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Douglas Dean Johnson : 「1962年の米国核実験中にUFOが撃墜されたという説」は正しくない

· 約31分

前置き​

Douglas Dean Johnson による 2025-05-21 の Web 記事、

"Bluegill Triple Prime: Did a nuclear test knock down a nonhuman craft in 1962?"

を AI(NotebookLM plus) に整理させた。上記の Web 記事には多数の画像が掲載されているが現段階の AI ではそれらの画像は無視している模様。

音声対話

https://notebooklm.google.com/notebook/2827b398-f4f3-4a02-ba56-16f736ebd658/audio

概要

核実験と未確認飛行物体: 謎の解明

本資料は、ダグラス・ディーン・ジョンソンによる記事「1962年の核実験はUFOを撃墜したのか？その謎は解かれた。」から抜粋されたものです。この記事は、ブルーギル・トリプル・プライムという1962年の米国核実験中にUFOが撃墜されたという説を、客観的な視点から検証しています。ジョンソン氏は、この説が確認バイアスによって生まれたものであり、落下している物体は核弾頭を運搬した** थोールロケットのブースターであると結論付けています。

また、映像に現れる白い三角形は、情報隠蔽のための改ざんではなく、元のフィルムの一部であると説明し、回収された「異常な」破片や高放射線被曝**に関する主張についても、一般的な説明を提供しています。さらに、ハラルド・マルムグレンの証言の信憑性も疑問視しています。

情報源 : Did 1962 nuclear test knock down a UFO? The mystery solved.​

https://douglasjohnson.ghost.io/bluegill-triple-prime-nuclear-ufo/

要旨

要約書：1962年ブルーギル・トリプルプライム核実験とUFO墜落説

本要約書は、ダグラス・ディーン・ジョンソンによる記事「1962年の核実験はUFOを撃墜したのか？その謎は解かれた。」に基づき、1962年10月26日に行われたブルーギル・トリプルプライム核実験中にUFOが撃墜されたという説の主要なテーマ、最も重要な考察、および事実をレビューする。

  1. 序論：UFOと核兵器の関連性への関心

著者は、核兵器とUFO現象との関連性に対する自身の関心を表明している。マンハッタン計画以来、核兵器関連施設でのUFO目撃報告は多数存在し、著者はこれらすべてを「ありふれた装置や現象の誤解、社会的伝染、外国の敵対者、デマや空想」と片付ける見方には同意していない。「UFOs & Nukes: Extraordinary Encounters at Nuclear Weapons Sites」（ロバート・ヘイスティングス著）や「Unidentified: The National Intelligence Problem of UFOs」（ラリー・ハンコック著）といった作品を挙げ、この主題が「真剣な注目に値する」と考えている。しかし、特定の報告は「綿密な精査に耐えられなければならない」と強調しており、これまでに自身が調査した核関連のUFO話が捏造であった事例も挙げている。

  1. ブルーギル・トリプルプライムUFO墜落説の概要と結論

著者の結論として、「ブルーギル・トリプルプライムUFO墜落説は、主に確証バイアスの暴走の産物」であり、「ブルーギル・トリプルプライム核実験中にUFO事象が実際に発生したとは考えていない」。著者はこの説の起源を、探偵が空室で殺人事件の証拠を見つけると確信するが、実際には染みが平凡な起源であったというアナロジーで説明している。この探偵は「想像力が豊かすぎる」ため、「点を結ぶ」際に大きな空白が残ると「無から新しい点」を作り出す、と述べている。

この説は、UFO研究者のロバート・ヘイスティングスでさえ2024年まで聞いたことがなかった、比較的「新しい経緯」を持つ。オーストラリアの研究者ジェフ・クルックシャンクが、トム・デロングの2016年の発言に触発されて構築したものである。

  1. ブルーギル・トリプルプライム核実験の背景

  • オペレーション・ドミニク／オペレーション・フィッシュボウル: 1962年、ソ連の活発な核実験（1961年には57回の爆発）に対抗し、米国は核実験の一時停止を解除した。米国は1962年に「オペレーション・ドミニク」の一環として36回の核爆発を実施。そのうちの「オペレーション・フィッシュボウル」は、トールロケットを使用して弾頭を高度30〜248マイルに持ち上げて爆発させる高高度核実験であった。

  • 目的: フィッシュボウル実験は、高高度核爆発が無線通信やレーダーに与える影響、および将来のICBM迎撃に利用できる可能性のある兵器効果を研究するために行われた。

  • ブルーギル・トリプルプライム: 1962年10月26日、キューバ危機の最中にジョンストン島近くで実施された。これはW-50核弾頭を高度30マイル（48km）に輸送し、200キロトンの収量で爆発させたものであった。この弾頭は「非常に強力なX線を放出するように特別に設計」されており、敵のICBMの弾頭を無力化するのに役立つと考えられていた。

  1. UFO墜落説の主な根拠と反証

クルックシャンクのUFO墜落説は、主に以下の2つの柱に基づいている。

4.1. デジタル化された機密解除フィルムの解釈

  • 落下する物体: 公開された2本の映画（FOM-ALPHAとFOM-BETA）には、核の火球の近くから落下する、煙を引く物体が映っている。

  • 著者の反証: 著者はこの物体が「非常に高い確率で、弾頭を上空に運んだ65フィートのトールロケットブースター」であると特定している。機密解除された報告書「Optical Phenomenology」には、図5.31が「火球の下2.5秒でトールブースター」を示す写真であると明示されており、本文中にも「火球の少し下にある小さな白い点としてトールブースターも確認できる」と記述されている。これらの文書は、FOM-AとFOM-Bを撮影したのと同じ航空機からの画像であることが示唆されている。

    • 著者は、当時の科学者や技術者がこの物体を異常なものとは考えていなかったと指摘。「彼らはそれが何であるか、どこにあるかを知っていた。1つ以上の画像にその存在があったことは、彼らが測定または測定しようとしていた数十のパラメータのいずれにとっても驚くべきことでも重要でもなかった。」
    • クルックシャンクの「科学者が爆発点を、他のデブリや航空機が存在しない空間と時間に配置した」という主張は、1961年の初期計画に基づくものであり、ブルーギル・トリプルプライム実験に特化した「豊富な記録」によって否定されるとしている。

  • 白い三角形の映像（WTM）と「サニタイズ」説: 3番目の映画（WTM）には、火球の一部を覆う三角形の白い物体が映っている。クルックシャンクはこれを、落下するUFOを隠すために政府関係者が追加した「サニタイズ」装置であると主張した。

  • 著者の反証: 著者は、複数の専門家（ピーター・クラン、アレックス・ウェラースタイン、ブライオン・L・リストベット博士）に相談し、全員がこの白い三角形が「元の画像の一部であり、リダクション（編集）装置ではない」という点で意見が一致した。

    • ウェラースタイン教授は、「光との相互作用の仕方から見て、明らかに元のフィルム映像の一部である」と述べている。また、「フィルムをリダクションする際は、フレーム全体をカットするだけで、マスクを使って小さな部分をリダクションするようなことはしない」と指摘。
    • クラン氏も同様に、「もし何らかの機密上の問題があったなら、その特定のクリップは公開から単に削除されただろう」と述べ、「突起や三角形は後から加えられたようには見えない」と付け加えている。
    • リストベット博士（核実験フィルムの機密解除を調整したチームの責任者）も、「フィルムにはこのようにフレーム内にポインターがあるものが多くあったが、それは撮影時にフレーム内にあったものであり、『後から修正された』ものではない」と述べている。
    • 著者は、この三角形は、ジョンストン島からのフィルム（おそらくフィルム番号95318）を、火球を大きくしてフレームの中心に配置するために「光学プリンター」でトリミングした際に、偶然に拡大されたカメラ内部の指標である可能性が高いと推測している。

4.2. 船舶日誌の解釈と「異常な」デブリの回収

  • クルックシャンクは、海軍の船が「異常な」デブリを回収した証拠があると考えた。特にUSNS Point Barrowの乗組員が「異常に高い放射線被曝レベル」を報告したことを指摘した。
  • 著者の反証:
    • 著者は「異常な」デブリへの言及を船のログで探し回ったが、「そのような言及はなかった」。クルックシャンクは後に「異常な」という言葉から引用符を削除したが、著者はその形容詞の使用自体が「正当化されない」と考えている。
    • 実験後、多数の観測ロケットや計器パッケージが打ち上げられて落下しており、回収された「黒い球」や「緑色の管」、「円筒形の物体」などは、これらありふれたハードウェアの一部であった可能性が高いと指摘。
    • 船のログには、船員が回収された物体を「エキゾチック、警戒すべき、または『異常な』ものと見なしたことを示唆するものは何もない」。
    • Point Barrowの乗組員の放射線被曝に関しては、カマン・テンポ・グループによる1983年の報告書が、高い数値は「フィルムパックの不良なシール」によるものである可能性が高いと結論付けていることを指摘。「フィルムの損傷と高い数値の間に極めて高い相関関係」があった。
  1. その他の主張と反証
  • ハロルド・マルムグレンの証言: 元米貿易政策高官のハロルド・マルムグレンは、2024年にこのUFO墜落説に自身を挿入する形で「空想的な話」を始めたが、著者はマルムグレンの過去の主張には「多数の証明可能な捏造」があったとして、「彼の信用を落とすもの」であると断言している。
  • トム・デロングの発言: UFO墜落説の着想源となったデロングの2016年の発言は、「根拠がなく、内部的に矛盾している」と指摘。デロングはスターフィッシュ・プライム実験とキューバ危機中の出来事を混同していた。
  • 異なる研究室間の対立による情報漏洩説: クルックシャンクは、異なる連邦研究室間の「分類規則」に関する意見の相違が、一部のUFO映像の「不注意な」機密解除と、別の映像の「粗雑な隠蔽」に繋がったと推測した。
  • 著者の反証: 著者は、受賞歴のある科学作家サラ・スコールズの意見を引用し、「研究室間で異なる分類規則があったという話は聞いたことがない」と述べている。核情報の取り扱いは、連邦法である原子力法によって標準化されていた。この競争は革新を促すための意図的なものであった。「研究室間の競争が異なる分類基準を意味し、UFOの秘密に繋がったと飛躍するのは、根拠がなければ正当化されない。」
  1. 結論

著者は、ブルーギル・トリプルプライム実験とUFO撃墜事象を結びつける「同時代の文書や信頼できる証人証言」は存在しないと結論付けている。機密解除された報告書には、火球の近くで照明された65フィートのトールブースターの画像が含まれており、映画に見られる落下する物体がそれ以外の「よりエキゾチックな候補」である理由はないとしている。3番目の映画の三角形は、フィルムに当たる光の強度によって歪んでおり、「元の画像の一部である」ことは明らかであり、研究室での編集装置という「ありえない考え」は却下される。また、回収船のログには、乗組員が発見したものを「驚くべき、または異常なもの」と見なしたことを示唆するものは何もない。

したがって、米国政府が「非人間的な船の全部または一部を回収した」と信じる「客観的な根拠」は、1962年10月26日には見当たらない、と強く断じている。

timeline と 主要関係者

タイムライン​

  • 1945年以前: 核兵器とUFO現象の関連性に関する初期の報告が、マンハッタン計画にまで遡る。
  • 1952年: リバモア国立研究所が設立され、ロスアラモス研究所との間に競争関係が始まる。
  • 1958年10月: 米国が核実験の一時停止を開始。
  • 1961年: ソ連が57回の核爆発を実施。
  • 1961年11月30日: 核実験シリーズの初期計画会議が行われ、KC-135航空機の配置について一般論が議論される。
  • 1962年: 米国が「ドミニク作戦」の下で36回の核爆発を実施。ソ連は78回の核爆発を実施。
  • 1962年7月9日: 「スターフィッシュ・プライム」核実験が実施される。この高高度核爆発は、ハワイで広範なEMP効果を引き起こす。
  • 1962年8月8日: 「フィッシュボウル作戦」に割り当てられていたKC-135航空機（53144）が墜落し、3人の乗組員が死亡。KC-135航空機（60376）が代替機として準備される。
  • 1962年10月16日-28日: キューバ危機が発生。
  • 1962年10月20日: キューバ危機中に「チェックメイト」核実験が実施される。
  • 1962年10月25日（現地時間）/10月26日（UTC）: 「ブルーギル・トリプル・プライム」核実験がジョンストン島付近で実施される。この実験では、ThorロケットがW-50核弾頭を高度30マイルに運び、200キロトンの爆発が起こる。使用済みのThorブースターと3つの計器ポッドが爆発付近に存在し、その後落下する。複数のカメラ（KC-135航空機とジョンストン島から）がこのイベントを撮影。救助船団（USS Safeguard、USS Engage、USNS Point Barrowなど）が落下物の回収にあたる。
  • 1962年11月1日: ジョンストン島上空で「キングフィッシュ」核実験が実施される。
  • 1963年12月30日: 「Operation Dominic weapons effects ADA995461」が発表される（抽出版は1985年9月1日に作成）。
  • 1964年8月14日: 「OPERATION DOMINIC Fish Bowl Series Project Officer's Report - Project 9.4b, POD and Recovery Unit Fabrication」が発表される（抽出版は1985年9月1日に作成）。
  • 1964年10月9日: 「Optical Phenomenology of High-Altitude Nuclear Detonations」（ADA995489）が発表される（抽出版は1985年9月1日に作成）。
  • 1965年4月6日: 「Project Officer's Report--Project 8A.3, Close-in Thermal and X-ray Vulnerability Measurements – Shots Blue Gill and King Fish」が発表される（抽出版は1985年9月1日に作成）。
  • 1970年代: ハラルド・マルムグレンが米国の通商政策当局者として活躍。
  • 1972年頃: ロバート・ヘイスティングスがUFOと核兵器の関連調査を開始（約40年間継続）。
  • 1980年代: 「フィッシュボウル」シリーズの多くの技術論文が機密解除される。
  • 1983年: カマン・テンポ・グループが回収船団の人員の放射線被曝に関するレビューを実施。「Operation Dominic 1962」が発表される。
  • 1985年10月: ウィリアム・E・オグルによる論文「An Account of the Return to Nuclear Weapons Testing by the United States After the Test Moratorium 1958-1961」が発表される。
  • 1995年: ピーター・クーラン監督によるドキュメンタリー「Trinity and Beyond: The Atomic Bomb Movie」が公開される。
  • 1998年: ブルーギル・トリプル・プライム実験のフィルムの一部がデジタル化され、一般公開される。
  • 2002年: ピーター・クーランが古いカラーフィルムの修復方法開発でアカデミー賞を受賞。
  • 2006年: ピーター・クーラン著「How to Photograph an Atomic Bomb」が出版される。
  • 2016年: トム・デロングがジミー・チャーチとのインタビューで、1962年の核実験（スターフィッシュ・プライム/キューバ危機中の実験）と関連するUFO撃墜に言及する。デロングとジョン・ポデスタ（ホワイトハウス職員）の電子メールがウィキリークスによって公開される。デロングの小説「Sekret Machines」が発表される。
  • 2017年: ロバート・ヘイスティングス著「UFOs & Nukes: Extraordinary Encounters at Nuclear Weapons Sites (Second Edition)」が出版される。ラリー・ハンコック著「Unidentified: The National Intelligence Problem of UFOs」が出版される。ローレンス・リバモア国立研究所とロスアラモス国立研究所の共同プロジェクトである「フィルムスキャンおよび再分析プロジェクト」が「Science & Technology Review」で紹介される。
  • 2018年頃: ハラルド・マルムグレンが自らの過去に関する作り話を語り始める。
  • 2022年後半: ジェフリー・クルックシャンクがRedditに自身のUFO撃墜説の主要要素を投稿する。
  • 2023年5月: ダグラス・ディーン・ジョンソンが「トリニティUFO墜落」説がデマであることを示す初期の記事を公開。
  • 2024年: ハラルド・マルムグレンがUFOに関する作り話を自身のレパートリーに追加し、クルックシャンクのブルーギル・トリプル・プライムUFO撃墜説に自身を挿入する。
  • 2024年8月: ジェフリー・クルックシャンクが「Supporting Evidence for Bluegill Triple Prime UAP Shootdown Theory」を発表。クルックシャンクがロス・コールサルトの「Reality Check」プログラム（NewsNation）で自身の説についてインタビューを受ける。
  • 2024年12月: ジェフリー・クルックシャンクが「Liberation Times」に「The Hidden Truth Behind a 1960s Nuclear Test: A Non-Human Craft Fell Down To Earth」を寄稿（2025年3月5日にも保存、後に一部改訂）。
  • 2025年2月: ジョン・ジン博士が死去。
  • 2025年3月: ロバート・ヘイスティングスが、クルックシャンクの物語を聞くまでブルーギル・トリプル・プライムとUFO現象の関連を知らなかったとダグラス・ディーン・ジョンソンに電子メールで伝える（3月7日）。クルックシャンクが「Liberation Times」の記事を編集し、「anomalous」の周りの引用符を削除。
  • 2025年3月23日-24日: アレックス・ウェラースタインが、白い三角形は編集によるものではなく、オリジナルのフィルムの一部であるという見解を表明。
  • 2025年3月30日: バイロン・L・リストヴェット博士が、三角形が編集装置であるという見解を明確に否定する。
  • 2025年4月30日: ダグラス・ディーン・ジョンソンが上院議員マイク・ラウンズにロバート・ヘイスティングスの著書「UFOs & Nukes」のコピーを渡す。
  • 2025年5月8日: ダグラス・ディーン・ジョンソンがクルックシャンクにジョン・ジン博士との書簡の公開を要求。
  • 2025年5月20日: サラ・スコールズが核研究所間の機密解除基準の相違について異論を唱える。ハラルド・マルムグレンに関するダグラス・ディーン・ジョンソンの記事「Harald Malmgren: real-world history vs. grandiose fantasy」が公開される。
  • 2025年5月21日: ダグラス・ディーン・ジョンソンが記事「Did 1962 nuclear test knock down a UFO? The mystery solved.」を公開。記事が公開された時点で、FOIAの要請は未受理。
  • 2025年5月21日以降: 記事「Did 1962 nuclear test knock down a UFO? The mystery solved.」が複数回修正される。
  • 2025年6月9日: ダグラス・ディーン・ジョンソンがハラルド・マルムグレンに関する記事「Harald Malmgren saves the world: a fantasy set during the Cuban Missile Crisis」を公開。

登場人物​

  • ダグラス・ディーン・ジョンソン: 本記事の著者。UFOと核兵器の関連性に関する説、特にブルーギル・トリプル・プライムに関するUFO撃墜説を詳細に調査し、批判的に分析している。過去に他のUFO関連のデマを調査した経験がある。
  • ロバート・ヘイスティングス: 独立研究者。約40年間（1972年頃〜2012年）にわたり、核兵器サイトに関連するUFO報告を積極的に調査してきた。彼の著書に「UFOs & Nukes: Extraordinary Encounters at Nuclear Weapons Sites」がある。ブルーギル・トリプル・プライムに関するUFO撃墜説を2024年にクルックシャンクから聞くまで知らなかった。
  • ラリー・ハンコック: 軍の機密解除記録を分析し、核関連のUFOイベントに関する著作「Unidentified: The National Intelligence Problem of UFOs」を著した。
  • ジェフリー・クルックシャンク: オーストラリアの研究者、運用技術者、セキュリティコンサルタント。2022年後半にRedditで、2024年に論文「Supporting Evidence for Bluegill Triple Prime UAP Shootdown Theory」で、そして2024年後半には「Liberation Times」の記事で、ブルーギル・トリプル・プライム核実験中にUFOが撃墜されたという説を構築し、提唱している。トム・デロングの2016年の発言に触発された。
  • トム・デロング: 2016年のインタビューで、1962年の核実験（スターフィッシュ・プライムまたはキューバ危機中の実験）に関連するUFO撃墜に言及した人物。元UFOに関する情報を持つ退役米空軍少将と接触があったとされている。
  • ジミー・チャーチ: 「Fade to Black」という番組のホスト。2016年にトム・デロングをインタビューし、UFOと核実験に関するデロングの発言を引き出した。
  • ウィリアム・ニール・マカースランド: 退役米空軍少将。トム・デロングがUFOに関するインサイダー情報を受け取ったとされる人物の一人。
  • マイケル・ケアリー: 退役米空軍少将。トム・デロングがUFOに関するインサイダー情報を受け取ったとされる人物の一人。デロングの小説「Sekret Machines」について肯定的なコメントをしたとされる。
  • ジョン・ポデスタ: ホワイトハウス職員。ウィキリークスによって公開された電子メールでトム・デロングとのやり取りが明らかになった。
  • ロス・コールサルト: NewsNationの「Reality Check」プログラムのホスト。2024年8月にジェフリー・クルックシャンクをインタビューした。
  • クリストファー・シャープ: 英国の「Liberation Times」ウェブサイトのオーナー。クルックシャンクの記事「The Hidden Truth Behind a 1960s Nuclear Test: A Non-Human Craft Fell Down To Earth」を公開した。
  • ハラルド・マルムグレン (1935-2025): 1970年代に米国の通商政策当局者を務めた人物。2018年頃から自身の過去に関する作り話を始め、2024年にはUFOの話をレパートリーに加えた。キューバ危機中にペンタゴンで高レベルのインサイダー役割を演じたという架空の主張を繰り広げ、クルックシャンクのUFO撃墜説に自身を関連付けた。
  • ピーター・クーラン: 核実験フィルムの専門家。著書「How to Photograph an Atomic Bomb」の著者であり、ドキュメンタリー「Trinity and Beyond: The Atomic Bomb Movie」の監督。古いカラーフィルムの修復方法開発でアカデミー賞を受賞。「フィルムスキャンおよび再分析プロジェクト」の専門家の一人。白い三角形が編集によるものではなく、オリジナルのフィルムの一部であると主張。
  • アレックス・ウェラースタイン: スティーブンス大学のテクノロジー教授。核兵器の歴史と関連政府プログラムの専門家。NUKEMAPウェブサイトの作成者。「DOOMSDAY MACHINES」という核をテーマにしたブログを運営。白い三角形が編集によるものではなく、オリジナルのフィルムの一部であると主張。
  • バイロン・L・リストヴェット博士: 防衛脅威削減局（DTRA）の核問題担当補佐官を長年務め、退職。今回議論されている核実験フィルムの機密解除を調整したチームを率いた。白い三角形が編集によるものではなく、オリジナルのフィルムの一部であると明確に否定している。
  • ジョン・ジン博士 (1945頃-2025): 元ロスアラモス科学研究所（LASL）の科学者。ブルーギル・トリプル・プライム実験を目撃し、関連報告書を執筆。クルックシャンクとの私的なやり取りで、機密解除に関する見解の相違を示唆したとされているが、白い三角形が編集装置であるという説を支持したわけではない。
  • サラ・スコールズ: 科学ライター。著書「Countdown: The Blinding Future of Nuclear Weapons」がある。核研究所間の機密解除基準に関するクルックシャンクの主張に異議を唱えている。
  • アヴリル・ヘインズ: 国家情報長官。
  • ジェフリー・A・クルーゼ中将: 国防情報局長官。2021年11月10日にダグラス・ディーン・ジョンソンからヘイスティングスの著書「UFOs & Nukes」のコピーを受け取った。
  • マイク・ラウンズ上院議員: 上院軍事委員会および情報委員会のメンバー。2024年4月30日にダグラス・ディーン・ジョンソンからヘイスティングスの著書「UFOs & Nukes」のコピーを受け取った。
  • レメ・バカ: ジャック・ヴァレとパオラ・ハリスの著書で人気を博した「トリニティUFO墜落」説の「最高の証人」とされた人物の一人だが、後にデマの加害者であることがジョンソンの調査で判明した。
  • ホセ・パディラ: ジャック・ヴァレとパオラ・ハリスの著書で人気を博した「トリニティUFO墜落」説の「最高の証人」とされた人物の一人だが、後にデマの加害者であることがジョンソンの調査で判明した。

(2025-06-18)