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Tony Topping の事例:幼少時の虐待 → 脳の変質 → 意識障害→ UFO/ET/abduction 体験 (書式変換)

· 約5分

前置き

Tony Topping については 4年前の過去記事で取り上げた。

Tony Topping :評価、判断が困難な contactee の事例 (途中:その2) (2018-04-17)

その Tony Topping が彼の幼い頃の家庭環境について詳しく語っているインタビュー動画を見かけた。彼が対面した 6-7 種類の ET 種族や、UFO 内部の詳しい説明もなされているがそれらは(どうせ意識障害が招いた幻覚なので)省く。

履歴

(2025-03-20) 書式変換

(2022-04-07) 作成。Tony Topping の事例:幼少時の虐待 → 脳の変質 → 意識障害→ UFO/ET/abduction 体験

手抜き

冒頭から彼の悲惨な幼少期の体験。貧しい家庭。いつも近所からイジメに。さらに父から性的虐待を受けていた。一家は破産。そのころから UFO/ET/abduction 体験が頻繁に。

17:00 父は霊的治癒の能力があった。例をあげると、神経痛の女性を即座に治癒した。

missing-time や OBE も経験。

軍による MK-ultra 的な標的になっているとも主張

動画(1:48:17)

TONY TOPPING ~ “I, Alien & UFO Experiencer, E.T. Races & MK Ultra Mind Control” [Age Of Truth TV]

コメント

彼は本気も本気、大真面目でこれらの体験を語っている。本気でアンドロメダ星人の女と対面し、gray やその他のタイプの ET とも長い交流があり、ET どうしの確執、戦いも聞いていると言う。

彼の証言を聴く限り、EMF 異常が UFO/ET 体験の切っ掛けになった様子はない。もちろん orb も切っ掛けにはなっていない。

彼の場合は幼児期の虐待のトラウマが脳の一部を変質させ、それが度重なる一時的意識障害を引き起こしたと思える。その結果、UFO/ET/abduction の幻覚と missing-time を体験してきたと。

これは一人前のシャーマンになる前の試練に通じるものがある。大本教の教祖、出口なお も教祖になる前は辛酸を舐め尽くしている。つまり、彼のようなタイプの UFO/ET/abduction 事例は、宗教的神秘体験や神憑りの現代版とも言える面がある。神仏の代わりに ET/UFO が顕現しただけの違い。チベット仏教の興隆の祖、ツォンカパの菩薩対面体験と同じ。

こういった「チャネリングで顕現する導師」 の話は西洋魔術だけの専売特許ではなく東洋密教にも見られる。例えば…。有名なツォンカパの事例(下)もソレだろう。チベット密教をありがたがる人々はツォンカパをチャネラー扱いすることに拒絶反応を示すだろうが、彼らに本質的な差異が指摘できるとは思えない

ref: Peter Levenda:"Golden Dawn" の上級イニシエーションを施すのは人間ではない (+追加1) (2017-07-30)

ツォンカパで思い出したが…。チベット仏教の「虹の身体」(*2)という言い伝えは abductee も語っている(下)。ようするにチベット仏教の頂点といえるツォンカパも abductee も、その実態が「意識障害による幻覚体験」という点ではさしたる違いはない。

Suzy Hansen : グレイが自身の体を虹の渦(?)に変身させて見せた。人間の子供もそれを再現。人類もやがて変身が可能になると教えられた。 (途中:その1) (2018-09-25)

(*2)

20220407_rb.jpg

永沢 哲、『チベット仏教の世界』、法蔵館、301頁

(2022-04-07)