Jeff Knox: 1952年の UFO 撃墜命令は無かった筈だ
要旨
Jeff Knox がタイトルの趣旨の主張をしている。Jeff Knox の調査能力は侮れないが、彼の論旨展開はどこまで信用できるのだろうか? タイトルの件は、これを判断する材料になっている。
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1952年の夏といえば、7月の後半に首都周辺で目撃談が相次いだことでUFO学では最も有名だろう。 この出来事は、ワシントンのメリーゴーランド、あるいはワシントン・ナショナル・サイティングスと呼ばれることもあり、ワシントンD.C.周辺の航空管制レーダーに捉えられた複数の目標に関係していた。 これらのレーダー目標は、7月19日の夜から20日の早朝にかけて、航空管制官によって数時間にわたって監視された。 (00:10:31)
何人かの首都航空会社のパイロットは、ホワイトハウスと首都上空の制限空域で、これらの物体を白色またはオレンジ色に光る光として目視で確認したと報告している。 午前3時に2機のF-94迎撃機がデラウェア州から到着した時には、物体はどこにも見当たらなかった。 ジェット機が出発し、UFOが戻ってくるのを別の首都航空のパイロットが目撃した。 未知のレーダー・ターゲットは20日の夕方まで現れ続け、これはやがて7月28日に出された24時間撃墜命令に関するニュース記事と、7月29日のサンフォード将軍の有名な記者会見に結実することになる。 (00:11:08)
この撃墜命令は、7月28日に報道されたものの、ちょっとした神話であり、一種の誤解であったことを指摘しておこう。 実際の撃墜命令はなかったようだ。 新聞に掲載されたのは二次情報のようなものだった。 この地域の交戦規則上、実際には撃墜命令は必要なかったはずだ。 (00:11:32)
実際には特定の撃墜命令は必要なかっただろう。 だからそれはちょっとした神話だ。 撃墜命令は実現しなかったが、当時の新聞では大々的に宣伝された。 そしてまた、7月29日の有名なサンフォード将軍の記者会見もあった。 (00:11:58)
▼展開
コメント
Jeff Knox の論旨展開は次のようになる。
実際の撃墜命令はなかったようだ。 新聞に掲載されたのは二次情報のようなものだった。 この地域の交戦規則上、実際には撃墜命令は必要なかったはずだ。 (00:11:32)
実際には特定の撃墜命令は必要なかっただろう。
といった「ようだ、はずだ、だろう」を根拠として
この撃墜命令は、7月28日に報道されたものの、ちょっとした神話であり、一種の誤解であった
だからそれはちょっとした神話だ。
と結論づけている。だが、この論旨展開には問題がある。
Jeff Knox は「この地域の交戦規則」を根拠にしているというが、軍の交戦規則は交通規則のように一様なものではなく、アラート・レベルや現場の状況を踏まえた指揮系統の判断によって適用されるルールが大きく変化する。
平時における首都防衛体制と、この事件のような緊急事態発生時における首都防衛体制(当然、その詳細は機密)は同じではありえない。核兵器を搭載しているかも知れぬ正体不明機が複数、首都上空を我が物顔に飛び回っている状況下で、
この地域の交戦規則上、撃墜命令は必要ない
などと能天気にのたまう軍指揮官などいない。撃墜しなかったことで生じうるリスク(=首都が広島・長崎のようになるリスク)が甚大なら、実際に撃墜が可能かどうかとは無関係に、撃墜命令を出さなかった指揮官の責任問題となりうる。首都に正体不明機が侵入したが、無事だったから、結果オーライとはならない。
つまり、当時の首都上空の防衛責任を担う軍指揮官が撃墜命令を出していたとしても何の不思議もない。むしろ、撃墜命令を出さなかった指揮官は後に責任を問われる可能性が高い。躊躇や怠惰 と 勇み足 のどちらを軍上層部が嫌悪するかは言うまでもない。
さらに、軍歴それも将校クラスの軍歴を保有する UFO 関係者も少なくないが誰一人として Jeff Knox のような「撃墜命令は無かった」という主張をしていない(少なくとも私は知らない)。
私は軍事知識が皆無の素人だが、それでも常識だけで以上なような判断は容易にできる。
以上の理由で、Jeff Knox の UFO 情報収集にかける意欲と、調査能力は高く評価するものの、彼の推論・判断の能力には大きな疑念を覚える。
動画(2:39:39)
The Alvin Moore Sample / Wilbert Smith Debris Story | Ufos # 9 Live - August 4, 2024
www.youtube.com/watch?v=E02kU-de4Ho
動画概要欄
200 views Streamed live on Aug 5, 2024
Details
(2024-08-20)