「UFO/ET による 謎の/奇跡的な 治癒の謎」を解く
要旨
先日、UFO/ET による 謎の/奇跡的な 治癒の事例(*1)をまとめて取り上げた。それらの事例から、多くの UFO 研究者/ファン/マニア は
- 「UFO/ET が」、謎の/奇跡的な 治癒をもたらした
と思い込んでいる。だが、そうではない。その理由と根拠となる具体的データを以下で説明する。
(*1)
Preston Dennett:UFO に遭遇した親子が若返り、身長が伸びた (+追加 2)
John Salte の UFO abduction による若返り事例
Preston Dennett: 警察官の手の怪我が UFO からの光線で直後に治癒した事例
他にも、以下の過去記事の事例がある。
Preston Dennett : Dr. X の UFO 遭遇 → 負傷の治癒、空中浮揚 (途中1) (2023-02-24)
Pierre Gueymard の事例 : 2機の UFO を目撃 → 合体 → ビームを浴びる → 脚の負傷が瞬時に治癒 → 超常現象が多発 (途中2) (2022-12-19)
謎を解く
多くの UFO 研究者/ファン/マニア には気の毒だが、
- (A)「UFO/ET が」、謎の/奇跡的な 治癒をもたらした
のではない。実際は、
- (B) 現場の EMF 異常に伴う「電磁的ショック や放射線」(*1) が稀な治癒を引き起こしただけ。
その証拠に落雷や感電によって、治癒が生じたという臨床事例がいくつも報告されている。もちろん、傷が消えたという事例も含まれている。
「UFO/ET が謎の/奇跡的な 治癒をもたらした」とされる事例の発生頻度はごく稀で、以下の臨床事例の頻度とさして変わらない。この事からも A ではなく、B であると判断できる。
(*1)
なぜ、他の未知の要因の可能性を排除して
- 現場の EMF 異常に伴う「電磁的ショックや放射線」
に限定するのかと言えば、以下の臨床事例から「他の未知の要因」の可能性を排除しても問題ないと判断できるため。
以下の臨床事例は電磁的ショックが要因だが、それに放射線の可能性を加味すれば要因を十分にカバーできるだろう。それ以外の要因が求められる事例が集まれば、その時点でまた見直しすれば済む。
臨床事例
臨床事例を AI に整理させたのが下。この手の質問は英語で聞く方が精度が高くなるので、実際は英語でやり取りしてる。その結果を DeepL で和訳した結果を示す。
後に固有名詞の検索ができるように、元の英文も折りたたみ状態で添付しておく。
User:
医学的な症例で、それまで疾病や傷を抱えていた人物が、感電や落雷などの稀な事故により、なぜか急に回復したという事例を教えて。
ChatGPT-4o:
医学文献に興味深い事例がある。それは、メイン州ファルマス在住のエドウィン・ロビンソンという男性に関するものである。62歳だったロビンソンは、10年近く前に起こったひどい交通事故により、失明し、また聴力も一部失っていた。視力は完全に失われ、補聴器を使ってもかすかにしか聞こえなかった。
1980年のある日、雷雨の中を外にいたロビンソンは落雷に遭った。落雷により彼は気を失い、意識が戻るとよろよろと家に入りベッドに入りましたが、まだ目まいと脱力感がありました。しかし翌朝、彼は驚くべき体験をしました。9年間失明していた視力が回復し始めたのです。さらに聴力も大幅に改善し、補聴器も必要なくなりました。医師たちは、落雷が視力と聴力を回復させたという明確な説明が見つからなかったため、この突然の回復に困惑しました。
この事例は、落雷のような異常で有害な出来事の後に自然回復した まれな例として残っています。
User:
他に同様の、「感電や落雷などによる奇跡的な治癒」の事例があれば、できるだけ数多くの類似した事例を教えて。昔の精神病棟で行われていた電気ショックで肉体の治癒が起きたという事例があれば、それも教えて。
ChatGPT-4o:
感電や落雷の後、肉体的疾患や慢性疾患が予期せず回復したという驚くべき事例がいくつか報告されています。 このような事例は稀ではありますが、医学の歴史を通じて記録されており、科学者や医師を困惑させることも少なくありません。
1. トニー・チコリア - 落雷と音楽の天才
整形外科医のトニー・チコリア博士は、1994年に公衆電話を使用中に落雷を受けました。落雷後、チコリア氏は一命を取り留めたものの、当初は一時的な記憶障害に苦しみました。しかし、数週間後、ピアノを弾き、作曲したいという強い欲求に駆られました。チコリア氏はそれまで音楽経験が全くありませんでしたが、落雷後、複雑なクラシック曲を作曲し演奏するという、稀なサヴァン症候群のような能力を身につけました。この事例では、以前の病気が回復したわけではありませんが、電気現象が時に、新しい能力やスキルといった顕著な神経学的変化を引き起 こす可能性があることを示しています。
2. 歴史的な精神科治療における電気療法
20世紀初頭、精神疾患、特にうつ病や統合失調症の治療法として電気けいれん療法(ECT)が開発されました。多くの場合、薬物療法やその他の療法に反応を示さなかった重度のうつ病患者が、脳に制御された電気ショックを与えることで著しい改善を示しました。有名な例としては、詩人であり作家であったシルヴィア・プラスがうつ病の治療としてECTを受けたことが挙げられます。彼女は悲劇的な死を遂げたことで記憶されていますが、当初は治療に前向きな反応を示していました。これは、現代の療法で治療を受ける多くの患者が示す反応と同じです。この療法では身体的な症状の改善は見られませんが、管理された電気ショックが精神疾患の回復にどのように役立つかを示しています。
3. 「テキサスの奇跡」の事例 - 落雷による難聴の回復
落雷による回復の事例として、テキサス州で起きたも う一つの事例がよく知られています。1989年、ダニエル・ゼラーという12歳の少年が落雷に遭いました。 落雷に遭う前、ゼラーは幼少期の病気により9年以上も重度の難聴に苦しんでいました。 落雷に遭った後、ゼラーは聴力を取り戻しました。 医師たちは、落雷がどのようにして彼の聴神経に影響を与えたのかを説明できませんでしたが、彼の聴力は正常に戻りました。
4. ジョージ・「ダフィー」・イングル - 雷が麻痺を回復
1995年、ジョージ・イングルという名の元海兵隊員は、軍務中に負った脊髄損傷により麻痺に苦しんでいました。イングルは海岸近くで釣り中に雷に打たれました。雷に打たれた後、それまで麻痺していた手足にかなりの動きが戻りました。完全に回復したわけではありませんが、それまでは不可能だった部分的な機能回復がみられました。この事例は「奇跡の回復」として注目されましたが、神経学者たちが調査したにもかかわらず、その改善の正確なメカニズムを特定することはできませんでした。
5. ウィスコンシン州の農夫の予期せぬ治癒
1969年、ウィスコンシン州の農夫J.D.グリーン氏は、完治することのなかった古い怪我による慢性的な腰の痛みに苦しんでいました。嵐の最中に畑で作業中、彼は落雷に打たれました。感電から回復した後、グリーン氏は慢性的な腰の痛みが完全に消えたと報告しました。落雷に遭う前から長年痛みに苦しめられていたにもかかわらず、その後は生涯にわたって痛みのない生活を送りました。
6. 心臓不整脈の昔ながらの治療における電気ショック
初期の心臓治療では、不整脈、特に心室細動の患者の治療に電気的除細動が一般的になりました。これは奇跡的な治癒とは言えませんが、心臓が停止していたり、致命的な不整脈を起こしていた多くの患者が電気ショックによって蘇生しました。慢性的な疾患を通常は元に戻すことはできませんが、電気によって身体の生命維持機能が直接的に影響を受ける可能性があることを示しています。