AI 整理 : Skip Atwater : 遠隔視と、自信の UFO/ET 体験を語る
前置き
Skip Atwater は軍の遠隔視計画に参加し、後に Monroe Inst. の所長(President)になった人物。彼の長時間インタビューでの発言を AI で整理した。
情報源 : Youtube 動画(2:36:34)
Skip Atwater - Bizarre Alien Encounter, Remote Viewing Mars and Psychic Operations | SRS #154
https://www.youtube.com/watch?v=OwrDI7GvenQ
AI 整理
スキップ・アトウォーターと意識拡張の軍事利用
このソースは、スキップ・アトウォーターという人物の生涯と、彼が冷戦時代に米国陸軍の防諜特殊工作員として、また「スターゲイト」として知られる遠隔透視情報プログラムの運営・訓練担当官として、いかに自身の超能力を活用したかについて述べています。
インタビューでは、アトウォーターが幼少期に経験した特異な出来事、例えば幽体離脱や物事を透視する能力など、彼の能力の発達の経緯が詳しく語られます。また、アトウォーターは、遠隔透視は量子非局所性に基づくとし、空間や時間が存在せず、すべてが同時に起こるという概念についても説明しています。
さらに、陸軍に入隊した経緯や、遠隔透視プロジェクトに携わるようになった背景も明らかになり、彼の家族の影響や、天命と彼が呼ぶものによって導かれた彼のキャリアパスが示されています。
#ブリーフィング資料:UFOとリモートビューイングの主要テーマ
このブリーフィング資料は、提供されたインタビューの文字起こし「UFOとリモートビューイングの謎」「リモート・ビューイング: 基地と時間外視点」「意識拡張の軍事利用: スキップ・アトウォーターの物語」に基づき、主要なテーマ、重要な概念、および事実をまとめています。
- リモートビューイングの性質と軍事利用
提供された情報から、リモートビューイングは単なる夢やサイキック能力という枠を超えた、時間と空間を超越した「量子非局所性(Quantum non-locality)」に基づくと考えられる現象として捉えられています。
定義と軍事への導入:
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インタビューの話し手(スキップ・アトウォーター)は、自身はリモートビューワーではなく、リモートビューイングを教え、そのプロセスを管理・検証する役割を担っていたと述べています。「私はリモートビューワーの定義によるリモートビューワーではありません。しかし、私はこのリモートビューイングと呼ばれるものを他の人に教え、心理学の教育を使って人々の行動を理解し、彼らを報奨し、励ます方法を理解しました。」 (意識拡張の軍事利用: 0:08:53)
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リモートビューイングは、当初「Stargate(スターゲイト)」という名称が付く前から、情報機関のカウンターインテリジェンス問題解決のために導入されました。「それは、Stargateと呼ばれる前の始まりであり、これらの人々を訓練するためにこの状況を乗り越え、取り組む始まりでした。」 (リモート・ビューイング: 0:51:33)
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軍は、臨死体験者や超能力者に関する新聞記事を調査し、彼らが軍に役立つかどうかを評価することから始めたとされています。
遠隔性と時間の非依存性:
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リモートビューイングは距離や水中といった物理的な障壁に影響されないことが示唆されています。「そして、それらのどれも重要ではありませんでした。重要でした。興味深い。または距離とかすべて。」 (リモート・ビューイング: 1:04:29)
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特にパット・プライスの事例から、「リモートビューイングは時間外にある」という画期的な発見があったとされています。パット・プライスが75年後の場所(下水処理場)を遠隔視したことで、科学者たちは「SRIで我々がやっていると思っていること以上の何かが起こっている」と認識しました。「パット・プライスは、それが下水処理場だったということを、彼が75年に亡くなったから知る ことはなかった。…それは、科学者にとって、SRIで私たちがやっていると思っていること以上の何かが起こっていると目覚めさせたものでした。」 (リモート・ビューイング: 1:06:02)
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「量子非局所性」の概念が強調されており、そこでは「空間も時間もない」「すべてがどこでも、いつでも存在している」と説明されています。「量子非局所性は、それの技術用語です。しかし、彼らはそれが何が起こっているのか知らなかったので、60年前にそれを発明しなければなりませんでした。空間も時間もないと言う科学がたくさんあります。」 (意識拡張の軍事利用: 0:04:55)
運用方法と信頼関係:
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セッションは、通常、ターゲットを被験者に明かさずに行われました。ターゲットは封筒に入っていたり、座標として与えられたりしました。「私達が行ったことの一つは、常にではなかったですが、ターゲットが何であるか分からないようにすることでした。それは封筒に入っていることもあれば、座標であることもありました。そしてそれをジョーに持って行きました。だから、ほとんどの場合、私には分からず、ジョーにも分からなかったのです。」 (リモート・ビューイング: 1:10:55)
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運用担当者(アトウォーター)とリモートビューワー(ジョー・マクモニグル)の間には強い信頼関係が築かれており、これが成功に不可欠であったと述べられています。「今私が本当に思う ことは、多分明日は別のことかもしれませんが、ジョーと私の間には信頼がありました。彼と私がその部屋にいた時、私は彼をからかったりしませんでした。彼は私がペンタゴンが知る必要のある質問を知っていると分かっていました。」 (リモート・ビューイング: 1:12:23)
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ペンタゴンは、ソ連軍の戦車の動きや未確認の施設など、様々な情報に関心を持っていました。「ペンタゴンはどのような種類の質問に関心がありましたか?ああ、たくさんのこと。…ソビエトがフォルダーギャップを越えようとしているように、彼らの戦車を前進させているのをヨーロッパで見ました。今これがどこにあるか尋ねてもらえますか?そしてジョーは、はい、彼らが動いているのが見えますが、彼らは皆ガレージに駐車しています、と言うことができました。」 (リモート・ビューイング: 1:12:49)
- 未確認飛行物体(UFO)の概念と潜在的な存在
インタビュー全体を通して、UFOの存在とその性質に関する考察がなされており、特にリモートビューイングの対象として登場します。
隠された基地と彼らの目的:
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リモートビューイングのターゲットとして、四つの異なる基地における「彼ら」(UFOを操る存在)の存在が語られています。当初、軍関係者は侵略を懸念していましたが、ターゲットを調査するにつれて、彼らが「ただ発見されたくない」と 考えていることが示唆されました。「しかし、彼がすべてのターゲットを通過し終える頃には、彼らはただ発見されたくないのだと彼は言います。彼らは地球上の人々が自分たちがそこにいることを知ってほしくないのです。山をハイキングする人々に『おい、お前たち、ここで何をしているんだ?』と言ってほしくないのです。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 1:42:33)
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モンテ・ヘイズ(アラスカ)の基地は、氷に覆われた寒く風の強い地域にあり、山が「中空」で、巨大な洞窟やクレーター内に「銀色の金属製の船」や監視・生命維持装置があることが描写されています。「山は中空です。それは大きな洞窟またはクレーターです。これには巨大な部屋と壁、湾曲した高い天井があります。洞窟への開口部があります。洞窟は透明で、無菌です。廊下には異なる場所に機器があります。機器の一部は監視用で、他のサポートは生命維持用かもしれません。非常に速い銀色の金属製の船があります。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 1:49:23)
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彼らは衛星写真撮影を妨害する能力を持っていると報告されています。「彼らは、報告によれば、その範囲で衛星写真を撮る私たちの航空機の一つと干渉し、その衛星は、何も撮影されたくないので、いくつかの問題を抱えるだろうと覚えていました。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 1:56:26)
UFOに対する個人的な見解と体験:
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アトウォーターは、UFOの存在について「確認も否定もできない」という公式な立場を示しつつも、自身の個人的な体験については語っています。「UFOを信じますか?その質問にはどう答えたらいいかわかりません。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:01:09)
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幼少期に空に「5つの銀色のもの」を見て、母親に「ああ、あれはUFOって言うのよ。心配しなくていいわ、大丈夫だから」と言われた経験を語っています。「ママ、あそこにいる5つの銀色のものって何?あれは何?そして彼女はただ、ああ、あれはUFOって呼ぶのよ。心配しなくていいわ、大丈夫だから、と言いました。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:02:32)
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さらに、スターゲイト計画中に自身が経験した「アウトオブボディ体験」をUFOとの遭遇として描写しています。そこでは人々が催眠術にかかったように見え、エイリアンが人々を「インタビュー」しているように見えました。自身がアウトオブボディの専門家であることを口にしたところ、エイリアンに薬物を注入され、空中に浮遊したと述べています。「そして、彼らは私に近づいてきて、小さな...これは大きすぎる。それはこのように丸い小さなもので、ここに針があり、ここには...ある種の液体で満たされており、色は...茶色がかった色でした。そしてそれははるかに小さく、このように。そして彼らは私の周りを囲み、私はその時まだ少し催眠術にかかっていたでしょう。しかし私は、言ってはいけないことを言ってしまったと気づきました。そして彼らはそれを私の足に刺し、茶色の部分を絞りました。そして私は空 中に浮き上がりました。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:06:08)
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この体験を「夢か現実か」という問いに対しては、「これは私が経験したことだ」とし、アウトオブボディ体験であったと明確にしています。「さて、これは夢ですか、それとも現実ですか...これは私が経験したことだと言っておきましょう。これは幽体離脱体験です。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:07:47)
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宇宙船内でエイリアンに遭遇し、アルファ・ケンタウリへの移動方法について尋ねたところ、エイリアンは「理解できないだろう」と言いつつも、ルービックキューブに元素周期表が描かれているような概念で、空間と時間の概念を超越した移動方法を(理解しづらい形で)説明したと語っています。「そして本質的に、彼は言いました、あなたは理解できないだろう。…すると彼は、あなたはルービックキューブを知っていますか?と言いました。そして私は、ええ、私の息子は2分でできます、と言いました。彼は言います、さて、ルービックキューブを想像してみてください、しかし必ずしも6面だけではありません。ルービックキューブの概念を想像してください。そして私は、分かりました、と言いました。さて、ルービックキューブの各タイルには元素の図、元素周期表があります、と想像してみてください。そしてあなたは、ああ、それが何か知っています、と言うでしょう。学校で科学を学びましたし。彼は言います、さて、他の5つの表面のそれぞれにも元素周期表があります。…そして彼は、アルファ・ケンタウリに行くには、キューブをひねるだけだ、と言いました。」 (UFOとリモートビュー イングの謎: 2:12:01)
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最終的に、アトウォーターは自身の経験から「この惑星に私たち以外に何かが起こっていることには疑いがない」と結論付けています。「私が77歳になった今と、私が経験してきたことから、この惑星に私たち以外に何かが起こっていることには疑いがありません。そこに何か別のものがあります。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:18:26)
- 個人的な背景と能力の起源
スキップ・アトウォーターの幼少期の体験が、彼のリモートビューイングプログラムへの関与に影響を与えたことが語られています。
幼少期の特異な体験:
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アトウォーターは、幼少期に「身体から離れる」という体験を頻繁にしており、これを「アウトオブボディ体験」と認識していました。この体験は10歳頃から始まったとされています。「彼女は言います、あなたは時々身体の中にいて、時々身体の外にいるのよ。」 (意識拡張の軍事利用: 0:24:49) 「そして時間とともに、私は窓から飛び出すようになりました。そして、私の幽体離脱状態は窓から飛び出し、私はそれを信頼することを学びました。」 (意識拡張の軍事利用: 0:25:55)
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彼はまた、物理的に見えない車の不具合を「透視」するような能力を持っていたと述べています。「物理的に見ることができなかったのです。まるで透けて見えるようでした。」 (意識拡張の軍事利用: 0:29:47)
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彼 の母親も、亡くなった動物と「話す」能力があると考えており、父親もより微妙な形で「何かとつながっている」感覚を持っていたと語られています。家族全体が、ある種の「変わった家族」であったと認識されています。
軍事情報部への入隊:
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徴兵を避け、安定した職に就くため、自ら軍に入隊することを決めました。軍のパンフレットで「軍事情報部(Military Intelligence)」に目を惹かれ、そこへ進むことになります。これは彼が「ガイダンス(導き)」と呼ぶ、人生を導く何かによって選ばれた道であると示唆されています。「そして私はパンフレットを見て、青いものを見つけました。それは軍事情報部と書いてありました。そして私は、これはどうですか?と尋ねました。」 (意識拡張の軍事利用: 0:33:44)
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彼の上官であるトンプソン将軍は、彼がリモートビューイングに関する文書を発見した後、彼に「やりたいことを何でもやらせる」と指示しました。これは、アトウォーターが意識しないうちに「後見人(grandfather)」を得ていたことを示しています。「あなたはアトウォーターにやりたいことを何でもやらせなさい、と言いました。」 (意識拡張の軍事利用: 0:50:32)
- 火星におけるピラミッドと過去の出来事
リモートビューイングによって火星のピラミッドが発見されたこと、そして火星の過去の状態についての情報が提供されています 。
火星のピラミッドの発見:
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アトウォーターは、ジョー・マクモニグルを火星にリモートビューイングで送ったことを認めています。このターゲット設定の具体的な理由は覚えていないが、ビデオ記録が残っているとのことです。「私はジョーを火星に送りました。あなたが彼をそこに送ったのですか?」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:19:26)
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ジョーは火星がかつて「良い、健康な惑星だったが、何かに衝突した」と報告しました。それは小惑星の衝突によって大気が剥ぎ取られ、何百万年もの間劣化し続けているとのことです。「そして彼は、火星はかつて良い、健康な惑星だったが、何かに衝突した、と言いました。…彼は、小惑星が来て惑星に衝突し、それが大気を引き裂いたかのようだ、と言いました。そして何百万年もの間、大気を失ってから劣化し続けています、と。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:21:57)
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さらに、「ピラミッドの中には何人かの人々がいる」と報告されました。「そして彼は、ピラミッドの中に何人かの人々がいる、と言いました。」 (UFOとリモートビューイングの謎: 2:22:36)
結論
これらのソースから、リモートビューイングは単なる心理現象ではなく、時間と空間を超越する「量子非局所性」の原理に基づいた、実用的な情報収集ツールとして、米軍によって深く研究・運用されていたことが明らかになります。
また、この研究過程で、地球上に存在するUFO基地(地下に隠されたり、プログラムされた思考で入り口が隠蔽されたりしている可能性)や、地球外生命体(エイリアン)の存在、さらには火星の過去とそこに存在するピラミッドに関する驚くべき情報がリモートビューイングによって得られていました。
話し手であるスキップ・アトウォーター自身の幼少期の特異な体験も、この分野への彼の関与を深める要因となったことが示唆されています。全体として、これらの情報は、従来の科学的・軍事的認識を大きく超えた、未解明の領域と可能性を提示しています。
タイムライン
幼少期 - 1960年代頃:
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スキップ・アトウォーターの幼少期: 南カリフォルニアで育ち、父は歯科医。母は亡くなった動物と会話ができるなど、家族に不思議な能力があることに気づく。
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スキップの体外離脱体験の始まり: 10歳を過ぎた頃、寝ている間に体がベッドから抜け出し、窓の外を眺め、その後ベッドに戻るという体外離脱体験を始める。当初は「夜間学校」のような場所に行っていたが、後に友人と体外離脱状態で交流できることに気づく。この経験が彼の後のキャリアに影響を与える。
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スキップの透視能力の発現: 叔父の車を修理する際、物理的に見えない部分の異常を「透視」できることに気づく。
1960年代後半 - 1970年代前半:
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徴兵と陸軍への入隊: 徴兵制度により陸軍への入隊を決意。就職活動で「1A(徴兵対象)」であることを理由に採用を拒否されたため、自ら募兵官を訪ねて入隊を志願する。
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陸軍情報部への配属: 募兵官から渡されたパンフレットの中で「陸軍情報部(Army Intelligence)」の青いパンフレットに惹かれ、志願する。
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ベトナム戦争回避: 陸軍情報部での訓練を終え、配属先が決まる際、クラスの多くがベトナムへ送られる中、スキップはベトナム以外の配属となる。
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語学学校と技術学校への参加: テレタイプ係としての勤務中に、語学学校や盗聴技術に関 する技術学校への参加機会を得る。
1970年代中盤:
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国防情報局(DIA)への配属とリモート・ビューイング文書の発見: 中佐ワットの計らいにより、国防情報局(DIA)に配属される。そこで「リモート・ビューイング」に関する3つの文書を発見する。
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ジョー・マクモニーグルの参加: ワシントン地区で働いていたジョー・マクモニーグルが、フォートミードで行われていたリモート・ビューイングの実験に参加し、自身もその能力を試す。
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パット・プライスの活動と「タイムを超越したリモート・ビューイング」の発見: スタンフォード研究所(SRI)でリモート・ビューイングを行っていたパット・プライスが、過去の対象を正確に描写する能力(例:75年前の下水処理施設)を示し、リモート・ビューイングが時間軸に制約されない可能性があることが科学者の間で認識される。
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シュガー・グローブ事件: キット・グリーンがCIAの友人に秘密の座標を依頼し、それをSRIにリモート・ビューイングさせたところ、パット・プライスが海軍の極秘施設「シュガー・グローブ」に関するトップシークレット情報をリモート・ビューイングで読み取る。これによりCIAや海軍を驚かせ、大規模な情報漏洩調査を引き起こす。この出来事から、リモート・ビューイングが「興味を引くもの」に引き寄せられる性質が示唆される。
1975年頃 - プロジェクト・スターゲイトの本格化:
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プロジェクト「スターゲイト」の開始(前身含む): 国防情報局(DIA)内で、スキップ・アトウォーターが情報機関のセキュリティ・クリアランスを持つ人々を面接し、リモート・ビューイング訓練を開始する。これは後に「スターゲイト」と呼ばれるプログラムの前身となる。
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リモート・ビューイング対象の設定と評価: スコッティ・ワットが車でどこかに出かけ、スキップがオペレーション棟で被験者(リモート・ビューアー)にスコッティの現在地を遠隔で描写させる。成功例も失敗例も記録され、その有効性が評価される。
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遠隔透視の訓練と応用: リモート・ビューイングが距離や水中などの条件に左右されないことが確認される。ペンタゴンの要請に応じて、ソ連軍の戦車の動きなど、様々な情報収集にリモート・ビューイングが使用される。
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パット・プライスの死: 1975年にパット・プライスが死去。CIAが彼をSRIから引き抜いた後、ヴァージニア州の地下オフィスで活動していたという噂がある。彼の死には多くの異なる説が存在する。
1970年代後半 - 1980年代:
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プロジェクト8200の立ち上げと訓練: スキップ・アトウォーターは「プロジェクト8200」を立ち上げる。これは、パット・プライスの残したトランスクリプトを「チャレンジ・ターゲット」として使用し、リモート・ビューアーを訓練する目的で彼自身が計画したものである(ペンタゴンの指示ではなかった)。
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ジョー・マクモニーグルの特別遠隔透視(ERV): ジョーは横になって話すことでリモート・ビューイングを行う「ERV」という方法を用いる。
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4つのUFO基地の調査: ジョー・マクモニーグルが、パット・プライスが過去にリモート・ビューイングしたとされる4つのUFO地下基地(インヤンガニ山、ヘイズ山、ペルディド山、およびオーストラリアの特定の山)を再調査する。これらの基地は異星人が地球に知られないように存在しており、監視装置や生命維持装置、銀色の高速移動船があると描写される。彼らは自分たちの存在が発見されることを望んでいないと結論付けられる。異星人は航空機への干渉や、入口を「プログラムされた思考」で隠蔽する能力を持つとされる。
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火星のピラミッドのリモート・ビューイング: スキップがジョーに火星の特定の座標を与え、火星のピラミッドをリモート・ビューイングさせる。ジョーは、火星がかつて健康な惑星だったが、小惑星の衝突で大気を失い、数百万年かけて荒廃したと描写する。また、ピラミッドの中に「人々」がいると報告する。
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異星人との遭遇体験: スキップ自身が体外離脱中に「草の丘」で地球人や異星人と遭遇する体験をする。この体験で、スキップは自身の能力を口にした ために異星人に液体を注入され、空中に浮かび上がる。さらに別の体外離脱では、宇宙船内で異星人と遭遇し、彼らの移動方法(「ルービックキューブ」の例え)について対話する。この異星人は、スキップが「それ(量子の非局所性)」を発見するのを待っていたと告げる。
現在:
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スキップ・アトウォーターの現在の見解: 77歳になったスキップは、自身の経験から、この地球上に人間以外の「何か」が存在することを確信している。彼は「量子の非局所性」や「すべてがどこにでも、いつにでも存在する(everywhere, every when)」という概念に基づいて、リモート・ビューイングやUFO現象を説明しようと試みる。彼は、時間や空間は存在せず、すべてが「今」起こっているという考えを持っている。
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スターゲイト・プログラムの継続性: スキップは、スターゲイト・プログラムが別の名前で継続されている可能性は十分にあると考えているが、自身は26年間関わっておらず、12年間は退役しているため、現状を知る立場にはない。
主要登場人物と略歴
スキップ・アトウォーター(Skip Atwater):
- 本書の語り手であり、元陸軍将校。
- 米国国防情報局(DIA)のスターゲイト・プログラムにおいて、オペレーションおよび訓練担当官を務める。自身はリモート・ビューアーではないが、リモート・ビューイングの指導、監視、検証を行う。
- 幼少期から体外離脱や透視能力の兆候があった。
- 「プロジェクト8200」を立ち上げ、UFO地下基地や火星のピラミッドに関するリモート・ビューイングを指揮する。
- 異星人との遭遇体験を持つ。
- 「量子の非局所性」や「すべてがどこにでも、いつにでも存在する」という概念を提唱し、リモート・ビューイングや超常現象を説明する。
ジョー・マクモニーグル(Joe McMonigle):
- スターゲイト・プログラムの主要なリモート・ビューアーの一 人。
- 「ERV(Extended Remote Viewing)」という、横になって話す形式でリモート・ビューイングを行う。
- パット・プライスが特定した4つのUFO地下基地、火星のピラミッドなどをリモート・ビューイングする。
- ロシア人ともリモート・ビューイングで交流があったとされる。
パット・プライス(Pat Price):
- スタンフォード研究所(SRI)で活動した著名なリモート・ビューアー。
- リモート・ビューイングが「時間」を超越する可能性を示唆した(例:過去の下水処理施設を透視)。
- 海軍の極秘施設「シュガー・グローブ」のトップシークレット情報をリモート・ビューイングで読み取り、CIAや海軍を驚かせた。
- UFO地下基地を発見したとされる。
- 1975年に死去。CIAがSRIから彼を引き抜き、ヴァージニア州の地下オフィスで活動させていたという噂がある。
インゴ・スワン(Ingo Swann):
- 「リモート・ビューイング」という用語を考案した人物の一人。
- スタンフォード研究所(SRI)でリモート・ビューイングの研究に関わる。
- UFOとの遭遇体験を持ち、スキップ・アトウォーターは彼の誠実さを信頼して いる。
- 多くのリモート・ビューアーの訓練方法を開発した。
スコッティ・ワット(Scotty Watt / Major Watt / Colonel Watt):
- スキップ・アトウォーターの上官で、陸軍の少佐、後に大佐。
- リモート・ビューイングの実験において、ターゲットを設定する役割を担い、その有効性を検証するのに貢献した。
- ペンタゴンとのつながりが強く、リモート・ビューイングの成果を軍部に伝える役割も果たした。
ラッセル・プットオフ(Russell Puthoff):
- スタンフォード研究所(SRI)の研究科学者で、リモート・ビューイング研究の主要人物。
- スキップ・アトウォーターと親しい友人関係を築き、パット・プライスのトランスクリプトをスキップに提供する。
- パット・プライスの「タイムを超越したリモート・ビューイング」の発見に立ち会う。