Rahma の主張 : テレパシーで指定された場所に 5-6人のチームで赴き、UFO に乗り込んだ ⇒ この謎と本質を解く
前置き
Joseph Burkes が、親しくしている Rahma の主要人物から聴いた話を元に、解説している。
なお、DeepL の和訳には酷い誤訳(人種差別…のくだり)がある。
Rahma の 5-6人のチームが、指定された場所(ジャングルの中)まで苦労して赴き、そこで瞑想することで UFO に搭乗(テレポート)したとある。
なお、この動画は
❏ Joseph Burkes, MD : Mission Rahma(ペルーの UFO 召喚団体)の詳しい内情:文字起こし+日本語訳 (2024-04-01)
でも取り上げた。
FasterWhisper AI(large-v2 model) + DeepL(2024-07 model)
聴衆の皆さんには信じられないかもしれないが、これは私の友人であるフェルナンド・ラマコ(引退した口腔外科医、40年間ラマで指導者)から聞いた話である。 彼によると、猟師たちと交信できたとき、彼らは非常に友好的だったという。 実際、ETとされる者たちは、夢の中で猟師たちにテレパシーで、都会人の一団がやってくるから助けてやってくれ、と伝えていたそうだ。 (01:13:11)
そうだ。 そして平和の捧げ物として、ハンターの一人がフェルナンドに弓と矢を渡した。 フェルナンドはそれで生計を立てていた。 それで家族を養っていたのだ。 だから、その平和の捧げ物はフェルナンドにとって大きな意味を持ち、フェルナンドはその贈り物を快く受け取った。 そして、彼らが今交信している先住民たちは、さらに熱帯雨林の奥へと進み、パイティティへと彼らを導いた。 (01:13:46)
質問があったらちょっと止めるよ。 水が飲みたいんだ。 そうですね、ちょっと口を挟みますが、これはすべて彼らのプログラムによる目撃情報の一部です。 フェルナンド・ラマコと他の国際チームがそこにいた。 (01:14:17)
地球外生命体、あるいは彼らが地球外生命体だと信じているもの。 瞑想中、彼らは全員、意識レベルで船内に取り込まれる体外離脱体験をした。 彼らはパイティティから1日遅れで、翌日パイティティに到着した。 (01:14:38)
そしてフェルナンド・ラマコによると、チームの5、6人だったと思うのですが、全員が青いビームに乗せられ、船の腹の中へと連れて行かれました。そこで彼らは、ブラザーフッドと呼ばれる人種差別的な白人至上主義グループの代表者と友好的な交流をしました。 (01:15:13)
彼らが白いローブを着ていたから、そして彼らの体が光に包まれていなかったからだ。 そして彼は今、遭遇した。もしあなたがその現実に疑問を持つなら。ジョー・バレホから聞いた話だが、フェルナンドが私に話したわけではない。 私の友人で747パイロットのジョー・ヴァレホ大尉はラマとの連絡係だったのだが、フェルナンドは、ブルービームに乗せられた一人がその過程で恐怖のあまりおしっこを漏らしてしまったと言ったそうだ。 (01:15:46)
そう、つまり、これは高い確率で起こったということだ。 もしこの出来事が説明されたとおりに起こったのなら、そこには間違いなく物理的な要素があった。2度目、3度目の経験は、必ずしもバーチャルなものではないと思う。 そして彼らはついにパイティティに到着し、そこで工作船に乗り込んだのでしょう。 その出会いについての詳細はわかりません。 しかしその後、彼らは戻され、困難な道を戻っていった。 (01:16:20)
▼原文 展開
And this may be hard for people in the audience to believe, but this is what I heard from my friend Fernando Lamaco, retired oral surgeon and leader in Rama for 40 years. He said that when they were able to communicate with these huntsmen, they were extremely friendly. In fact, the alleged ETs had telepathically communicated to these hunters in their dreams that a group of city folk were coming and they should help them. (01:13:11)
Yeah. And as a peace offering, one of these hunters gave to Fernando his bow and his arrows. Now, that was the way he made a living. That was the way he fed his family. So that peace offering had great significance to Fernando, who graciously accepted the gift. And then the indigenous people that they were now in communication with guided them further into the rainforest to get to Paititi. (01:13:46)
I'm going to stop for a second if you have a question. I'm going to drink some water. Sure. So I'm just going to interject and say this is this is all part of their program sighting correct they're going to be all been set up at the level of consciousness remote viewers, I should say, automatic riders selecting that the team. Six of us Wells was there Fernando Lamaco and others international team. (01:14:17)
extraterrestrials or what they believe were extraterrestrials. While meditation, they all had an out of body experience where they were taken on board at the level of consciousness. They were one day away from Paititi, they got to Paititi the following day. (01:14:38)
And according to Fernando Lamaco, every single one I think there were five or six on the team were taken up in a blue beam, taken on to the belly of the craft into the belly of the craft, where they had a friendly exchange with representatives of what was called Now, that sounds like a racist term because brotherhood is the name given to the racist white supremacist group but it's had nothing to do there was, they call them the white brotherhood. (01:15:13)
Great white brother because they were wearing white robes and because their bodies weren't encased in light. And he had an encounter now. If you if you question the reality of it. Joe Vallejo told me this story, Fernando didn't tell it to me. According to my friend Captain Joe Vallejo 747 pilot was my liaison with Rama said Fernando told him that one of the people who were taken up on the blue beam became so terrified during the process that he peed in his pants. (01:15:46)
Yeah, that says to me that high probability that this. If this event occurred as described, there was a definite physical component to it. I don't think this was necessarily a virtual experience of the second or third time. And so they finally get to Paititi, and they're there, I guess, taking on board a craft. I don't have any details on that encounter. But they then were returned, and they went back the arduous track. (01:16:20)
動画(1:28:30)
Joseph Burkes, MD - The Mission Rahma Contact Network (ETP 013)
www.youtube.com/watch?v=GrAOKQbXyIc
memo
2,800 views Jul 2, 2021 #EngagingThePhenomenon Dr. Joseph Burkes joins us to discuss Mission Rahma - A group of Contact Activists from Lima, Peru that expanded to a low-key global network of Contact Workers beginning in 1974. Sixto Paz Wells and Mission Rahma report incredible Contact Experiences with UFO intelligence witnessed by dozens and subsequently hundreds of other Contact Workers.
関連
❏ Sixto Paz Wells のネット・インタビュー (2023-12-12):文字起こし+和訳 (+追記) (2024-06-05)
❏ Sixto Paz Wells の非公式インタビュー動画(1990年代): 和訳 (2024-05-07)
▼AI に訊く 展開
ME: ペルーを拠点とし、Sixto Paz Wells が組織した UFO カルト の Rahma の歴史と現状を解説して。
Sixto Paz Wells(シクスト・パズ・ウェルズ)は、1955年12月12日にペルーのリマで生まれた著述家であり、UFO現象、特に宇宙人との接触に関する講演者として知られています。 彼は、スペインやラテンアメリカのいくつかの国で「ラーマ・ミッション(Misión Rahma)」の代表的人物として知られています。 ウィキペディア
ラーマ・ミッションの歴史
1974年1月22日、シクストは「テレパシーによる遠隔思考伝達」という講演に参加し、その夜、母親と姉妹と共に深いリラクゼーションの後、自動書記を通じてメッセージを受け取ったとされています。このメッセージは、木星の衛星ガニメデから来た「オクサルク(Oxalc)」という存在からのもので、地球人とのコミュニケーションを求める内容でした。これをきっかけに、シクストと彼の家族、友人たちは、1974年2月7日にチルカ 砂漠で予定された目撃を経験し、明るいレンズ状の飛行物体を目撃したと報告しています。 ウィキペディア
これらの経験を基に、シクストと彼の仲間たちは「ラーマ・ミッション(Misión Rahma)」と呼ばれるグループを結成しました。この名称は、太陽(RA)と地球(MA)を意味し、地球上で人間が星、つまり太陽のような存在になることを目指す接触プログラムを指しています。この組織は、ペルー国内で支持者のグループを組織し、やがてラテンアメリカ諸国やスペインなどに広がりました。しかし、1990年にシクスト自身によって公式に解散が宣言されました。 ウィキペディア
現在の状況
ラーマ・ミッションは公式には解散されましたが、その教えや実践は現在でも独立したグループや個人によって続けられています。シクスト・パズ・ウェルズ自身は、作家や講演者としての活動を続けており、UFO現象や宇宙人との接触に関する講演を世界各地で行っています。彼はこれまでに20冊以上の書籍をスペイン語で出版し、その中には英語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語に翻訳されたものもあります。また、国際的なフォーラムや大学での講演も行っており、UFO現象に関する情報を広める活動を続けています。 ウィキペディア
彼の活動やラーマ・ミッションの教えは、一部の心理学者や哲学者から、神智学や19世紀のオカルト主義と類似した新宗教運動として評価されています。また、ラーマ・ミッションの信念は、心霊主義の技法を利用しているとも指摘されています。
この謎と本質を解く
実際は何が起きていたのか?
(瞑想中なので)文脈からいって OBE もしくは意識のみ UFO に移動したように受け取れる。だが、チームのひとりが恐怖で失禁したとあることもあってか、Joseph Burkes は物理的に(=肉体を伴って)テレポートしたという方向で捉えている。
だが、瞑想者(or シャーマン)が瞑想の中で(=変容した意識状態で=幻覚の中で)、霊界、幽界、天上界、無色界などを訪れるのはごく普通の事。神霊の類が ET に変わり、霊界が ET の住むガニメデ(木星の衛星)に変わっただけの話。
掘り下げると…
Rahma の発端は、創設者である Sixto Paz Wells の自動書記だった。大本教の教祖、出口なお の発端も自動書記だった。
なぜ、ET と神霊 という全く異なる範疇の存在が同じ手口で人間を操るのだろうか? その答えは
- ET = 神霊 = 変容した意識の生み出した幻覚
だから。
なお、変容した意識(= ASC: Altered States of Consciousness) と表現すれば何やら「高度な(=精妙な=周波数の高いw)意識状態」というニュアンスを伴うが、それは一時期流行った「トランス パーソナル心理学」が持ち込んだ錯誤のせい。実際のところは
- 変容した意識 = 幻覚や幻想を誘発する意識状態
でしかない。なお、変容した意識は 幻想/幻覚 を誘発するだけで、ESP や超常現象を誘発することはない(CIA の Harold E. Puthoff らがそれを確認した)。
幻覚/幻想 は芸術や宗教において利用価値が高いが、それは一部の「深淵な幻覚/幻想」に根源的な実在や真の実在の欠片が含まれているから…ではない。
「根源的な実在」や「真の実在」という発想それ自体が根深い幻想。その「根深い幻想」を土台として芸術や宗教という殿堂が構築されている。
「根源的な実在」や「真の実在」が幻想なら、いったい何が本物なのか? 本物と言えるものは、誰もがごく当たり前に経験できている、このありふれた日常的な体験のみ。
この点で、科学は(凡庸な連中の手によってかなり 教条化/幻想化 されたとはいえ)日常的な体験という、再現可能かつ反証可能性のある土台の上に建っている。
人は皆、この日常体験に倦み、憎み、時にソコソコ満足し、同時に深く絶望してもいる。それゆえ、「根源的な実在」や「真の実在」という幻想にすがって日常体験という牢獄から逃れようとする。そして、ごく少数の素質に恵まれた人間だけが 恩寵/超越/彼岸(という名前の幻覚体験)に至る。
禅がここでまたやらかした
この、ごくありふれた日常的な体験のみが本物だが、そこでまた禅が鼻先を突っ込んできてヨタ話を展開させている。
一部の禅は従来の禅の主張を一捻りして、「日常的な体験」をそのまままるごと 超越化/絶対化 することで
- 「日常的な体験」こそが、「根源的な実在」や「真の実在」なのだ
…という新手の幻想(=タワゴト)を持ち込んできた。
これによって、従来の
- 「日常体験」 → 修行 → 悟り =「根源的な実在」や「真の実在」の境地に到達
の経路が、
- 「日常体験」 = 「根源的な実在」や「真の実在」
となった。この「=」に目覚めることが禅の目的となった(従来は修行で山を一歩一歩登って山頂にたどり着く筈だったが、今度は一気に山頂にテレポートできるというわけ。何にせよ、山頂なんて最初から存在しないのに)。
何たる馬鹿話。禅匠サマはこんなヨタ話ですら、本気で信じ込めるのだから、大したもの。
(2025-03-11)