abduction における「非常に曖昧な記憶」 ⇒ 意識障害の明白な特徴 (書式変換)
前置き
古い TV ドキュメンタリー番組、"UFO Diaries" の中から、タイトルの件に絞る。
注目箇所
以下の箇所に注目。
誘拐された人たちは、何か奇妙なこと、異常なこと、もしかしたら恐ろしいことまでが自分たちの身に起こったことを知っている。 しかし、彼らは自分の心の中で何が起こっているのかを非常に強く感じている。 何か恐ろしいことが、恐ろしいことが自分の身に起こったと知っている。 しかし、それが何なのか、ほとんどの場合、非常に曖昧な記憶しかない。 (01:47:20)
履歴
(2024-12-12) 書式変換
(2024-06-22) 作成。 ❏ abduction における「非常に曖昧な記憶」 ⇒ 意識障害の明白な特徴
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精神医療界で、長らく名著とされてきた本(初版は 1980年)の復刻版に以下の記述がある。
記憶は意識と密接に関係した機能である。記憶は意識が障害されると、多かれ少なかれ常に侵される。記憶力自体にたとえ異常がなくても、注意がいきわたらないのだから、その時点での周囲の状況を正常の時のように細かく正しく記憶できないのはあたりまえである。
最軽度の意識混濁にあっても、あとになってその時のことを尋ねると多少とも記憶欠損を示す。したがって、記憶をしらべることはその当時の意識の状態を知る上で重要である。
ref: p. 75
そもそも意識障害の時には記憶も障害される。記憶力に全く影響のないような状態は意識の障害とはいえない。記憶という作業が正しくおこなわれるためには、清明な意識状態が不可欠である。
ref: pp. 115-116
ref: 原田 憲一、『意識障害を診わける』、金剛出版、2024年
「記憶力自体にたとえ異常がなくても」記憶欠損を示すとある。まして記憶障害を併発する場合(通常は併発している)は言うまでもない。
また、意識障害中は意識の清明性が損なわれ(=朦朧とし)、思考も行動も受動的となる。そのため、既にカメラを手にしていても、そのカメラを構えて撮影しようとせず、撮影するという事自体に思い至らない。
昏蒙、錯乱などと呼ばれている、軽度の意識混濁状態は、病者の行動を詳しく観察することによって大抵は診断できる。刺激がないと患者は横たわりぼんやりとしていたり(無欲状apathetic)、あるいは眠る。呼びかければ返事をして声の方を振り向くが、顔貌はしまりがなく活気 がない。自ら何かに対して関心を持ち、目的のある行動を一貫してすることができない。
ref: 前掲書、p. 59
体験者は後に、
- とっさの事なので反応できなかった、
- 光景に驚愕し、眼を離せずに見とれていた
…という理由で撮影できなかったと証言することが多いが、そしてその証言それ自体に虚偽はないが、それは後付の理由でかない。たとえ当人であっても、意識障害の最中の意識状態はごく朧げにしか思い出せない。その内容が明瞭に思い出せるようであれば、それは既に意識障害ではない。
過去記事で、UFO/ET 遭遇直後の「謎の/不可解な 忘却」現象(*1)を幾つも取り上げたが、これも全て意識障害に伴う症状として難なく理解できる。
(*1)
Richard Dolan : UFO 目撃直後の不可解な忘却 (2019-01-20)
❑ 1998年7月2日:UFO をビデオ撮影した直後、家の内部から UFO 内部に引きこまれた (途中 6) (2023-10-16)
1994年10月、バージニア州:一部が透明な全長 300m の三角形型 UFO を至近距離で目撃(途中:その2) (2014-05-21)
Whisper AI(large-v2 model) + DeepL
UFO現象の中で、アブダクションの報告ほど厄介なものはない。 多くの体験者によると、エイリアンに誘拐され、その多くは自宅から連れ去られ、自分たちの宇宙船に乗せられ、健康診断を受けたという。 しかし、これらの体験談は実際の出来事を描写していると証明されているのだろうか? (01:45:31)
自動車、裏庭、車、寝室などから誘拐されたことを誰かが覚えている場合、その人は文字通り行方不明で、捜索されていることが非常に多い。 警察に通報され、何時間にも及ぶ捜索が行われ、その人が魔法のように、いなくなった場所に戻ってくるというケースはよくある。 しかも、体にはいつもと違う傷跡があり、スクープされたような跡があり、あざがある。 (01:45:53)
その傷跡の長さは3、4、5、7センチと、非常に劇的なものだ。 このようなことは何度も何度もある。 しかし、どこからともなく現れるような傷跡や、時間の欠落のエピソードは、本当にアブダクション体験が本物であるという具体的な証拠になるのだろうか? 拉致に関するデマ、明らかなデマという点では、それは非常にまれなことだと思う。 重要なのは、もし誰かがあなたのところにやってきて、私にはこんな記憶がある、と言ったとする。 (01:46:27)
覚えているのは、ベッドの周りにいた小さな人たちだ。 窓の外に浮かんでいたのを覚えている。 あれもこれも覚えている。 自分がおかしくなっているのかどうかわからない。 セラピストのところにも行った。 どうしたらいいのかわからない。 本当に腹が立つ。 UFOを真剣に受け止め、特に報告することは、嘲 笑が多いという事実を考えると、彼らにとって危険でさえあるかもしれない。 (01:46:50)
UFOを見た人は誰でも、しばしば気が狂っている、幻覚を見ている、酔っぱらっていると非難される。 少なくとも100年間はそうだった。 誘拐された人たちは、何か奇妙なこと、異常なこと、もしかしたら恐ろしいことまでが自分たちの身に起こったことを知っている。 しかし、彼らは自分の心の中で何が起こっているのかを非常に強く感じている。 何か恐ろしいことが、恐ろしいことが自分の身に起こったと知っている。 しかし、それが何なのか、ほとんどの場合、非常に曖昧な記憶しかない。 (01:47:20)
でも、何かがそこにあることは知っている。 そしてどういうわけか、それが何であるかにたどり着くことができないようだ。
What if someone claimed to have not only seen a UFO, but to have seen the beings inside the craft and claimed to have physical evidence to prove it? Since the late 1970s, there have been an increasing number of people who have described being forcibly taken aboard a flying saucer and then subjected to terrifying experiments. Yet despite all the hundreds of cases, there's very little in the way of solid, tangible evidence that these events are actually occurring. (01:45:01)
What is the real truth behind abduction experiences? A startling answer when UFO Diaries returns. Few aspects of the UFO phenomenon are more troubling than the reports of abductions. According to a number of people who claim to have had the experience, alien intruders have kidnapped them, often from their own homes, brought them aboard their own craft, and subjected them to medical examination. But have these stories been proven to describe real events? (01:45:31)
If somebody remembers being abducted out of a automobile or a backyard or a car or a bedroom or something, very often that person is literally missing and is being searched for. We have many cases where the police are called, hours-long searches take place, and the person magically turns up exactly back in the place they had disappeared from. Furthermore, they come back with unusual marks on their bodies, with scars, with scoop marks, with bruises. (01:45:53)
And the scar might be extraordinarily dramatic, three, four, five, seven inches long. And we have this many, many times. But do scars that seem to appear from nowhere and episodes of missing time really constitute tangible proof that these abduction experiences are real? In terms of hoaxes, outright hoaxes, with abductions, I think they're very, very rare. The point is, if somebody comes to you and says, I have these memories. (01:46:27)
I remember, you know, these little people around the bed. I remember floating out a window. I remember this and that. I don't know whether I'm going crazy or not. I've been to a therapist. I don't know what to make of this. It really upsets me. Taking UFOs seriously, and especially reporting may even be dangerous for them, given the fact that there is so much ridicule associated with it. (01:46:50)
Anyone who sees a UFO is often accused of being insane, hallucinating, or drunk. And it's been so for 100 years, at least. Abductees know that something strange, unusual, maybe even horrific has happened to them. But they have a very strong sense of what's going on in their mind. They know that something horrible, something horrific has happened to them. But they have a very, only a very vague, in most cases, very vague memory of what it is. (01:47:20)
But they know something's there. And somehow, they don't seem to be able to get to what it is.
