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『山怪』三部作(田中康弘著)を推奨:Missing-411 の謎の一部を解く手掛かりが盛りだくさん (書式変換+追記)

· 約6分

前置(2021-02-14)

David Paulides の Missing-411 については過去記事で幾度となく取り上げてきた。UFO/abduction ほどではないせよ、誰にも歯が立たないほどの謎だという印象を強くしてきた。

手掛かり

だが、『山怪』三部作(田中康弘著)を読み終えて、その印象がガラリと変わった。確かに依然として謎は謎だし、全ての事例の謎がきれいに解けるとも思えないが、その謎の一部を解く手掛かりが 『山怪』三部作 の中に豊富に含まれていたと感じるゆえに。

『山怪』三部作を読み終え、Missing-411 の諸事件に共通する主因(X)が浮かび上がってきた。その X の発生機序となる触媒的要因(トリガー)がある筈だがそれはまだまだ憶測の領域。

つまり

  • 触媒的要因(トリガー)-->主因(X)--> Missing-411 の諸事件

という図式。この X がここでいう「謎の一部」を解く共通の手掛かり。

履歴

(2025-02-14) 書式変換

(2021-04-12) 作成。『山怪』三部作(田中康弘著)を推奨:Missing-411 の謎の一部を解く手掛かりが盛りだくさん

たぶん…

その手掛かりから、今の段階でも言えそうなことがある。

  • David Paulides は「Missing-411 は未知の知性が関与している」と判断している。だが、それはたぶん無い。

  • portal(未知の異次元空間ゲート)の類も関係ない。

  • 狸や狐の仕業でもない。森に棲息する未知の存在(山のヌシ、山のカミ、Bigfoot … etc)の仕業でもない。たぶん。

  • UFO/abduction で頻繁に報告される missing-time の謎もこれに深く関係している。実際には時間経過の不連続や異常といった現象は起きていない。たぶん。

  • abductee が物理的に行方不明になったという謎の現象とも関係している。

  • 山中で不可解な現象に出くわした時にマタギが取る行動(突飛なものを含む)がなぜ有効なのか、それがある程度は説明できる。

トリガーは不明だが、主因はたぶんコレだろう

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20210413_book.jpg

田中康弘、『山怪 山人が語る不思議な話』、山と溪谷社、June 6, 2015

(2021-04-12 end)


(2025-02-14 begin)

『山怪』三部作、

『山怪』三部作(田中康弘著)を推奨:Missing-411 の謎の一部を解く手掛かりが盛りだくさん (2021-04-12)

にも、山に入った山菜採りのグループや猟師のチームが皆揃って幻覚に陥った事例が幾つも記載されている。たとえば、そこには存在しない筈の光景が広がっていた、後に再訪してもそんな場所は無かった…の類。

従って、そう頻繁に起きる事件ではないが、数十年間に 1度や 2度体験する程度の頻度では起きているようだ。

幻覚の原因は

  • EMF 異常
  • 現場の幻覚性植物、胞子
  • グループやチームが一緒に食べた食事に幻覚性のキノコなどが混じっていた
  • 仲間内での 不思議/恐怖 体験の話の記憶が暗示となって、誰かが幻覚を体験、その異様な有り様を見て全員が恐怖に陥り、同様の幻覚体験を引き起こした

…などが考えうる。

ref: Joseph Burkes 自身の体験 : 1993年にメキシコで巨大三角形 UFO を目撃、撮影したが映らず ⇒ この正体を推測する

(2025-02-14 end)