abductee の証言:missing-time 体験の直前・直後で意識は欠落せず、完全に連続している ⇒ この謎を解く(+追加)
要旨
最初に abductee 自身の
- missing-time 体験の直前・直後で本人の意識は欠落も中断もせず、完全に連続している。
- それなのに、完全に途中にあるべき体験が欠落している。まるで編集によって途中がカットされた映画の世界を実体験しているような感じ。
と いう証言の動画を取り上げる。次に、その missing-time 体験の謎を解く。
履歴
(2024-08-29) 書式変換(FC2Blog → markdown)。ついでに和訳差替(DeepL 2024-07 model)。
(2024-01-31) 文字起こし+日本語訳 追加。ついでに謎解きを追加。❏ abductee の証言:missing-time 体験の直前・直後で意識は欠落せず、完全に連続している ⇒ この謎を解く
(2016-07-05) 作成。アブダクティが証言:時間ロス体験の直前・直後で意識は欠落せず、完全に連続している (途中:その1)
(2016-07-05 begin)
はじめに
アブダクティが頻繁に報告するのが時間ロス体験。これまでも時間ロス体験については何度も紹介してきた。なのである程度、その体験の様相を理解したつもりになっていた。
だが…。下のインタビューの動画を観て、この時間ロス体験の持つ異様さを全く把握していなかったことを思い知らされた。
ベッドに寝ていた時ではなく、日常生活中、それもごく明瞭な意識状態でいる時に起きる時間ロスの現象が今回の記事の対象。
抜粋(デタラメ)
25:40 あたりから。時間ロス体験の直前・直後で本人の意識は欠落も中断もせず、完全に連続している。なのに完全に途中にあるべき体験が欠落している。まるで編集によって途中がカットされた映画の世界を実体験しているような感じ。
その体験の内容を具体的に述べると…
……途中……
……途中……
……途中……
……途中……
ドキュメンタリー動画(52:37)
・Experiencer Ariel School UFO Encounter Ruwa, Zimbabwe
コメント
真偽のほどは未確認だが、催眠でこれと似たような体験を引き起こせる…という話を目にしたことがある。
……途中……
……途中……
……途中……
……途中……
(2016-07-05 end)
(2024-01-31 begin)
前置き
タイトルの件のふたりの証人(下)の発言箇所の 文字起こし+日本語訳 を追加しておく。
散々、過去記事で述べてきたので今更だが、ついでなので この件の謎解きを追加しておく。
Whisper AI(large-v2 model) + DeepL(2024-07 model)
そして、ここで私は彼の元患者の一人であるカレンと出会った。 私がジョンに会ったとき、カレンはちょうどこの美しい家の最上階に引っ越してきたばかりだった。 カレンは、幼い頃から繰り返し起こっていた誘拐について語った。 もう一人の体験者であるウィルは、過去5年間、ジョンの研究所で働いていた。 ウィルとカレンは、その体験について鮮明で意識的な記憶を持っている。 (00:26:07)
二人は、自分たちに実際に起こった出来事と折り合いをつけようとしながら、ほとんどの人が経験する初期の動揺をうまく乗り越え、通常通りの生活を送っている。 それは、日常生活では経験しない出来事、時間の欠如、強烈な身体感覚などに対処することを意味する。 これらの経験の一部について、私は記憶について話すのが嫌いだ。なぜなら、経験しているときは、記憶の一部を失ったとは思わないからだ。 (00:26:35)
むしろ、時間が歪んだような感じだ。 廊下に入って何かが起こり、それから5時間後になる。 記憶の一部を失ったという感じではない。 ずっ と意識はあったのに、人生のある部分が飛ばされたような感じだ。 映画から編集されたような。 ええ、映画から編集されたの。 (00:26:54)
映画がただつぎはぎされたような感じだ。 (00:26:56)
つまり、完全に意識があるのに、2つのコマが隣り合っていても意味をなさない。 真ん中に欠けている部分があるからだ。 だから、どんな感じか分かってもらうために、今、一緒に紅茶を飲んでいるとしよう? つまり、あなたにはこれがどんな感じか分かるよね? 私が話し終えた次の瞬間、突然、あなたは車が停まっている通りにいると想像してみてほしい。 (00:27:20)
次の瞬間、時間を飛ばさずに。言っていることが分かる? はい。 さて、次の瞬間、外の車。 そして、あなたはここで意識があり、車でも意識がある。 何が起こったのか不思議に思わないだろうか? まるで車の中にいて、どうやってここにたどり着いたのかと思うだろう? 紅茶を飲む直前のことだ。 ティーカップから離れていくところを覚えていない。 (00:27:43)
ドアまで歩いて行って、私たちにさよならを言ったことを覚えていない。 ティーカップから車までの間の出来事をあなたは知らない。 でも、あなたは両方の場所で意識があった。 なんて言った? それはおだやかな性格だと思う。 大人になってから目覚めたとき、青い光に包まれた部屋で、一瞬、これはガス漏れだろうか?ガス爆発だろうか?火事だろうか?と思った。 (00:28:05)
すぐに、彼らがやって来るのではないかという恐怖が襲った。 そして、私はベッドの下に潜り込み、隠れようとした。この小さな部屋には隠れる場所などどこにもなかったので、スク ロールしてどこかへ行こうとした。 そして、案の定、ドアが開いて、2人の人物が慌ただしく入ってきて、1人が私の足を触った。とても物理的に、私の足を触った。そして、その光は、彼らが現れようとしていることを意味していると分かった。 (00:28:27)
最初の部分は、彼らが私たちに会うところから始まる。この密度で体験者に会うところから始まる。そして、それはとても濃密だ。 しかし、それから、連れて行かれる、あるいはこの次元を離れるという体験がある。 そして、この次元を離れると、そこではそれほど濃密な感じはしない。 振動が変化し、すべてが加速し、体が軽くなるような感じがする。 (00:28:55)
そして、私自身に関しては、細胞がバラバラに引き離されるような感じがした。そして、あらゆるもののスピードが上がったように感じた。まるで、物事がずっと速く動いているような感じだった。 もしこれがただ起こっていること、つまり頭の中で感じたことだけで、夢のように感じられたなら、私は誰にも話さなかっただろう。 自分だけの秘密にしていたと思う。この話は、聞く人にとっては非常識な話だとわかっている。 (00:29:22)
他の人にとっては狂気じみて聞こえることはわかっている。 なぜそんなことをして、自分は現実だと思う夢をたくさん持っていると公言したいと思うのか。 そんなことをするのは、遅れていて、愚かだ。そんなことはしない。 私が彼らのことをありのままに信じる唯一の理由は、それらすべてに私が肉体的に深く関わっていたからだ。 (00:29:40)
そして、これらの体験、これらの存在が物理的に私の世界を遮ったからだ。 私自 身を含め、この体験を詳細に語った多くの体験者から学んだことだが、私たちが語っているのは、2つの異なる現実が出会い、一時的に混ざり合い、そして分離し、ほとんど痕跡を残さずに去っていくことだと信じている。 だから、この二つの世界の遭遇は、ほんの数分間だけのことのように思える。 (00:30:10)
宇宙人が我々の世界に現れて、ここに留まることができるのかどうかはわからない。 私たちが目にしたこと、あるいは私が目にしたことは、私たちの環境では、ほんのわずかな時間、10分、5分、20分だけだ。そして、彼らは私たち、私、誰でも、彼らの環境から引き離し、ほとんどの時間は彼らの異星の環境に連れて行き、それから戻す。 何世紀もの間、人々は地球が平らだと信じていた。 (00:30:46)
▼原文 展開
And it was here that I met Karen, one of his former patients. When I met John, Karen had just moved into the top floor of this beautiful house. Karen spoke of abductions that had been reoccurring since she was a little girl. Another experiencer, Will, had been working for the last five years at John's Research Institute. Will and Karen both have vivid and conscious memories of their experiences. (00:26:07)
They both managed to overcome the initial tremor of these encounters better than most and live normally, while trying to come to terms with what really happened to them. It involves dealing with events which are not experienced in everyday life, missing time, intense physical sensations, etc. Some of these experiences, you know, I hate discussing memory because when you're having an experience, it doesn't feel like you've lost a part of your memory. (00:26:35)
It's more like time has been distorted. You know, you walk into a hallway, something happens, and then it's five hours later. It doesn't feel like you've lost a part of your memory. You were conscious and aware the entire time, but it seems like a section of your life got skipped. Like edited out of the film. Yeah, it got edited out of the film. (00:26:54)
It's just like the film was just spliced together. (00:26:56)
So you're completely conscious and completely conscious, but the two frames don't make sense next to each other. Because there's this whole piece in the middle that's missing. So to give you a sense of what it would feel like, right now, we're having tea together, yeah? So you have a sense of what this feels like to you, yes? Now imagine the very next second from when I stop speaking, all of a sudden you find yourself out on the street by the car. (00:27:20)
In the very next second, no skipping of time. Do you understand what I mean? Yes. Now, next second, outside car. And you're conscious here, and you're conscious at the car. Wouldn't you wonder what happened? Like you would be at the car and you would think, how the hell did I just get out here? I was just in that second before drinking tea. You don't remember walking away from the teacup. (00:27:43)
You don't remember walking to the door, saying goodbye to us. You have no idea what happened between the teacup and the car. But you were conscious at both places. You say what? I think it's an appeasing character. When I woke up as an adult, in the room, filled with the blue light, for a moment I thought to myself, is this a gas leak? Is this a gas explosion? Is there a fire? (00:28:05)
Followed immediately by the fear of their coming. And I tried to shove myself underneath the bed, tried to hide, tried to scroll myself away because there was nowhere in this small room to hide. And then sure enough, door opens up, and these two beings scurry in, and one touches my leg, very physical, touches my leg, and I knew that that light meant that those things were about to show up. (00:28:27)
So the first part of it starts out as they meet us, as they meet the experiencer in this density, and it's that dense. But then there is the experience of being taken, or leaving this dimension. And in the leaving of this dimension, things don't feel so dense, and they don't feel so dense. It feels like the vibration shifts, that everything speeds up, feels like the body becomes light. (00:28:55)
And for me specifically, it felt like my cells were being pulled apart, and that the speed of everything moved up, like things were moving much quicker. If this was just something that was just happening, like it felt like in my mind, that just felt like dreams, I would have never told anybody about it. I would have kept that to myself. I'm aware that these stories are insane to the listener. (00:29:22)
I'm aware that they sound crazy to everybody else. Why would I want to go put myself out there and say, I have all these dreams that I think are real. That's retarded, that's stupid, I wouldn't do that. The only reason that I believe them, that they are what they are, is because my body was very physically involved in all of them. (00:29:40)
And because these experiences, these beings physically interrupted my world. What we've learned from many experiencers, including myself, who have described this experience in detail, I believe that what we're describing is two different realities meeting, mixing temporarily, and then separating, leaving very little evidence. So, I believe that these meetings of two worlds, it seems to only be for a few minutes at a time. (00:30:10)
I don't know that an alien could appear in our world and stay here. What we've seen, or what I've seen, is that in our environment, only briefly, 10 minutes, 5 minutes, 20 minutes, then they remove us, me, anyone, from their environment, take them into their alien environment for most of the time, and then bring them back. For centuries, people believed the Earth was flat. (00:30:46)
この事件の謎を解く
missing-time の正体については散々、過去記事で述べてきた。なので今更だが、文字起こしのついでに、この件の謎解きを追加しておく。
このふたりの証言者は
- ET によって意識や時空間を操られた
から、このような異様で説明し難い体験をしたのだと判断している。
だが、実際に起きたことは
- EMF 異常(およびそれに伴う僅かな脳損傷)が原因となって
- 一時的な 意識障害/記憶障害 が起きた
だけ。意識障害/記憶障害 の間の記憶がすっぽりと抜けているから、missing-time だと感じるし、その体験の前後で意識が連続しているように感じる。
時間の経過を認識し、時間という感覚をとりまとめる意識は、本日の別記事、
でも取り上げたように、催眠のような意識変容状態では日常的な体験から著しく乖離し、異様な様相を示す。EMF 異常やそれに伴う僅かな脳損傷でも、催眠と同様の異様な体験を引き起こすことが予想しうる。
かつて、日本でも「狐狸に誑かされた」、「狐に憑かれた」、「迷う筈のない 馴染みの道でなぜか迷った」「山で怪奇現象に出くわした」、「山で天狗に遭遇した」、という逸話が無数に語られてきたが、それらの細部に微妙な差異があれども、全て同様の機序で発生している。
(2024-01-31 end)
(2024-08-29 begin)
関連
この話題に若干、関連した過去記事が下。この過去記事の事例は、催眠や(魔術的な)意識操作で主観的な時間感覚を操作できるという認識を反映したものとなっている。
Ray Grasse : Kenneth Anger が Stan Brakhage に魔術で missing-time を引き起こして見せた (→ その魔術の正体は…w) (全体)(全発言+全訳) (2023-04-30)
(2024-08-29 end)