Art Bell の埋葬:友人・親類による墓前での 弔事/追悼 談話
前置き
Whitley Strieber, Dannion Brinkley(*1), 知らぬ誰か、Karen Jackson(友人)、Airyn Bell(妻)の順に最後の別れの弔事、追悼の言葉を述べている。
1945-06-17...2018-04-13 享年 72

1:00--6:49 Whitley Strieber
6:50--11:36 Dannion Brinkley
11:37--13:28 who? Linda Demeo
13:35--17:19 Karen Jackson (On May 29, 2008 Art Bell, former host of Coast to Coast AM sold KNYE to station manager Karen Jackson for $600,000.)
17:23--23:21 妻 Airyn Bell






以下の和訳では Whitley Strieber, Dannion Brinkley, Airyn Bell の発言部分のみ。
(*1)
動画の中の文字列でも、文字起こしでも "Daniel" Brinkley となっているが、"Dannion" Brinkley の誤記の筈。
コメント
オカルト/UFO 業界では著名な Art Bell の葬儀に出席した業界の著名人は Whitley Strieber と Daniel Brinkley の二人だけ。
若い妻が他の有名人を招かなかっただけで、大勢の出席希望者がいた可能性も皆無とは言えないが、あえて出席希望者を断るような女性には見えない。Art Bell は死期を自覚していたゆえ(*2)、あえてこの二人だけを選んだのかも知れないが。
ともかく、Whitley Strieber と Dannion Brinkley は Art Bell にとって義理堅い人物と言える。
特に Whitley Strieber は Art Bell が自分の苦境を助けてくれたと明確に述べている。
彼は自分の番組で私の瞑想テープを売ることで、私たちが食卓を囲むのを助けてくれました。 彼は何の見返りも求めませんでした。
さらに、
そして、私が『スーパーストーム』という嘲笑を浴びた本になるような、私自身の先見的なアイデアを彼のところに持ち込んだとき、彼は共著者としてサインする用意ができていた。
という裏話も明かしている。
(*2)
それゆえ、死後に出現する光に向かうべきかどうかを、彼は本気で考えていた。つまり、死後に出現するといわれる光は「救済」なのか、あるいは「欺瞞の罠」なのか?…という迷いを彼は抱いていた。最終的には救済だとみなす方へ傾いていたと誰かが語っていた。
だが、そういった迷いも決断も無意味。
仮に死後も意識が継続し、かつその意識が晴明で、「救済の光に向かう」or 「罠としての光から逃れる」という判断を覚えて実行できたとしても、問題がある。罠をしかける側が光を偽装できるならば、闇をも偽装できる筈。死後の魂が光と闇のどちらを選択しようが結果は変わらない。
同様に、救済者がいるのであれば光に向かおうが、闇に向かおうが適切に道案内をしてくれる筈。死んで間もない状態で混乱の極にある死者の意識が迷わずに正しく判断できることを救済の前提条件に置くような「救済者」は救済者たりえない。アルバイトのプール監視員でさえ、そんな前提条件は置かない。
なお、私は死後の意識の継続は無いと判断するゆえ、この議論自体が意味を持たない。つまり、『チベットの死者の書』にあるバルド・ソドルの教えの類は全くの妄想だとみる。
以下、極論を述べる。そういった妄想で庶民を迷わせ、怖がらせることで生活する「宗教者」は、実質的にヤクザと違いがない。ヤクザは悪を自覚しているが、「宗教者」はその自覚が欠如し高貴な生き方をしていると妄想している分だけ、より悪質ともいえる。