Jacques Vallee が自身の "Control system"仮説 を語る
前置き
Web で見かけたので和訳しておく。ほぼ半世紀前のインタビューだが、Jacques Vallee のこの見解は、今でもほとんど変化してないように見受ける。
出典
Jacques Vallee Discusses UFO Control System https://www.bibliotecapleyades.net/ciencia/ciencia_vallee05.htm
コメント
Jacques Vallee の
もし、対象者の理解を超えた何かを表現しようとするなら、矛盾しているように見えたり、不条理に見えたりするような表現を使わなければなりません。例えば、禅仏教では求道者は「片手の拍手」のような概念に対処しなければなりません。一見ばかげた考え方ですが、これは通常の思考方法を打破するために考案されたものです。UFOの事例でも同様の「ばかげた」メッセージが現れることから、私は、おそらく私たちは人間の意識を微妙に操る一種の制御システムと対峙しているのではないかという考えに至りました。
という発言が核心。Jacques Vallee も「未知の存在が不可解な流儀で人間を操っている」と見なしている。
UFO 現象が馬鹿げているのは、
- 「未知の存在が不可解な流儀で人間を操っている」からそう見えている
のではなく、
- 意識障害が深く関わった現象だから、論理も合理性も失われ、その結果として必然的に「馬鹿げて見える」
だけの話。夢が馬鹿げているのと同じこと。未知の存在(= ET や妖精、魔物、Control system の類)が介在して個々人の夢を操っているわけではない。
和訳 by DeepL(2024-07 model)
ジャック・ヴァレがUFO制御システムについて語る
ジェローム・クラーク著
雑誌『FATE』1978 年
UFOEvidenceウェブサイトより
概要:著名な科学者でありUFO研究家でもある人物が、UFOの正体、その行動、そしてそれらに対する我々の対応について驚くべき理論を提唱している。
ジェローム・クラークによるインタビュー
ジャック・ヴァレ博士は、天体物理学を専門とするフランス系アメリカ人のコンピューター専門家であり、かつてはNASAの火星地図作成プロジェクトのコンサルタントを務めていた。
ジャック・ヴァレはUFO研究の主要人物であり、また最も独創的な思想家でもある。
ヴァレは、ノースウェスタン大学で天体物理学の修士号とコンピュータサイエンスの博士号を取得しており、UFOは地球外の宇宙船であるという説を科学的に支持する初期の人物の一人でした。彼の最初の著書『現象の解剖学』(ヘンリー・レグネリー、1965年)では、
「UFOの活動を通して…地球外の驚くほど複雑な知的生命体の輪郭はすでに識別できる」と雄弁に論じています。
著書『科学への挑戦 - UFOの謎』(レグナリー社、1966年)では、彼とジャニーヌ・ヴァリー(パリ大学で修士号を取得した心理学者)は、UFOの証拠をこの観点から考慮するよう科学界に強く促した。
しかし、1969年にヴァリーが著書『パスポート・トゥ・マゴニア』(レグナリー社)を出版した際には、UFO現象に対する彼女の見解は大幅に変化していた。彼を自らの支持者とみなしていた「科学的UFO研究家」たちを大いに狼狽させたが、ヴァレは地球外生命体説から距離を置き、UFOは超常現象であり、異なる歴史的文脈において異なる姿を現す現象の現代の宇宙時代の現れであるという急進的な見解を唱える ようになった。
「基本的な原型が抽出されると、円盤神話はケルト諸国の妖精信仰、宗教的な奇跡、そして、物理的・心理的な記述から現代のUFO研究家と同じカテゴリーに属する存在に関するあらゆる民族に広く浸透している信念と、驚くほど一致していることがわかる」と彼は書いた。
『The Invisible College』(E.P. Dutton、1975年)の中で、ヴァレは「制御システム」という考え方を提示している。UFOと関連する現象は、「人間の概念が再編成される手段」である。その究極の源は、少なくとも現段階における人類の発展では、知ることができないかもしれない。しかし、ヴァレーによると、我々が知っていることは、それらが「不合理」なメッセージと出現を絶え間なく繰り返し提示しているということである。それらは、理性的な分析を拒むが、それでもなお、神話と想像のレベルで人間に語りかけている。
「私が地球の制御システムについて語る場合、私の言葉が誤解されることを望んではいません。つまり、私たちが天使や悪魔と呼ぶ超能力者によって厳重に監視された宇宙空間の監獄の制約内に、より高次の存在が私たちを閉じ込めているという意味ではありません。私は神を再定義しようとしているわけではありません。私が言いたいのは、通常の政治的・知的行動には何の影響力もない、私たちの社会的な現実のレベルにおいて神話が支配しているということです...」
ヴァレーは、J. アレン・ハイネックとの共著『The Edge of Reality』(レグナリー社、1975年)もある。サンフランシスコ在住の彼は、UFO現象に関する自身の理論をさらに発展させた本を執筆中である。
私たちは彼の 信念についてじっくりと話し合った。以下のインタビューは、それらの会話の報告である。
インタビュー
クラーク:1973年の秋に多数のUFO目撃例が報告されて以来、UFO現象に対する人々の態度は劇的に変化したように思われます。社会がこの問題に対する認識において重要な時期を迎えていると言えるでしょう。今後、どのようなことが起こると思われますか?
まず、政府や科学界の関心が高まるでしょう。より多くの研究者が、着陸地点に残された痕跡など、物理的な証拠の側面を追求する、より洗練された調査を行うでしょう。現在、この分野に参入している人々は、自分たちが何をしているのかを理解しており、今こそ自分たちが関わるべき時だと確信している優秀な物理学者や優秀なエンジニアです。
同時に、世論も変化していくと私は期待しています。 当初は、おそらく地球外生命体による説明に強く傾くでしょう。 ほとんどの人は、この問題について2つの見方しか持ち合わせていません。つまり、すべてがナンセンスであるか、あるいは宇宙から訪問を受けているかのどちらかです。 現在、映画や書籍、雑誌記事が相次いでいるため、人々は地球外生命体説に傾くでしょう。その後、反動で逆の方向に進むのではないかと私は予想しています。研究をしたい科学者たちはどうなるのでしょうか。
クラーク:科学者たちが物理的証拠を求めてUFO研究に参入していると言っていますね。しかし、物理的証拠はあるのでしょうか?もしあるとしたら、彼らはそれを発見できるのでしょうか?もし発見できなかったらどうなるのでしょうか?
もし私が彼らの代弁者として発言するとしたら、「ジェリー、そのような質問をすることは時期尚早だ」と言うでしょう。実際に調査を行ってみるまでは、答えはわかりません。そして、これまで 真剣に調査を行った人は誰もいません。これまで調査を行ったのは、敵の宇宙船や国家安全保障に対する直接的な脅威を探している軍関係者たちです。あるいは、表面的な調査を行う人々、訓練は十分でも時間やリソースが限られている献身的な民間人たちです。
しかし、あなたは私の考えを聞きたいと言っている。私は物理的なデータがあると思います。それは非常に興味深いものです。メッセージが含まれている可能性もあります。私は物理的な意味と象徴的な意味の両方でメッセージを解釈したいと思っていますが、それは私が情報科学者であり、物理学者ではないからです。私は物体の背後にある意味を探しています。
例を挙げて説明しましょう。最近、ポール・サーニーが調査した事例では、2人の高齢者がUFOが飛び立つのを目撃しました。その後、彼らは地面にリングのようなものを見ました。リングの中には溶けた金属と砂の山がありました。
明らかにこれは物理的な証拠です。 2つの有形のもの、すなわち真鍮であることが判明した溶融金属と砂です。 私はその砂の一部を砂について詳しい地質学者の友人に持って行きました。 彼は、石英を含んでおらず、小川の砂でも浜辺の砂でもなく、採掘の残渣物でも何でもないので、非常に珍しいと述べました。 それは、異なる起源の石を一緒に粉砕して作られた人工の砂のようでした。
まあ、物理学者にとっては、それほど意味のないことかもしれません。 馬鹿げたことが起こっている証拠です。 他の物理的痕跡の事例と並べて、これらの事件を起こしている人物の手口をより理解できるようなパターンを探し始めることができるか もしれません。
その意味では、物理的証拠は存在します。しかし、その証拠から誰かの推進システムを発見できるという意味で物理的証拠を意味しているのなら、私はそうはならないだろうと言わざるを得ません。
クラーク:物理的証拠の存在から、物理的な原因があることが推論できるのでしょうか?
UFO現象に物理的な原因がまったく存在しないのであれば、人間は物理的存在であるため、それを知覚する方法はありません。ですから、何らかの形で私たちの感覚に影響を与えなければなりません。そうなるためには、いつかは物理的なものでなければならないのです。
Clark: つまり、しっかりとした3次元の空飛ぶ円盤のようなものがあるということですね。
いいえ、私はそうは言っていません。それは真実であるかもしれないし、そうでないかもしれません。私は空飛ぶ円盤現象のようなものは存在しないと考えています。私は、それには3つの要素があり、それらには異なる対処法が必要だと考えています。
まず、物理的な物体があります。それは空飛ぶ円盤かもしれないし、あるいは何か別のものの投影であるかもしれません。あるいはまったく異なる何かであるかもしれません。我々が知っているのは、それが非常に大量の電磁エネルギーを小さな体積に凝縮しているということです。これは、痕跡、電磁波やレーダー探知、そしてフランスの宇宙科学者クロード・ポエル博士が記録した電磁界の乱れなどから収集した証拠に基づいて私が言っていることです。
次に、目撃者が知覚した現象があります。彼らが私たちに伝えているのは、空飛ぶ円盤を目撃したということです。彼らは実際にそれを見たのかもしれませんし、空飛ぶ円盤の映像を見たのかもしれません。あるいは、マイクロ波放射の影響で幻覚を見たのかもしれません。あるいは、その他にもさまざまなことが起こったのかもしれません。実際には、目撃者はある出来事に遭遇し、その結果、非常に複雑な知覚の変化を経験したために、証言に登場する物体について説明したのです。
物理現象と知覚現象のその先には、第3の要素である社会現象があります。報告が社会に提出され、文化の舞台に登場すると、このようなことが起こります。それが私が最も興味深いと思う部分です。
クラーク:その前に、物理的な側面の本質について、あなたの考えを明確にしておきましょう。私が「固体の3次元の空飛ぶ円盤のようなものは存在するのか」と尋ねたとき、私は次のようなことを考えていました。誰かがUFOを目撃したと言ったとします。そのUFOの底面は平らで円形だったとします。物体が降りてきて地面に静止し、その後再び飛び去った際に、平らな円形の跡が残ったとします。 少なくとも目撃の期間中、目撃者が認識したとおりの物理的構造を持つ固体の物体が存在していたことを明確に示唆しているのではないでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。この現象には、現実感の歪みを作り出す能力や、人工的な感覚を本 物と置き換える能力があるという証拠があります。奇妙な遭遇例をいくつか見てみましょう。例えば、南米で起きた事件では、ある男性はUFOに誘拐されたと思い、彼の同行者は、後ろの道路に突然現れたバスに彼が乗ったと思ったそうです。
視覚的な現象と物理的な痕跡を生み出す現象がそれぞれ存在している可能性は考えられます。私が言いたいのは、奇妙な種類の欺瞞が関与している可能性があるということです。
クラーク:言い換えれば、物理的な痕跡は感覚が知覚したものを表面的に裏付けるものとしてそこに置かれるということですか?
はい。第二次世界大戦中にイギリス軍がドイツ軍を欺くために行った戦略的欺瞞作戦に似ているかもしれません。彼らは砂漠に人工的な戦車の軌跡を作り、その他の方法で大規模な装甲師団の通過をシミュレートしました。彼らは砂嵐を起こしてその幻想を永続させ、ドイツ軍はそれを非常に説得力があると感じました。
UFOの文脈で言えば、先に述べ たカリフォルニアの事例のように、UFOの出現後に残された「物的証拠」が、知覚された「物体」と明確かつ明白な関連性を持たないように見える場合を説明できるかもしれません。
クラーク:UFO体験」の最中に何が起こっていると思いますか?
私たちは知りません。何かが起こることは間違いありません。まるで外部の力が人々を支配しているかのようです。接近遭遇では、人々は動けなくなったり、話せなくなったりします。最も極端な例である拉致の場合、人々は徐々に一連の体験に入り込み、感覚をすべて失います。彼らは自分が経験していると思っていることを経験しているのでしょうか?もしあなたが外部の観察者としてそこにいたとします。あなたは何を見たでしょうか?
クラーク:彼らが目にしたのと同じものを目にしたかもしれないと思わせるいくつかの事例を私は思い浮かべることができます。一例を挙げると、1954年後半に起きた有名なベネズエラの人型遭遇事件のひとつは、現場から離れた場所にいた医師によって独自に観察されました。
はい、私はその事件や類似した事件についてはよく知っています。しかし、それは私の主張を変えるものではありません。その医師は物体を「現実」として経験したのかもしれませんが、その現実の本質が何であるかはわかりません。
狭い空間に多くのエネルギーが含まれている物体があることは知っています。人間の脳が大量のエネルギーにさらされたときに何が起こるのか、私たちは何を知っているのでしょうか? そのことについてはほとんど何もわかっていません。電磁波やマイクロ波放射が脳に与える影響についても、色付きの光が脳に与える影響についても、私たちはほとんど知りません。その研究は始まったばかりです。
分かっているのは、光、マイクロ波、電磁エネルギーのいずれかを使用すれば、人々に幻覚を見させることができるということです。また、失神させたり、奇妙な行動を取らせたり、ショック状態に陥らせた り、幻聴を聞かせたり、あるいは死に至らしめることさえできます。
クラーク:催眠退行などを通じて、その体験の真実に迫る方法はあるのでしょうか?
催眠による退行で得られる情報が役に立つかどうかはわかりません。 催眠術は実に微妙な技術であり、この分野で催眠術を用いている人の中には、良い結果よりも悪い結果をもたらしている人もいます。 催眠術師が医学的訓練を受けていない場合(ほとんどの人は医学的訓練を受けていません)、目撃者にとっては悲惨な結果になる可能性があります。しかし、もし催眠術師が医学の訓練を受けていて、その分野の知識が全くない場合、間違った質問をしてしまうかもしれません。有名なベティとバーニー・ヒル事件では、そのようなことが起こった可能性があります。催眠術師は非常に熟練していましたが、UFOには特に興味がなく、その問題の背景を知りませんでした。
クラーク:では、私たちはどうすればいいのでしょうか?
私は催眠術がUFO調査に何ら役割を果たさないと言っているわけではありません。また、ある状況下で、目撃者が自分が見たり経験したりしたことを記憶から遮断している場合に、催眠術が役立たないと言っているわけでもありません。
私が本当に強調したいのは、調査者の第一の責任は証人に対してであり、UFO現象に対してではないということです。一般の目撃者は、非常にトラウマとなるような経験をしたためにショックを受けています。彼が見たものは、彼の人生を変えてしまうでしょう。あなたが介入し、彼とそれについて話すという事実そのものも、彼に影響を与えるでしょう。今、彼はあなたに「自分が何を見たのか理解する手助けが必要だ」と言うかもしれません。しかし実際には、非常に不快な経験に深く悩む人間として、より即座の助けを必要としているのです。
残念ながら、この要素は無視されてきました。UFO調査者が「専門家」らしく振る舞おうとするほど、彼らは人間的な側面を無視するように なります。そして、その延長線上には彼ら自身の倫理的義務も含まれます。私はUFO研究の仲間たちに、興味深いUFOのデータを入手するか、人間の命を危険にさらすかの選択を迫られた場合には、UFOのデータは忘れるべきだと説得したいのです。
もうひとつ留意すべきことは、催眠術の代わりに使える方法があるということです。 これには、被験者をリラックスした陽気な状態や自由連想の状態にするものがあります。 隠された詳細を引き出すのに催眠術と同等の効果があり、かつはるかに害の少ない技術がいくつかあります。 調査者は、まだこれらの技術を活用していません。
クラーク: あなたは、誘拐事件についてはどう思いますか?
繰り返しになりますが、私は主にその象徴的な内容に関心があります。
その意味を説明させてください。私たちはテクノロジー志向の社会に生きていますので、空に何か異常なものを見ると、それを物理的な観点で考えます。それはどのようにして製造されているのか? 動力源は何なのか? 推進システムは何か? 私たちは、物理的な現象が最も重要な側面であり、他のすべては二次的なもので、重要性が低いと考える傾向があります。
しかし、おそらく我々は基本的に社会的なテクノロジーに直面しているのではないでしょうか。UFOテクノロジーのもたらす最も重要な影響は、物理的なものではなく、社会的影響であるのかもしれません。言い換えれば、物理的な現実とは、目撃者が報告するためのイメージを提供する一種のトリガー装置として機能しているだけなのかもしれません。こうした認識は、特定の社会的影響を生み出すために操作されているのです。
もしそれが真実であるならば、誘拐事件は非常に興味深いものとなります。私は、コントロールパネルにいくつスイッチがあったか、あるいは、円盤の中にいたときに、知覚者が熱さや寒さを感じたかどうかには関心がありません。 そのような質問は、おそらくその人物が物体の中に入ったことがないため、まったく無関係であるかもしれません。
しかし、その報告は象徴的な内容として極めて重要です。 どのような種類のイメージが伝わってくるのかを理解するのに役立ちます。 その違いを次のように例示することができます。
コンピュータを観察するエンジニアは、裏側を見て、箱を開けたいと思うでしょう。プローブを取り出して、コンピュータのさまざまな部分を調べたいと思うでしょう。しかし、それを見る別の方法もあります。コンピュータの前に座って、それが何をするのか、どのようにするのかではなく、その分析をしたいと考えるプログラマーの方法です。それが私の アプローチです。私は、質問をして、どんな答えが返ってくるか見てみたいのです。私は、情報体としてそれと対話したいのです。
誘拐事件の場合、私たちは情報という側面を扱っていると思います。私がそう結論づけたのは、誘拐事件、つまり一般的に言う接近遭遇事件では、目撃者が言っていることがばかげているからです。
クラーク:どういう意味ですか?
私は、その説明が馬鹿げていると単純に言いたいわけではありません。意味論的な構築として、その説明には不条理があると言っているのです。もし、対象者の理解を超えた何かを表現しようとするなら、矛盾しているように見えたり、不条理に見えたりするような表現を使わなければなりません。例えば、禅仏教では求道者は「片手の拍手」のような概念に対処しなければなりません。一見ばかげた考え方ですが、これは通常の思考方法を打破するために考案されたものです。UFOの事例でも同様の「ばかげた」メッセージが現れることか ら、私は、おそらく私たちは人間の意識を微妙に操る一種の制御システムと対峙しているのではないかという考えに至りました。
クラーク:しかし、それがUFOの文脈で機能しているとどうやって証明するのですか?
私は、UFOはでたらめだと信じる人々と、UFOは地球外からの訪問者だと信じる人々との間の論争に、常に不満を抱いてきました。私はどちらの陣営にも属さないと思います。どちらの主張も正しいという証拠がないため、私はこの2つの極端な意見の間に身を置こうとしてきました。私が「コントロール・システム」という概念にたどり着いたのは、それが検証可能な考え方だからです。その意味で、他のものよりも科学的仮説に近いのです。地球外生命体が操作する制御システムが存在する可能性もあります。しかし、それは単なる可能性の一つにすぎません。
制御システムにはオープンなものとクローズドなものがあり、そのどちらに属するのかを確かめるテストがあります。UFO現象では 、さまざまな実験を行うことができますが、他の解釈では何も導き出せません。UFOが地球外生命体であると確信している場合、できることは、懐中電灯を持って丘の上に登り、モールス信号でメッセージを送ることくらいです。人々はそれを試したことがあると思いますが、あまりうまくいっていないようです。
この制御システムの概念は、大規模な組織や多くの設備を必要とせず、少人数でテストすることができます。そして、この現象に対する積極的な介入について考え始めることができます。
クラーク: 運用に制御システムがあることを、どうすれば納得できる形で証明できるでしょうか?
もしあなたが制御システムの中にいると思うなら、まず最初に調べるべきことは、何が制御されているのかということ、そして、それがどうなるかを見るためにそれを変えてみることです。私の友人ビル・パワーズは、次のような例え話を提案しています。
あなたが砂漠を歩いていると、白く塗られたように見える石を見つけます。1000ヤードほど歩いた後、同じような外観の別の石を見つけます。立ち止まってよく考えてみる。忘れてしまうか、あるいは、私のように、その石を拾い上げて数フィート移動させることができる。もし突然、ヒゲを生やした人物が石の後ろから現れて、なぜ自分のマーカーを動かしたのかと詰め寄ってきたら、それがコントロールシステムを発見したということだ。
私が言いたいのは、何か行動を起こすまでは確信が持てないということだ。そして、自分が目にしてきたもの、不合理で不調和に見えたものが、パターンを探し当てて発見するまでは他の人には見えなかった境界の目印だったのだということに気づくのです。 私は、それがまさにUFOに対しても行うべきことだと思います。 彼らに反応を引き起こすようなことをしなければならないのです。 私が言っているのは、砂漠に滑走路を建設して、宇宙兄弟を歓迎するためにそこで待ち構えるということではありません。
クラーク:でも、どういう意味ですか?
あまり詳しく説明するのはためらわれますが、ご理解いただけると思いますので、UFOの出現を操作しようとしたことについてお話します。これはかなり難しい注文です。制御システムの操作にはフィードバック機構が関与していると想定しています。そのシステムにフィードバックされる情報を変更すれば、そのフィードバックを通じてシステムに侵入できる可能性があります。
クラーク:制御システムの存在を考慮した場合、UFOの調査はどのように行うべきでしょうか?
UFOの組織グループには属さずに活動すべきです。また、分析に使用する機器の種類には十分に注意しなければなりません。例えば、私はUFO研究におけるコンピューターの使用にますます懐疑的になっています。現場調査員は、多くの時間と費用をかけて事件を調査します。通常、10ページから20ページの素晴らしい報告書を作成し、それを組織の上司に送ります。上司はそれをコンピューターに入力し、そうすることで膨大な知識の蓄積に追加されるだろうと想定しています。
しかし、そうはなりません。調査員は、自分たちの報告書がまったく役に立たないことを理解すべきです。報告書はどこかの引き出しにしまい込まれ、公表されることもなく、すぐに忘れ去られてしまいます。コンピューターに残るのは、磁気テープ上のコードと文字と数字の羅列だけです。
それに、報告されるすべてのUFOを追いかけるのは避けたいでしょう。目撃情報が大々的に報道されたら、その件には近づかない方がいい。むしろ、ごく限られた範囲でしか報道されておらず、個人的なルートで情報を得たような案件を自分で選んで追いかけるべきです。そういう案件はたくさんありますし、内容も驚くほど豊富です。時間をかけて調査すべきです。人間として人々と関わりましょう。そして、そのシーンの一部となり、特にその現象が継続している場合は、何が起こっているのかをできる限り近くで観察しなければなりません。
クラーク:調査者はその現象を自ら体験すべきだとおっしゃっているのですか?
はい、それが科学的な正しいやり方だと思います。
Clark: しかし、それはかなり危険ではないでしょうか。たとえ調査者が感情的に安定していて、知的に洗練されていたとしても、その体験に圧倒されてしまう可能性があるという意味で。
はい、危険はあります。モリス・ジェサップやジム・マクドナルドに起こったことを考えてみてください。しかし、今では危険が何であるかについて、より認識が高まっていると思います。現象が意図的に誤解を招くものである可能性があることに気づけば、一定の安全策を講じることができます。安全策が常に機能するとは言いません。どうしても避けられない危険性というものもあります。 書籍を読むだけでは、そのような研究を行うことはできません。
火山の研究に少し似ています。 遠くから火山を観察することでも多くのことを学ぶことができますが、多少危険であっても火山のすぐ近くまで行けるのであれば、さらに多くのことを学ぶことができます。
原文
▼展開
Jacques Valee Discussed UFO Control System
by Jerome Clark
FATE Magazine, 1978
from UFOEvidence Website
Summary: Noted scientist-UFO researcher proposes a startling theory about what UFOs may be, how they behave and what we can do about them.
Interview by Jerome Clark
Dr. Jacques Vallee, a French-American computer specialist with a background in astrophysics, once served as consultant to NASA’s Mars Map project.
Jacques Vallee is one of ufology’s major figures - and also its most original thinker.
Vallee, who holds a master’s degree in astrophysics and a Ph.D. in computer science from Northwestern University, was an early scientific proponent of the theory that UFOs are extraterrestrial spaceships. His first book, Anatomy of a Phenomenon (Henry Regnery, 1965), argued eloquently that,
"through UFO activity … the contours of an amazingly complex intelligent life beyond the earth can already be discerned."
In Challenge to Science - The UFO Enigma (Regnery, 1966) he and Janine Vallee (who is a psychologist by training, with a master’s degree from the University of Paris) urged the scientific community to consider the UFO evidence in this light.
But by 1969, when he published Passport to Magonia (Regnery), Vallee’s assessment of the UFO phenomenon had undergone a significant shift. Much to the consternation of the "scientific ufologists" who had seen him as one of their champions, Vallee now seemed to be backing away from the extraterrestrial hypotheses and advancing the radical view that UFOs are paranormal in nature and a modern space age manifestation of a phenomenon which assumes different guises in different historical contexts.
" When the underlying archetypes are extracted," he wrote, "the saucer myth is seen to coincide to a remarkable degree with the fairy-faith of Celtic countries … religious miracles… and the widespread belief among all peoples concerning entities whose physical and psychological descriptions place them in the same category as the present-day ufonauts."
In The Invisible College (E.P. Dutton, 1975) Vallee posits the idea of a "control system." UFOs and related phenomena are "the means through which man’s concepts are being rearranged." Their ultimate source may be unknowable, at least at this stage of human development; what we do know, according to Vallee, is that they are presenting us with continually recurring "absurd" messages and appearances which defy rational analysis but which nonetheless address human beings on the level of myth and imagination.
"When I speak of a control system for planet earth," he says, " I do not want my words to be misunderstood: I do not mean that some higher order of beings has locked us inside the constraints of a space-bound jail, closely monitored by psychic entities we might call angels or demons. I do not propose to redefine God. What I do mean is that mythology rules at a level of our social reality over which normal political and intellectual action has no power…."
Vallee is also coauthor, with J. Allen Hynek, of The Edge of Reality (Regnery, 1975). A resident of the San Francisco area, he is completing a book which further develops his theories concerning UFO phenomena.
We have talked together at some length about his beliefs. The following interview is a report of these conversations:
interview
Clark: Since the great autumn 1973 sighting wave public attitudes about the UFO phenomenon seem to have changed dramatically, to the extent that society may be entering a pivotal period in its perception of the problem. What do you think will happen now?
First, I expect increased government and scientific attention to it. More researchers will be pursuing the physical evidence aspects, conducting much more sophisticated investigations of traces left at landing sites and so on. The people moving into the field now are good physicists and good engineers who know what they are doing and who are convinced it is time for them to get involved.
At the same time I expect that public opinion will change also. Initially it probably will move strongly toward the extraterrestrial explanation. Most people see only two ways to look at the problem - either it’s all nonsense or we’re being visited from outer space. The current spate of movies, books and magazine articles is going to push people toward the extraterrestrial hypothesis. After that I expect a backlash effect may push them in the other direction. I don’t know where that’s going to leave scientists who want to do research.
Clark: You say that scientists are entering ufology in search of physical evidence. But is there physical evidence? And if there is, are they going to find it? What happens if they don’t?
If I were speaking for them I would say, "Jerry, it’s premature to ask those questions." One doesn’t know the answers until one really looks - and so far nobody has looked very seriously. So far the people who have looked have been military types searching for enemy craft or direct threats to national security. Or they’ve been superficial investigators, dedicated civilians with good training but limited time and limited resources.
But you’re asking me what I think. I think there are physical data. They are very, very interesting. They may contain a message. My inclination is to look at the message both in a physical sense and in a symbolic sense, but that’s because I’m an information scientist and not a physical scientist. I look for the meaning behind the object.
Let me give you an example of what I mean. Recently Paul Cerny investigated a case in northern California in which two older persons saw a UFO take off. Afterwards they saw a sort of ring on the ground. Within the ring they found some molten metal and a pile of sand.
Obviously here is physical evidence. Two tangible things - the molten metal, which turned out to be brass, and the sand. I took some of the latter to a geologist friend who knows about sand. He said it was highly unusual because it did not contain quartz and it was not stream sand or beach sand or residue from mining or anything else. It seemed to be artificial sand created from grinding together stones of different origin.
Well, to a physicist that may not mean too much. It’s an indication of something that turns out to be absurd. We can put it alongside other cases of physical traces and then we may start looking for patterns which might lead us to a better understanding of the modus operandi of whoever’s doing all this.
In that sense, yes, there is physical evidence. But if you mean physical evidence in the sense that we’re going to discover somebody’s propulsion system from it, I would have to say I don’t expect that to happen.
Clark: Can we infer from the existence of physical evidence, then, that there is a physical cause?
If the UFO phenomenon had no physical cause at all, there would be no way for us to perceive it because human beings are physical entities. So it has to make an impression on our senses somehow. For that to take place, it has to be physical at some time.
Clark: So in other words there is such a thing as a solid, three-dimensional flying saucer.
No, I didn’t say that. That may or may not be true. I don’t think there is such a thing as the flying saucer phenomenon. I think it has three components and we have to deal with them in different ways.
First, there is a physical object. That may be a flying saucer or it may be a projection or it may be something entirely different. All we know about it is that it represents a tremendous quantity of electromagnetic energy in a small volume. I say that based upon the evidence gathered from traces, from electromagnetic and radar detection and from perturbations of the electromagnetic fields such as Dr. Claude Poher, the French space scientist, has recorded.
Second, there’s the phenomenon the witnesses perceive. What they tell us is that they’ve seen a flying saucer. Now they may have seen that or they may have seen an image of a flying saucer or they may have hallucinated it under the influence of microwave radiation, or any of a number of things may have happened. The fact is that the witnesses were exposed to an event and as a result they experienced a highly complex alteration of perception which caused them to describe the object or objects that figure in their testimony.
Beyond there - the physical phenomenon and the perception phenomenon - we have the third component, the social phenomenon. That’s what happens when the reports are submitted to society and enter the cultural arena. That’s the part which I find most interesting.
Clark: Before we go into that, let’s clarify your views on the nature of the physical aspect. When I asked you if there was such a thing as a solid, three-dimensional flying saucer, I was thinking in these terms: Let’s suppose that somebody says he has seen a UFO, the bottom part of which was flat and circular. He says he saw the object come down, settle on the soil and then fly off again, leaving a flat circular impression. Doesn’t that clearly suggest the presence - at least for the duration of the sighting - of a solid object whose physical structure was more or less as the witness perceived it?
Not necessarily. We have evidence that the phenomenon has the ability to create a distortion of the sense of reality or to substitute artificial sensations for the real ones. Look at some of the more bizarre close encounter cases - for example the incident from South America in which one man believed he had been abducted by a UFO while his companion thought he had boarded a bus which had suddenly appeared on the road behind then.
It is conceivable that there is one phenomenon which is visual and another which creates the physical traces. What I’m saying is that a strange kind of deception may be involved.
Clark: In other words the physical traces are placed there as ostensible confirmation of what the senses perceived?
Yes. It’s comparable perhaps to the strategic deception operations of the British during World War II to fool the Germans. They created artificial tank tracks in the desert and in other ways simulated the passage of large armored divisions. They even caused dust storms to perpetuate the illusion, which the Germans found very convincing indeed.
In the UFO context that might explain cases such as the one in California I mentioned earlier, in which the "physical evidence" left in the wake of the UFO appearance really seemed to have no clear, unambiguous connection with the perceived "object."
Clark: What do you think happens during the "UFO experience?"
We don’t know. There is no question that something happens. It seems as if an external force takes control of people. In the close encounters people may lose their ability to move or to speak; in the abduction cases, which are the most extreme example, they gradually enter into a series of experiences during which they lose control of all their senses. Do they experience what they think they experience? Suppose you, an outside observer, had been there. What would you have seen?
Clark: I can think of several cases which might suggest I would have seen the same thing they saw. To cite an example, one of the famous Venezuelan humanoid encounters of late 1954 was independently observed by a doctor some distance from the scene.
Yes, I’m familiar with that incident and similar ones. But that doesn’t alter my point. The doctor may have experienced the object as "real" but we don’t know what the nature of that reality is.
We know there are objects that contain a lot of energy in a small space. What do we know about what happens to the human brain when it’s exposed to a great deal of energy? We know very little about that. We don’t know much about the effects of electromagnetic or microwave radiation on the brain, nor about the effects of pulsating colored lights on the brain. The research into that is just beginning.
What we do know is that you can make people hallucinate using either lights or microwave or electromagnetic energy. You can also make them pass out; you can cause them to behave strangely, put them into shock, make them hear voices or even kill them.
Clark: Is there any way to penetrate to the reality of the experience, for example through hypnotic regression?
I’m not sure that what we learn under hypnotic regression is useful. Hypnosis is really a delicate technique and some of the people in our field who are using it are doing more harm than good. If the hypnotist doesn’t have medical training - and most of these people have no medical training - the results may be disastrous for the witness. But if the hypnotist does have medical training and doesn’t have any knowledge of the subject, he may ask the wrong questions. I think that may have happened in the famous case of Betty and Barney Hill. The hypnotist was extremely skilled but was not especially interested in UFOs and didn’t know the background of the problem.
Clark: What can we do, then?
I’m not saying that hypnosis has no role to play in UFO investigation, nor that it can’t be helpful under certain circumstances when percipients are blocking from their memories something they have seen or experienced.
The thing I really want to emphasize is that the investigator’s first responsibility is to the witness and not to the UFO phenomenon. The average witness is in shock because he’s had a very traumatic experience; what he’s seen is going to change his life. Your intervention, the very fact that you’re talking with him about it, is also going to have an effect on him. Now he may say to you, "I need help to understand what I saw," but in fact he needs more immediate help as a human being who is deeply troubled by a very disturbing experience.
Unfortunately this element has been neglected. The more UFO investigators try to appear "professional," the more they ignore that human aspect - and by extension their own ethical obligations. I want to convince my friends in UFO research that whenever we have a choice between obtaining interesting UFO data and taking chances with the life of a human being, we should forget the UFO data.
Another thing to keep in mind is that there are alternatives to the use of hypnosis. These involve putting the percipient into a state of relaxed revelry or free association. There are several techniques that are equally as effective as hypnosis in bringing out the hidden details but are must less harmful. Investigators really haven’t made use of these yet.
Clark: What do you think of the abduction cases?
Again, I’m interested mainly in their symbolic contents.
Let me explain what I mean. We live in a society that is oriented toward technology, so when we see something unusual in the sky we think of it in physical terms. How is it manufactured? What makes it tick? What is its propulsion system? We tend to assume that the physical phenomenon is its most important aspect and that everything else is just a side effect and much less important.
But perhaps we’re facing something which is basically a social technology. Perhaps the most important effects from the UFO technology are the social ones and not the physical ones. In other words the physical reality may serve only as a kind of triggering device to provide images for the witness to report. These perceptions are manipulated to create certain kinds of social effects.
If that’s true, then the abduction cases are quite revealing. I am not concerned with how many switches there were on the control panel or whether the percipient felt hot or cold when he was inside the flying saucer. Those questions may be totally irrelevant because maybe that person never actually went inside the object.
But the report is extremely important for its symbolic content. It can help us understand what kinds of images are coming through. One might illustrate the difference in this way:
An engineer observing a computer would want to look at the back and open up the boxes. He would want to take a probe and examine the different parts of the computer. But there is another way of looking at it; the way of the programmer, who wants to sit in front of the computer and analyze what it does, not how it does it. That’s my approach. I want to ask it questions and see what answers I get. I want to interact with it as an information entity.
In the case of the abductions I think we’re dealing with the information aspect. I came to that conclusion because abduction cases, in close encounter cases in general, what the witness is saying is absurd.
Clark: What do you mean?
I don’t mean simply to imply that the account is silly. I mean it has absurdity as a semantic construction. If you’re trying to express something which is beyond the comprehension of a subject, you have to do it through statements that appear contradictory or seem absurd. For example, in Zen Buddhism the seeker must deal with such concepts as "the sound of one hand clapping" - an apparently preposterous notion which is designed to break down ordinary ways of thinking. The occurrences of similar "absurd" messages in UFO cases brought me to the idea that maybe we’re dealing with a sort of control system that is subtly manipulating human consciousness.
Clark: But how do you prove that one is operating in a UFO context?
I’ve always been unhappy with the argument between those who believe UFOs are nonsense and those who believe they are extraterrestrial visitors. I don’t think I belong in either camp. I’ve tried to place myself between those two extremes because there’s no proof that either proposition is correct. I’ve come up with the control system concept because it is an idea which can be tested. In that sense it’s much closer to a scientific hypotheses than the others. It may turn out that there is a control system which is operated by extraterrestrials. But that’s only one possibility.
There are different kinds of control systems - open ones and closed ones - and there are tests you can apply to them to find out what kind of control system you’re inside. That leads to a number of experiments you can do with the UFO phenomenon, whereas the other interpretations don’t lead you to anything. If you’re convinced that UFOs are extraterrestrial, then about the only thing you can do is to climb to a hilltop with a flashlight and send a message in Morse code. People have tried that, I know, but it doesn’t seem to work very well!
The control system concept can be tested by a small group of people - you don’t need a large organization or a lot of equipment - and you can start thinking about active intervention in the phenomenon.
Clark: How could I prove to my satisfaction that there is a control system in operations?
If you think you’re inside a control system, the first thing you have to look for is what is being controlled and try to change it to see what happens. My friend Bill Powers proposes the following analogy:
Suppose you’re walking through the desert and you see a stone that looks as though it was painted white. A thousand yards later you see another stone of similar appearance. You stop and consider the matter. Either you can forget it or - if you’re like me - you can pick up the stone and move it a few feet. If suddenly a bearded character steps out from behind a rock and demands to know why you moved his marker, then you know you’ve found a control system.
My point is that you can’t be sure until you do something. Then you realize that what you were seeing, the thing that looked absurd and incongruous, was really a marker for a boundary that was invisible to everybody else until you discovered it because you looked for a pattern. I think that’s exactly what we have to do with UFOs. We have to do something that will cause them to react. And I don’t mean building landing strips in the desert and waiting out there to welcome the space brothers.
Clark: But what do you mean?
I hesitate to be too specific. I’m speaking, as I’m sure you understand, of the attempted manipulation of UFO manifestations. It’s a pretty tall order. We’re assuming that there is a feedback mechanism involved in the operations of the control system; if you change the information that’s carried back to that system, you might be able to infiltrate it through its own feedback.
Clark: How does one go about investigating UFOs, taking into consideration the possible existence of a control system?
You should work outside any organized UFO group. Also you must be very careful about the types of instruments you use for your analysis. For example, I have become increasingly skeptical of the use of computers in UFO research. We’re losing a great many data because of a certain situation that is developing: The field researcher will spend a lot of time and money investigating a case. Typically he will write it up in an excellent 10-to-20-page report; then he’ll send it to his superiors in the organization, assuming that they are going to put it on the computer and that in this way it’s going to add to some great body of knowledge.
But it doesn’t. Investigators should understand that their reports go absolutely nowhere. They end up in a drawer somewhere, they are never published, and they’re quickly forgotten. All that’s left in the computer is a bunch of codes and letters and numbers on magnetic tape somewhere and that’s the end of that.
For another thing you don’t want to go around chasing every UFO that’s reported. If a sighting gets a lot of publicity, you should stay the hell away from it. Instead you should go after cases that you select yourself, ones that have received very little publicity and you’ve heard about through personal channels. There are plenty of those and they are surprisingly rich in content. You should take your time investigating them. Get involved with the people as human beings. And then you have to become part of the scene, getting as close as you can to what’s happening especially if it continues to happen.
Clark: Are you suggesting that the investigator should attempt to experience the phenomenon himself?
Yes, I think that’s sound scientific practice.
Clark: But isn’t that rather dangerous - in the sense that there’s a real risk the investigator, even if he is emotionally stable and intellectually sophisticated, might be overwhelmed by the experiences involved?
Yes, there are dangers. Witness what happened to Morris Jessup or to Jim McDonald. But I think that now we’re more aware of what the dangers are. Once you realize the phenomenon may be deliberately misleading, then you can use certain safeguards. I’m not saying that safeguards are always going to work. There is an element of danger you really can’t avoid. There’s no way to do that kind of study just by reading books.
It’s a little bit like the study of volcanoes. You can learn a lot about them by watching them from a distance but you certainly learn a lot more when you can be right there - even if it’s somewhat risky.
(2025-01-10)