、そしてその家族が経験したUFO関連の出来事が詳細に記されています。以下は、これらのソースから抽出された主要な出来事です。
- リチャードのUFOとの接触体験は、1974年に彼がわずか7歳の時に始まりました。この出来事は当初、完全に健忘に覆われており、彼自身も母親も気づいていませんでした。唯一の手がかりは、説明のつかない重度の不眠症の突然の発症でした。
- 不眠症に加えて、彼は侵入者や監視されていることへの奇妙な恐怖心も抱くようになりました。
- この時期以降、リチャードはSF、技術、宇宙探査などに強い関心を持つようになりました。
- 青年期には、さまざまな機械の複雑で正確な設計図を作成するようになりました。後に、彼はプロの模型製作者として自営業を営むようになりましたが、これは彼の子供時代の経験と関連があると考えられています。彼の不眠症は大人になってからも続きました。
- 1988年5月頃、21歳になったリチャードは親友ザックとエリー湖畔で夜釣りをしていた際、別の驚くべき遭遇を経験しました。彼らは釣り場に着く直前に奇妙な感覚を覚えました。それはまるで遅い動きで動いているか、奇妙な力場の中にいるかのようでした。また、辺りは不気味なほど静寂に包まれており、交通音も波の音も虫の声もせず、「オズ効果」として知られる現象が起きていました。
- 釣りをして約1時間後、彼らは湖上遠方に黄金がかった赤い光の球体がホバリングしているのを目撃しました。その物体は彼らに向かって移動し、その後急に90度方向転換して高速で雲の中に消えました。これは彼らにとって初めての本物のUFOの目撃でした。
- その直後、小型の沿岸警備隊のボートが接近し、将校が彼らに奇妙な光やフレアを見たかどうか尋ねました。
- 最初の物体が消えた20分後、別の同じような黄金がかった赤い球体が現れ、再び高速で上昇して消えました。
- これらの出来事の後、リチャードが時計を見ると、すでに午前2時過ぎになっており、彼らが思っていたよりも4時間半以上もの時間が経過していました。ザックの時計も同じ時間を示しており、彼らは**「失われた時間(Missing Time)」**を経験したことに気づきました。
- 1991年、リチャードの母親イネスが禁煙のために催眠療法士のリタ・マーティンを訪れた際、リチャードも不眠症の治療を受けることになりました。
- 催眠療法中の質問に対し、リチャードは突然明るい光の閃光と、金属製のテーブルに寝ている自分を見下ろす異星人のような顔のイメージを見始めました。彼は「彼らは人間には見えない」と叫びました。これは彼が7歳の時に経験したUFO搭乗体験の記憶でした。
- リチャードの記憶では、7歳のある夜中に目が覚め、家中の電気が消えていることに気づきました。家の外からは奇妙な白青色の光が差し込んでいました。彼は母親を探しましたが見つからず、兄弟の部屋の窓から外を歩く痩せた背の低い人影のシルエットを見ました。その後、家の正面の二重扉が開き、まばゆい青白色の光が室内に溢れ込み、入口には背が 低く痩せた、大きな楕円形の頭を持つ人影が立っていました。それは明らかに人間ではありませんでした。
- 次に、リチャードはどのようにしてそこに着いたのか分からず、冷たい金属製のテーブルの上に横たわっており、動くことができませんでした。彼は周りをエイリアンのような人影に囲まれていました。これらは後に典型的なグレイ型ETであると彼には明らかになりました。禿げた灰色の肌、大きな黒い目をしています。テーブルの足元には、7フィート(約210cm)もある非常に背の高い人物が立っていて、彼をじっと見つめていました。
- 彼を取り囲む3人(後に追加された)の短いグレイは、それぞれ約3フィート半(約105cm)の身長でした。彼らは感情を見せず、迅速に作業を進めているようでした。また、約5フィート(約150cm)で灰ピンク色の肌を持つ、より粗い肌触りのグレイもいました。背の高い人物がリーダーのように見えました。
- リチャードは胃のあたりに奇妙な引っ張られるような感覚を感じました。頭上の明るい光が直接彼の腹部に当たっていました。彼は恐怖に襲われ、これらの存在が何者で、自分の胃に何をしているのか分かりませんでした。
- その時、彼は右側の別の部屋から女性が叫ぶ声を聞きました。そこには女性が傾斜したテーブルに横たわっており、手足をばたつかせ、呪いの言葉を叫び、「息子に怪我をさせるな、たったの子供だ」と抗議していました。この女性は彼の母親、イネスでした。
- 叫び声が止んだ後、短いグレイたちはリチャードのテーブルに戻り、彼の胃の作業を続けました。
- 中くらいの身長のグレイはリチャードの傍に近づき、彼の目をまっすぐ見つめ、テレパシーで「どうしたの、子供?」と尋ねました。リチャードは自分が話せることに気づき、「寒い。家に帰りたい」と言いました。このグレイからは優しく落ち着かせるような男性の声が聞こえ、リチャードは少し安心しました。彼はこのグレイが育児的な存在だと感じました。このグレイは彼の額に優しく手を置き、「もうすぐ終わるから、それから家に帰れるよ」と言いました。
- リチャードは約45分間の搭乗体験の後、眠りに落ち、次に目を覚ましたのはベッドの中でした。
- イネスも催眠療法でこの出来事を詳細に思い出しました。彼女の記憶はリチャードの記憶と完全に一致しました。彼女も傾斜したテーブルに横たわっており、動けませんでした。彼女は息子が別のテーブルに寝ているのを見ました。彼女はリチャードのそばにグレイがいるのを見ましたが、特に彼の頭のそばに小さな金属の杖のようなものを持っているのを見ました。彼女も短いグレイ、中くらいのグレイ(リチャードのそばに立っていた)、そして**背の高いグレイ(約8フィートに見えた)**を見ました。彼女は息子に何かがされているのを見ましたが、具体的に何が行われているのかは見えませんでした。恐怖よりも怒りを感じた彼女は、グレイたちを罵り、息子を傷つけたら皆殺しにすると脅しました。短いグレイの一人がテレパシーで「心配しないで、彼を傷つけません」と言いました。彼女も最終的に意識を失いました。
- イネスはまた、自 分自身も7歳の時に奇妙な体験をしたことを思い出しました。それはケンタッキー州の農場に住んでいた頃、納屋で卵を集めているときに、奇妙なヒューマノイドを見たというものでした。この遭遇の後、彼女は夜中にこの奇妙な生き物に見つめられる悪夢を定期的に見るようになりました。
- リチャードとイネスの体験は、UFOとの接触が世代を超えて起こるという研究者の知見を裏付ける驚くべき事例です。リチャードのケースでは、イネス(母)、リチャード自身、そして娘、孫娘と4世代にわたる接触が確認されています。
- リチャードの娘は、リチャードやイネスと同じ7歳になった頃、重度の鼻血に悩まされるようになりました。その際、歯科医でのX線検査により、彼女の**副鼻腔に奇妙な物体(インプラント)**があることが判明しました。この物体は1.3cmほどの長さで、組織に付着しているように見えました。
- 歯科医や医師はこれについて不可解なほど軽率な態度を取りましたが、ある医師はリチャードに政府の公式文書らしきものを見せました。その文書には、医師はインプラントの証拠を見つけた場合、政府に報告し、除去を試みてはならないと指示されており、従わない場合は医療免許の剥奪、罰金、投獄の可能性があると記されていました。医師は、これがエイリアンのインプラントかどうかは明確に言いませんでしたが、「医師がこれらを除去しない言い訳をする理由だ」と述べました。リチャードの娘は、テレビでグレイ・エイリアンの画像を見て、それが「私の鼻を触って、血を出させたもの」だと 特定しました。
- UFO接触体験は、単なる地球外生命体との遭遇に留まらず、あらゆる種類の「ハイ・ストレンジネス(非常に奇妙な出来事)」を伴うことが多いとされています。リチャードの人生もその典型であり、彼は広範なサイキック能力や超常的な出来事を経験しました。
- 特にリチャードの場合、最も顕著なのは**頻繁な予知能力(プレモニション)**でした。彼の予知は自発的に、警告なしに起こり、彼の姉が宝くじに当たる、友人と喧嘩する、友人が赤い車で交通事故に遭う、息子が車の事故を起こす、娘が作業中の車の下敷きになりそうになるなど、具体的な出来事として現れました。これらの予知はリチャードにとって対処が非常に困難なものでした。
- リチャードのように、多くの接触者はUFO接触体験を通じて様々なサイキック能力に目覚めることがあります。これには予知、透視、体外離脱、リモート・ビューイング、ミディアムシップ、ヒーリング能力などが含まれます。これらのハイ・ストレンジネスは接触体験に不可欠な一部であり、見過ごされるべきではないと述べられています。
- UFO接触は身体的なレベルでも影響を与えます。2008年、リチャードは胃に巨大な良性腫瘍が見つかり、緊急手術を受けました。外科医は、そのサイズと成長パターンから、この腫瘍がリチャードが幼少期、おそらく7歳頃から存在していたに違いないと述べました。
- リチャードはすぐに7歳でのETとの遭遇を思い出し、彼らが彼の胃のあたりに焦点を当てていたことから、ETが腫瘍を発見していた、あ るいは治癒させていたのではないかと考えました。彼は、彼らが彼の命を救った可能性すらあると考えています。
- 約10年後、リチャードは心臓のトラブルで胸部X線検査を受けた際、彼はティーンエイジャーの頃からヘビースモーカーだったにもかかわらず、肺のX線には27年間喫煙していた証拠が全く見られないことに医師が驚愕しました。医師は彼の肺が健康的で綺麗だと述べました。リチャードはこれもETとの遭遇と関連があるのではないかと考えました。
- リチャードの物理的なUFO目撃は、1988年のエリー湖での出来事以外にはありませんでした。しかし、彼の家族は複数の目撃を経験しています。
- 2018年のある夜、リチャードと彼の家族(妻、娘たち、義理の息子スコット、孫娘)はクリーブランドの高速道路を走行中に劇的なUFOの目撃を経験しました。彼らは最初、地平線上に非常に明るい光を見ましたが、それは突然彼らに向かって移動し、高速道路の100フィート(約30m)真上に現れました。その物体は**非常に明るく、三角に見え、巨大(3階建ての高さ)**で、湾曲した縁と等間隔のパネル、角に白い光、中央に琥珀色の光、後ろに赤い光がありました。交通は停止し、皆が空を見上げていました。
- リチャードの末娘(7歳でグレイを見た娘)は、この物体を見て恐怖で叫び、シートの下に隠れようとしました。物体はその後、光を落とし、傾き、水平になり、超高速で空に消え去りました。
- その後まもなく、この末娘と夫がジョージア州に引っ越すと、彼らは自宅の上空で何度もUFOを目撃す るようになりました。奇妙な光が接近し、ホバリングし、高速で飛び去るというパターンでした。
- 接触者はしばしば、身に覚えのない跡や痣とともに目覚めます。これはリチャードだけでなく、彼の妻にも頻繁に起こりました。例として、リチャードのかかとには「えぐり取られたような跡」があり、妻の脚には完全な正三角形に並んだ3つの丸い痣がありました。これらの跡は一夜にして消えることが多く、その均一性と回復の速さは彼らを困惑させました。彼らはこれらの跡が、健忘や失われた時間に覆われたUFO体験と関連していると考えています。
- 説明のつかない証拠として、窓や鏡に指紋が見つかることもありました。2021年には、イネスの7階にある二重窓の内側に3つの明確な指紋が見つかりました。これは物理的には不可能なことでした。同じ日、隣人が前の晩にイネスの窓の外にUFOがホバリングしているのを見たことを話したため、指紋とUFOの関連性が強く示唆されました。リチャードの寝室の鏡にも同じような指の跡が見つかりました。
- 2020年、リチャードはジョージア州の娘から、7歳になった孫娘も窓の外に立つ「何か」を見ているという衝撃的な知らせを受けました。これにより、彼の家族における接触が4世代に及んでいることが明らかになりました。
- リチャードは、ETが彼や家族に危害を加えるつもりはないと感じており、彼らの遭遇は本質的に良性であると考えています。
- 2023年には、リチャードは夜中に寝ている間に右足の骨に原因不明の骨折を負いました 。医師は鈍的外傷のようだと述べましたが、リチャードには覚えがありませんでした。
- リチャードはETからのテレパシーによるコミュニケーションらしきものも経験しています。自分のケースに関するラジオ番組を聞いていた時、「よくやった。これも他の人の助けになるだろう」という声が頭の中で聞こえました。また、寝る準備をしていた時に「外に出ろ」という声が頭の中で聞こえ、それに従うと月近くで**6つの物体が互いの周りを「踊る」**光景を目撃しました。この目撃の翌日、抱えていたプロジェクトの問題の解決策が突然思い浮かび、ETとの関連を考えました。
- 2024年には、エリー湖で友人と三日月形から球体へ形を変える物体を目撃しました。その夜、彼らはUFOやETに関する夢を見、リチャードは再び原因不明の痣とともに目覚めました。
- 最近の出来事として、引っ越し先の新しい家で孫娘たちがUFOを目撃し、リチャードもそれを確認しました。また、壁から**原因不明の叩く音(ポルターガイストのような活動)**が聞こえるようになりました。
これらの出来事は、リチャード・サイモンとイネス・サイモン、そしてその家族が経験している、複雑で多層的なUFO接触体験の主要な側面を示しています。このケースは、接触が世代間で起こり、様々なサイキック現象や身体的な影響、「ハイ・ストレンジネス」を伴うことを示唆しています。
時系列
タイムライン:リチャード・サイモン一家のUFO遭遇
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1974年(リチャード7歳):
- リチャードが突然深刻な不眠症と、侵入者や誰かに見られているという奇妙な恐怖に苦しみ始める。
- 同時にSF、テクノロジー、宇宙探査に関心を持つようになる。
- 同年に母親のイネスも奇妙な体験をしているが、当時は理解できなかった。
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時期不明 (リチャードの子供時代から成人期にかけて):
- リチャードは人生を通して、たびたび予知夢や予感といった超常的な能力を発現するようになる。宝くじの当選、友人の自動車事故、息子の運転中の事故、娘の車の落下事故などを予知し、警告することで実際に出来事が起こる前に回避できた例もあった。
- 不眠症は成人後も続く。
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1988年:
- リチャードと友人ザックがレイク・エリーで釣りをしている最中に、金の混じった赤い光球を目撃する。光球は彼らに接近した後、急上昇して消える。
- その後約20 分後、同様の光球が再び現れ、同じように消える。
- この出来事の間に、リチャードとザックは4時間半の「失われた時間」を経験する。腕時計を見て時間の経過に驚愕する。
- 釣り場に向かう際に感じた奇妙な力の場のような感覚が、帰る際にも同じ場所で再び発生する。
- その後、新聞でレイク・エリー上空でのUFO目撃情報が掲載され、彼らの体験が裏付けられる。
-
1991年:
- リチャードの母イネスが禁煙のために催眠療法士リタ・マーティンを訪れる。
- イネスの勧めでリチャードも不眠症の治療のためにリタの催眠療法を受ける。
- 催眠療法中に、リチャードは7歳時の出来事として、自身と母親が一緒にUFOに乗せられた詳細な記憶を回復する。彼はグレイ型の地球外生命体による身体検査や、母親が別の部屋で抵抗している様子を思い出す。
- イネスもリタの催眠療法によって、息子と一緒にUFOに乗せられた時の記憶を回復する。彼女の記憶はリチャードの記憶と完全に一致する。
- イネスはこの記憶と関連して、自身の7歳時の奇妙な体験(農場の納屋でヘビを目撃中に、奇妙な人間型生物に遭遇し逃げ出した出来事)も地球外生命体との遭遇であった可能性に思い至る。
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時期不明 (1991年以降):
- リチャードの2番目の娘(7歳)が深刻な鼻血を頻繁に起こすようになる。
- 娘の歯科検診でのX線写真に、副鼻腔に奇妙な物体が写り込んでいるのが発見される。
- リチャードと妻は複数の医師に相談するが、医師たちは物体について不可解なほど軽く扱ったり、協力的でなかったりする。
- 3人目の医師は、政府の機密文書と思われる書類をリチャードに見せる。その書類には、医師は患者の体内で発見された「インプラント」と思われる物体を政府に報告し、除去しないよう指示されており、違反した場合は厳しい罰則があることが記載されていた。医師はそれが地球外生命体のインプラントである可能性を示唆する。
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2008年:
- リチャードが胃に激しい痛みを覚え、緊急で医師の診察を受ける。
- 検査の結果、腹部に大きな腫瘍が発見され、即時手術となる。
- 腫瘍は良性であったが、外科医は非常に大きく、長期間(おそらく幼少期から)存在していたものだと説明する。
- リチャードは、7歳時のUFO遭遇時に地球外生命体が自分の腹部に関心を示していたことを思い出し、彼らが腫瘍を発見し、癌化を防いだのではないかと考え始める。
-
約2018年:
- リチャードが心臓のトラブルで胸部X線検査を受ける。
- リチャードは長年のヘビースモーカーであることを医師に伝えるが、X線写真にはタバコを吸っていた形跡が見られないほど肺が健康であると医師は説明し、信じられない様子を見せる。リチャードはこれもUFO遭遇と関連があるかもしれないと考える。
- リチャードとその家族(2人の娘、義理の息子スコット、3歳の孫娘)がオハイオ州クリーブランドの高速道路を夜間に車で移動中に、劇的なUFOを目撃する。非常に明るい、三角形のような巨大な物体が低空に現れ、多くの車が速度を落として見上げる中、突然高速で上昇して消える。
- この時、7歳でグレイを目撃した娘(現在成人)は非常に怖がって車の下に隠れようとする。
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2018年以降 (娘一家がジョージアに移住):
- ジョージアに引っ越したリチャードの娘とその夫が、自宅の上空でUFOを目撃するようになる。地平線上の奇妙な光が接近し、低空で旋回した後、高速で飛び去るというパターンが繰り返される。
- リチャードはUFO研究者ホイットリー・ストリーバーと手紙でやり取りし、コンタクトが世代を超えて起こる現象であることを教えられる。
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2020年夏:
- リチャードと妻が非常に早く眠りにつき、夜中に一度も目を覚まさずに一晩中眠るという珍しい体験をする。
- 翌朝6時にリチャードが跳ね起き、部屋に誰かがいた感覚と、人影の短いフラッシュバックを感じる。
- この頃から、リチャードと妻は、どのようにできたか分からない原因不明のあざが体にできる頻度が増える。
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2020年 (リチャードの孫娘7歳):
- ジョージアに住む娘から、7歳になった孫娘が「窓の外に立っているこのものは怖くないんだと教えてくれる」と言っていると連絡が入る。
- リチャードが孫娘に話を聞くと、窓の外に立っているものが怖かったが、怖くないと言われたこと、それが「見知らぬ人」であり、何かを探しているようだったことなどを語る。
- リチャードは自身の7歳時の体験や娘の7歳時の体験を思い出し、コンタクトが孫娘にも起きていると確信する。
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2021年5月:
- リチャードが自宅の外で、空にいる奇妙な光る物体が雲間を素早く移動しているのを目撃し、携帯電話で写真を撮る。フィルターを通すと円盤型に見えた。
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2021年7月4日:
- リチャードと母親のイネスが自宅のポーチで、家の裏側の上空約200フィートを非常にゆっくりと移動する、翼も尾翼もない、白い固体の「チクタク型」の物体を目撃する。
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2021年 (リチャードの母イネス):
- リチャードの母イネスが7階建てのアパートで、密閉された二重窓の内側に3本の指紋があるのを発見する。
- 同じ日の後半、アパートの住人が前夜遅くにイネスの窓の外にUFOがホバリングしていたのを目撃したと語る。
- イネスはこの話を聞いて、二重窓の内側の指紋とUFO目撃の関連を考える。リチャードも自宅の寝室の鏡に同様の3本の指の跡があることに気づく。
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2023年:
- リチャードが右足に激しい痛みを伴う原因不明のあざに気づき、ERでMRI検査を受ける。骨に骨折があることが判明し、医師は鈍器による外傷のようだと診断するが、リチャードは寝ている間にどうしてできたか分からない。
- リチャードが自身のケースについて語られているラジオを聞いている最中に、「あなたはよくやった。これは他のもののように助けになるだろう」というメッセージを頭の中で聞く。地球外生命体からのテレパシー通信かもしれないと考える。
- リチャードが就寝準備中に「外に出ろ」というメッセージを頭の中で聞き、外に出ると月の近くに複数の物体が奇妙な動きをしているのを目撃する。この体験の後、現在取り組んでいる模型プロジェクトの解決策を突然思いつく。
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2024年:
- リチャードと友人がレイク・エリーでオーロラを見に行った際に、水面近くに三日月形の物体が球形に変化するのを目撃する。懐疑的だった友 人も感銘を受ける。
- その夜、リチャードと友人はUFOや地球外生命体の夢を見る。リチャードは再び体に原因不明のあざがあることに気づく。
- リチャード一家が新しい家に引っ越した後、孫娘たちが自宅の外でUFOを目撃し、リチャードもそれを目撃する。
- 最近、リチャードの壁から説明のつかないタッピング音が複数回聞こえるようになる(ポルターガイストのような活動)。
登場人物
- リチャード・サイモン (Richard Simon): 物語の主要な語り手であり、「コンタクティー」。7歳時に母親とともにUFOに搭乗した記憶を催眠療法で回復する。生涯にわたり不眠症、超常的な能力(予知など)、原因不明の体の印、UFO目撃など、様々な高次奇妙現象を経験する。既婚者で、娘が二人、息子が一人いる。成人後は私立探偵、 顧客サービス担当、模型制作者として働く。彼の体験は世代を超えて家族に引き継がれている。ETを悪意のある存在とは見ていない。
- イネス・サイモン (Ines Simon): リチャードの母親であり、「コンタクティー」。7歳時に農場で奇妙な人間型生物を目撃する。息子リチャードとともにUFOに搭乗した記憶を催眠療法で回復する。息子と同様、生涯にわたるUFO関連の出来事を経験している。2021年には自宅窓の内側に指紋が発見された出来事と同時期に、窓の外でのUFO目撃情報が報じられる。
- リタ・マーティン (Rita Martin): リチャードとイネスが訪れた催眠療法士。イネスの禁煙とリチャードの不眠症の治療を行った際に、彼らのUFO搭乗の記憶を引き出すきっかけとなる。
- ザック (Zach): リチャードの友人。1988年にリチャードとともにレイク・エリーでUFOを目撃し、4時間半の「失われた時間」を共有する。
- スコット (Scott): リチャードの義理の息子(娘の夫)。2018年のクリーブランドでの高速道路UFO目撃時に運転していた。ジョージアに引っ越した後、妻とともに自宅上空でUFOを目撃するようになる。
- リチャードの長女: 2018年のクリーブランドでの高速道路UFO目撃時に車に乗っていた。
- リチャードの次女: 7歳時に深刻な鼻血と副鼻腔の物体に関する出来事を経験する。「コンタクティー」。2018年のクリーブランドでの高速道路UFO目撃時に非常に怖がる。ジョージアに引っ越した後、夫とともに自宅上空でUFOを目撃するようになる。2020年には、自身の娘(リチャードの孫娘)が7歳時に窓の外の存在について語っていることをリチャードに伝える。
- リチャードの息子: 運転中に予 知された事故を経験する。
- リチャードの妻 (ジェンと呼ばれる): リチャードとともに原因不明の体の印や奇妙な出来事を経験する。2020年の異常な睡眠体験を共有する。
- リチャードの孫娘 (長女の娘): 2018年のクリーブランドでの高速道路UFO目撃時に3歳だった。2020年に7歳になった際に、窓の外の存在について語り始め、リチャードの体験と同様のコンタクトが起きていることが示唆される。最近、リチャードの新しい家を訪れた際にUFOを目撃する。
- リチャードの友人: 2024年にリチャードとともにレイク・エリーで三日月形から球形に変化する物体を目撃し、感銘を受ける。その夜、UFOやETの夢を見る。
- ホイットリー・ストリーバー (Whitley Streber): UFO研究者、作家、および「エクスペリエンス」経験者。『Communion』の著者。リチャードと手紙でやり取りし、UFOコンタクトが世代を超えて起こる現象であることを伝える。
- Dr. ロジャー・リアー (Dr. Roger Lear): UFO関連のインプラント研究で知られる外科医。リチャードは娘のインプラントの可能性について相談しようと考えていたが、彼がすでに死去していたため実現しなかった。