Grant Cameron : Jim Semivan 夫妻の ET 遭遇体験が以後の UFO を取り巻く社会の認識を一変させた
前置き
Grant Cameron の解釈を要約するとタイトルのようになる。つまり、
- CIA の大幹部である Jim Semivan 夫妻が自宅で ET に abduction され、
- 以後、 Jim Semivan は UFO に深く関心を抱き、各所に UFO 情報公開を働きかけ、
- 2017-12 の NYT の UFO 記事も彼の関与が無ければありえず、
- Elizondo を始めとする以後の一連の UFO 情報公開運動が一気に進展したのも、彼の働きかけによるものだ
…というのが Grant Cameron の主張。
コメント
私はそんな都合よくできた動機話(上述の 1.と 2.)を真に受けることはできない。Jim Semivan らが現在の UFO を取り巻く状況を作り出すにあたって、UFO 研究者を取り込むために、ET が寝室に出現したという動機話を仕組んだと考える方が筋が通る。彼の配下の John Ramirez もそれに加担した。
Elizondo を含め、彼らは皆、情報操作のプロ。誰がそんなバレバレの話を真に受けるものか…と思ったが、UFO 研究者/ファン/マニア の大多数は見事に真に受けている。
考えても見よ。
CIA の大幹部が本当に「ET の影響を受けた」可能性があるとなれば、CIA は即座に Jim Semivan の機密取扱資格を剥奪し、彼を厳重な監視下に置く筈だが放置してきた。引退後も彼の勝手な活動、それも UFO 絡みの活動など、本来なら CIA が黙認するわけが無い。
また、DoD には「UFO=悪魔の謀略」と信じ込んでいるお偉いさん方が多く、UFO に関わることに猛反対してくる筈なのに、それが無いのも奇妙。Jim Semivan は DoD 内部のキリスト教原理主義者と話をつけている筈。「わかってるよな?これは我々の昔からの定番の情報工作なんだ。頼むから邪魔しないでくれよ」と。
関連
文字起こしの原文は以下から。
Grant Cameron の podcast(2024-09-14):全発言 文字起こし+和訳
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ジョン・ラミレスが質問をすることになった。彼は言ったんだ、ジム、ここ2、3年の間に、まるでこのようなことが積み重なっていくような出来事があった。何もなかったところから、突然、上院の議席を獲得し、人々の関心を集め、もはやロドニー・デンジャーフィールドのように尊敬されなくなった。 (00:21:16)