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National Geographic 動画：ヨーロッパで起きた UFO 事件

· 約110分

前置き​

National Geographic による、「ヨーロッパで起きた UFO 事件」の扱った動画。

文字起こし＋和訳 を付けておく。字幕では現地語が英語に翻訳表示されているが、当然ながら、以下の文字起こしには反映されていない。

この動画から幾つかの話題を拾って、別記事で取り上げる。

動画(1:08:49)​

National Geographic Wild UFO Europe Untold Stories Documentary 2015

www.youtube.com/watch?v=MVZuXrA81lw

動画概要欄​

1,200 views 2015/06/23

FasterWhisper AI(large-v2 model) + DeepL(2024-07 model)​

▼和訳 展開

私たちの空は謎に満ちている。 未確認飛行物体は何十年もの間、ヨーロッパ中の政府機関によって密かに調査されてきた。 パイロットが奇妙なものを見ていたため、1950年代初頭に隠蔽工作が行われた。 そのすべてを説明することはできなかったが、彼らはその情報が一般に広まることを望まなかった。 我々は初めて、全大陸からの目撃情報と報告を照合した。 多くの目撃情報には合理的な説明があると主張する専門家もいる。 (0:00:35)

しかし、理解を拒み続けるものもある。 あんなものは見たことがなかった。それ以来、あんなものは見たことがない。 何を見ていたと思うかと言われても、漠然としている。 異世界からの訪問者なのか、それとも自然現象なのか。 そして、ヨーロッパ政府は私たちに明かした以上のことを知っているのだろうか？ その答えは、ヨーロッパのUFOファイルの知られざる物語にあるのかもしれない。何千ものUFO目撃談の中で、あるものは他のものより影響力がある。 (0:01:29)

NATOの演習をめぐる奇妙な出来事が、西側諸国政府のUFO事件への対処法を変えた。 金属製の触手のような物体が1時間近く上空をホバリングし、多くの目撃者の生活に影響を与えた。 ルーマニアの村は停電になり、結婚式も台無しになった。 1990年9月10日、ポルトガル、アウフェナ。子供たちのグループが、地上からわずか50メートルのところをホバリングする奇妙なUFOを発見。 (0:02:13)

この目撃は住民を恐怖に陥れた。 そして、この小さく緊密なコミュニティに悪評をもたらした。 アウフェナでのこの出来事は、1990年以来、異常な出来事として記憶されている。 その日撮影された4枚の写真は、いまだに説明がつかず、ポルトガルの歴史上最も不可解な事件のひとつとなっている。 アウフェナUFO事件から20年以上経つが、地域に衝撃を与えた奇妙な出来事は忘れられていない。 (0:02:59)

この事件は、何十人もの人々が目撃したという点で非常に重要である。 月曜日の午前8時30分、登校途中の子供たちが最初に飛行物体を目撃した。 それは丸い形をした、とても明るく輝く物体で、とても低いところを飛んでいた。子どもたちは、何だろう、何だろうと尋ね続けた。 しかし、これはアウフェナの特別な朝のほんの始まりに過ぎない。子供たちが目撃した直後、UFOは地元の建設作業員によって発見された。 (0:03:56)

作業員たちは動物の基本的な反応のように石を投げた。彼らは、これは着陸するのだろうか？ UFOが町の中心部の上空を移動するにつれて、住民たちはこれから起こるかもしれないことを恐れ始めた。 マヌエル・コスタはまず、彼の家の近くで物体を目撃した。 私は言ったんだ、息子よ、もしかしたら着陸するのかもしれない、と。 コスタの娘、ポリーナはその出来事を鮮明に思い出す。 (0:04:40)

私がここにいた時、まさにこの場所にいた時、この方向に、何かとても、とても明るいものが、いつもこの方向、ここにいることに気づきました。それが近づくにつれて、高度から下がっていき、いつも高度から下がっていき、いつもこの方向、いつもここにいました。 だから、あそこに、あの場所に、着陸するんだと感じた。 (0:05:10)

しかしUFOは着陸しない。その代わり、UFOはサッカー場に向かって移動し、町中にパニックが広がった。 地元のフォトジャーナリスト、マヌエル・ゴメスはカフェで朝食をとっていた。 誰かが彼に電話をかけてきた。彼は外に出て、物体を見つけ、35ミリカメラを手にした。 ゴメスはUFOの写真を撮ろうと必死でカメラを持って町中を駆け回る。午前9時15分、子供たちが最初に物体を見た45分後、ゴメスはサッカー場に到着する。 (0:06:03)

これが彼の見たものだ。 事件から22年後、UFO調査官のフランシスコ・コレアは、象徴的な写真が撮影された場所にやってきた。 彼は重要な目撃者であるサッカークラブのディレクター、ダビド・シルバと会っている。分ほどホバリングした後、物体は地平線の彼方に消えた。 翌日、調査チームが目撃者の証言を集めるためにアルフェナに到着する。 目撃者たちは自分たちが見たものに困惑していることが明らかになる。 (0:07:23)

何人かは物体の絵を提供するが、マヌエル・ゴメスという重要な証拠を持っている男がいる。写真家である。 捜査官たちは、写真の分析が謎の解明に役立つかもしれないことに気づく。 まず差し迫った問題、その写真は本物なのか？ 写真の専門家であるポール・エリスはこの写真を研究した。 奇妙な外観の物体であり、この写真には暗室でのトリックのようなものは感じられない。 (0:08:52)

これが本物の写真かもしれないと思う理由のひとつは、単純にカラー写真だからです。 カラー写真は、偽造やトリックがはるかに難しい。 本物か本物である可能性を示す重要な手がかりは、拡大写真にある。 なぜなら、拡大写真には本物のディテールが写っているからだ。ハイライトのディテール、シャドーは正しい位置に残っている。

(0:09:20)

これは本当に空にある本物の物体だと感じる。この物体が何なのかはわからないが、本物という感じがする。 では、もしこの写真が本物だとしたら、あの日の空には何があったのだろうか？ 研究者たちは、UFOが気象観測用の気球であった可能性を探る。 しかし、気象学者のトーマス・シャフェナッカーは納得していない。 確かに私には普通の気象観測気球には見えません。例えば、下から奇妙な触手がぶら下がっている。 (0:09:56)

確かに、標準的な気象観測気球にこのようなものがあるとは思わない。 そして、UFOの行動には、これが単に風に吹かれている風船ではないと調査者に思わせる何かがある。 この物体には一連の進化とパラゴンがある。動いているが、静止している瞬間もある。 最も興味深いのは、非常に長い時間、同じ位置でホバリングしていることだ。 (0:10:28)

さて、気象観測用の気球は上昇したり風に流されたりする傾向がある。それは誰でも知っている。 しかし、気球を外に放すと、そのまま持っていかれてしまう。この気球は非常に長い間そこに留まっていた。 では、町の上空を低空で移動していた、金属製の固体に見えるこの物体は何だったのだろうか？ (0:10:48)

研究者たちはついに軍に目を向ける。 もう一つの可能性は、もちろん、これがある種のドローンであったということである。 ドローンとは、軍が情報収集のために使用する無人航空機のことである。 航空アナリストのクリス・イェーツは、アルフェノUFOと無人航空機の類似点を見ている。 UAV（無人航空機）は機動性に優れています。監視したい任意の位置に移動させることができる。 (0:11:34)

イェーツは、訓練を受けていない人が軍用ドローンに直面した場合、混乱する可能性があると考えている。 UAVは最も奇妙な航空機のひとつです。 我々は、航空機やヘリコプターのような、我々が慣れ親しんできた形状に必ずしも適合しない空中の乗り物について話しているのだ。 だから、このようなものが上空をホバリングし、機動しているのを見た村人たちは驚いただろう。 (0:12:06)

1990年、ポルトガルには7つのNATO空軍基地があった。捜査官たちは、あの日アルフェノ上空をドローンかUAVが飛んでいたかどうかを知りたがっていた。 その返答を待つのに時間はかからなかった。 徹底的な調査にもかかわらず、今日に至るまで、イェーツが何に怯えたのか誰も知らない。アルフェノの住民たち。冷戦。究極の緊張の時代。 1950年代初頭、ソ連軍はますます強大になり、ヨーロッパを蹂躙する恐れがあった。誰もが注意深く監視し、領空を守っていた。 (0:13:49)

冷戦の真っ只中、ロシアはどんどん攻めてきて、我々の防衛力をずっと試していた。 事態は本当に緊迫していた。 自国の航空機を誤認すれば、第三次世界大戦につながりかねないことを、双方は十分に認識していた。 これまで英国政府は空飛ぶ円盤にほとんど注意を払ってこなかったが、それは変わろうとしている。 メインブレイス作戦、西ヨーロッパ、1952年9月14日から25日まで。NATOの訓練が展開される中、政府は何が起こるか無視できないことに気づく。 (0:14:33)

メインブレイス作戦中、空飛ぶ円盤の目撃が相次いだ。 訓練に参加していた空母の乗組員だけでなく、イギリス空軍の乗組員も目撃している。 この目撃談は、未確認飛行物体に対する国防省の姿勢に根本的な変化をもたらすことになった。 このとき、西ヨーロッパのいくつかの政府がUFOの話題を非常に真剣に取り上げるようになったのである。 (0:15:02)

彼らは、これらが鉄のカーテンの向こうから来た可能性はないのか、と知りたがった。 1952年9月の最後の2週間。メインブレイス作戦では、NATOの空海の総力を挙げて北欧近海をパトロールしていた。ジャーナリストであり学者でもあるデイヴィッド・クラークは、この時期の不可解な出来事の権威である。 ロシアが北極圏を越えて航空機と艦船で攻めてきたらどうなるかという模擬演習だった。 (0:15:38)

1952年9月13日、デンマーク、ボーンホルム。デンマークの駆逐艦ビル・ムイはメインブレイス作戦の一環としてパトロール中。艦橋にはスミス・ジェンセン中佐ともう一人の士官、報道カメラマンがいる。 (0:15:59)

突然、口笛のような音が聞こえる。 スミス・ジェンセンの息子ニールスは、父から聞いたあの夜のことを思い出す。 彼らはこの音を聞き、見上げると、緑と白の斑点が3つ、三角形に並んでいるのが見えた。 3つの光が一緒にぶら下がっていたんだ。何かひとつのものだった。 青っぽい光を放ちながら、その物体は彼らの頭上をジワジワと通り過ぎていく。 その速度は時速1500キロ以上と推定される。 (0:16:41)

3秒後、それは見えなくなった。 すぐに、スミス・ジェンセンは甲板下の士官食堂に駆け込んだ。 彼は第一指揮官のところへ行き、その話をした。 しかしその後、他の人たちが降りてきて、その話を検証する。 その夜、NATOの演習を取材していた何人かのジャーナリストが船にいた。 そして、もっと詳しく知りたがっていた。 オーレ・ヘニングセンはデンマークのスカンジナビアUFO情報協会のベテラン研究者である。後日、新聞記者の一人が彼に、この物体にぶつかった可能性は？ (0:17:24)

撃墜できたのか？ スミス・ジェンセンは笑って、いや、もちろんできなかったと答えた。なぜなら私のすぐそばには報道カメラマンがいて、彼は写真を撮ることすらできなかったからです。 ほんの数秒の出来事だった。 空をあんなに速く横切ったのは何だったのだろう？ NATO機が演習に参加していたとか、ソ連機が軍事演習を監視していたとか。 (0:17:57)

さて、彼らはもちろんNATOに、これは彼らから来たものなのか、それとも彼らが知らないロシアのものなのか、と尋ねた。 多くの憶測が飛び交ったが、誰も答えを出せなかった。誰も答えられなかった。 それからわずか6日後、メインブレイス作戦が本格化する中、またしても奇妙なUFO目撃情報がもたらされた。 1952年9月19日、イギリス、トップクリフ空軍。午前11時前。RAFの職員が着陸してくる流星機を見ている。 (0:18:42)

彼らはその8km後方に何か変わったものを発見する。 そして彼らは最初、やばい、何かの事故が起きたと思った。 航空機のカウリングか、航空機の何かが外れて地上に落ちたのだ。 というのも、この物体は航空機の後を追って降下しているように見えたからだ。 見ているうちに、これはそうではなく、実際の飛行物体であることに気づく。 (0:19:07)

そしてそれは落ち葉のような動きで落下しているように見えた。 銀色の物体は振り子のように前後に揺れている。 高度約5,000メートル。 しかし、流星が旋回し始めると、円盤状のUFOは止まり、空中でホバリングする。 回転し始めた。 そして、素晴らしいスピードで消えていった。 その瞬間、彼らはこれが以前見たものではないとわかった。 (0:19:38)

誰もその目撃について合理的な説明を見つけることができない。 カウリングもパラシュートも降下していない。 見ていた経験豊富な飛行士たちは、それは今まで見たどの飛行機とも似ていないと言う。 しかも、流れ星よりも速く動いているようだ。 この目撃がメディアの注目を浴びたことは、UFOというテーマに対する政府のアプローチに永続的な影響を与えた。これは、空軍の職員がメディアと話すことに何の制限もない以前のことだった。 (0:20:17)

これを目撃したパイロットが全国メディアのインタビューを受けたことは、すぐに報道された。 (0:20:24)

そして政府は、何かをしなければならないという立場に追い込まれた。 少なくとも表面上は、この問題に真剣に取り組んでいるように見せなければならなかった。 だからメインブレイス作戦は、まさにターニングポイントだった。 そして、英国政府がこのテーマを真剣に取り上げる必要があると考えた瞬間だった。 この問題はなくならない。この背後に何があるにせよ、我々は監視し続けなければならない。 (0:20:47)

そしてイギリス政府は、このテーマを監視し続ける極秘ユニットを航空情報部に設置した。 航空情報部はすぐに他の事件を調査することになる。 USSフランクリン・D・ルーズベルト、北海、1952年9月20日。この空母にはアメリカの報道機関のカメラマン、ウォレス・リトウィンがいた。彼は空飛ぶ円盤と思われるものの写真を撮ったと報告した。 (0:21:25)

UFOは、艦隊の後方の空を移動する白い球形の物体である。 1974年、UFO調査官のオーレ・ヘニングセンはウォレス・リトウィンを追跡し、彼がその日見たものを正確に記した手紙を受け取る。 さて、リトウィンさん、彼は私に手紙を送ってきた。空飛ぶ円盤を撮影したことを、そこにいた特派員たちに冗談めかして発表した。 (0:22:05)

今日の写真を見ると、かなり不鮮明だ。彼が空飛ぶ円盤だと言った物体はほとんど識別できない。 しかし、空母の人々は、彼が見たというものについてかなり心配していた。これは極秘軍事演習だったのだから、当然だ。 では、リトウィンは何を見たのだろうか？ 手紙によれば、写真家は当初、F.D.ルーズベルトとその姉妹艦が定期的に放出している気象観測気球のひとつを写したのだと考えていた。 (0:22:37)

しかし、当時そのような気球がこの地域にあったはずはない。 リトウィンの写真の真偽がどうであれ、ひとつだけ議論の余地のないことがある。 1952年9月、西ヨーロッパでは多くのUFO目撃者がいた。この目撃情報の急増を説明できるものは何だろう？ おそらく、メインブレイス作戦が進行している間に、天文現象が異常発生したのだろうか？ メインブレイスの場合、天文学的な説明を求めることはできないと思う。 (0:23:16)

これらの目撃情報のほとんどは日中に起こったもので、日中の空にあんなに明るい天文現象はない。 これは1952年のことで、最初の人工衛星が軌道に乗る5年前のことだからだ。 だから、衛星が落ちてきたり、衛星を軌道に打ち上げたロケットが落ちてきたりするはずがない。 人々は、他の惑星に生命が存在する可能性に気づき始めていた。 (0:23:44)

背景にあったのは、宇宙から来た異星人に対する大衆の、大規模な信仰だった。 そしてそれは大衆文化によって後押しされた。 1951年には「地球が静止した日」がありましたが、これは異星文明が地球に使者を送ったというものでした。しかし1950年代には、多くの科学者が火星に知的生命体がいるかもしれないと考えていた。だから、彼らが私たちを訪ねてくるかもしれないと想像することは、それほど大きな飛躍ではなかった。 (0:24:18)

そして冷戦の国際的緊張を反映して、人々は異星人が敵対的であることを当然予想した。 (0:24:30)

1952年の目撃の波はまだ終わっていない。 ちょうど1ヵ月後、英国上空で目撃されたUFOが、政府の隠蔽工作を示唆した。時は1952年10月。この30日間、ヨーロッパ中で多くの目撃者がUFOの目撃を報告している。 奇妙な出来事の波は、大規模な軍事演習と重なる。 軍艦やイギリス空軍の兵士からも目撃情報があり、イギリス政府はUFOの話題をかつてないほど真剣に取り上げざるを得なくなる。 (0:25:14)

しかし、さらに別の、さらに不可解なUFOの謎が展開されようとしている。 1952年10月21日、イギリス、リトル・リシントン。イギリス空軍のマイケル・スウィニー中尉は、中央飛行学校の経験豊富なパイロット試験官兼訓練教官である。3機の空飛ぶ円盤に真っ逆さまにぶつかりそうになるまで、彼の仕事は日常的なものだった。 あんなものは見たことがなかった。 それ以来、あんなものは見たことがない。 (0:26:01)

そして、もしあなたが私に、私は何を見ていたと思うかと言うなら、私は微塵も知らない。 そうであってほしかった。 60年前のその日の午後、スウィニー中尉は海軍士官デビッド・クロフツと飛行していた。彼らの計画した出撃は、高度1万メートル付近まで三角形のクロスカントリールートを飛行するものだった。

(0:26:41)

その直後、フロントガラスの真正面に3つの円形の白かオフホワイトの物体があるのに気づいた。 スウィニーは当初、パラシュートで舞い降りる仲間の飛行士を見ているのではないかと恐れていた。 気をつけないと、彼らの真ん中を突き抜けてしまうと思い、操縦桿を握った。 でも、物体は右に動いた。 私たちは、自分たちが見ているものの理由を必死に探そうとしていた。 (0:27:26)

スウィニーとクロフツは管制塔に無線で連絡し、待機するように言われる。 彼らは何を話せばいいのかわからなかった。 その時点では、標準的な操作手順のようなものはなかったようだ。 万が一、目の前に未確認機が3機いる、何か指示を出してくれという電話があったかもしれない。 それらは全く完璧で、半透明の物体で、推進システムの形跡はなく、窓もなく、編隊を組んでいた。 (0:28:11)

パイロットはその物体を10分間見ていたが、やがて消えてしまった。 1、2秒目を離したが、振り返ると何もなかった。 彼らはただ消えてしまったのだ。 そのときパイロットたちが知らなかったのは、UFOが地上管制の傍受レーダーにも捉えられていたということだった。 この事実がいつも私の脳裏によみがえり、自分の見たものを信じろと自分に言い聞かせてきた。 (0:28:57)

軍はこの事件を非常に深刻に受け止めている。 緊迫した国際情勢において、未確認のレーダーブリップはすべて敵対的な可能性があるものとして扱われる。 戦闘機隊は航空機をスクランブル発進させ、調査に向かったが、何らかの行動を起こす前にレーダースクリーンから消えてしまった。 (0:29:20)

スクランブルをかけたジェット機は接触に失敗した。 スウィニーとクロフツは何事もなくリトル・リシングトン飛行場に戻ったが、この事件は彼らに深い影響を与えた。 まるで幽霊でも見たかのように、特に震えていたと言われました。 航空省は、1カ月前にトップクリフ空軍基地で起きたUFO目撃事件の報道から教訓を得ていた。 これ以上の評判を避けるために、彼らはこのUFO事件をまったく違った形で扱ったのである。 (0:30:01)

パイロットは二人ともすぐに引き離され、お互いに話さないように言われた。 航空省の調査官たちがやってきて、2人から別々に話を聞き、供述を取った。 航空省は機密調査を行うが、その結論は公表される。 異世界のUFOの証拠はない。一件落着。 (0:30:31)

航空省は、地球外生命体の証拠はないと結論づけた。なぜそう結論づけられたのかは謎のままである。 マイケル・スウィニーはそれ以来、機密扱いの報告書を見つけようとしている。 私の大きな不満は、私が書いた報告書を回収しようとしたのですが、1952年に書かれたものなので、その後67年頃までの報告書はシュレッダーにかけられていると言われたことです。私は何も聞かされなかった。 (0:31:16)

政府は調査の詳細を国民に明かさず、証人にさえも明かさなかった。 解決策が見えないまま、毎年毎年続いている。 私たちに残されているのは、その1つの記録と、2人のパイロットが個人的な飛行日誌に記した目撃談だけなのだ。 私は、GCIによって確認された3機の空飛ぶ円盤を書いたばかりだ。では、ファイルには政府が共有する用意のなかった情報が含まれていたのだろうか？それとも、単純な人為的ミスで報告書が消えてしまったのだろうか？ (0:32:03)

1950年代初期に隠蔽工作が行われましたが、それは軍部の単なる常識でした。 空飛ぶ円盤と呼ばれるものを人々が見ている。 そうすれば、何百通もの手紙が殺到するだけで、埒が明かないとわかっていたからだ。 (0:32:25)

そこで彼らは考えた。もしこの件に真実があるのなら、真相を究明する唯一の方法は、私たちが知っている確かな証拠に集中することだ、と。 悲しいことに、オリジナルの報告書がなければ、スウィニーがあの日見たものが何であったかを知ることはできないかもしれない。 私は60年前にこのような経験をしたが、自分が何を見たのか知ることはないだろう。 (0:32:50)

つまり、私にとっては、誰かが私の報告書を見つけさえすれば、すべてが明らかになるのだ。 ルーマニアの人里離れた村で、結婚式が盛り上がっていた。突然、大規模な停電が起こり、祝宴は一時中断する。 村人たちが調査に向かうと、夜空を照らす超現実的な光景が目に飛び込んできた。 私が最も不思議に思ったのは、それが今まで見たことのない現象だったことだ。 (0:33:32)

奇妙な出来事に魅了される目撃者たち。 (0:33:38)

誰かが遊んでいるのかと思った。高度な技術を持った誰かが。 このルーマニアで、世界が見るべき信じられない事件が起きた。 ルーマニア、ダネスティ、2001年6月30日。ルーマニア東部にある人里離れた村。新婚のネクラと母親のマグイオラ・アンヘルにとって、その日は大切な日だった。午後10時30分、ネクラと新しい夫は家族とともに結婚の祝宴を楽しんでいた。 突然、停電が起こり、祝宴は中断される。 (0:34:24)

初めて、誰かが私たちをからかっているのだと思いました。 1時間経っていた。2時間だ。私はパニックになり、別のことを考えた。 しかし、これはいたずらではない。停電は村の他の地域にも影響を及ぼしている。 タナサキ・アガフェッツ教授は妻と家でくつろいでいる。 突然停電になり、数分間待っている。 何が起こっているのだろう？

(0:35:01)

外の夜空は黒く静まり返っている。 停電で村全体が暗闇に包まれている。 アガフェッツは星空を見上げる。 北の方を見ていると、前後に動く物体が見えた。 その物体が次にとった行動はまったく予想外のものだった。 その物体はその場に位置した。 そして数秒後、それは明るく途切れた円を放ち始めた。 (0:35:50)

明るく途切れた円。 その明るい円は地面に向かって移動し、どんどん拡大し、そのスピードは増すばかりで、私が言ったように、村全体を覆うまでになった。 同じ瞬間、農業機械工のドゥミトル・ジュジャウがナネスティの自宅へ自転車で向かっていたが、彼も空に赤い光があることに気づいた。 どうしたんだろう、この光は。 (0:36:26)

気になりました。村に光がないのなら、何が起こっているのだろう？ それは広く、広く、広く、広く広がっていて、窓がいくつもあり、窓よりも窓が多かった。 そしてそれは数分間そこに留まり、私は一人でそれを眺めていた。 2時間近く、その現象は村の上空に奇妙な光線を降らせ、やがて消えていった。 その後数日間、この話は報道された。 (0:36:57)

ルーマニアのUFO調査隊が目撃者を探してこの地域に降り立つ。 その中には元軍曹のジョージ・コハルもいた。当初、住民はこの出来事について話したがらない。 ルーマニアでは、他の場所でもそうですが、問題があります。 人々はこのような現象について話したがらないのです。 他の村人たちから変な人たち、幻を見る人たちだと解釈されるからです。 (0:37:41)

しかしすぐに、これが異常な出来事であったことが明らかになる。 この事件には7人の公式な目撃者がいるが、この現象を観察した目撃者は50人以上いると思われる。 つまり、OZNの特徴を持つ発光現象が大量に観測されたケースなのだ。 この奇妙な光は、空ではなく、地球内部の何かによって引き起こされた可能性はあるのだろうか？ (0:38:17)

この地域、ヴランサ地域、カルパティア山脈の湾曲した地域は、定期的に地震が発生する地域である。 (0:38:29)

いくつかの地震の際に、発光する空中現象が観測されている。 最近では、2009年のイタリアのラクイラ地震の時です。ラクイラでは、非常に優れた研究が行われています。彼らは地震の前後にさまざまな光現象の目撃情報を何百件も集めた。 地震の光は、いくつかの岩石の地殻変動によって生じる強烈な電場から生じると考えられている。 しかし、この自然現象がネネシュティの起爆剤となるには、この地域が地震活動を経験していなければならない。 (0:39:21)

ヴランサ地方では、2001年当時、そして過去10～15年間、強い揺れはなかった。 ネネシュティでは、空高く赤い光を目撃した人もいる。 最初に空の赤い光について聞いたとき、私が最初に考えたのは火星だった。そして、火星の位置を見ると、当時は見えていた。火星は地球に最も近く、とても明るかった。 (0:40:02)

そしてそれは真夜中に沈んだので、時刻と赤い色に一致する。 しかし、目撃者が証言したように、この出来事には単純に光る光以上のものがある。 それはどんどん大きくなり、私たちを襲った最後のものだったとしましょう。 巨大な光の帯が空を模様のように動き回る。 超現実的な現象のように思えるが、ナイジェル・ヘンヴェスト氏は合理的な科学的説明ができるかもしれないと考えている。 (0:40:58)

もうひとつの説明は、オーロラかもしれない。 オーロラとは、地球の北極の上空で見られる、移り変わる光のパターンである。 オーロラは、太陽から放出された荷電粒子が地球の磁場と相互作用することによって発生する。 オーロラは色とりどりの光の壮大なディスプレイとして噴出する。 しかし、このような光景は通常、地球の北部に限られている。

(0:41:33)

11年に一度のように太陽が熱くなると、オーロラはより大きく明るくなり、南へと広がっていく。ルーマニアからオーロラを見ることは非常に稀ですが、2001年は太陽が非常に活発だった時期なので、非常に明るいオーロラが発生し、ルーマニアから見ることができたかもしれません。そのような光景に慣れていないヨーロッパの辺境の地でのオーロラは、地元の人々がなぜあれほど当惑したのかを説明できるかもしれない。 (0:42:05)

それはとても珍しい光景で、本当に驚かされるだろう。この真っ赤に揺らめく光のカーテンを見たら、絶対に度肝を抜かれるだろう。 しかし、この夜の他の出来事も同様に不確かなままである。 目撃者によると、停電はナネシュテ村に集中しており、まさにそこで光現象が目撃されている。 そして、この2つの現象はほぼ同時に起こっているようだ。 停電が復旧した時間を尋ねると、1時過ぎという答えが返ってきた。そして最後に村の上空で現象を見たのは、夜の1時頃見たという人だった。 (0:43:08)

しかし、調査員が電力会社に停電の詳細を問い合わせても、その回答は謎を深めるばかりだった。 (0:43:17)

電力会社には安全装置や測定装置がある。 もしネットワークで何かが起これば、彼らは報告するだろう。 会社には停電の記録はない。 さらに不思議なことに、この村には電気が2本通っている。 両方が同時にダウンするのは前代未聞だ。 しかし、新婦の母親にとっては、停電はあまりにも現実的である。 (0:43:55)

DNAだと確信した。犯罪者の手ではない。 男にはできないことだから、異物だったのだ。 そして、地元の人たちは、彼らがユニークで驚くべき出来事だと思っていることに興味を持ち続けている。 私は幸運だったと思う。 ある意味、私はまだ説明できない物語の目撃者だったのかもしれない。 (0:44:34)

明日、明後日、もしかしたら。 我々の空は謎に満ちている。 何十年もの間、ヨーロッパ中の政府機関が密かに調査してきた未確認飛行物体。 パイロットが奇妙なものを見ていたため、1950年代初頭に隠蔽工作が行われた。 彼らはそのすべてを説明することはできなかったが、その情報が一般に広まることを望まなかった。 我々は初めて、全大陸からの目撃情報と報告を照合した。 (0:45:29)

多くの目撃情報には合理的な説明がつくと主張する専門家もいる。 しかし、理解を覆し続けるものもある。 私はそのようなものを見たことがなかった。それ以来、同じようなものは見たことがない。 何を見たのだろうと言われても、漠然としかわからない。 異世界からの訪問者なのか、それとも自然現象なのか。 そして、ヨーロッパ政府は私たちに明かした以上のことを知っているのだろうか？ (0:46:03)

その答えは、ヨーロッパのUFOファイルの知られざる物語にあるかもしれない。何千ものUFO目撃談の中で、あるものは他のものよりも影響力がある。 NATOの演習をめぐる奇妙な出来事が、西側諸国政府のUFO事件への対処法を変える。 金属製の触手のような物体が1時間近く上空をホバリングし、多くの目撃者の生活に影響を与えた。 そしてルーマニアの村は、空に光が見えた後、停電になり、結婚式が台無しになる。 (0:46:55)

1990年9月10日、ポルトガル、アルフェナ。子供たちのグループが、地上からわずか50メートルのところをホバリングする奇妙なUFOを発見。 この目撃は住民を恐怖に陥れる。 そして、この小さな緊密なコミュニティに悪評をもたらした。 1990年以来、アルフェナでのこの出来事は、異常な出来事として記憶されている。 その日撮影された4枚の写真は、いまだに説明のしようがない。 そしてこの事件は、ポルトガルの歴史上最も不可解な事件のひとつであり続けている。 (0:47:46)

アルフェナUFO事件から20年以上。 しかし、地域社会に衝撃を与えた奇妙な出来事は忘れられていない。 この事件は、何十人もの人々が目撃したという点で非常に重要である。 すべては月曜日の午前8時半に始まった。通学途中の子供たちが最初に飛行物体を目撃した。 それは丸い形をした、非常に明るく輝く物体で、非常に低いところを飛んでいた。 (0:48:29)

子供たちは、何だろう？あれは何？ (0:48:34)

しかし、これはアルフェナの特別な朝のほんの始まりに過ぎない。子供たちの目撃のすぐ後、UFOは地元の建設作業員によって発見された。 作業員たちは動物の基本的な反応のように石を投げた。 これは着陸するのだろうか？ UFOが町の中心部の上空を移動するにつれ、住民たちはこれから起こるかもしれないことを恐れ始めた。 マヌエル・コスタはまず、彼の家の近くで物体を目撃した。 (0:49:24)

コスタの娘、ポリーナはその出来事を鮮明に思い出す。 それはとても高く、とても明るく、いつもこの方向に飛んでいた。 近づくにつれ、高度を下げ、常に高度を下げ、常に下降していました。 着陸しそうな感じだった。 しかし、UFOは着陸しなかった。 代わりに、サッカー場に向かって移動した。 そして町中にパニックが広がる。 地元のフォトジャーナリスト、マヌエル・ゴメスは、カフェで朝食をとっているとき、空で起こっている奇妙な出来事について耳にする。 (0:50:31)

誰かが彼を呼んで、来てください、来てくださいと言った。 彼は外に出て、物体を見つけ、35ミリカメラを手にした。 ゴメスはUFOの写真を撮ろうと必死にカメラを持って町中を走り回った。午前9時15分、子供たちが最初に物体を見た45分後、ゴメスはサッカー場に到着した。 これが彼の見たものだった。 この出来事から22年後、UFO調査官のフランシスコ・コレアは、象徴的な写真が撮影された場所にやってきた。 (0:51:34)

彼は重要な目撃者であるサッカークラブのディレクター、ダビド・シルバと会っている。分ほどホバリングした後、物体は地平線の彼方に消えた。 翌日、調査チームが目撃者の証言を集めるためにアルフェナに到着する。 目撃者たちが見たものに困惑していることは明らかだった。 それは足の生えた亀のように見えた。 土木作業員たちはその物体をコンクリートミキサーと比較した。 (0:52:48)

何人かは物体の図面を提供したが、重要な証拠を持っているのは写真家のマヌエル・ゴメスである。 捜査官たちは、写真の分析が謎の解明に役立つかもしれないことに気づく。 まず差し迫った問題、その写真は本物なのか？ 写真の専門家ポール・エリスは、この写真を研究した。 奇妙な外観の物体だと言わざるを得ないが、これらの写真には、暗室でトリックを施したような雰囲気はまず感じられない。 (0:53:50)

これが本物の写真かもしれないと思う理由のひとつは、単純にカラー写真だからです。 カラー写真は、偽造やトリックがはるかに難しい。 本物か本物である可能性を示す重要な手がかりは、拡大写真にある。 ハイライトのディテール、シャドーは正しい位置にある。

（0:54:19）

、これは本当に空にある本物の物体だと感じる。 この物体が何なのかはわからないが、本物であることは間違いない。 では、もしこの写真が本物だとしたら、あの日の空には何があったのだろうか？ 研究者たちは、UFOが気象観測用の気球であった可能性を探る。 しかし気象学者トーマス・シャフェナッカーは納得していない。 (0:54:46)

確かに私には普通の気象観測気球には見えません。 例えば、下から奇妙な触手がぶら下がっている。 確かに、標準的な気象観測気球にそのようなものがあるとは思わない。 また、UFOの行動には、調査員にこれが単に風に吹かれている気球ではないと思わせる何かがある。 この物体には一連の進化とパラージュがある。 (0:55:14)

動くが、止まっている瞬間もある。 最も興味深いのは、非常に長い時間、同じ位置でホバリングしていることだ。 さて、気象観測用の気球は上昇したり風に流されたりする傾向がある。 それは誰でも知っている。気球を外に出せば、ただ持っていかれるだけだ。 この気球は非常に長い間そこに留まっていた。 (0:55:38)

では、この物体は何だったのか？ 町の上空を低空で飛行していた。 研究者たちはついに軍に目を向けた。 もうひとつの可能性は、もちろん、これがドローンの一種であるということだ。 ドローンは、軍があらゆる情報収集活動を行うために使用する無人航空機として広く知られている。 クリス・イェーツは航空アナリストであり、アルフェノUFOと無人航空機の類似点を見ている。 (0:56:19)

UAV（無人航空機）は非常に操縦性が高い。 監視したい任意の位置に移動させることができる。 イエーツは、訓練を受けていない人が軍用ドローンと対峙した場合、混乱してしまうだろうと考えている。 UAVは最も奇妙な航空機のひとつです。 航空機やヘリコプターのように、私たちが慣れ親しんできた形状に必ずしも合致していない空中の乗り物について話しているのです」。 (0:56:56)

だから、このようなものが上空をホバリングし、操縦しているのを見るのは、村人にとっては驚きだっただろう。 1990年、ポルトガルには7つのNATO空軍基地があった。その日、ドローンかUAVがアルフェノ上空を飛んだのかどうか、調査官たちは知りたかった。 その返答を待つのに時間はかからなかった。 徹底的な調査にもかかわらず、今日に至るまで、何がアルフェノの住民を恐怖に陥れたのかは誰も知らない。最後に、われわれはいまだ未確認の航空現象に直面していると言える。 (0:58:22)

俗にUFOと呼ばれるもの。冷戦。究極の緊張の時代。 1950年代初頭、ソ連軍はますます強大になり、ヨーロッパを蹂躙する脅威となった。誰もが注意深く監視し、領空を守っていた。 冷戦の真っ只中、ロシア軍はどんどん攻めてきて、我々の防衛力をずっと試していた。 ここは本当に緊迫していた。 自国の航空機を誤認すれば、第三次世界大戦につながりかねないことを、双方は十分に認識していたのだ。 (0:59:06)

これまでイギリス政府は空飛ぶ円盤にほとんど注意を払ってこなかったが、それは変わろうとしている。 メインブレイス作戦、西ヨーロッパ、1952年9月14日から25日まで。NATOの訓練が展開される中、政府は何が起こるか無視できないことに気づく。 メインブレイス作戦中、空飛ぶ円盤の目撃が相次いだ。 (0:59:38)

(0:59:38) -------------- 訓練に参加していた空母の乗組員だけでなく、イギリス空軍の乗組員も目撃している。 この目撃は、未確認飛行物体に対する国防省の態度を根本的に変えることになった。 このとき、西ヨーロッパのいくつかの政府がUFOについて非常に真剣に考えるようになった。 彼らは、これらが鉄のカーテンの向こうから来た可能性はないのか、と知りたがった。 (1:00:07)

1952年9月の最後の2週間。メインブレイス作戦では、NATOの空海の総力を挙げて北欧近海をパトロールしていた。ジャーナリストであり学者でもあるデイヴィッド・クラークは、この時期の不可解な出来事に関する権威である。 ロシアが北極圏を越えて航空機と艦船で攻めてきたらどうなるかという模擬演習だった。 (1:00:37)

1952年9月13日、デンマーク、ボーンホルム。デンマークの駆逐艦ビル・ムイはメインブレイス作戦の一環としてパトロール中。スミス・ジェンセン中佐ともう1人の士官、そして報道カメラマンが艦橋にいた。 突然、口笛のような音が聞こえた。 スミス・ジェンセンの息子ニールスは、父から聞いたあの夜のことを思い出す。 その音を聞いて見上げると、緑と白の斑点が3つ、三角形に並んでいるのが見えた。 (1:01:23)

3つの光が一緒にぶら下がっていた。それはひとつのアイテムだった。 青みがかった光を放ちながら、物体は彼らの頭上をジワジワと通り過ぎていく。その速度は時速1500キロ以上と推定される。 3秒後、それは見えなくなった。 すぐに、スミス・ジェンセンは甲板下の士官食堂に駆け込んだ。 彼は第一指揮官のところへ行き、その話をした。彼らは皆彼を笑ったが、その後他の人々が降りてきて、その話を検証した。 (1:01:58)

その夜、NATOの演習を取材していた何人かのジャーナリストが船に乗り込み、もっと詳しく知りたがっていた。 オーレ・ヘニングセンはデンマークのスカンジナビアUFO情報協会のベテラン研究者である。後日、新聞記者の一人が彼に尋ねた。撃墜できたのか？ スミス・ジェンセン、彼は笑って、いや、もちろんできなかったと言った。なぜなら私のすぐそばには報道カメラマンがいて、彼は写真を撮ることさえできなかったからだ。 (1:02:35)

離れていたのはほんの数秒だった。 何が空をそんなに速く横切ったのだろう？ NATOの航空機が演習に参加していたとか、ソ連の航空機が軍事作戦を監視していたとか。 もちろん、NATOは、これは彼らから来たものなのか、それとも彼らが知らないロシアのものなのか、と尋ねた。 様々な憶測が飛び交ったが、誰も答えを出せなかった。誰も答えを持っていなかった。 (1:03:10)

それからちょうど6日後、メインブレイス作戦が本格化する中、またしても奇妙なUFOの目撃談があった。 1952年9月19日、イギリス、トップクリフ空軍基地。午前11時前。RAFの職員が着陸してくる流星飛行機を眺めていた。 彼らは、その約8キロ後方に何か変わったものを発見する。 (1:03:45)

そして彼らは最初、ああ、何かの事故があったのだ、航空機のカウ リングか、航空機の何かが外れて地上に落ちたのだと思った。 見ているうちに、これはそうではなく、実際の飛行物体であり、落ち葉のような動きで落下しているように見えた。 (1:04:09)

銀色に輝く物体は、高度約5,000メートルで振り子のように前後に揺れる。 しかし、流星が旋回し始めると、円盤状のUFOは止まり、空中でホバリングする。回転し始めた。 その瞬間、UFOは今まで見たことのないものだとわかった。 誰もその目撃について合理的な説明を見つけることができない。カウリングもパラシュートも降りてこなかった。 (1:04:47)

目撃していた経験豊富な飛行士たちは、それは今まで見たどの飛行機とも似ておらず、流れ星よりも速く動いているようだと主張する。 この目撃がメディアの注目を浴びたことは、UFOというテーマに対する政府のアプローチに永続的な影響を与えた。これは、空軍の職員がメディアと話すことに何の制限もない以前のことだった。 これを目撃したパイロットが全国メディアのインタビューを受けたことがすぐに報道され、政府はある立場を余儀なくされた。 (1:05:26)

政府は何かをしなければならなかったし、少なくとも表面上はこの問題に真剣に取り組んでいるように見せなければならなかった。 メインブレイス作戦はまさにターニングポイントであり、英国政府がこの問題を真剣に取り上げる必要があると考えた瞬間だった。 この問題はなくならない。この背後に何があるにせよ、我々はそれを監視し続けなければならない。 そしてイギリス政府は、このテーマを監視する極秘の航空情報部を設立したのである。 (1:05:53)

航空情報部はすぐに他の事件を調査することになる。 USSフランクリン・D・ルーズベルト、北海、1952年9月20日。この空母にはアメリカの報道機関のカメラマン、ウォレス・リトウィンがいた。彼は空飛ぶ円盤と思われる写真を撮ったと報告した。 UFOは、艦隊の後方の空を移動する白い球形の物体である。 1974年、UFO調査官のオーレ・ヘニングセンはウォレス・リトウィンを追跡し、彼がその日見たものを正確に記した手紙を受け取る。 (1:06:42)

さて、リトウィンさん、彼は私に手紙をくれました。彼はこう書いています。3、4枚の写真を撮った後、私は下の士官ラウンジに行き、そこにいた特派員たちに、空飛ぶ円盤を撮ったと冗談めかして発表しました。 今日写真を見ると、かなり不鮮明だ。 彼が空飛ぶ円盤だと言った物体はほとんど識別できない。 しかし、空母の人々は、彼が見たと言ったものについて、かなり心配していた。 (1:07:20)

(1:07:25)

手紙によると、写真家は当初、F.D.ルーズベルトとその姉妹艦が定期的に放出している気象観測気球の一つを写したのだと考えていた。 しかし、その気球のどれ一つとして、当時この地域にあったはずはない。 リトウィンの写真の真偽がどうであれ、ひとつだけ議論の余地のないことがある。 1952年9月の1ヶ月間、西ヨーロッパでは多くのUFO目撃者がいた。この目撃情報の急増を説明できるものは何だろうか？ (1:08:02)

おそらく、メインブレイス作戦が進行している間に天文現象が異常発生したのでは？ メインブレイスの場合、天文学的な説明を求めることはできないと思う。 これらの目撃情報のほとんどは日中に起こったもので、日中の空にあんなに明るい天文現象はない。 軌道上のデブリで説明することはできない。なぜなら、これは1952年のことで、最初の人工衛星が軌道に乗る5年前のことだからだ。 (1:08:32)

だから、衛星が落ちてきたり、衛星を軌道に打ち上げたロケットが落ちてきたりするはずがない。 人々は他の惑星に生命が存在する可能性を意識し始めていた。 その背景には、人々の信念があった。大規模な大衆信仰だ。

(1:08:48)

▼原文 展開

Our skies are full of mysteries. Unidentified flying objects secretly investigated by government agencies all over Europe for decades. There was a cover-up in the early 1950s because pilots were seeing strange things. They couldn't explain all of them, but they didn't want that information reaching the public. For the first time, we've collated sightings and reports from across an entire continent. Some experts insist many sightings have rational explanations. (0:00:35)

But some continue to defy understanding. I had never seen anything like it. I never saw anything like it after that. And if you say to me, what do I think I was looking at, I have the vaguest idea. Are these visitors from other worlds or natural phenomena? And do our European governments know more than they ever revealed to us? The answer may lie in the untold stories of the UFO files of Europe. Amidst the thousands of UFO sightings, some have been more influential than others. (0:01:29)

Strange events surrounding a NATO exercise changed the way Western governments deal with their UFO cases. The lives of scores of witnesses are affected by a metallic tentacled object hovering over them for almost an hour. And a Romanian village is blacked out, and a wedding ruined after lights are seen in the sky. Aufena, Portugal, 10th of September, 1990. A group of children spot a strange UFO hovering just 50 meters off the ground. (0:02:13)

The sighting terrifies residents. And brings notoriety to this small, close-knit community. This event in Aufena, since 1990, is remembered as an extraordinary event. Four photographs taken that day continue to defy explanation, and the case remains one of the most baffling in Portuguese history. It is more than 20 years since the Aufena UFO incident, but strange events that shocked the community haven't been forgotten. (0:02:59)

This case is very important because it was witnessed by dozens of people. It all started on a Monday, 8.30 a.m. A group of children on their way to school are the first to see the flying object. It was a round-shaped, very bright, shiny object, flying very low, and the children kept asking, what is it, what is it? But this is barely the beginning of an extraordinary morning in Aufena. Shortly after the children's sighting, the UFO is spotted by local construction workers. (0:03:56)

The workers threw the stones like in a basic animal response. They thought, is this going to land? As the UFO moves over the central part of town, residents begin to fear what may be about to happen. Manuel Costa first sees the object near his home. I said, you know, son, maybe it's going to land, but here. Costa's daughter, Polina, recalls the events vividly. (0:04:40)

I was here, in this exact spot, when I noticed that, in this direction, something very, very bright, very bright, always in this direction, here, and as it got closer, it went down from altitude, always down from altitude, always in this direction, always down here. So, I had the feeling that, there, in that place, it was going to land. (0:05:10)

But the UFO doesn't land. Instead, it moves towards the football field, and panic spreads through the town. Local photojournalist Manuel Gomez is eating breakfast at a cafe, when he hears about the strange events happening in the sky. Someone called him, said, please come, please come. He came outside, he saw the object, grabbed a 35mm camera. Gomez races through the town with his camera, desperate to get a photo of the UFO. At 9.15am, 45 minutes after the children first saw the object, Gomez arrives at the football field. (0:06:03)

This is what he saw. 22 years on from the event, UFO investigator Francisco Correa has come to the location where the iconic photos were taken. He is meeting a key witness, football club director David Silva. After hovering for about a minute, the object disappears over the horizon. The following day, a team of investigators arrive in Alfena, to gather witness statements. It becomes clear that witnesses are puzzled by what they've seen. (0:07:23)

Some provide drawings of the object, but one man has the key piece of evidence, Manuel Gomez. The photographer. Investigators realize that analysis of the photographs may help to unlock the mystery. The first pressing question, are the photographs genuine? Photography expert Paul Ellis has studied the images. I must say, it is a peculiar looking object, and these photographs don't, to my mind, have any initial feel of darkroom trickery. (0:08:52)

One of the reasons I think these may be authentic photographs, is simply that they are color. Color photographs are much, much more difficult to fake and trick. An important clue to its authenticity, or possible authenticity, is in the enlargement. Because the enlargement shows real detail. Detail of highlights, the shadows are still in the right place. This would be really hard to fake in the darkroom. (0:09:20)

I really feel this is a genuine object in the sky. No idea what the object is, but it does have a sense of authenticity about it. So if the photos are genuine, what was in the sky that day? Investigators explore the possibility that the UFO could have been a weather balloon. But meteorologist Thomas Schaffenacker is not convinced. It certainly doesn't look like a standard weather balloon to me. For example, it has these strange tentacles hanging from the bottom. (0:09:56)

I certainly wouldn't expect to see those on a standard weather balloon. And there is something about the UFO's behavior that makes investigators think that this is not simply a balloon blowing in the breeze. The object has a set of evolutions and paragons. It moves, but there are also moments when it is stationary. The most interesting thing is that it hovered in the same position for a very long time. (0:10:28)

Now a weather balloon tends to go up or be carried by the wind. Anybody knows that. But if you let a balloon out, it will just be taken away. This one stayed there for a very long time. So what was this object, appearing to be solid and metallic, maneuvering at low altitude above the town? (0:10:48)

Researchers finally turn their attention to the military. The other possibility, of course, is that this was some form of drone. Drones are universally known as unmanned aerial vehicles used by the military to carry out a whole range of intelligence-gathering operations. Chris Yates is an aviation analyst who sees similarities between the Alfeno UFO and unmanned aerial vehicles. UAVs, unmanned aerial vehicles, are highly maneuverable. They can be moved to any given position that you have a desire to monitor. (0:11:34)

Yates believes that an untrained eye could be confused if confronted with a military drone. UAVs are some of the strangest aircraft flying. We're talking about aerial vehicles that don't conform necessarily to the shapes that we've all become accustomed to in terms of aircraft and helicopters. So it would have come as a surprise to villagers to see one of these things hovering over, maneuvering around. (0:12:06)

In 1990, there were seven NATO airbases in Portugal. Investigators wanted to know whether a drone or a UAV had been flown over Alfeno that day. They didn't have to wait long for a reply. Despite a thorough investigation, to this day, nobody knows what terrified Yates. The residents of Alfeno. The Cold War. A time of ultimate tension. The early 1950s saw the Soviet forces grow ever stronger and threaten to overrun Europe. Everyone was carefully watching and jealously guarding their airspace. (0:13:49)

During the height of the Cold War, the Russians were coming down, they were testing our defences the whole time. Things really did get quite tense here. With both sides fully aware that a misidentification of their own aircraft could lead to a third world war. Up until now, the UK government has paid little attention to flying saucers, but that's about to change. Operation Main Brace, Western Europe, 14th to the 25th of September, 1952. The government finds it hard to ignore what happens, as the NATO training exercise unfolds. (0:14:33)

During Operation Main Brace, there was a whole series of sightings of flying saucers. Not only by some of the crews of the aircraft carriers who were taking part in the exercise, but also by some of the Royal Air Force crews. The sightings were to produce a radical change in the Ministry of Defence's attitude to unidentified flying objects. That's when you see some of the governments of Western Europe taking the subject of UFOs very, very seriously. (0:15:02)

They wanted to know, was there any chance that these things could be from behind the Iron Curtain? It's the last two weeks of September 1952. Operation Main Brace sees the full force of NATO's air and sea power patrolling the waters around Northern Europe. Journalist and academic David Clark is an authority on the mysterious goings-on during this time. It was a simulated exercise, what would happen if the Russians ever attacked, coming over the Arctic Circle with their aircraft and their ships. (0:15:38)

Bornholm, Denmark, 13th of September, 1952. Danish destroyer Bill Muis is on patrol as part of Operation Main Brace. Lieutenant Commander Smith Jensen, another officer and a press photographer, are on the ship's bridge. (0:15:59)

Suddenly, they hear a whistling noise. Smith Jensen's son Niels recalls what his father told him about that night. They hear this noise and look up and see these three spots, green-white spots, coming in a triangle. It was three lights hanging together. It was something that was one item. Emitting a bluish glow, the object zips over their heads. Its speed is estimated at more than 1,500 kilometers per hour. (0:16:41)

Three seconds later, it's out of sight. Immediately, Smith Jensen races below deck to the officer's mess. He goes down to the first commander and tells the story, and they all laugh at him. But then the other people come down and verify the story. Several journalists reporting on the NATO exercise were on the ship that night. And were keen to find out more. Ole Henningsen is a veteran researcher at the Scandinavian UFO Information Society in Denmark. One of the newspaper guys later on, they asked him, could you have hit this object? (0:17:24)

Could you have shot it down? Smith Jensen laughed and he said, no, of course I couldn't. Because there was a press photographer right beside me, and he couldn't even take a photograph. It was away for only a few seconds. What could have been moving so fast across the sky? Among the obvious explanations is a NATO aircraft taking part in the exercise, or a Soviet plane shadowing the military maneuvers. (0:17:57)

Well, they asked, of course, NATO, was this something coming from them, or was it a Russian item that they didn't know about? There was a lot of speculations, but nobody came with an answer. Nobody had an answer. Just six days later, with Operation Main Brace in full swing, there's yet another peculiar UFO sighting. RAF Topcliff, England, 19th of September, 1952. It is shortly before 11am. RAF personnel watch a meteor aircraft coming into land. (0:18:42)

They spot something unusual, following about 8km behind it. And they thought initially, oh no, there's been some kind of accident. It's the cowling from the aircraft, or something from the aircraft that's come away and that's fallen to earth. Because this thing appeared to be following the aircraft and then descending. As they watch, they realize that this wasn't the case, this was an actual flying object. (0:19:07)

And it appeared to fall in like a falling leaf motion. The silvery object sways back and forth like a pendulum. At an altitude of about 5,000 meters. But as the meteor begins circling, the disc-shaped UFO stops and hovers in the air. It starts to rotate. And then it just went zoom and disappeared at some fantastic speed. And at that moment they knew this wasn't something that they'd seen before. (0:19:38)

Nobody can find a rational explanation for the sighting. No cowling or parachute descends in the area. The experienced airmen watching claim it looks nothing like any aircraft they've ever seen. And it seems to move faster than a shooting star. The media attention the sighting receives has a lasting impact on the government's approach to the subject of UFOs. This was before there was any restrictions on Air Force personnel talking to the media. (0:20:17)

It got immediately into the press that the pilots who'd seen this thing were interviewed by the national media. (0:20:24)

And the government then was forced into a position that it had to do something. Or it had to at least appear on the surface to be taking this subject seriously. So Operation Main Brace was a real turning point. And that was the moment at which the British government thought we do need to take this subject seriously. It's not going away. Whatever is behind this we've got to keep monitoring it. (0:20:47)

And that's when the British government sets up a highly secret unit in Air Intelligence that kept tabs on this subject. Air Intelligence soon have other cases to investigate. USS Franklin D. Roosevelt, North Sea, 20th September 1952. On this aircraft carrier there was a photographer from the American news media, Wallace Litwin. He reported that he'd taken a photograph of what he thought was a flying saucer. (0:21:25)

The UFO is a white spherical object seen moving in the sky behind the fleet. In 1974, UFO investigator Ole Henningsen tracks down Wallace Litwin and receives a letter describing exactly what he'd seen that day. Well, Mr. Litwin, he sent me a letter and he writes... When I had taken the three or four shots, I went below to the officer's lounge where I jokingly announced to the correspondents there that I had shot a flying saucer. (0:22:05)

When you look at the photographs today, they're pretty indistinct. You can hardly identify the object that he said was the flying saucer. But the people on the aircraft carrier were quite concerned about what he said he'd seen, quite naturally, because this was a secret military exercise. So what could Litwin have seen that got the military so worried? The letter reveals the photographer initially thought he'd pictured one of the weather balloons regularly released by the F.D. Roosevelt and her sister ships. (0:22:37)

But none of those balloons could possibly have been in the area at that time. Whatever the truth of the Litwin photograph, one thing's indisputable. There were many witnesses to UFOs in Western Europe during the month of September 1952. What could possibly explain this surge of sightings? Perhaps a freak rush of astronomical phenomena while Operation Main Brace was underway? In the case of Main Brace, I don't think we can look for an astronomical explanation. (0:23:16)

Most of these sightings apparently occurred during the daytime, and there really isn't anything astronomical that's that bright in the daytime sky. And we can't explain it by orbital debris, because this was 1952, and that was five years before the first satellite went into orbit. So it can't be a satellite coming down or rockets coming down that have launched satellites into orbit. People were becoming more aware of the possibility of life on other planets. (0:23:44)

What was growing in the background was a public belief, massive public belief, in aliens from outer space. And that was encouraged by popular culture. 1951, we had the day that the Earth stood still, which was all about an alien civilization that sent an emissary to Earth. But in the 1950s, many scientists believed that there may be intelligent life on Mars. So it wasn't such a huge leap to imagine that they could be visiting us. (0:24:18)

And reflecting the international tensions of the Cold War, people naturally expected the aliens to be hostile, because it was almost a reflection of what they expected to happen if the Russians ever invaded. (0:24:30)

The wave of sightings in 1952 is far from over. Just a month later, a UFO spotted over Britain brings suggestions of a government cover-up. It's October 1952. Over the past 30 days, many witnesses across Europe have reported UFO sightings. The wave of strange events coincides with a major military exercise. There are sightings from both military ships and Royal Air Force personnel, which forces the UK government to take the whole subject of UFOs more seriously than ever before. (0:25:14)

But yet another, even more puzzling UFO mystery is about to unfold. Little Rissington, England, 21st October 1952. RAF flight lieutenant Michael Swinney is a highly experienced pilot examiner and trainer at the military's Central Flying School. His working life is routine, until the day he almost runs headlong into three flying saucers. I had never seen anything like it. I never saw anything like it after that. (0:26:01)

And if you say to me, what do I think I was looking at, I haven't the faintest idea. And I wish I had. On that eventful afternoon 60 years ago, flight lieutenant Swinney is flying with naval officer David Crofts. Their planned sortie will take them to an altitude of around 10,000 meters, flying a triangular cross-country route. We climbed up through some cloud and eventually broke out into clear weather at about, I think, 14,000, 15,000 feet. (0:26:41)

And it was shortly after that that I noticed in the windscreen, directly in front, three circular white or off-white objects. Swinney initially fears that he is seeing fellow airmen floating down on parachutes. I grabbed control of the aircraft because I thought if I wasn't careful I'd go straight through the middle of them. But the objects moved to the right. We were trying desperately to find some reason for seeing what we were seeing. (0:27:26)

Swinney and Crofts radio in to the control tower and are told to stand by. They had no idea what to tell me. There didn't appear to be any sort of standard operating procedure at that time. In case people did call in to say, I have three unidentified aircraft in front of me, give me some instructions. They were absolutely perfect, translucent objects, no sign of propulsion systems, no windows, in echelon formation, and they watched them for some time. (0:28:11)

The pilots watched the objects for ten minutes, but eventually they vanish. I looked away for a matter of a second or two, and when I looked back, there was nothing to be seen. They had just disappeared. What the pilots didn't know at the time was that the UFOs had also been picked up by ground-controlled interception radar. That one fact has always come back to me, and I've said to myself, just believe in what you saw, because somebody else with some pretty high-powered equipment saw it at the same time. (0:28:57)

The military takes the incident very seriously. In the tense international climate, all unidentified radar blips are treated as potentially hostile. Fighter command scrambled aircraft to go and investigate, but these things disappeared off the radar screen before any action could be taken. (0:29:20)

The scrambled jets failed to make any contact. Swinney and Crofts make an uneventful flight back to Little Rissington airfield, but the incident had affected them deeply. I was told that I looked particularly shaken, as if I'd almost seen a ghost. The Air Ministry had learned lessons from the press coverage of a UFO sighting at RAF Base Topcliffe a month earlier. To avoid further publicity, they handled this UFO case very differently. (0:30:01)

Both the pilots were immediately separated, told not to talk to each other. A group of investigators from the Air Ministry came, interviewed them separately, took statements from them, and obviously there was some kind of investigation that was going on in the background. The Air Ministry conducts a classified inquiry, but their conclusion is made public. There is no evidence for otherworldly UFOs. Case closed. (0:30:31)

The Air Ministry concluded that there was no evidence of extraterrestrial craft. How they concluded that remains a mystery. Michael Swinney has been trying to find the classified report ever since. My big gripe is that the report that I wrote, I tried to recover and was told that because it was written when it was, 1952, that subsequently reports up to 67 or thereabouts were in fact shredded. I was never told anything. (0:31:16)

The government never revealed the details of their investigation to the public, not even to the witnesses. It's gone on year after year after year with no resolution in sight. So all we're left with is that one entry, the memories of the two pilots who also made entries in their personal flying logs of the sightings. I've just written three flying saucers at height, confirmed by GCI. So did the files contain information the government wasn't prepared to share? Or has the report disappeared because of simple human error? (0:32:03)

There was a cover-up in the early 1950s, but that was simply common sense on behalf of the military. Because they thought, if we just simply say to the public at large, people are seeing these things that are called flying saucers, if you've seen one, tell us about it. And they knew that if they did that, they wouldn't get anywhere because they'd just be inundated with hundreds and hundreds of letters. (0:32:25)

So they thought, if there's any truth to this, the only way we're going to get to the bottom of it is if we concentrate on what we know is the credible evidence. Sadly, without the original report, Swinney may never discover what it was he saw that day. It's the thought that I had this experience 60 years ago, and will never know what I saw. (0:32:50)

I mean, to me, everything would be revealed if only somebody could find my report. In a remote Romanian village, a wedding is in full swing. Suddenly, a massive power blackout brings the celebrations crashing to a halt. When villagers go to investigate, they are greeted by a surreal sight illuminating the night sky. What I found most strange was that it was a phenomenon that I had never seen before. (0:33:32)

Witnesses are captivated by the bizarre events. (0:33:38)

I thought someone was playing. Someone who had very advanced technology. We have here in Romania an incredible case which the world should see. Danesti, Romania, 30th of June, 2001. This remote village lies in Eastern Romania. It's an important day for new bride-steller Necula and her mother Maguiola Angel. At 10.30pm, Necula and her new husband are enjoying a wedding feast with their families. Suddenly, the festivities are interrupted when the power cuts out. (0:34:24)

For the first time, I thought someone was playing a joke on us. I saw that an hour had passed. Two. I panicked and thought of something else. But this is no prank. The blackout is affecting other parts of the village. Professor Tanasaki Agafets is relaxing at home with his wife. Suddenly, the power cuts out and we are waiting for a few minutes. We are wondering what's going on. Let's see if it's only us or the toilet. (0:35:01)

Outside, the night sky is black and still. The power cut has plunged the entire village into darkness. Agafets takes the opportunity to look up at the stars. As I was looking north, I saw a moving object that was moving back and forth. What the object does next is completely unexpected. It positioned itself there. And after a few seconds, it began to emit a bright, interrupted circle. (0:35:50)

A bright, interrupted circle. A bright circle that was moving towards the ground, expanding more and more, only at an increasing speed, until it reached, as I said, it covered the entire village. At the same moment, agricultural mechanic Dumitru Jujau is cycling to his home in Nanesti, when he also notices the red glow in the sky. I was wondering what was wrong with it, with this light. (0:36:26)

I was curious. If there was no light in the village, what was going on? It was spreading wide, wide, wide, wide, with multiple windows, more windows than windows. And it stayed there for a few minutes, and I was looking at it, alone. For nearly two hours, the phenomenon sends strange beams of light down over the village, before disappearing. Over the following days, the story is reported in the press. (0:36:57)

Romanian UFO investigators descend on the area, looking for witnesses. Among them is former military sergeant George Cohal. Initially, residents are reluctant to discuss the events. In Romania, as in other places, there is a problem. People don't really want to talk about these observed phenomena. Some of them don't want to talk about them, because they are interpreted by the other villagers as strange people, as people who have visions. (0:37:41)

But it soon becomes apparent that this was an extraordinary occurrence. This case has seven official witnesses who have been interviewed, but we assume that there are more than 50 witnesses who have observed the phenomenon. So it is a case of mass observation of a luminous phenomenon with OZN characteristics. Is it possible that the strange lights could have been caused by something not in the sky, but from within the Earth? (0:38:17)

This area, the Vrancea area, the curved area of the Carpathian Mountains, is an area where earthquakes occur periodically. (0:38:29)

Luminous aerial phenomena have been observed during some earthquakes. Most recently, during the 2009 L'Aquila earthquake in Italy. We have a very good study in L'Aquila. They collected hundreds of sightings of different light phenomena before and after the earthquake. It's thought that earthquake lights could result from intense electrical fields created by the tectonic movement of some rocks. But for this natural phenomenon to be the catalyst in Nenești, the region should have experienced seismic activity. (0:39:21)

It should be specified that in that period, in 2001, and in fact in the last 10-15 years, in the Vrancea area, there were no tremors of high intensity. In Nenești, some witnesses see a red glow high in the sky. When I first heard about the red light in the sky, my first thought was the planet Mars. And if you look at where Mars was, it was visible at that time. It was at its closest to the Earth and it was very bright. (0:40:02)

And it set at midnight, so that would correspond with the timings and the red color. But as the witnesses testified, there is more to this event than a simple glowing light. It was getting bigger and bigger, and let's say it was the last one to hit us. Huge bands of light moving in patterns around the sky. They seem like a surreal phenomenon, but Nigel Henvest believes there may be a rational scientific explanation. (0:40:58)

One other explanation could be the aurora, the northern lights. These are shifting patterns of lights that you get above the Earth's north pole. The aurora borealis, or northern lights, occur when charged particles emitted from the sun interact with the Earth's magnetic field. They erupt in spectacular displays of colored lights. But these sights are usually restricted to northern parts of the globe. Could they possibly be seen as far south as Romania? (0:41:33)

When the sun heats up, as it does every 11 years, the aurora get bigger and brighter, and they spread southwards, so you can see them from the more southern latitudes in Europe. It would be very rare to see the aurora from Romania, but 2001 was a period when the sun was very active, so there could have been a very bright aurora, which you could see from Romania. An aurora in a remote part of Europe, not used to such sights, could explain why locals were so bewildered. (0:42:05)

That would be such a rare sight, it really would astound you, you would be absolutely gobsmacked by seeing this bright red shimmering curtain of light. But other events of the night remain equally uncertain. According to witnesses, the power failure is localised to the village of Năneşte, exactly where the light phenomenon is spotted. And it appears that the two events occur almost simultaneously. When we asked what time the power was back on, the answer was that it was after one o'clock. And the last person who saw the phenomenon above the village was the one who said that he saw it around one o'clock at night. (0:43:08)

But when investigators approach the power company for details of the blackout, their response only deepens the mystery. (0:43:17)

The electricity company has some safety devices and measuring devices. If something happens in the network, they will report and they did not report anything abnormal. The company has no record of the blackout. Stranger still, the village has two electricity supply lines. It is unheard of for both to go down at the same time. But for the bride's mother, the power cut is all too real. (0:43:55)

I was convinced that it was a DNA, it was not a hand of a criminal man. It was something that could not be done by a man, so it was a foreign body. And locals remain intrigued by what they consider to be a unique and astonishing event. I consider myself lucky. Maybe, in a way, I was the witness of a story that we can not yet explain. (0:44:34)

Tomorrow, the day after tomorrow, maybe. Our skies are full of mysteries. Unidentified flying objects secretly investigated by government agencies all over Europe for decades. There was a cover-up in the early 1950s because pilots were seeing strange things. They could not explain all of them, but they did not want that information reaching the public. For the first time, we have collated sightings and reports from across an entire continent. (0:45:29)

Some experts insist many sightings have rational explanations. But some continue to defy understanding. I had never seen anything like it. I never saw anything like it after that. And if you say to me, what do I think I was looking at, I have the vaguest idea. Are these visitors from other worlds or natural phenomena? And do our European governments know more than they ever revealed to us? (0:46:03)

The answer may lie in the untold stories of the UFO files of Europe. Amidst the thousands of UFO sightings, some have been more influential than others. Strange events surrounding a NATO exercise change the way Western governments deal with their UFO cases. The lives of scores of witnesses are affected by a metallic tentacled object hovering over them for almost an hour. And a Romanian village is blacked out and a wedding ruined after lights are seen in the sky. (0:46:55)

Alfena, Portugal, 10th of September, 1990. A group of children spot a strange UFO hovering just 50 meters off the ground. The sighting terrifies residents. And brings notoriety to this small, close-knit community. This event in Alfena, since 1990, is remembered as an extraordinary event. Four photographs taken that day continue to defy explanation. And the case remains one of the most baffling in Portuguese history. (0:47:46)

It is more than 20 years since the Alfena UFO incident. But strange events that shocked the community haven't been forgotten. This case is very important because it was witnessed by dozens of people. It all started on a Monday, 8.30am. A group of children on their way to school are the first to see the flying object. It was a round-shaped, very bright, shiny object, flying very low. (0:48:29)

And the children kept asking, what is it? What is it? (0:48:34)

But this is barely the beginning of an extraordinary morning in Alfena. Shortly after the children's sighting, the UFO is spotted by local construction workers. The workers threw the stones like in a basic animal response. They thought, is this going to land? As the UFO moves over the central part of town, residents begin to fear what may be about to happen. Manuel Costa first sees the object near his home. (0:49:24)

Costa's daughter, Polina, recalls the events vividly. It was flying very high, very bright, always in this direction. And as it got closer, it was going down from altitude, always going down from altitude, always going down. It felt like it was going to land there. But the UFO doesn't land. Instead, it moves towards the football field. And panic spreads through the town. Local photojournalist Manuel Gomez is eating breakfast at a cafe when he hears about the strange events happening in the sky. (0:50:31)

Someone called him, said, please come, please come. He came outside, he saw the object, grabbed a 35mm camera. Gomez races through the town with his camera, desperate to get a photo of the UFO. At 9.15am, 45 minutes after the children first saw the object, Gomez arrives at the football field. This is what he saw. 22 years on from the event, UFO investigator Francisco Correa has come to the location where the iconic photos were taken. (0:51:34)

He is meeting a key witness, football club director, David Silva. After hovering for about a minute, the object disappears over the horizon. The following day, a team of investigators arrive in Alfena to gather witness statements. It becomes clear that witnesses are puzzled by what they've seen. It looked like a turtle with legs. Civil construction workers compared the object to a concrete mixer, an artifact they use in their daily work. (0:52:48)

Some provide drawings of the object, but one man has the key piece of evidence, Manuel Gomez, the photographer. Investigators realise that analysis of the photographs may help to unlock the mystery. The first pressing question, are the photographs genuine? Photography expert Paul Ellis has studied the images. I must say it is a peculiar looking object, and these photographs don't, to my mind, have any initial feel of darkroom trickery. (0:53:50)

One of the reasons I think these may be authentic photographs is simply that they are colour. Colour photographs are much, much more difficult to fake and trick. An important clue to its authenticity, or possible authenticity, is in the enlargement, because the enlargement shows real detail. Detail of highlights, the shadows are still in the right place. This would be really hard to fake in the darkroom. (0:54:19)

I really feel this is a genuine object in the sky. No idea what the object is, but it does have a sense of authenticity about it. So if the photos are genuine, what was in the sky that day? Investigators explore the possibility that the UFO could have been a weather balloon. But meteorologist Thomas Schaffenacker is not convinced. (0:54:46)

It certainly doesn't look like a standard weather balloon to me. For example, it has these strange tentacles hanging from the bottom. I certainly wouldn't expect to see those on a standard weather balloon. And there is something about the UFO's behaviour that makes investigators think that this is not simply a balloon blowing in the breeze. The object has a set of evolutions and parages. (0:55:14)

It moves, but there are also moments when it is stationary. The most interesting thing is that it hovered in the same position for a very long time. Now, a weather balloon tends to go up or be carried by the wind. Anybody knows that. If you let a balloon out, it will just be taken away. This one stayed there for a very long time. (0:55:38)

So what was this object? Appearing to be solid and metallic, manoeuvring at low altitude above the town. Researchers finally turn their attention to the military. The other possibility, of course, is that this was some form of drone. Drones are universally known as unmanned aerial vehicles used by the military to carry out a whole range of intelligence gathering operations. Chris Yates is an aviation analyst who sees similarities between the Alfeno UFO and unmanned aerial vehicles. (0:56:19)

UAVs, Unmanned Aerial Vehicles, are highly manoeuvrable. They can be moved to any given position that you have a desire to monitor. Yates believes that an untrained eye could be confused if confronted with a military drone. UAVs are some of the strangest aircraft flying. We're talking about aerial vehicles that don't conform necessarily to the shapes that we've all become accustomed to in terms of aircraft and helicopters. (0:56:56)

So it would have come as a surprise to villagers to see one of these things hovering over, manoeuvring around. In 1990, there were seven NATO airbases in Portugal. Investigators wanted to know whether a drone or a UAV had been flown over Alfeno that day. They didn't have to wait long for a reply. Despite a thorough investigation, to this day nobody knows what terrified the residents of Alfeno. In closing, we can say that we are still in the presence of an unidentified aerial phenomenon. (0:58:22)

What we vulgarly call UFOs. The Cold War. A time of ultimate tension. The early 1950s saw the Soviet forces grow ever stronger and threaten to overrun Europe. Everyone was carefully watching and jealously guarding their airspace. During the height of the Cold War, the Russians were coming down, they were testing our defences the whole time. Things really did get quite tense here. With both sides fully aware that a misidentification of their own aircraft could lead to a third world war. (0:59:06)

Up until now, the UK government has paid little attention to flying saucers, but that's about to change. Operation Main Brace, Western Europe, 14th to the 25th of September 1952. The government finds it hard to ignore what happens, as the NATO training exercise unfolds. During Operation Main Brace, there was a whole series of sightings of flying saucers. (0:59:38)

Not only by some of the crews of the aircraft carriers who were taking part in the exercise, but also by some of the Royal Air Force crews. The sightings were to produce a radical change in the Ministry of Defence's attitude to unidentified flying objects. That's when you see some of the governments of Western Europe taking the subject of UFOs very, very seriously. They wanted to know, was there any chance that these things could be from behind the Iron Curtain? (1:00:07)

It's the last two weeks of September 1952. Operation Main Brace sees the full force of NATO's air and sea power patrolling the waters around Northern Europe. Journalist and academic David Clark is an authority on the mysterious goings-on during this time. It was a simulated exercise, what would happen if the Russians ever attacked, coming over the Arctic Circle with their aircraft and their ships. (1:00:37)

Bornholm, Denmark, 13th September 1952. Danish destroyer Bill Muis is on patrol as part of Operation Main Brace. Lieutenant Commander Smith Jensen, another officer, and a press photographer are on the ship's bridge. Suddenly, they hear a whistling noise. Smith Jensen's son Niels recalls what his father told him about that night. They hear this noise and look up and see these three spots, green-white spots, coming in a triangle. (1:01:23)

It was three lights hanging together. It was something that was one item. Emitting a bluish glow, the object zips over their heads. Its speed is estimated at more than 1,500 kilometers per hour. Three seconds later, it's out of sight. Immediately, Smith Jensen races below deck to the officer's mess. He goes down to the first commander and tells the story, and they all laugh at him, but then the other people come down and verify the story. (1:01:58)

Several journalists reporting on the NATO exercise were on the ship that night and were keen to find out more. Ole Henningsen is a veteran researcher at the Scandinavian UFO Information Society in Denmark. One of the newspaper guys later on, they asked him, could you have hit this object? Could you have shot it down? Smith Jensen, he laughed and he said, no, of course I couldn't, because there was a press photographer right beside me, and he couldn't even take a photograph. (1:02:35)

It was away for only a few seconds. What could have been moving so fast across the sky? Among the obvious explanations is a NATO aircraft taking part in the exercise, or a Soviet plane shadowing the military manoeuvres. Well, they asked, of course, NATO, was this something coming from them, or was it a Russian item that they didn't know about? There was a lot of speculations, but nobody came with an answer. Nobody had an answer. (1:03:10)

Just six days later, with Operation Main Brace in full swing, there's yet another peculiar UFO sighting. RAF Topcliffe, England, 19th September 1952. It is shortly before 11am. RAF personnel watch a meteor aircraft coming into land. They spot something unusual, following about eight kilometres behind it. (1:03:45)

And they thought initially, oh no, there's been some kind of accident, it's the cowling from the aircraft, or something from the aircraft that's come away and that's fallen to earth, because this thing appears to be following the aircraft and then descending. As they watch, they realise that this wasn't the case, this was an actual flying object, and it appeared to fall in like a falling leaf motion. (1:04:09)

The silvery object sways back and forth like a pendulum, at an altitude of about 5,000 metres. But as the meteor begins circling, the disc-shaped UFO stops and hovers in the air. It starts to rotate. And then it just went zoom and disappeared at some fantastic speed, and at that moment they knew this wasn't something that they'd seen before. Nobody can find a rational explanation for the sighting. No cowling or parachute descends in the area. (1:04:47)

The experienced airmen watching claim it looks nothing like any aircraft they've ever seen, and it seems to move faster than a shooting star. The media attention the sighting receives has a lasting impact on the government's approach to the subject of UFOs. This was before there was any restrictions on Air Force personnel talking to the media. It got immediately into the press that the pilots who'd seen this thing were interviewed by the national media, and the government then was forced into a position. (1:05:26)

It had to do something, or it had to at least appear on the surface to be taking this subject seriously. So Operation Main Brace was a real turning point, and that was the moment at which the British government thought we do need to take this subject seriously. It's not going away. Whatever is behind this, we've got to keep monitoring it. And that's when the British government sets up a highly secret unit in air intelligence that kept tabs on this subject. (1:05:53)

Air intelligence soon have other cases to investigate. USS Franklin D. Roosevelt, North Sea, 20th September 1952. On this aircraft carrier there was a photographer from the American news media, Wallace Litwin. He reported that he'd taken a photograph of what he thought was a flying saucer. The UFO is a white spherical object seen moving in the sky behind the fleet. In 1974, UFO investigator Ole Henningsen tracks down Wallace Litwin, and receives a letter describing exactly what he'd seen that day. (1:06:42)

Well, Mr. Litwin, he sent me a letter, and he writes, When I had taken the three or four shots, I went below to the officers' lounge, where I jokingly announced to the correspondents there that I had shot a flying saucer. When you look at the photographs today, they're pretty indistinct. You can hardly identify the object that he said was the flying saucer. But the people on the aircraft carrier were quite concerned about what he said he'd seen, quite naturally, because this was a secret military exercise. (1:07:20)

So what could Litwin have seen that got the military so worried? (1:07:25)

The letter reveals the photographer initially thought he'd pictured one of the weather balloons regularly released by the F.D. Roosevelt and her sister ships. But none of those balloons could possibly have been in the area at that time. Whatever the truth of the Litwin photograph, one thing's indisputable. There were many witnesses to UFOs in Western Europe during the month of September 1952. What could possibly explain this surge of sightings? (1:08:02)

Perhaps a freak rush of astronomical phenomena while Operation Main Brace was underway? In the case of Main Brace, I don't think we can look for an astronomical explanation. Most of these sightings apparently occurred during the daytime, and there really isn't anything astronomical that's that bright in the daytime sky. And we can't explain it by orbital debris, because this was 1952, and that was five years before the first satellite went into orbit. (1:08:32)

So it can't be a satellite coming down or rockets coming down that have launched satellites into orbit. People were becoming more aware of the possibility of life on other planets. What was growing in the background was a public belief. Massive public belief. (1:08:48)

(2025-01-07)