予言抽出→判定の自動化:Craig Hamilton-Parker の予言を AI で客観的かつ自動で抽出→当否判定する方法
前置き
先日、Craig Hamilton-Parker(UK の有名な 予言者/霊能者)が来年、 2025年 に何が起きるかを長時間かけて予言した動画が下。
▼展開 予言動画(2:51:33)
2025 World Psychic Predictions | Craig Hamilton-Parker ☕
www.youtube.com/watch?v=56drON2tJo8
動画概要欄
161,000 vies 2024/11/18
Craig Hamilton-Parker, from https://psychics.co.uk, is a renowned psychic medium hailed by the media as 'the New Nostradamus.' Sit back and enjoy his psychic predictions on this edition of ‘Coffee with Craig.’
さて、この予言動画を元に
- 彼のその予言の主な項目を要約して予言リストを作成し、
- 来年末にその予言リストの各項目について合否判定
したいが、
- a かなりの手間
- b 予言リストの項目抽出に恣意性が入り込む(=客観性に乏しい)
- c 予言リスト合否判定に恣意性が入り込む(=客観性に乏しい)
という問題がある。そこで a, b, c の問題を解決するため AI で自動化する。
具体的な方法は以下の ChatGPT-4o とのやり取りでわかるはず。
以下の具体例は、アメリカ編だけに絞った。それでも 40分に及ぶ。AI に英語で要約させたのは、LLM の性能低下を予防するため。
本記事は、あくまで「予言判定の自動化」の方法の解説なので、予言内容それ自体は別記事で扱う。
▼具体例:AI との質疑 展開
Craig Hamilton-Parker というイギリス人がいて、彼は毎年、多数の予言をしています。最近、彼は来年 2025年の予知を Youtube で語りました。来年末にその予言の正答率をチェックしようと思いますが、人間がチェックリストを作成するのも、そのリストの個別の事柄を一々判定するのも手間です。チェックの客観性を確保するのも難しいです。
そこで、
- 彼の予言の(Whisper による)書き起こしを AI に入力。
- AI に全ての予言の内容を簡潔に要約した、箇条書きリスト(予言リスト)を作ってもらう。
- 来年末に、その予言リストの当否を AI に判定してもらう。
という方法を考えました。Craig Hamilton-Parker 本人の個々の予言の確信度や予知した事象の時期(たとえば 2025年には兆しが見えるだけで本格化はしないといった予言)、微妙なニュアンスなどは、今回は無視して一律に扱うことで簡単化したいと思います。
このアイデアを評価し、改良点があれば提案して。
このアイデアは効率的かつ実現可能で、Craig Hamilton-Parker の予言の正答率を客観的に評価するための良いアプローチだと思います。以下に評価と改良案を挙げます。
評価ポイント
-
効率性
- Whisper での書き起こしと AI を使った予言リスト作成により、人的作業の負担が大幅に軽減されます。
- 一律の基準で予言を処理することで、評価のシンプル化が図れます。
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客観性
- AI に要約と判定を依頼することで、主観的な解釈を排除できます。
-
柔軟性
- 来年末の判定時に、AI の能力を活用して当否を評価するプロセスは再現性があります。